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晴れブロ そわかの子育て・教育応援ブログ

子育てに悩むすべての方へ、元小学校教員:晴田そわかからのメッセージ💌

小学生の子どもの読書におすすめ!「好きな児童文学10選」

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はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選

 

こんにちは😃

 

晴田そわかです。

 

今回の記事では、

はてなブログ10周年の特別お題「好きな〇〇10選」への投稿と兼ねて、

小学生の子どもたちの読書にもおすすめの

私自身が個人的に≪好きな児童文学10選≫を紹介させて頂きたいと思います。

 

★おすすめの児童文学を知りたい

★人気シリーズ、江戸川乱歩、怪盗ルパンシリーズについて知りたい

★高学年向けのおすすめの児童文学を知りたい

 

という方には特におすすめの記事となっています。

 

 

 

 

❖小学生の子どもの読書におすすめ!「好きな児童文学10選」❖

❶奇岩城(モーリス・ルブラン) 怪盗ルパンシリーズより:高学年向け

ポプラ社文庫シリーズの怪盗アルセーヌルパンシリーズ。

フランスの小説家、モーリス・ルブランが発表した冒険推理小説の主人公:怪盗アルセーヌルパンが活躍する大人気シリーズです。

 

私は小学生時代にこのポプラ社のルパン全集(当時全30巻)をすべて読み尽くしました。

 

ルパンシリーズの魅力は、何と言っても、主人公のルパンのハンサムで頭脳明晰、運動神経も抜群、ユーモアもたっぷりという、キャラクターです。怪盗でありながらも、人は絶対にころさない主義であるところ、善良な市民には絶対に手を出さないところも、読者の好感度を上げています。

 

また、ルパンを追いかけ続けているガニマール警部との対決もお決まりの名物シーンです。

 

魅力的なキャラがたくさん活躍するシリーズですので、一度ハマってしまうとどこまでも読み続けてしまいたくなる作品です。

 

さて、

そんなアルセーヌ・ルパンシリーズの中でも、私が最も好きでおすすめしたい作品が

「奇岩城」です。ルパンシリーズは、基本的にどの作品から読み始めても大丈夫ですが、「奇岩城」は一応、「怪盗紳士」「ルパン対ホームズ」「ルパンの冒険」に続く、シリーズ第4作目となっています。

 

ですので、上記3作を読んだ後のほうが、より奇岩城のルパンの魅力が増すのではないかと思います。ルパンシリーズをひとつも読んだことのない人は、まずは第1作目の「怪盗紳士」からスタートすることをおすすめします(#^.^#)

 

「奇岩城」の魅力は、なんといっても美しい令嬢レイモンドとルパンの恋愛、そしてレイモンドの悲しい死です。

普段は、冷静でかっこいいルパンの人間臭さにあふれるシーンが満載の作品となっていますので、そこが一番の魅力です(*^-^*)

 

ルパンシリーズ第1作目「怪盗紳士ルパン」はこちら👇

 

※アルセーヌ・ルパンシリーズは、大人も楽しめる作品です。

中高生以上~大人の方は、新潮文庫のルパンシリーズがおすすめです。

このシリーズの作品は私も持っています(#^.^#)

 

 

 

❷8・1・3の謎(モーリス・ルブラン) 怪盗ルパンシリーズより:高学年向け

上記のルパンシリーズの中で、次におすすめしたい作品が

「8・1・3の謎」です。

 

ルパンシリーズの中でも、最高傑作とも言われているこの作品の見どころは

国家警察部長やドイツ皇帝までも巻き込んだスケールの大きいストーリー

なんといってもラストのどんでん返しを含む意外な結末です。

さいごまで、

わくわくどきどきの止まらないストーリー展開となっている作品です。

 

この「8・1・3の謎」の原題は「8・1・3」であり、

ルパンシリーズの中でもかなりの長編物です。この作品はのちに、『ルパンの二重生活』と『ルパンの三つの犯罪』に分冊化されています。

 

分冊化された後編のタイトル『ルパンの三つの犯罪』の由来が、人を殺さないをモットーとしてきたルパンが図らずも初めて犯してしまう三つの殺人事件のことを指しています。

 

ちなみにポプラ社の児童文庫版のシリーズでは、

最後のルパンの三つの犯罪の部分が子ども向けに違った結末として書き換えられています。

 

より原作に近い形で

作品を楽しみたい、高校生以降~大人の方には

新潮文庫の「8・1・3」と「続8・1・3」がおすすめです(*^-^*)

 

 

 

❸黒い魔女(江戸川乱歩) 江戸川乱歩全集より:高学年向け

❹妖怪博士(江戸川乱歩) 江戸川乱歩全集より:高学年向け

 

 

 

怪奇小説の巨匠、江戸川乱歩明智小五郎シリーズ。

言わずと知れた日本の三大名探偵のひとりである、名探偵明智小五郎が大活躍するシリーズです。

 

稀代の名探偵明智小五郎と永遠のライバルである神出鬼没の怪人二十面相とのバトルにどきどきわくわくさせられます。

 

こちらのシリーズも

私は小学校時代に全作品を読破しました。

 

中でも

もっとも好きだったのが「黒い魔女」と「妖怪博士」です。

 

「黒い魔女」は、

江戸川乱歩が、一般大衆向けに書いた小説「黒蜥蜴という小説を、子ども向けに書き下ろした作品です。

ちなみに、私は書き換える前の「黒蜥蜴」のほうが好きです。

 

