こんにちは😃
晴田そわかです。
今回の記事のテーマは
【命の教育】についてです。
★命の教育って何だろう?
★命の教育っておうちではどんなことをしたらいいの?
と疑問に思っている方へ
子どもたちと一緒におうちでどんな取り組みや声かけができるかについてお話しさせて頂きたいと思います( ◠‿◠ )
🟧命の教育ってどんなことをしたらいいの!?
『命の教育』っていうと
すごく重々しいテーマで
とっても難しいことのように思うかもしれません。
おうちで子どもに命の大切さをどうやって教えたらいいんだろうと
悩んでいる方もたくさん居られることでしょう。
しかし、難しく考える必要はありません。
私たちは、人間をはじめ、動物、植物等
たくさんの命に囲まれて生活をしています。
命と触れ合い
命を思いやり
命について考えを巡らせること
それだけでも十分に命の教育となるのです。
あえておうちの中で
今日は命について学びましょう!
などする必要もないと思います。
毎日の生活のなかで
命について考えることがあるとき、
ちょっとしたおうちの人の声かけや行動で
子どもは命についてより深く考え、思い巡らすことができると思います。
🟧ザリガニが死んだ!
さて、
命について考える、といっても具体的にはどんなことか
私が低学年のクラスの担任をさせていただいていた時の
エピソードを紹介させて頂きます。
ある日
クラスで飼っていた
ザリガニが死にました。
みんなで餌やりなどし、可愛がっていたザリガニです。
脱皮して大きくなった直後
夜中に水槽の蓋をあけて脱走し、
朝、教室の床の上で息絶えていました。
朝、私がその話をすると
子どもたちは悲しみ、何人かが
『お葬式をしてあげたい。』
と言います。
昼休みにお葬式をしてあげることになりました。
昼休みになると
子どもたちが校庭の隅に集まって穴を掘ります。
いつもはやんちゃな男の子たちが神妙な顔をして墓石にするための大きな石を探してきました。
優しい女の子たちも、一緒埋める枝や葉を拾いあつめてきます。
そうして
ザリガニを埋めてあげて
みんなで手を合わせました。
『ザリガニさん、今までありがとう。どうか天国へいってくださいね。』
私が言うと、
子どもたちの何人かも
『ザリガニさん、天国へ行ってね』
と手を合わせました。
その後も
定期的に子どもたちはザリガニさんのお墓参りに行っていました。
🟧命を尊ぶ姿勢や命に対する畏敬の念を常日頃から持っておくことが大事!
さて、前述のザリガニの話ですが
お葬式やその後の墓参りは
別に私が強制したわけではありません。
子どもたちが
生き物を飼い
生き物を可愛がり、その命の愛しさを感じ
その生き物が死に、その命が失われた悲しみを感じたことで
自然と『お葬式をしたい』と思ったのだと思います。
こういう体験を積み重ねていくこと
こういう気持ちを味わっていくことが
命の教育なのではないかと思います。
それには
周りの大人たちが
常日頃から
命を尊ぶ姿勢や命に対する畏敬の念を持ちながら子どもと接することが大切だと思います。
今回のザリガニであれば
愛情を持って飼育すること、に尽きます。
その姿勢、態度はかならず子どもに伝わります。
子どもも愛情を持って生き物を飼育するようになるのです。
愛情がなければ
生き物が死んだって『ああ。死んだのか』くらいで、きっと悲しまないでしょう。
まわりの大人の命に対する態度というのは、
とても大切なものだと思います。
🟧生き物を飼うことは命の教育に繋がる!
命の尊さをより身近に感じるために
生き物を飼育することはとても良いことだと思います。
あえて
おうちで生き物を飼うことはオススメしません。
なぜなら、
命を預かることは、責任が伴うからです。
安易な考えで生き物を飼育することには反対です。
しかし、
今、おうちで大切にしているペットがいたり、
これから真剣に生き物の飼育を考えていたりする方もいらっしゃると思います。
生き物の飼育は
子どもにとって命を学ぶ良いチャンスだと思います。
ご家族ですてきな学びがあると良いですね(#^.^#)
今日も
お読み頂きありがとうございます。