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晴れブロ そわかの子育て・教育応援ブログ

子育てに悩むすべての方へ、元小学校教員:晴田そわかからのメッセージ💌

もうすぐ新1年生!子どもが入学前までにできるようになっておいたほうがよいこと【学習編】

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こんにちは(^^)/

 

晴田そわかです。

 

10月も早半ばへ差し掛かろうとしています。

自治体によっては、そろそろ就学児前検診が始まったり、学校の入学説明会のご案内が配られ始めたりする時期だと思います。

 

今回の記事では、就学前のお子さんをお持ちのおうちの方で

★そろそろ1年生の準備をしたい

★入学前までにどんな準備をしたらよいのか分からない

★入学前までに子どもができておいたほうが良いことを知りたい

★学校生活に子どもがついていけるかどうか不安

 

等の悩みや疑問をお持ちの方へ向けて

元小学校教員の立場から

≪子どもが入学前までにできるようになっておいたほうがよいこと【学習編】≫について紹介させて頂きます。

 

【生活編】につきましては、

こちらの記事をお読みください👇

www.harutasowaka.com

 

 

 

 

❖学習面よりも、生活面のできるようになっておいたほうがよいことを重視しよう

前回の記事では、

子どもが入学前までにできるようになっておいたほうがよいことの【生活編】を紹介させて頂きました。

 

今回は【学習編】です。

 

もちろん、生活面も学習面もどちらもできるようになっておくとより良いとは思いますが、どちらも完璧にするのは難しい、大変だというご家庭、もしくは子どもさんもいることと思います。

 

その場合、

学習面のできるようになっておいたほうがよいことよりも、生活面のできるようになっておいたほうがよいことを優先したほうがよいと思います。

 

それは、

学習面の困りは、学習の時間内に限られますが、生活面の困りは学校生活全体の困りにつながることが多いからです。

 

たとえば、

時間を守れなかったり、着替えが極端に遅かったりすると、ほかのみんなを待たせてしまいます。順番を守れないと、お友だちとトラブルになってしまいます。

お友だちとのトラブルが続いてしまうと、楽しく学校生活を送ることが難しくなってしまいます。

 

反対に、

お勉強ができなくて、ほかのお友だちに迷惑をかけたり、けんかになってしまったりということはほとんどありません。

 

ですので、

学習面よりも、生活面のできるようになっておいたほうがよいことがしっかりと身についているほうが、学校生活が過ごしやすいと思います

 

お勉強は、

小学校でみんなと一緒に1からスタートします。

多少遅れてしまっていても、あとから取り戻すことは十分可能です。

 

以下、

【学習面】のできるようになっておいたほうがよいことを紹介させて頂きますが、

上記のことを踏まえたうえで、参考にしていただければ幸いです(*^-^*)

 

❖子どもが入学前までにできるようになっておいたほうがよいこと【学習編】

❶自分の名前をひらがなで読み書きができたほうがよい

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小学校では、みんな1から、ひらがなの学習をスタートします。

ですので、ひらがなが全く読めない、書けないままでも、絶対にダメだということはないです。

 

学校の授業や宿題で、十分な時間をかけて、ひらがなを習得させていきます。

 

しかし、

入学の段階で、比較的多くの子どもたちが、ひらがなが書ける状態であることは事実です。

幼稚園などで、すでに習っていたり、おうちで勉強していたりする子どもさんもたくさんいるからです。

 

ですので、

まったくひらがなの読み書きができない子どもさんは、少し引け目を感じてしまうかもしれません。

 

最低限

自分の名前をひらがなで読み書きができる状態であると良いと思います。

それは、入学してからすぐに、自分の名前の書かれた机、棚、靴箱などを割り当てられますので、自分の名前は最低限読めたほうが子どもが困らないと思います。

 

余裕がある子どもさんであれば

ひらがな全部の読み書きができていれば、安心でしょうが、

全部の読み書きができていなくても大丈夫です(*^-^*)

 

わたしは、

1年生の担任もさせて頂いた経験がありますが、

まったくひらがなの読み書きができないまま入学した子どもさんでも

1年後には、全部書けるようになりました。

 

❷鉛筆を正しい持ち方で持てるようになっていたほうがよい

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小学校の学習は、鉛筆をとにかく使います。

 

小さいうちに、鉛筆を持つ経験はどの子もするだろうと思うのですが、

正しくない変な鉛筆の持ち方で絵や字を書き続けていた子どもさんは、矯正に時間がかかってしまう場合があります。

 

もちろん、

学校では1から、正しい鉛筆の持ち方を教えますが、

長年ずっと同じ持ち方をしてきた子どもさんは、なかなかクセが抜けません。

鉛筆のもち方を矯正するのに苦労してしまいます。

 

鉛筆を持って文字を書くことは、

小学校の学習生活の基本ですので、

鉛筆の持ち方だけは、正しくできるように、おうちでも指導してあげると良いと思います。

 

❸1~10までの数字を書けるようになっておいたほうがよい

数字の学習も、1年生で1からみんなといっしょに学習をします。

ですので、まったく書けなくてもダメだということはありません。

 

しかし、

入学当初から、黒板などで、先生が日付を書いたりするなど、子どもたちが数字を目にする機会はたくさんあります。

 

出席番号なども数字で書かれています。

 

ですので、

1~10までくらいの数字の読み書きができていると、良いと思います。

算数の学習でも数字が読める子は、学習の理解がスムーズです。

 

❹1~100まで数字を数えられるようになっておいたほうがよい

1年生の算数の学習では1~100までの数字を扱います。

 

1~10までの数字の読み書きは、比較的どの子も容易に理解できるのですが、

 

11~の二桁以降の数になると、途端に読めない、書けない子どもたちが増えてきます。

 

「さんじゅうご」を3105とこのように書いてしまったり、

「25」をにじゅうごと読めず、にいごお などと読んでしまうのが、典型的な誤答です。

 

読み書きについては、

小学校に入ってから、学習すれば良いと思います。

 

しかし、

そもそも数が数えられないという子どもさんは、ハードルが高いです。

 

せめて

1~100まで、自分の口で順番に数が数えらるようになっていると理解も早いと思います

 

 

❺簡単な絵本を読めるようになっておいたほうがよい

小学校では、音読の学習があります。

これは、毎日出される宿題の1つとしてルーティン化されている場合が多いです。

 

音読は、継続が大切です。

継続することによって音読がだんだん上手になってきます。

 

国語の授業では、

丸読みなどで、全員がみんなの前で音読をする時間があると思います。

 

その時に、

まったく読めなかったり、つっかえてしまって上手に読めなかったりすると、中には恥ずかしい思いをしてしまう子どももいます。

 

簡単な

絵本程度が読めるようになっておくと自信もつくので、良いと思います(*^-^*)

 

 

では、

今回の記事はここまでにします。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

読者登録して下さった方、いつもスターをくださる皆様

本当にありがとうございます。

 

コメント等も、いつでもお待ちしております(*^-^*)

 

 

 

 

 

 

もうすぐ新1年生!子どもが入学前までにできるようになっておいたほうがよいこと【生活編】

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こんにちは(^^)/

 

晴田そわかです。

 

10月も早半ばへ差し掛かろうとしています。

自治体によっては、そろそろ就学児前検診が始まったり、学校の入学説明会のご案内が配られ始めたりする時期だと思います。

 

今回の記事では、就学前のお子さんをお持ちのおうちの方で

★そろそろ1年生の準備をしたい

★入学前までにどんな準備をしたらよいのか分からない

★入学前までに子どもができておいたほうが良いことを知りたい

★学校生活に子どもがついていけるかどうか不安

 

等の悩みや疑問をお持ちの方へ向けて

元小学校教員の立場から

≪子どもが入学前までにできるようになっておいたほうがよいこと【生活編】≫について紹介させて頂きます。

 

 

 

 

❖「小1プロブレム」とは?

「小1プロブレム」という言葉をご存知でしょうか。

 

小学校に入学すると、子どもたちの環境は一変します。

今までの幼稚園や保育園での自由な生活とは違い、小学校では、規律やルールをしっかり守って集団行動をすることが求められます

 

今まで、遊び中心の教育でのびのびと幼稚園、あるいは保育園生活を送ってきた子どもたちにとって、小学校にあがったとたん、「ルールを守って先生のいう事を聞く」ことを強く求められる生活に変化することは、ギャップが大きく戸惑ってしまいます。

 

それでも、大抵の子どもたちは、ルールを守り、学校生活に馴染んでいきます。

しかし、一方で、このような学校生活に馴染めず、いつまでも落ち着かない状態が長く続いてしまう子どもたちもいます。

これを「小1プロブレム」と言います。

 

具体的には、

「先生の話を最後まで聞けない」「じっと落ち着いて座席に座っていられない」

「授業中、教室をうろうろと立ち歩く」「指示通りに行動しない」

などが挙げられます。

 

最近は、

このような「小1プロブレム」を抱える子どもたちが多くなってきています。

小1プロブレムの原因は、さまざま考えられており、発達障がいなどの障がいが原因である場合もあります。しかし、一概にそうであるとは言えないケースもあり、その見極めは難しい部分もあります。

 

しかし、いずれにしても、

少しでも、就学前の子どもたちの環境の変化に対する不安を取り除いておくことは、「小1プロブレム」を防ぎ、スムーズに小学校生活に馴染んでいくために、効果があると考えます(*^-^*)

 

以下の章では、

就学前の子どもたちが、小学校での生活の変化にびっくりしないためにも

おうちでぜひやっておいたほうが良いと思うことを紹介していきたいと思います。

 

 

❖子どもが入学前までにできるようになっておいたほうがよいこと【生活編】

❶トイレはひとりできるようにする!和式トイレの使い方もマスターしておく!