 

黒蜥蜴の魅力は

美貌の盗賊黒蜥蜴と明智小五郎心理戦、頭脳合戦を主軸とした死闘、および大人の恋愛です。普段沈着冷静な明智小五郎の人間らしい部分が垣間見えるストーリーにどきどきさせられます。

少し、大人向けの作品であると思います。

 

高校生~大人の方はこちらの👇原作『黒蜥蜴』をおすすめします。

 

「妖怪博士」は、変装の名人、神出鬼没の怪人二十面相が登場するシリーズです。

怪人二十面相が登場する作品の中では、「怪人二十面相」「少年探偵団」に続く第3作目。

前作の「少年探偵団」の結末で死んだと思われていた二十面相の復讐劇となっています。

 

江戸川乱歩シリーズを全く読んだことのない子どもさんは、怪人二十面相」と「少年探偵団」を読んだあとに読んだほうが、より作品の面白さが伝わると思います。

 

江戸川乱歩シリーズも、ルパンシリーズと同様に、基本的にどの作品から読んでも大丈夫ですので、とくに順番は気にしないという方は好きなタイトルの作品から読んでも良いと思います(#^.^#)

 

第1作目「怪人二十面相」はこちら👇

 

ハックルベリーフィンの冒険(マーク・トウェイン) :高学年向け

 

 

トムソーヤーの冒険で有名なマークトウェインの冒険小説であるハックルベリーフィンの冒険。

 

トムソーヤーの冒険で登場する主人公トムの親友であるハックが主人公の冒険小説です。

 

トムも好きでしたが、

私はトムよりもハックのほうにより魅力を感じていたので、こちらのお話のほうが個人的には好きでした。しかし、人気があるのはトムソーヤーの冒険のほうだと思います。

 

ハックは、アルコール中毒の父親と暮らす少年。

家族や人種差別、宗教といった大きなテーマを孕んだ作品で、たくさんの人との出会いの中で自由に素直に、逞しくいきていくハックの姿が魅力です。

 

トムソーヤーの冒険とあわせて読んでいただければ、より魅力の増す作品だと思います。

 

 

注文の多い料理店(宮沢賢治) :中~高学年向け

宮沢賢治の名作「注文の多い料理店

 

結末がおもしろくて、

子どものころに何度も読んでしまった作品です。

 

数々の児童文学を創作してきた宮沢賢治の作品の中でも、短編かつ明快なストーリーでもっとも読みやすい作品のひとつであると思います。

 

宮沢賢治の作品を全く読んだことのない子どもさんが一番初めに読む作品としてもおすすめです。

 

赤毛のアンシリーズ(モンゴメリ) :高学年向け

 

 

不朽の名作「赤毛のアン」シリーズも、

小学校時代に読破したシリーズのひとつです。

 

女の子向けの作品ですが、男の子が読んでも面白いと思います。

お転婆で明るい性格のアンの成長と絆の物語。

 

講談社青い鳥文庫シリーズが子ども向けに書かれた作品となっていますので、おすすめです。シリーズ全8巻あります。

 

❽片耳の大シカ(椋鳩十) :中~高学年向け

動物シリーズで有名な椋鳩十シリーズの1冊。

椋鳩十が書いた「大造じいさんとガン」は、5年生の国語の教科書にも出てくる名作。

 

椋鳩十さんのシリーズでは野生動物が数多く登場し、

人間と動物の絆がテーマの中心に描かれた心温まる感動的なストーリーの作品が多いです。

 

「片耳の大シカ」もそのテーマに沿った作品です。

鹿児島県の屋久島が舞台で、屋久島に住む鹿の群れを率いる大ボスが、かつて人間に撃たれて片耳を失った大シカです。

 

この大シカと彼の命を狙う猟師と子どもたちが遭遇する事件のエピソードが素晴らしいです。

 

感動モノがお好きな子どもさんにはおすすめの作品です。

 

❾宝島(スティーブンソン) :中~高学年向け

ロマンたっぷりの少年たちと海賊たちの戦いを描いた冒険海洋小説。

 

隠されたお宝をめぐって

争う少年たちと海賊のやりとりも魅力ですが、

 

主人公ジムの周りの大人のキャラクターたちがみんな個性的で魅力的です。

 

個人的に主人公以上に周りのキャラクターが面白くて好きだった作品です。

冒険のどきどき感やワクワク感、

魅力的なキャラクター同志の掛け合いが好きな子どもさんにはおすすめの作品だと思います。

 

ハリーポッターと賢者の石(J.K.ローリング):高学年向け

映画でも大ヒットした

超有名シリーズ、ハリーポッター

 

日本の文学作品には、ここまでスケールの大きいファンタジー児童文学って無いのでなないかと思っています。

 

ファンタジー・冒険小説が大好きな私にとって、ハリーポッターの破壊力は本当にすごかったです。

最後まで敵か味方かわからなかったスネイプ先生が個人的には好きでした。

 

映画等でおなじみの作品であると思いますので、内容にはあえて触れませんが、読書があまり好きではないという子どもさんでも、ハリーポッターの映画が好きであれば、楽しみながら読める作品ではないかと思います(#^.^#)

 

 

今回はここまでにします。

 

最後までお読みいただきありがとうございました(#^.^#

 

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