こんにちは😃
晴田そわかです。
前回の記事⤵️では
親子でおうちで取り組める《音読の3つの基本のメソッド》について紹介させて頂きました。
今回の記事では、
★音読がとても苦手だ
★指で追いながらでないと音読が出来ない
★いつもたどたどしい音読になってしまう
★すらすら音読ができるようになりたい
★教科書の音読は難しすぎてひと苦労する
等で、お悩みのお子さんやおうちの方へ向けて
《おうちで1日10分!音読が苦手な子どもに効果的な音読練習法》を紹介させて頂きます。
- 🔷指追いでしか音読が出来なかった子どもが変わった
- 🔷ステップ①簡単な1冊の本を選ぶ
- 🔷ステップ②1日10分毎日音読の練習に欠かさず取り組む
- 🔷追い読みが完璧にできるようになったら、ひとり読みの練習を!
🔷指追いでしか音読が出来なかった子どもが変わった
うちの子は、中学年、あるいは高学年になっても音読が苦手だ!
低学年のうちに練習をしていなかったから、もう上達は難しいだろうと、諦めてしまっているおうちの方はいませんか?
小学校低学年の子どもさんに限らず、中学年あるいは高学年になっても、教科書の文章を指で追いながらでないと、音読をすることが難しいという子どもさんもいます。
そういう音読が特に苦手な子どもたちでも
ステップ②1日10分毎日音読の練習に欠かさず取り組む
この二段階の学習方法に取り組むことで、音読の力が確実に伸びていきます!
つまり、
1冊の簡単な本に限定して、その本の音読の練習を繰り返すことが大切です。
音読が苦手だった高学年の男の子も
この学習方法を取り入れて、指追いをせずに音読ができるようになりました。
🔷ステップ①簡単な1冊の本を選ぶ
指追いでしか教科書の音読が出来ない子どもさんは、その教科書のお話に出てくる単語の意味が難しくて、十分に理解できていないということが考えられます。また、たくさん連なった文字を追うことが生まれつき苦手であるという特性があるということもあります。
しかし、
絵本のような簡単で易しい本であれば、そのような子どもさんでも、物語の内容をつかみやすいですし、文字も目で追いやすいです。
子どもさんのレベルに合った簡単で易しい本を1冊選んであげてください。
本を選ぶポイント👇
☑全文ゆっくり読んで、10分以内で読み終わるもの(5分程度で良い)
☑内容がやさしく、理解しやすいお話であるもの
☑1文が比較的、短いもの
本を選んだらステップ②に移ります。
🔷ステップ②1日10分毎日音読の練習に欠かさず取り組む
音読の練習は、必ず毎日おうちの人がついて一緒にやってあげてください。
ひとりでは効果は薄いです。
おうちの人が毎日一緒に取り組み、きちんと評価をすることで、子どもの音読の力は伸びていきます。
1日10分、寝る前の時間などで良いですので、
音読に取り組む時間を生活のスケジュールの中に取り込みましょう。
そして、以下の練習の流れに沿って
毎日欠かさず取り組んでみてください。
10分の練習の流れ👇
※いちばんさいしょだけ、読み聞かせをすると良いです。
(2回目以降の音読の練習のときには、読み聞かせは要りません)
つぎに、練習中の約束を確認します。
この音読の練習では絶対に指追いをしないで読むことを約束します。
いよいよ音読練習のスタートです。
❶「追い読み」で1度全文を読みます。
❷もう1度全文を読み、
突っかかってしまった文章は、できるまで言い直させます。
❸評価する
子どもの良かったところを具体的にあげ、ひたすら褒めます。
少しでもよくできた、成長できた点を褒めます。
もう少しがんばれなどの激励や批判は一切要りません。
音読が苦手な子どもさんは、音読に対する自信がないので、少しの批判だけでもやる気をそぎ、自信を失くしてしまいます。
これでもかというくらい、褒めて良いです。
褒められることで自信につながります。
人の気持ちというものは不思議なもので、自信が出てくると、本当に上手になっていきます。
この3つの繰り返しです。
❶~❸あわせて10分間で取り組みます。
❸は特に大事なポイントです。
🔷追い読みが完璧にできるようになったら、ひとり読みの練習を!
上記の10分間追い読み練習が完璧になってきたら、次はひとり読みです。
ひとり読みとは、読んで字のごとく
子どもが自分ひとりで全部音読することです。
最初は絵本の半分つづとかでも良いと思います。
親は、しっかりと子どもの音読を聞いて
評価をしてあげてください。
いずれ、
子どもが絵本1冊を完璧に指おいなしで読める日が来ると思います(#^.^#)
今回の記事はここまでにします。
少しでも、
音読に自信を持って取り組める子どもたちが増えることを願っています。
最後までお読み頂きありがとうございました。