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小学校では、先生が一緒にトイレについていくということはありません。

トイレは、自分ひとりで行ってできるようにおうちで練習しておく必要があります。

 

また、学校のトイレは普段おうちで使っているトイレとは違う場合があります。

古い歴史のある小学校などは、いまだに、和式スタイルのトイレが主であるというところもあります。

 

ですので、和式トイレの使い方も練習しておくと良いです。

 

わたしが

1年生の担任をさせて頂いていたときに、

「和式トイレを使ったことがないから、使い方が分からないから入れない」

という子どもさんがたくさん居ました。

もちろん、小学校でも使い方を教えますが、使ったという経験がないと子どもはなかなかチャレンジしようとはしません(;^ω^)

古い小学校でしたので、女子トイレのほとんどが和式スタイルで、洋式トイレはは1つしかありませんでした。その1つしかない洋式トイレに、長蛇の列ができており、和式トイレはがらがらだったということがあります。

お子さんが通われる学校のトイレのタイプを調べ、練習しておくと良いと思います。

 

さらに、

最近多いのが、トイレを流さない子どもたちです。

おうちにある最新のトイレは、センサー式で勝手に水が流れる自動洗浄が主流です。

 

ですので、

おうちで一度も流したことがないから、学校でも流すのを忘れてしまうのです。

 

おうちと学校のトイレは違うこと、

流さないといけないトイレがあること、流し方などもおうちで練習しておくと良いでしょう。

 

❷時間をしっかりまもること!

時間の意識は、小学校に入ったらとくに大切なことであると思います。

小学校では、時間のルールが厳格に定められており、授業の時間、休憩の時間、掃除の時間、給食の時間等、決められた時刻に決められた行動をしなければいけません。

 

小学校に入って、なかなか学校生活になじめない子どもさんの多くは、この時間の意識が薄い場合が多いです。

 

*遊ぶ時間は、何時まで

*何時までには寝る

*何時までには起きる

*ゲームの時間は何時まで

 

簡単なことで良いので、就学前の子どもさんにも、時間を守る意識をつさせておいたほうがよいと思います。

 

❸着替えを素早くできるように!

小学校では、体育の授業や給食当番の際に「着替える」ことがたくさんあります。

 

遅い子は大変です。

いつも授業に遅れてしまいます。

 

体育の授業の着替えは五分間休みにすることもあります。

1年生のうちは、先生が配慮して五分前に授業を終わり、着替えの時間を長くとる場合もありますが、そうでない場合もあります。

 

五分休みに着替える際、

五分まるまる着替えに時間をかけていると、トイレ休憩などに行けば間に合いません。

 

理想は三分ですが、

なかなか難しい子どもさんもいると思いますので、

まずは、五分以内で着替えることを目標におうちで練習してみましょう。

 

さらに、

小学校では、着替えたあと、きちんと自分の体操服を畳んで椅子に置くことまで指導されます。

普段、自分の洋服を畳んだ経験のない子どもさんは、ここでつまづき、時間がかかってしまいます。

 

自分の洋服をきちんと畳む

この練習はおうちでしておいたほうが良いと思います(*^-^*)

 

❹困ったときは、先生や大人の人に伝える

引っ込み思案で内気な子どもさんには、なかなか難しいこともありますが、困ったときは先生やまわりの大人に伝える、ということをおうちでも子どもさんに言い聞かせておくと良いと思います。

 

困ったときに、

何が困ったのか、自分で言えると一番良いのですが、なかなか言えない子もいます。

言い方がよく分からない子どもさんの場合は、

おうちでも言い方の練習すると良いと思います。

「先生、〇〇のことでこまっています。どうしたらよいですか。」

という言い方を練習すると良いと思います。

 

恥ずかしいとか、引っ込み思案で言えない子どもさんの場合は、

おうちの人以外の大人と話をする機会を増やす等、大人と会話をすることに少しずつ慣らしておくのも良いと思います。

 

❺大きな声であいさつと返事ができる

これは、幼稚園や保育園でも、学習することだと思いますが、

学校生活ひいては社会生活の基本となるのがあいさつです。

 

大きな声で、はきはきと明るいあいさつや返事ができるように、普段から子どもさんに声掛けをしてあげると良いと思います。

 

❻順番を守る意識を持たせる。わがまま放題にさせない。

通っていた幼稚園の保育園の人数が少ない、あるいは通っていなかった等の理由で、順番を守るという経験がほとんどないまま小学校にあがってくる子どもたちもいます。

 

小学校では

順番を守って行動することが実に多いです。

教室に移動するときも、給食のおかわりも、そうじ当番も、係や日直の仕事も、すべて決められた順番やルールにしたがって進められていきます。

 

そのような中で、

順番を守ることが出来ない子どもたちは、ほかのお友だちとトラブルになりやすいです。

 

ですので、

たとえばおうちの中でも

今週のこの曜日は、テレビのチャンネル権はお父さんが1番、お母さんが2番、子どもが3番というように、なにか順番を決めて守るという経験をさせると良いと思います。

テレビのチャンネル権はただの例ですので、ほかのことでも構いません。

 

順番を守る、我慢をするという経験が大切なのです。

 

集団生活をしていく中では、自分のわがままばかりは通りません。我慢する力も必要になってきます。

そのためには、何でも子どもの言う通りにするのではなく、我慢すべきところは我慢すべきことと教えることが大切です。

 

わがまま放題で育ってしまった子どもたちは、

小学校に入ってお友達関係でとても苦労をします。

 

豊かな学校生活を子どもが送るためにも、わがまま放題にはさせないという親の意識が大切だと思います。

 

 

春に輝かしい新1年生を迎える子どもたちが、

毎日が楽しく、はつらつとした学校を送られることを心から願っています。

 

では、今回の記事はここまでにします(*^-^*)

 

今回は生活面について主に書かせて頂きましたが、

次回の記事では、学習面について書かせて頂こうと思います。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

約数・公約数のおさらいと基本の最大公約数の見つけ方【小5・算数】

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こんにちは(*^-^*)

 

晴田そわかです。

 

今回の記事は、小学校5年生で学習する[約数・公約数]の学習についての記事です。

★約数・公約数の基礎をおさらいしたい

★最大公約数の見つけ方がよく分からない

★子どもにわかりやすく約数について教えたい

★約数のおすすめの参考書や問題集が知りたい

 

等のお悩みをお持ちの子どもさんやおうちの方へ向けて

≪約数・公約数のおさらいと基本の最大公約数の見つけ方≫について紹介させて頂きます。

 

 

 

🔳約数・公約数・最大公約数とは何か

☑約数(やくすう)とは…

 ある整数【A】があります。【A】が【B】で割り切れるとき、

 【B】の数のことを約数といいます。

 

ひとことで言うと、約数とはある整数を割り切れる数です。

 

実際に確認してみましょう。

 

 ★問題★8の約数は何でしょう?

 

 約数とは割り切れる数ですので、順番に探していきます。

 

 8÷=8

 8÷=4

 8÷=割り切れない

 8÷=2

 8÷=割り切れない

 8÷=割り切れない

 8÷=割り切れない

 8÷=1

 

 赤字部分 1,2,4,8 は割り切れます。

    よって、1,2,4,88の約数です。

 

 黒字部分 3,5,6,7は割り切れません。

    よって、これらの数字は8の約数ではありません。

 

では、次に公約数をみていきます。

 

 

☑公約数(こうやくすう)とは…

 ある整数【A】と【B】があります。

 【A】の約数と【B】の約数の中で、共通している約数のこと公約数といいます。

 

 ひとことで言うと、公約数とは2つ以上の整数に共通する約数です。

 

実際に確認してみましょう。

 

  ★問題★6と15の公約数は何でしょう?

