こんにちは(#^^#)
晴田そわかです。
今回の記事では
★お手伝いの良さを知りたい
★お手伝いを習慣化させたい
★うちの子はまったくお手伝いをしなくて困っている
★自分から進んでお手伝いが出来る子になってほしい
等でお悩みのおうちの方へ向けて
≪お手伝いの習慣化の方法とメリット≫について紹介させて頂きます。
❖お手伝いのメリットとすすめ
毎日のお手伝い、進んでしてくれれば助かるし、嬉しいなあと思っているおうちの方はたくさん居られることでしょう。
わたしは
子どもが小学生になったら、ただおうちのお手伝いを進んでさせるというだけではなく、毎日の生活のルーティンの中に「お手伝い」をしっかりと位置付けて、習慣化させたほうが良いと考えています。
お手伝いは、何のためにするのか?
子どもも立派な家族の一員です。
おうちの方は、子どもたちのために日々愛情をこめてたくさん働いてくださっていることと思います。
食事の用意、洗濯、掃除、買い物、習い事の送り迎え、学校で使うものの準備、宿題のチェック等々
ほかにも、さまざまな形で子どもたちのために愛情を注いでくださっていることでしょう。
忙しいなかで、十分にできていない!
と思う部分もある親御さんもいらっしゃるかもしれませんが、子どもたちのために働いていることは確かだと思います。
子どもたちには、なんでも親がやってくれる、それが当然であると思うような子どもには育ってほしくないと願います。
子どもも家族の一員であるならば、働いてくれている家族のために「ありがとう」の気持ちを持って、たとえわずかでも自分のできる仕事をする!そんな風に育ってほしいと願います。
このような気持ちを育むために、お手伝いの習慣化は大切であると思います。
しかし、中には、お手伝いなんかしてくれてもしょうもない、というおうちの方もいるかもしれません。
特に、いわゆる教育ママと呼ばれるご家庭では、お母さんが子どもに
「お手伝いなんかしている暇があったら、勉強しなさい。」
などと言って子どもを叱るというケースもよく聞きます。
勉強も大切だと思いますが、勉強勉強ばかりでは、子どもはただ勉強さえできればいいんだと勘違いしてしまうかもしれません。大切な心の部分の成長がおざなりにされてしまわないかと、とても心配になります。
毎日のお手伝いという仕事を子どもに与えることで、
子どもに責任をもって働くことの大切さや人のために働く喜びを感じさせることができ、
さらには、自立心や継続力も育むことができると思います。
また、何でもやってもらうのが当たり前じゃないということがわかっている子どもは、人のために進んで働くことができます。やってもらえなくても、人のせいにしないので精神的にも強いです。もちろん、出来ないところは親が支援すべきですが、出来るところは自分でやるという意識は大切です。
お手伝いがおうちでしっかりと習慣化できている子どもは、学校でも進んで人のために働くことができます。これは、とても素晴らしいことだと思います。
❖子どもが毎日続けられるお手伝いを選ぶ
さて、実際、子どもにお手伝いをさせたいと思っても、続けることができないようなお手伝いはあまり意味がありません。
たとえば、
子どもが毎日するのは大変なお手伝いや、
お母さんが疲れている時だけする、という、たまにしかやらないお手伝いです。
お手伝いは、習慣化させることが大切です。
ですので、
◇毎日できるもの
◇続けることが難しくないもの
を選ぶのがポイントです。
子ども自身ががこれなら毎日絶対に続けられる!
というお手伝いを子どもと一緒に考えて選ぶことが大切だと思います。
簡単なもので良いのです。
あまり、大変なお手伝いは、続かないのでやめたほうがよいです。
例を挙げると
・くつならべ
・新聞取り
・配膳の準備
・配膳前のテーブルふき
・配膳後のテーブルふき
・ペットのえさやり
・ペットの散歩
・食後のお皿を台所へ運ぶ
・ふとん敷き
・玄関を掃く
等は、簡単で続けやすいので低学年の子どもさんでもおすすめです。
中学年、高学年くらいになれば
・風呂掃除
・トイレ掃除
・洗濯たたみ
・ゴミ出し
・リビングの掃除機
・茶碗洗い
・茶碗拭き
等のお手伝いも良いかもしれません。
ちなみに、
自分の部屋の掃除や、自分の洗濯物だけ畳むといった、自分のことをすることはお手伝いとは言えません。家族のために、働くことがお手伝いです。
❖物で釣るのは効果なし!褒めて喜びを味わわせるのが基本
お手伝いを習慣化させたい!
そう願っていても、子どもが思うようにお手伝いしてくれるとは限りません。
ああ、面倒くさい!
なんでこんなことしないとといけないの?
お母さんやってよ!
やりたくない!
と、言う子もいるでしょう。
そんな時、つい使ってしまいたくなるのが、物で釣るという方法です。
これをやってくれたら〇〇してあげる
このお手伝いをしたら〇円あげる
といった具合に、
お金や物、あるいは子どもが喜ぶことの対価としてお手伝いをやってもらうというわけです。
これでは、
子どもは〇〇したいから、〇〇が欲しいからお手伝いをするということになってしまいます。つまり、物目当てでお手伝いをするわけで、家族の役に立ちたくてするのではありません。
このやり方は、一時的な効果はあっても長続きはしません。子どもは、何でも欲しがるものなので、物で釣れば動くでしょうが、物が無くなれば動きません。しまいには、お手伝いを頼むたびに、「じゃあ、何くれる?」と言い出しかねません。
子どものお手伝いを習慣化させるには最初が肝心です。
子どもに、何のためにお手伝いをするのか、ということをきちんと話して納得させることが大切です。
そして、子どもがお手伝いをしてくれたら、そのたびに必ず褒めることです。それは少し大げさなくらいが良いと思います。そして、感謝の気持ちを言葉で伝えることです。
褒められると子どもの中に、自分は、家族の役に立った、感謝された、嬉しい!という気持ちが芽生えます。その気持ちの積み重ねが、人のために進んで働こうという気持ちの醸成に繋がっていきます。
ですので、
焦らず、毎日親が子どもに声をかけてあげることが大切です。
1度や2度、面倒くさくて、やらない日があっても良いのです。
だんだんと、家族のために喜んで働いてくれるようになればそれが一番良いと思います。
❖習慣化が難しい場合も、焦らないことが大切
お手伝いが習慣化するまでには、時間がかかることもあると思います。
就学前や小学校低学年の子どもたちであれば、習慣化させやすいでしょうが、
高学年になって、はじめて習慣化させたいとなると難しい面もあるでしょう。
子どもも、小学校の高学年ともなれば、自我がしっかりと確立され、自己主張も強くなっています。
おうちの人の言う事を簡単に素直に聞くものではないでしょう。
お手伝いも強く反発する場合は、無理に強制すべきではないと思います。
そういう場合は、何かひとつでも家族のためにお手伝いをしてくれたら、褒めることが大切です。
愛情を持って接していれば、
必ず子どもは変わります。
それは、十年間さまざまな子どもと関わらせて頂いた
わたしが感じていることです。
子どもと関わる大人の想いや考え方が、
子どもにも深く影響すると思います。
お手伝いの習慣化が難しい場合も、焦らずに子どもと向き合っていく姿勢が大切です。
家族の一員として感謝の心を持って進んでお手伝いのできる子どもたちが増えていくことを願っています(*'▽')
今回の記事はここまでにします(*^-^*)
今日も最後までお読み頂きありがとうございました。