 まず、6と15、それぞれの約数を順番に探していきます。

 

 6÷=6           15÷=15

 6÷=3           15÷2=割り切れない

 6÷=2           15÷=5

 6÷4=割り切れない      15÷4=割り切れない

 6÷5=割り切れない      15÷=3

 6÷=1           15÷6=割り切れない

                15÷7=割り切れない

                15÷8=割り切れない

                15÷9=割り切れない

               15÷10=割り切れない

               15÷11=割り切れない

               15÷12=割り切れない

               15÷13=割り切れない

               15÷14=割り切れない

               15÷15=1

 

6の約数は

赤字部分の,2,,6です

 

15の約数は

赤字部分の,5,15です

 

さらに、6の約数と15の約数の中で、共通する約数は

アンダーラインを引いた 1,3 となります。

よって、6と15の公約数は1と3ということになります。

 

 

☑最大公約数(さいだいこうやくすう)とは…

 公約数の中で、最大の数の事です。

 

さきほどの

6と15の公約数でみていきましょう。

6と15の公約数は1と3でした。

 

このうち、最大の数はです。

 

よって、

6と15の最大公約数はとなります。

 

以上が

約数・公約数のおさらいとなります(^^♪

 

🔳最大公約数を素早く見つけるための3つの手順

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さて、約数・公約数の基本が理解できたら、悩ましいのは最大公約数の見つけ方だと思います。

 

前章では、

6と15の最大公約数について、簡単に説明させて頂きました。

 

6と15のような小さい数であれば、

1から順番にそれぞれわりざんをしていけば、さほど時間をかけずとも正解を導き出すことができるでしょう。

 

しかし、

18と24ののように、数が大きくなってくると、1から順番に割り算をしていくのは時間がかかってしまいます。

では、どうしたら、早く見つけることができるでしょうか?

 

★試しに18と24の最大公約数を探していきます

 

18の約数は…

,9,18

 

24の約数…

,4,,8,12,24

 

このうち下線部分の1,2,3,6は共通する約数なので公約数です。

最大公約数は、このうちの最大の数であるとなります。

 

しかし、このように2つとも約数を書きだしていくのは時間がかかって大変です。

最大公約数とは、共通する約数の中で、最大の数であるので、

どちらか一方の約数を書きだしていけば、求めることが可能です。

 

では、18と24の場合、どちらの約数を書きだしていけばより簡単でしょうか?

当然少ない数である18の約数を書きだしていくほうが早いです。

 

つまり

18と24の最大公約数を見つける際は、

まず、少ない数である18の約数のみを書きだす

18の約数

1,2,3,6,9,18

 

このうち、24が割り切れる数を探す

1,2,3,6

 

その中で、最大の数が最大公約数である。

 

この3つ手順で、もっとも早く、公約数を見つけることができます。

 

 

 

※ちなみに中学生になると

最大公約数は、すだれ算とよばれる公約数を簡単に見つける簡単な方法ありますが、

5年生では、すだれ算の習得は必須ではありません。中学受験を考えている子どもさ  ん以外は、すだれ算を使わずに、最大公約数を見つける学習をしたほうが良いです。

すだれ算を使えば、簡単に答えが出せますが、公約数の基本的な意味を理解していない段階でこの方法を使うことはおすすめしません。

 

 

🔳問題にチャレンジ!工夫して最大公約数を見つけよう

では、上記の3つの手順を使って、最大公約数を見つけてみましょう(#^.^#)

 

★問題★

28と42の最大公約数は何でしょう

 

 

手順❶小さい数字28の約数を順番に書きだします!

28の約数は…

1,2,4,7,14,28

です。

 

手順❷このうち42が割り切れる数を書きだします!

1,2,7,14

 

手順❸その中で、最大の数が最大公約数です。

14

 

答え、28と42の最大公約数は14である

 

このようにして答えを導き出すことができます(*^-^*)

 

 

🔳おすすめの参考書や問題集

約数・公約数の基礎をしっかりと固めたい子どもさんにおすすめの問題集の紹介をします。

 

 

【小河式3・3 モジュール小学5年生 算数2 小河勝】

1日15分間のモジュール学習で、基本的な知識の定着を図る、小河先生が提唱した学習法に則った問題集。

基礎学習に加え、標準問題も多数収録されています。

倍数、約数の問題だけではなく、分数や百分率の問題も併せて収録されています。

短い学習時間で、しっかりと基礎の復習をしたい子どもさんにおすすめの1冊です。

 

 

今回の記事はここまでにします。

今日も最後までお読み頂きありがとうございました(#^^#)

 

 

 

 

図形が苦手な子どももよく分かるおすすめの体積の問題集 10選【小5・算数】

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こんにちは(#^^#)

 

晴田そわかです。

 

今回の記事は、小学校5年生の算数で習う、体積の学習についての記事です。

★図形の問題が苦手

★体積の求め方がよく分からない

★わかりやすい体積の問題集が欲しい

★体積の問題をもっと子どもにわかりやすく教えたい

 

等のお悩みをお持ちの子どもさんやおうちの方へ向けて

≪おすすめの体積の問題集≫を紹介させて頂きます。

 

 

 

🔲自分のレベルにあった問題集、解説が丁寧な問題集を選ぼう

算数の学習も、5年生になると急に難しくなってきます。

今までは、算数は得意でテストでいつも80点以上取っていたという子どもさんでも、

5年生になったら、急についていけなくなった…。

赤点ばかり取るようになった…。

という声は少なくないです。

 

特に、図形問題は苦手意識を持つ子どもたちはとても多いです。

計算問題は得意だけれど、図形となると、途端に正答率が低くなる…

問題を見ただけで頭が痛くなってしまう…

というケースはありがちです。

 

図形の問題も、基本は計算問題と同じです。

以前学習した知識をしっかりと習得していないと、解くことが出来ません。

 

算数という教科は、国語などとは違い以前学習したことがしっかりと身についていないと、つぎのレベルの問題を解くことが出来ないのです。つまり、苦手をそのままにしておくと、学年を重ねるたびにどんどん理解ができなくなっていきます。高学年になればなるほど、算数が苦手な子どもさんが増えるのはそういうわけです。

 

具体的に言えば、2年生の「かけ算」が理解できていなければ、3年生、4年生で習う複雑なかけ算の問題を解くことは絶対にできないのです。

この場合、4年生のかけ算でつまづいたならば、それは3年生あるいは、2年生のかけ算の学習からやり直す必要があります。

 

今回紹介させて頂く5年生の体積の学習は、

2年生の「かさ」や4年生の「直方体と立方体」が基礎となっています。

 

つまり、

5年生の体積の学習で、しょっぱなから意味が分からない、ついていけないという子どもさんは、実は2年生の「かさ」や、4年生の「直方体と立方体」の知識がしっかりと身についていない可能性が高いです。

 

ですので、

子どもさんの問題集をえらぶ際は、

子どもがどこまで理解できているのか、どこでつまづいているのかをしっかりと検証して子どものレベルにあった問題集を選ぶことが大切になってきます。

場合によっては、5年生だけど、4年生の問題集からやり直したほうがよいという場合もあります。

 

図形の問題集は、5年生のみの問題集もありますが、4年生からの復習も込みの問題集もたくさん出版されています。基礎が不安な子どもさんは、そういった問題集を選ぶと良いと思います。

 

また、解説が丁寧である問題集を選ぶことも大切です。

本屋さんに行って、問題集を選ぶ際は、まずは解答の部分をじっくり見てみてください。ただ、答えのみしか書かれていない問題集は、図形問題が得意な子どもさんには有効でしょうが、苦手な子どもさんには適しません。

解説が詳しく書かれている問題集を買うことをおすすめします。

 

 

🔲おすすめの体積の問題集10選

・基礎をしっかり固めたい(体積の問題全般が苦手な子)

基礎をしっかり固めたい子どもさんに、おすすめの問題集は、4年生の「直方体と立法体」の復習が可能な問題集や、問題や解答の解説が詳しくてわかりやすい問題集です。

 

【❶面積・体積 習熟プリント 三木俊一】

4~6年生の図形問題の基礎を網羅しています。

体積の問題は一部ですが、4年生の図形問題の復習から取り組める問題集。

大判なので、書き込みがしやすく、図形の苦手な子どもさんでも取り組みやすい構成になっています。

体積ばかりの問題に取り組みたい子どもには不向きですが、図形全体の基礎固めには役立つ1冊だと思います。

 

 

 

【❷ドラえもんの算数おもしろ攻略 面積・体積がわかる 小林敢治郎】

漫画形式で、体積の基礎をわかりやすく解説をしてくれています。

文章ばかりの問題集では飽きてしまう、というお子さんには最適だと思います。

5年生にはかなり易しめの内容ですので、本当に基礎が理解できていないので簡単な復習からはじめたいという子どもさんにおすすめです。問題をしっかりと解きたい子どもさんは、別の問題集のほうが良いと思います。

 

 

【❸毎日のドリル 図形・数・データ 学研プラス】

基礎的な問題を中心に集めた図形やグラフ問題に特化した問題集。

体積の問題もそれなりに収録されていますので、基礎固めをしたい子どもさんにおすすめです。

 

 

【❹くもんの小学ドリル 算数 数・量・図形 くもん出版

体積の問題は一部ですが、非常に分かりやすく図解されており、基礎固めには最適の問題集です。144ページと内容量も豊富で、着実に基礎を固めたい子どもさんにおすすめです。

 

・基礎を固めつつ、少し難しい問題にも挑戦したい(基本的な問題は解けるが、応用問題は苦手な子)

基礎がしっかりと定着してきた子どもさんには、基礎問題に加え、標準問題も充実している問題集を選ぶことをおすすめします。いろいろなタイプの問題を解くことで、さらなるレベルアップを図ることができます。

 

【❺いっきに極める算数 小学3~6年の図形と面積・体積 くもん出版

図形問題に特化した問題集。3年生の図形学習の復習からできるので、この1冊があれば図形問題の基礎はマスターできると思います。体積の問題も基礎問題に加え、標準問題も充実しています。図形が得意な子どもさんには、この問題集は物足りないかもしれません。

 

 

【❻小河式3・3 モジュール小学5年生算数3<図形と面積・体積>未来を創造する学力シリーズ 小河勝】

小河先生が提唱した勉強法を取り入れた問題集。

1日15分間のモジュール学習で、図形の基礎の定着とレベルアップを図ります。

体積の問題は一部ですが、画期的な学習法で、図形問題全体の知識の底上げをすることができます。

 

 

【❼小学5年生 単位と図形にぐーんと強くなる(くもんの算数集中学習)】

基礎から標準レベルの問題を集めた問題集。

どちらかというと、基礎寄りの問題が多く収録されていますので、図形問題が苦手な子どもさんも抵抗なくチャレンジできる内容だと思います。

1ページの問題数も少なめですので、無理なく学習できる問題集です。

 

 

 

【❽小学5年 標準問題集 文章題・図形:小学生向け問題集 受験研究社】

基礎問題は少なめで、標準レベルの問題がたくさん収録されている問題集です。プラスアルファで応用問題も収録されています。図形問題の基礎は十分理解できたので、さらなるレベルアップを図りたい子どもさんにおすすめです。この問題集は、解説が丁寧で分かりやすいと思います。

 

・難しい問題も解けるようになりたい(体積の問題が得意で、もっと、レベルアップしたい子)

 

【❾Z会 グレードアップ問題集 小学5年 算数 計算・図形 改訂版 Z会編集部】

教科書の問題じゃ物足りない、図形問題が得意な子どもさんへおすすめの1冊です。

中学受験にも対応できる問題も収録されています。

 

 

【❿立体マグネット展開パズル+体積プリント 小学校1~6年 小学館

こちらは、実際に立体マグネットを使って量感を鍛えながら、学習する教材です。

体積はもちろん、立体の展開図等の学習にも最適です。

もちろん、学習が苦手な子どもさんにもわかりやいと思いますが、中学受験を見据えた子どもたちが「立体感覚」を養うのに評判の教材です。

一風変わった教材に興味のある子どもさんにはおすすめだと思います。

 

 

🔲おすすめのサイトの紹介

インターネット上で公開されている、優良なサイトさんのリンクを貼らせて頂きます。

 

❶ちびむすドリル 小学生さん

体積の基本的な問題集がたくさんアップされています。

基礎固めをしたい子どもさんにおすすめのサイトです。

happylilac.net

 

❷おかわりドリルさん

こちらも基礎問題集がたくさんアップされています。

www.okadori.net

 

今回の記事はここまでにします。

 

最後までお読み頂きありがとうございました(#^^#)

 

 

 

お手伝いの習慣化の方法とメリット ~人のために働く喜びを感じられる子どもに~

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こんにちは(#^^#)

 

晴田そわかです。

 

今回の記事では

★お手伝いの良さを知りたい

★お手伝いを習慣化させたい

★うちの子はまったくお手伝いをしなくて困っている

★自分から進んでお手伝いが出来る子になってほしい

 

等でお悩みのおうちの方へ向けて

≪お手伝いの習慣化の方法とメリット≫について紹介させて頂きます。

 

 

 

 

❖お手伝いのメリットとすすめ

毎日のお手伝い、進んでしてくれれば助かるし、嬉しいなあと思っているおうちの方はたくさん居られることでしょう。

 

わたしは

子どもが小学生になったら、ただおうちのお手伝いを進んでさせるというだけではなく、毎日の生活のルーティンの中に「お手伝い」をしっかりと位置付けて、習慣化させたほうが良いと考えています。

 

お手伝いは、何のためにするのか?

 

子どもも立派な家族の一員です。

おうちの方は、子どもたちのために日々愛情をこめてたくさん働いてくださっていることと思います。

食事の用意、洗濯、掃除、買い物、習い事の送り迎え、学校で使うものの準備、宿題のチェック等々

ほかにも、さまざまな形で子どもたちのために愛情を注いでくださっていることでしょう。

 

忙しいなかで、十分にできていない!

と思う部分もある親御さんもいらっしゃるかもしれませんが、子どもたちのために働いていることは確かだと思います。

 

子どもたちには、なんでも親がやってくれる、それが当然であると思うような子どもには育ってほしくないと願います。

子どもも家族の一員であるならば、働いてくれている家族のために「ありがとう」の気持ちを持って、たとえわずかでも自分のできる仕事をする!そんな風に育ってほしいと願います。

このような気持ちを育むために、お手伝いの習慣化は大切であると思います。

 

しかし、中には、お手伝いなんかしてくれてもしょうもない、というおうちの方もいるかもしれません。

特に、いわゆる教育ママと呼ばれるご家庭では、お母さんが子どもに

「お手伝いなんかしている暇があったら、勉強しなさい。」

などと言って子どもを叱るというケースもよく聞きます。

 

勉強も大切だと思いますが、勉強勉強ばかりでは、子どもはただ勉強さえできればいいんだと勘違いしてしまうかもしれません。大切な心の部分の成長がおざなりにされてしまわないかと、とても心配になります。

 

毎日のお手伝いという仕事を子どもに与えることで、

子どもに責任をもって働くことの大切さ人のために働く喜びを感じさせることができ、

さらには、自立心や継続力も育むことができると思います。

 

また、何でもやってもらうのが当たり前じゃないということがわかっている子どもは、人のために進んで働くことができます。やってもらえなくても、人のせいにしないので精神的にも強いです。もちろん、出来ないところは親が支援すべきですが、出来るところは自分でやるという意識は大切です。

 

お手伝いがおうちでしっかりと習慣化できている子どもは、学校でも進んで人のために働くことができます。これは、とても素晴らしいことだと思います。

 

 

❖子どもが毎日続けられるお手伝いを選ぶ

さて、実際、子どもにお手伝いをさせたいと思っても、続けることができないようなお手伝いはあまり意味がありません。

 

たとえば、

子どもが毎日するのは大変なお手伝いや、

お母さんが疲れている時だけする、という、たまにしかやらないお手伝いです。

 

お手伝いは、習慣化させることが大切です。

 

ですので、

◇毎日できるもの 

◇続けることが難しくないもの

を選ぶのがポイントです。

 

子ども自身ががこれなら毎日絶対に続けられる!

というお手伝いを子どもと一緒に考えて選ぶことが大切だと思います。

 

簡単なもので良いのです。

あまり、大変なお手伝いは、続かないのでやめたほうがよいです。

例を挙げると

・くつならべ

・新聞取り

・配膳の準備

・配膳前のテーブルふき

・配膳後のテーブルふき

・ペットのえさやり

・ペットの散歩

・食後のお皿を台所へ運ぶ

・ふとん敷き

・玄関を掃く

等は、簡単で続けやすいので低学年の子どもさんでもおすすめです。

 

中学年、高学年くらいになれば

・風呂掃除

・トイレ掃除

・洗濯たたみ

・ゴミ出し

・リビングの掃除機

・茶碗洗い

・茶碗拭き

等のお手伝いも良いかもしれません。

 

ちなみに、

自分の部屋の掃除や、自分の洗濯物だけ畳むといった、自分のことをすることはお手伝いとは言えません。家族のために、働くことがお手伝いです。

 

❖物で釣るのは効果なし!褒めて喜びを味わわせるのが基本

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お手伝いを習慣化させたい!

そう願っていても、子どもが思うようにお手伝いしてくれるとは限りません。

 

ああ、面倒くさい!

なんでこんなことしないとといけないの?

お母さんやってよ!

やりたくない!

 

と、言う子もいるでしょう。

 

そんな時、つい使ってしまいたくなるのが、物で釣るという方法です。

これをやってくれたら〇〇してあげる

このお手伝いをしたら〇円あげる

といった具合に、

お金や物、あるいは子どもが喜ぶことの対価としてお手伝いをやってもらうというわけです。

 

これでは、

子どもは〇〇したいから、〇〇が欲しいからお手伝いをするということになってしまいます。つまり、物目当てでお手伝いをするわけで、家族の役に立ちたくてするのではありません。

 

このやり方は、一時的な効果はあっても長続きはしません。子どもは、何でも欲しがるものなので、物で釣れば動くでしょうが、物が無くなれば動きません。しまいには、お手伝いを頼むたびに、「じゃあ、何くれる?」と言い出しかねません。

 

子どものお手伝いを習慣化させるには最初が肝心です。

子どもに、何のためにお手伝いをするのか、ということをきちんと話して納得させることが大切です。

そして、子どもがお手伝いをしてくれたら、そのたびに必ず褒めることです。それは少し大げさなくらいが良いと思います。そして、感謝の気持ちを言葉で伝えることです。

 

褒められると子どもの中に、自分は、家族の役に立った、感謝された、嬉しい!という気持ちが芽生えます。その気持ちの積み重ねが、人のために進んで働こうという気持ちの醸成に繋がっていきます。

 

ですので、

焦らず、毎日親が子どもに声をかけてあげることが大切です。

1度や2度、面倒くさくて、やらない日があっても良いのです。

だんだんと、家族のために喜んで働いてくれるようになればそれが一番良いと思います。

 

 

❖習慣化が難しい場合も、焦らないことが大切

お手伝いが習慣化するまでには、時間がかかることもあると思います。

就学前や小学校低学年の子どもたちであれば、習慣化させやすいでしょうが、

高学年になって、はじめて習慣化させたいとなると難しい面もあるでしょう。

 

子どもも、小学校の高学年ともなれば、自我がしっかりと確立され、自己主張も強くなっています。

 

おうちの人の言う事を簡単に素直に聞くものではないでしょう。

お手伝いも強く反発する場合は、無理に強制すべきではないと思います。

そういう場合は、何かひとつでも家族のためにお手伝いをしてくれたら、褒めることが大切です。

 

愛情を持って接していれば、

必ず子どもは変わります。

 

それは、十年間さまざまな子どもと関わらせて頂いた

わたしが感じていることです。

 

子どもと関わる大人の想いや考え方が、

子どもにも深く影響すると思います。

 

お手伝いの習慣化が難しい場合も、焦らずに子どもと向き合っていく姿勢が大切です。

 

 

家族の一員として感謝の心を持って進んでお手伝いのできる子どもたちが増えていくことを願っています(*'▽')

 

今回の記事はここまでにします(*^-^*)

 

今日も最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

 

時計がわからない!時こくと時間の計算の教え方【小2・算数】

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こんにちは(*^-^*)

 

晴田そわかです。

 

今回の記事では、

★時計が読めない

★時間の計算が苦手

★小学校2年生の算数「時こくと時間」が難しすぎる

★子どもに時間の計算の仕方をどのように教えたらよいかわからない

 

等でお悩みの子どもさんやおうちの方へ向けて

≪時こくと時間の計算の教え方≫について紹介させて頂きます(^^♪

 

 

 

❖小学校2年生の時点で時計が読めなくてもそこまで心配は要らない

小学校2年生の算数で、子どもたちがもっともつまづき、もっとも苦手とする学習が

「時こくと時間」です。

 

この学習は、2年生の1学期に学習する単元として位置づけている学校が多く、

2年生になったばかりの4月や5月に学習をするという場合が多いと思います。

 

わたしは、

教員時代に、2年生の担任を一番多くさせて頂きましたが、

2年生になりたての子どもが「時こくと時間」の学習内容を完璧に理解することはとても難しいです。

とくに、複雑な時間の計算を2年生の子どもに理解させるためには、相応の時間と練習が必要になってきます。

 

単元テストなどで子どもたちの結果を見ても、この「時こくと時間」の単元は、平均点が低くなる場合が多かったです。2年生にとって難しい単元のひとつであると思って良いと思います。

 

ですので、

今迄算数は得意で、100点ばかり取っていたのに「時こくと時間」の単元になったら、急に点数が悪くなった、うちの子は勉強についていけてないのではないのだろうか?

 

などといった心配をされる親御さんがとても多いのです。

 

大丈夫です!

1年生の足し算、引き算、繰り上がり、繰り下がりの計算が理解できていないと確かに心配です。また、2年生の算数の山場であるかけ算が覚えられないもの心配です。

 

ですが、この「時こくと時間」の学習に限っていえば、2年生の時点でそんなにできていなくてもそこまで心配する必要はありません。

 

時計は、ほとんどの子どもさんがいずれ必ず読めるようになります。

時間の計算もできるようになります。

6年生で時計を読めない子どもさんはほとんどいません。逆に、高学年になっても時計が読めないようであれば心配だと思います。

 

足し算、引き算、かけ算が苦手だという子どもさんは、時計の学習に時間を割くよりも、そちらの学習の習得のほうに時間を割いたほうがよいと思います。

 

ですが、

そうは言っても、苦手な時こくの学習を克服したい、

少しでもわかりやすく子どもに時間の計算を教えたいという方もたくさんいると思いますので、以下で紹介させて頂きます(^^♪

 

❖まずは時こくを正確に読む練習から

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「時こく」と「時間」の違いはわかりますか?

 

「時こく」とは…

 〇時〇分

 〇時

 の時計の針がさしているその瞬間のこと、です。

 今何時か?と言われて答える 〇時や〇時〇分 というのが時こくであると思ってください。

 

 「時間」とは…

 時こくと時こくと間のこと、です。

 たとえば時こく2時から時こく2時20分までの間は、20分間です。

 この20分間というのが、時間です。

 時間は、〇時〇分ということはありません。それは時こくです。

 時間はかならず、〇〇分間、〇〇時間といった表現になります。

 

子どもたちは、この時こくと時間をよくごっちゃにしてしまいます。

まずは、この違いをしっかりと覚えることが大切です。

 

そのうえで、

時こくを正確に読む練習から始めましょう。

これが、時計の学習の第一歩です。

 

今、何時何分か!

これが理解できてこそ、時計の学習が始まります。

 

毎日の生活の中で、時こくを子どもに意識させることが大切です。

ことあるごとに、子どもに「今、何時何分かな?」と尋ねると良いと思います。

 

時計を読む練習を繰り返すことで、知識の定着を図ることができます。

 

❖算数セットの学習時計を使おう

算数セットには、小さな学習時計が必ず入っています。

時計の学習のときは、この学習時計がとても役にたちます。

 

上記のようなものが、学習時計です。

 

学校で使っているものや、おうちにある時計を使っても良いと思います。

 

この時計でする練習は主に4つです。

❶〇時〇分を時計であらわしましょう、という問題を出す。【時こく】

❷適当な時こくをセットし、子どもに〇時〇分を読ませる。【時こく】

❸今、〇時〇分だけど、今から45分後の時こくを答えましょうという、計算問題を出す。【時こくと時間】

❹〇時〇分から、〇時〇分までの時間はどのくらいですか、という問題を出す。【時間】

 

❶❷は、時こくを問う問題です。

時計が読めない子どもさんは、まずはこちらの練習だけをしましょう。

 

❸❹は、時間に関する問題です。

時こくを完璧に読めるようになってから取り組みましょう。

この学習時計は、時こくよりも時間の計算をするときにとても役に立ちます。

 

時間の計算は、時計がない場合、子どもたちは頭のなかで時計を思い浮かべて、頭の中で針を動かしていくという作業が必要であり、低学年の子どもにはこれがとても難しいのです。

ですが、

学習時計を使い、実際に針を動かしてみることで、時間の計算の理解が格段にしやすくなります。

 

 

❖時計型タイマーで、時間の感覚を養おう

時計型タイマーというものがあります。

これが、時間の感覚を子どもたちがつかむのにとても効果的です。

 

 

 

 

これらのタイマーは、時計と同じ目盛りになっており、のこり時間が色で示されるという優れものです。

 

このタイマーを使えば、子どもたちは視覚的に時間を捉えることができます。

 

日常的にこのタイマーを使うことで、自然と時間に対する感覚が養われていきます

20分間というと、時計でいえば、ここからここまでの間なんだということが、視覚的、感覚的に分かるというわけです。

 

ですので、低学年の子どもさんには特におすすめです。

学習障がい、あるいは発達障がいの子どもさんにも効果的である場合もあります。

 

タイマーですので、いろいろな場面で使うことができます。

あと20分間は、お勉強しなさい。

ゲームの時間は30分間です。

などという場合にも使えると思います。

 

もちろん、子どもが使わないときは、おうちの人がお料理のときに使っても良いです。

おうちにひとつ置いておくととても便利だと思います。

 

❖ドリルで、たのしく時計の学習を!

入学前の子どもさんでも、たのしく学習できるのがう◯こドリルです。

こちらは、特に時計の学習が苦手な子どもさんにおすすめです。

 

ある程度得意な子どもさんには簡単すぎると思いますので、あまりおすすめできません。

 

時計の文字盤が大きく読みやすく、時計の学習の基本をしっかりとおさえてくれているドリルです。

 

う◯こドリルのプラスのほうは、少し難しい問題も取りあつかわれています。

時計の学習の基礎をしっかりさせたい子どもさんにはおすすめです。

 

 

 

 

今回の記事はここまでにします(*^-^*)

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

親子で楽しく

時計の学習ができると良いですね。

 

小学校2年生算数:かけ算九九のおすすめの覚え方はこちら⇓

 

www.harutasowaka.com

 

www.harutasowaka.com

 

 

 

 

 

小学生向け水彩画の塗り方のコツ ~読書感想画や図工の授業で使える~

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こんにちは(^.^)

 

晴田そわかです。

 

今回の記事は、おもに水彩画が苦手な小学生向けの記事です。

 

★図工の授業で、水彩画の色の塗り方でいつも失敗してしまう

★読書感想画で、もっと上手に色を塗りたい

★絵は上手に書けるのに、色を塗ると残念な仕上がりになってしまう

★水彩画の宿題が出ているが、子どもにどのように指導してよいか分からない

 

等のお悩みをお持ちの子どもさんや、おうちの方へ向けて

≪水彩画の塗り方のコツ≫を紹介させて頂きます。

 

 

 

 

❖水彩画の基本は三色(赤・青・黄)!黒は混ぜない!

たくさんの色の絵具を見ると、子どもたちはわくわくして、あの色も使いたい、この色も使ってみたいと思うものです。

 

もちろん、いろんな色を使っても良いのですが、小学生の子どもさんの場合、たくさんの色を使いすぎると色と色が混ざって暗くべた付いた仕上がりになりがちです。とくに、低学年の子どもたちは、色をたくさん使えば使うほど、混ざり合ってしまい、黒っぽい絵になってしまうということが多々あります。

 

ですので、

わたしが子どもたちに水彩画の指導をする際は

基本の色三色(赤・青・黄)をおもに使い、ほかの色は明るい色を中心に数色、また、黒は絶対に使わないということを徹底していました。

これを意識させるだけでも、仕上がりの絵の印象がだいぶ違ってきます。

 

基本的に、赤・青・黄の三色があれば、ほかのだいたいの色は作り出すことができます。

 

たとえば、

赤と青を混ぜて紫、赤と黄色を混ぜてオレンジ、青と黄色を混ぜて緑などです。

また、混ぜる色の配分次第で、同じ紫でも赤よりの紫や青よりの紫など、さまざまな色を作り出すことができます。

 

黒も、三色を何度も混ぜているうちに、近い色をつくりだすことができます。

 

混ぜて作らずに、そのまま黒があるのだから黒を使えばいいじゃないかと思う人もいるかもしれません。

しかし、絵の具の黒という色は、非常に濃いです。一度塗ってしまうと誤魔化しは一切きかず、どの色と混ぜてもほかの色の存在を全く消してしまいます。つまり、単調になってしまい、絵に深みが出ません。まだ手先が器用ではない子どもが使うと仕上がりが汚くなりがちということもあります。

 

黒を使いたい場合は、ほかの色を混ぜてつくると、深みのある仕上がりになります。

 

 

低学年の子どもさんの場合は

赤・青・黄色の三色のみで、絵を仕上げるのが一番おすすめです。

ほかの色は要りません。

三色を色々な配分で混ぜ、色を重ねていくことで深みのある作品に仕上がます。

 

ちなみに、白についてですが、

実はこの世のもので本当に真っ白なものというのは、ほとんど無いのです。

光があたっていたり、影があったりして、白っぽく見えても薄いなにかの色が混ざっていることがほとんどです。

 

ですので、わたしは子どもたちに白をつかいたい場合、できるだけなにか薄い色を塗るように指導していました。真っ白の絵具を使うよりも、そのほうが、絵に深みが出ます。

 

しかし、どうしても使いたいという子どもさんの場合は、白だけは許容していました。

白を混ぜて絵が汚く仕上がることはほとんどありません。

 

中学年、高学年の子どもさんの場合は

基本の三色に加え、明るい色を数色、自分で選んで使って良いと思います。

また、この際、色を混ぜるときは基本は2色、多くとも3色までを徹底します。

 

色は何種類も混ぜれば混ぜるほど、黒っぽい色になってしまいます。

子どもの水彩画で、黒っぽい色や暗い色を多用すると、仕上がりの雰囲気も重たく、汚くなりがちです。

 

❖明るい色、薄い色から塗る

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水彩画の場合、色を塗る順番はとても大切です。

 

基本は、明るい色、薄い色から塗っていきます。

そして、濃くしたい部分にどんどん色を塗り重ねていくのです

 

水彩画では塗り重ねれば塗り重ねるほど、暗く濃くなっていきますので、最初に暗い色、濃い色から塗ってしまうと、あとから明るい色、薄い色にすることはできません。

 

水彩画で失敗してしまう子どもの多くは、この薄い色からスタートするというところができていないことが多いです。たいてい、濃く塗りすぎてしまって絵が重たくなる、べたついて汚い仕上がりになってしまうというパターンがほとんどです。

 

たっぷりと水に絵の具を溶かし、ごく薄い色から塗りはじめるようにしましょう。

 

❖背景は水で溶かして薄く、濃くしたい部分は点々塗りで色を重ねる

背景部分は、とくに薄く塗るように心がけましょう。

たっぷりと水を含ませて塗ることがポイントです。

背景部分を濃く塗ってしまうと、主役の部分が目立たなくなってしまいます。

 

特に、空などの広い背景の面を塗る際は

「はじめに水だけを塗る」と、色なじみがよくきれいに色を付けることができるので、おすすめです。

 

さらに、濃くしたい部分は、点々塗りで色を重ねていくと絵に深みが出てきます。

点々塗りとは、筆を画用紙の表面に点々と押し付けるようにして重ねて塗っていく塗り方です。

反対に、習字の筆のように、筆を一方向に動かして塗る、ベタ塗りはいけません。

ベタ塗りでは色が単調になってしまうので、仕上がりが雑に見えてしまいます。

 

必ず点々塗りで色を重ねるようにしましょう。

 

❖乾いてから色を重ねると透明感が出る

さらに、透明感を出したい場合は、絵の具が乾いてから次の色を重ねていくのがポイントです。

 

子どもは、次々と色を重ねてしまいがちです。

それはそれでも良いと思いますが、一旦、乾くまで待ってから色を重ねるとびっくりするような透明感が出ます。

 

読書感想画コンクールなどで、入賞を目指している子どもさんなどには、おすすめの技法のひとつですので、ぜひ参考にされてみてください。

 

では、今回の記事はここまでにします(*^-^*)

 

今日もお読み頂き、ありがとうございました。

 

 

 

 

暗記が苦手な子どもにおすすめの47都道府県名の覚え方【小4・社会】

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こんにちは(^^♪

 

晴田そわかです。

 

今回の記事では

★暗記が苦手でなかなか都道府県名を覚えられない

★もっと効率よく都道府県名を覚えたい

★社会科の暗記がとにかく嫌だ!

★うちの子は、社会の暗記問題になるとなかなか点数が取れずに困っている

 

というお悩みをお持ちのお子さんやおうちの方へ

≪暗記が苦手な子どもにおすすめの47都道府県名の覚え方≫を紹介させて頂きます。

 

 

 

❖学習の中に楽しいを取り入れよう!

暗記が苦手な子どもたちにとって、47都道府県の名称をただノートに書いてひたすら暗記をしていくという学習はとても辛いと思います。

 

また、そのような学習はあまり効率的ではありません。

 

人間は、興味のあることや好きなこと、自分が楽しいと思えることであるならば、意欲的に学習に取り組むことができますし、学習の能率も上がることでしょう。しかし、興味のないことや、苦手なことであれば、なかなか学習の能率は上がるものではありません。

 

そこで、暗記が苦手、社会科が苦手という子どもたちには、まず少しでも興味が持てることや楽しいと思えることを学習の中に取り入れてあげることが大切です。それにより、学習の能率が格段に上がるからです。

 

以下、

具体的な学習の方法を紹介していきたいと思います。

 

❖日本地図パズルで楽しく都道府県名を覚えよう!

都道府県の日本地図パズルというものがあります。

パズルや組み立てることが、大好きなお子さんは、このパズルを使うと楽しく都道府県名を覚えることができます。

 

パズルは、関東、関西、九州などの地方別に色分けされているものもあり、子どもは都道府県名の情報をただの文字としてだけでなく、ピースの形や色なども含めた映像として捉えることができます。そのため記憶に残りやすく、覚えよう!と意識しなくても自然と頭の中に入っていきやすいのです。

 

さまざまなタイプの地図パズルが販売されていますので、興味のある方は、お子さんと一緒に好きなものを調べてみると良いでしょう。

 

学研のパズル 日本列島

学研のパズル 日本列島

  • 学研ステイフル(Gakken Sta:Ful)
Amazon

 

 

❖大旅行地図帳は、読んでいて面白い!

旅行好き、地図好きの子どもさんにおすすめなのが大旅行地図帳です。

 

日本全国の有名な観光スポットが集められた地図帳であり、文字と地図ばかりが中心の一般的な地図帳とはちがい、地域のさまざまな情報が満載の写真集に近いイメージのものです。

 

この地図帳を読んでいるうちに、都道府県名が頭に入るだけでなく、どの都道府県にどんな観光地があるのかなどの情報を合わせて知ることができます。

 

このように、ほかの情報と関連付けて覚えるということは、とてもおすすめです。

なぜなら、そのほうが暗記したことが定着しやすいからです。

それは、ただ名称を覚えるだけであれば、すぐに忘れてしまいますが、日本一大きい湖の琵琶湖で有名な「滋賀県」というふうに、関連付けて覚えると忘れにくいのです。

 

 

また、旅地図のほかにも、

名城地図帳や鉄道地図帳などさまざまなタイプの地図帳もあります。

子どもの興味に応じた地図帳で、楽しみながら都道府県の知識をつけていくこともおすすめです。

 

また、これらの地図帳は、大人も子どもといっしょに楽しむことができるものです。

 

 

 

❖クイズや語呂合わせで覚えよう!

クイズや語呂合わせで覚えるのもひとつのアイデアです。

クイズが大好きな子どもたちはとても多いです。

ただ、暗記するとなれば、つまらないですが、クイズとなると俄然やる気満々になる子どもたちはたくさん居ると思います。

 

家族の中で、クイズ大会などをしても楽しいかもしれません。

またクイズの良いところは、声に出して問題を出したり答えたりするところです。

ノートに書くだけの勉強法を違って、声に出す、声を聞くという作業で耳からも情報が入ってきます。視覚に聴覚が加わることで、より記憶力を高めることができます。

※反対に、耳からの情報処理のほうが、苦手であるという子どもさんもいます。

そのような子どもさんの場合は、地図帳やパズルなどの視覚に訴える学習法のほうがより効果的である場合が多いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

❖関連づけて覚えよう!

大旅行地図の項目でも触れさせて頂きましたが、ほかの情報と関連付けて覚えるということはとても大切です。

 

九州、福岡県

だけの情報であれば、暗記が苦手な子どもたちは覚えるのに苦労するでしょう。

 

しかし、

博多ラーメンがとってもおいしい福岡県

となれば、ラーメン好きな子は覚えやすいと思います。

 

このように、好きなものと関連付けで覚えることはとても効果があります。

 

たとえば、好きな芸能人などがいる場合にはその芸能人の出身地と関連付けて都道府県名を覚えると、覚えやすいと思います。

 

子どもの興味のあるものから関連付けると、楽しく学習に取り組むことができますし、知識も広がると思います(*^-^*)

 

暗記が苦手なお子さんも、楽しみながら都道府県名を覚えることができたら良いですね。

 

今回の記事は、ここまでにします。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

作文が苦手な子どももすらすら書ける 基本の日記の書き方

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こんにちは(^^♪

 

晴田そわかです。

 

今回の記事では

★宿題の日記では、いつもどう書けばよいのか迷ってしまう

★文章を書くのが苦手だ、日記も何を書けばよいのか分からない

★日記の宿題が進まずに、いつも時間がかかってしまう

★子どもに、上手な日記の書き方を教えたい

 

等のお悩みをお持ちのお子さんやおうちの方へ向けて

≪作文が苦手な子どももすらすら書ける 基本の日記の書き方≫を紹介させて頂きたいと思います。

 

 

 

 

 

🔳日記は楽しく書くことが大切

日記や作文に限らず、書くことが苦手だ!という子どもたちは、書くことそのものに対し、楽しいイメージを持てていない場合が多いです。

 

毎日の学校でのお勉強は、書くことが中心です。

国語や算数では、先生が黒板に書いている内容をノートに書き写します。

毎日の連絡帳も、書き写します。

漢字も計算もテストも、ひたすら文字を書いていく作業がたくさんです。

 

書く=お勉強であって、

面倒くさいとか、努力しなければいけないとか、つまらない、と思っている子どもさんも多いことでしょう。

 

漢字や計算のお勉強は、書くことによって内容をしっかりと身に着けていく学習ですので、ひたすら書いていく努力というものも必要です。

 

しかし、日記は違います。

 

日記は、自分が思っていること、感じていること、考えていることを、自由に表現してよい場所です。

 

書き方の形式や、漢字の間違い、文法、言葉の使い方等はあまり意識をせず、自分の思いをのびのびと書いていくことが、日記を楽しむコツです。

 

わたしが、低学年の子どもたちの日記の指導をしていたときは、

「日記は、なんでも思ったことを自由に書いて良いのです。これは楽しかった、これはみんなに伝えたい、わたしはこれが好き!など、なんでも良いのです。漢字や言葉は間違っていても良いです。みんなに聞いてほしいと思ったことをなんでも楽しく書いてきてください。」

と声をかけていました。

 

そして、子どもが書いてきた日記の漢字や言葉の間違い等は一応は正しますが、やり直しは一切強要しませんでした。

 

おうちの人が子どもに日記を書かせる際も、楽しい気持ちで書かせるということを指導の中心にもってくると良いと思います(*^-^*)

 

漢字の間違いの訂正などすぐにしたくなると思います。しかし、そうすると書くことに対して苦手イメージを持っているお子さんは、やっぱり日記はつまらない、楽しくない、書きたくないということになってしまうのです。

 

漢字の勉強は漢字の宿題の時にすれば大丈夫です。

もちろん、子どもが日記を書き終わったあとに、赤で訂正するくらいは構いませんが、やり直しの強要はしないほうが良いと思います。

 

日記を書くことに対し、楽しいイメージが湧くようになるのが理想です。

そうすると、子どもは進んでどんどん日記を書くようになります。

 

🔳ひとつの出来事を詳しく書くことが基本

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毎週の日記の宿題、ネタがなくてなかなか筆が進まないなあという子どもさんも居ることと思います。

 

また、「なんでも書いていい」と言われると、逆に何を書けばよいのか分からない!という子どもさんも居ることでしょう。

 

そこで、よくあるのが、その日やったことを時系列でただつらつらと書きならべていくだけの、スケジュール帳日記です。

 

たとえば、

●今日、わたしは朝8時ごろおきました。そして、パンを食べました。それから、宿題を しました。そのあと、テレビを見ました。テレビは、ドラえもんを見ました。午後から、スーパーにお母さんと買い物にいきました。帰ってから、ペットの猫と遊びました。夜は、少しユーチューブを見て寝ました。

というような具合です。

 

これでは、おもしろい日記は書けません。わくわくしながら書くことは出来ません。

 

日記は、ひとつの出来事をくわしく書くことが基本です。

もちろん、その日、あったことでも良いですし、その日あったことでなくでも良いのです。

自分が好きなことや、最近はまっていること、興味のあることなど、なにか友達に伝えたいことや聞いてほしいことを書くと楽しく書くことが出来ます。

 

🔳ひとつの出来事をどのように詳しく書いていけば良いか 基本の構成

では、ひとつの出来事をどのようにくわしく書いていけばよいでしょうか。

 

基本の構成を紹介します。

 

【パターンA】

●いつどこで何をやったのかを書く。

●なぜ、それをやったのかを書く。

●それをやって、どう思ったのかを書く。

 

【パターンB】

●自分の好きなものをひとつ書く。

●なぜ、それが好きなのかを書く。

●それをやっている時(それについて考えている時)、どう思ったのかを書く。

 

【パターンC】

●最近、心に残った出来事を書く。

●なぜ、それが心に残っているのかを書く。

●その時、どう思ったのかを書く。

 

上記、3つパターンを紹介しましたが、

つまり

 ❶伝えたい出来事 ❷理由 ❸思ったこと

この三段階構成が基本のパターンになります。

 

以下、パターンAの場合のついて、具体的にみていきましょう。

 

❶いつどこで何をやったのかを書く。

まず、書き出しは出来事をひとつだけ書きます。

いつ、どこで、だれが、だれと、どうしたを意識して書くと良いです。

この際、『だれが』『どうした』の情報は、必ず要りますが、ほかの情報は子どもの思うまま適当で構いません。

 

【例1⃣】今日、わたしは学校で友だちのしんちゃんといっしょにすべり台であそびました。

 

【例2⃣】今日、ぼくは家で、ポケットモンスターのテレビゲームをしました。

 

【例3⃣】きのう、朝ごはんにパンを3つも食べました。

 

❷なぜ、それをやったのかを書く。

つぎに、理由を書きます。

わけは〇〇です。

なぜかというと、〇〇です。

なぜなら〇〇です。

の形が基本ですが、

【例2⃣】や【例3⃣】のように、その形にこだわることなく書いても良いです。

 

【例1⃣】なぜかというと、しんちゃんが「今日は、すべり台であそぼう」と言ってさそってくれたからです。

 

【例2⃣】ぼくは、今、ポケットモンスターのゲームにはまっていて、新しいポケモンをゲットするのが毎日の楽しみになっています。

 

【例3⃣】いつもは、1つしか食べないのですが、この日は朝からお母さんが手作りチョコパンを焼いてくれたので、3つも食べてしまいました。

 

❸それをやって、どう思ったのかを書く。

最後に、それをやって思ったこと、感じたことを自由に書きます。

この部分が一番大切です!

 

ここを楽しく詳しく書くことができるようになると、日記を書くのがどんどん楽しくなります(*^-^*)

 

あわせて

・うれしかった ・かなしかった ・たのしかった ・おもしろかった

等の感情や

・色 ・におい ・おもさ ・かるさ ・いっしょにいた人の反応 ・天気

・触感 ・味 ・温度 ・話したこと

等の情報を入れると、日記をより詳しくすることができます。

 

この時に、子どもの素直なままの言葉で書かせるようにすると生き生きとした日記となります。

 

【例1⃣】しんちゃんとあそぶのはいつも楽しいです。いつもおもしろいことがおきるからです。このときも、しんちゃんは、いきなり、すべり台を後ろ向きですべり始めました。わたしがおどろいて「え?しんちゃん、!?」と言うと、しんちゃんは「あっはっは。」とわらってばかりでした。でも、おしりからおりたので、すな場に少ししりもちをついていたそうでした。おもしろかったです。

 

【例2⃣】30分ゲームをして、なんとピカチュウが3びきもつかまえられました。ぼくは、「よっしゃー。」とさけびました。お母さんが「とつぜんどうしたの?」とおどろいていました。ぼくは、ピカチュウが大すきです。ピカチュウは、黄色い電気ポケモンで、進化したらライチュウというポケモンになります。そんなに強くはないですが、かわtいいです。次は、がんばって進化させたいと思います。

 

【例3⃣】二つはとってもおいしかったです。チョコレートの味がこゆくて、あまくて、パンのかわもぱりっとしていました。でも、さいごのひとつはあんまりおいしくありませんでした。それは、お母さんがちょっとやきすぎてしまったからです。お母さんは「ごめんね」とあやまっていました。でも、二つはおいしかったので、よかったなあと思います。また、食べたいです。

 

 

このように、

思いつくまま、感じたことをくわしく書いていくと楽しい日記になると思います。

 

少しでも

日記好きの子どもさんが増えていくことを願っています(*^-^*)

 

では、今回はここまでにします。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

いつもスターをくださるみなさま、心から感謝しております。

 

読書感想文の基本の書き方についてはこちら⇓

www.harutasowaka.com

 

 

 

 

子どもが発達障害かもしれないと思ったときにとる手順

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こんにちは😃

 

晴田そわかです。

 

今回の記事では

★子どもが何を考えているのかがわからず悩んでしまうことが多い

★子どもに対し、育てにくさを感じている

★もしかしたらうちの子は発達障害かもしれない

発達障害かもしれないと思うがどうしたらよいか分からない

 

等で、お悩みのおうちの方へ向けて

≪子どもが発達障害かもしれないと思ったときにとる手順≫を紹介させて頂きます。

 

 

 

 

🔶子どもの気になる点をピックアップする

子どもの考えていることがよく分からない…

少し行動や反応が変わっていて、普通の子とは違うところがあるような気がする…

言葉が遅い、発達の遅れを感じている…

表情に乏しく、子どもの感情が読めない…

何とも言えない育てにくさを感じている…

 

このような場合、

もしかしたらうちの子は発達障害なんじゃないかしら?

と思って心配になる親御さんも多いのではないかと思います。

 

しかし、

子どもが本当に発達障害かどうかということの判断は、

子どもが小さいうちは判断が難しいケースも多いのです。

 

まずは、

子どものどういう点が気になるのか、具体的な行動をきちんと整理をしてピックアップしてみましょう。

 

そして、

発達障害に関する情報を集めてみましょう。

発達障害といっても、その種類はいくつかあります。

症状の内容や軽重等も、子どもによって千差万別でいろいろなパターンがあります。

 

発達障害の主な種類と特徴につきましては、

こちらの記事を参考にされてみてください⇓

www.harutasowaka.com

 

ピックアップした子どもの気になる行動から、子どもがどのタイプの発達障害の可能性があるのかということの予測をつけておくと良いと思います。

 

今は、簡単なチェック式の発達障害のセルフチェックテストもネットで無料で公開されているものもあります。おうちでやってみるのも良いかもしれません。

※あくまでセルフチェックテストはセルフであって、発達障害の診断を確定させるものではありませんので、ご注意ください。

発達障害の診断は、現在は専門の医療機関でしかできません。

 

 

🔶まず、学校へ相談を!その後は、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーさんと連携を!

子どもの気になる行動のピックアップが済んだら、まずは学校へ相談をすることをおすすめします。

 

担任の先生に子どもの気になる行動と、もしかしたら発達障害かもしれないと思っているということも伝えたほうが良いと思います。

 

また、現在、すべての小中学校ではスクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーの配置が義務づけられています。

 

スクールワーカー(SC)とは…

子どもたちの心のケア(心理相談)が業務の中心である専門家の方です。

保護者の方の子どもの困りに関する面談等にも応じて頂けます。

 

スクールソーシャルワーカー(SSW)とは…

子どもの問題解決に向けて、関係機関との連絡調整を図ったりする専門職の方です。

発達障害かも?と思われるお子さんは、スクールカウンセラーさんよりもこちらのソーシャルワーカーさんと連携を密にしていくケースが多いです。

 

 

担任の先生と話をするなかで、発達障害の疑いのあるお子さんの場合は、このスクールカウンセラーあるいはスクールソーシャルワーカーさんとの連携をおすすめされるパターンがほとんどであると思います。

もしも、子どもの様子が気になっているのに、担任の先生からおすすめされなかった場合は、希望をすると良いでしょう。希望をすれば、かならず繋いでもらえます!

 

このスクールカウンセラーおよび、スクールソーシャルワーカーさんは、専門家の方であり、専門的な視点から子どもの困りについて具体的なアドバイスや解決法を提示してくれます。子どもの行動で特にお悩みのおうちの方は、発達障害の診断の有無にかかわらず、積極的に連携を希望されることをおすすめします。

 

🔶専門家の方と連携をとりつつ、子どもの様子を観察する

専門家の方との連携は、なるべく密にとったほうが良いと思います。

 

発達障害が疑われるお子さんの場合は、しばらくは定期的に専門家の方と保護者の方が面談を繰り返し、一定期間子どもの様子を観察するというケースが多いです。

 

面談を重ねるたびに、

専門家の方から、アドバイスや対処法を提案されると思います。そのアドバイスや提案を実行しながら、子どもの様子を観察し、子どもにあった支援の形を模索していきます。

 

1回の面談で効果があることもありますが、極まれなケースです。

ほとんどの場合は、面談を繰り返すことで、子どもの行動や様子に変化が現れ始めます。保護者、専門家の方、学級担任の三者が連携して、お子さんの困りの解決に向けた具体的な支援策を考えていきます。

 

🔶場合によっては、検査を受け、療育などの支援も視野に。

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専門家の方との面談を繰り返すなかでも、なかなか思うように子どもの困りが解決しないというケースもあります。あるいは、解決へと向かって良い方向に進んではいるものの、更なる支援を求めたいというケースもあると思います。

 

そういう場合は、親御さんが必要であると思われたタイミングで発達障害の検査をうけることも選択肢の一つとしてあるでしょう。

 

発達障害の検査を受けることは任意です。おうちの人の判断で決めることができます。

子どもに受けさせたくないのに、受けさせられることはありません。

 

しかし、

子どもが明らかに困りがある、

または周囲に迷惑がかかってしまう状況である

場合であるならば、個人的には検査を受けることもありだろうと思います。

 

検査を受けるメリットは、

早い段階から、障害に対する訓練や教育が受けれることです。

学校であれば、特別支援学級に入ることができます。

発達障害と診断されても、特別支援学級にかならず入らなければならないというわけではありません。特別支援学級に子どもを入れるかどうかは保護者の判断です。

 

特別支援学級に入れば、子どもにあったよりきめ細かい教育をうけることができます。

 

また

療育など、ほかの発達障害の子どもたちを支援する専門施設へ通い、訓練をするということもできます。

 

子どもの困りを解決するための、さまざまな道やパターンが考えられますので、ご家族でしっかりと話し合って決めていかれたら良いと思います(*^-^*)

 

今回の記事はここまでにします。

 

今日も最後までお読み頂きありがとうございました。