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晴れブロ そわかの子育て・教育応援ブログ

子育てに悩むすべての方へ、元小学校教員:晴田そわかからのメッセージ💌

人権作文ってどんなことを書けば良いの?小学生向けの人権作文のテーマとは?

※当ブログではプロモーションを利用しています

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こんにちは(*^-^*)

 

晴田そわかです。

 

今回の記事では

★人権作文ってそもそも何?どうやって書けばいいの?

★人権作文のテーマ選びについて迷っている

★子どもに人権作文を書かせたいが、何を書かせればよいのか分からない

★小学生向けの人権作文のテーマについて知りたい

等でお悩みのお子さんやおうちの方へ向けて

≪小学生向けの人権作文のテーマ≫について紹介させて頂きます。

 

 

 

 

❖人権作文とはどんな作文?

秋は人権作文の季節です。

子ども向けの各種人権作文のコンクールはこの時期に行われるものもとても多いです。

 

学校では人権についてじっくり学んだり、作文を書いたりすることもあるでしょう。

人権作文の宿題が出されている学校もあるかもしれせん。また、個人的に人権作文のコンクールに出品してみたいという子どもさんも居るかもしれません。

 

そもそも、

人権作文ってどのような作文なのでしょうか。

 

人権と聞くとすごく難しいように思う方もいらっしゃると思います。

 

ひとことでいえば

人権作文とは人権に関する作文のことです。

人権に関係するテーマであれば、すべて人権作文であると言えます。

 

では、「人権」とは、何か。

「人権」とは人間が人間らしく生きる権利で、生まれながらにすべての人が持っている権利です。個人の尊重、生命・自由、および幸福を追求する権利のことで、具体的な権利をあげれば、思想良心,宗教,結婚,学問,職業選択の自由、勤労の権利、選挙権、教育を受ける権利等、その他さまざまな権利が挙げられます。

 

 

大人であれば、なんとなくわかるでしょうが、子どもに「人権」を伝えるのはとても難しいですよね。特に、低学年であれば尚更です。

 

私が、低学年の子どもたちに人権を伝える際には、

『どんな人であっても、いじめられたり、仲間はずれにされたりすることがなく、みんなが幸せにくらしていくことができるというきまりごとがあります。これを「じんけん」と言います。』

というような言い方をしていました。

 

❖人権作文の具体的なテーマ例

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さて、

人権作文の意味が分かったところで、実際に「書く」となると、

で?一体、何を書けばいいんですか?と

と思う人も多いでしょう。

 

人間が人間らしく生きる権利と言われても、具体的にどんなことなのか曖昧ですよね。

 

この章では、

低学年・中学年・高学年に分けて、人権作文で使えそうな具体的なテーマをピックアップしていきたいと思います。

 

加えて、

人権作文を書く上で大切になってくるのは、自分自身の体験です。

テーマを選ぶ際に、自分自身の体験が書けるテーマであるかどうかが大切なポイントになってきます。

 

特に、これは凄い!と思われるような体験でなくても構いません。

人権作文というと、何か劇的な体験談を書かねばならないのではないかと勘違いする人もいますが、そういうことはありません。もちろん、そんな体験があれば素敵ですが、頻繁に劇的な体験をするような人はそうそう居ません。

日常生活の中のふとした出来事などで、良いのです。たとえ小さな出来事であっても、人権につながるテーマはそこらじゅうに転がっています。

 

【低学年向け、おすすめの人権作文のテーマ】

低学年の人権作文のテーマは、子どもにとって身近で分かりやすいテーマが一番です。

友だちや家族関係のテーマは、子どもにとって身近なテーマですのでおすすめです。

 

〇仲良しの友だちとけんかをしてしまったこと

〇友だちにいじわるをしてしまったこと

〇友だちがいじわるをされているのを見たこと

〇いつも、自分に優しくしてくれる友だちのこと

〇友だちにやさしくしている友だちを見たこと

〇いつもがんばっている友だちのこと

〇友だちに言われてうれしかった言葉、かなしかった言葉

〇いっしょうけんめいに働いているお母さんのこと

〇家ぞくのために働いているお父さんのこと

〇兄弟のいいところ、がんばっているところ、自分とのちがい

〇いつも声をかけてくれる地域の人

〇あいさつをする気持ちよさ

〇勇気を出して困っている人を助けたこと

〇お手伝いでじぶんががんばっていること

〇せんそうの話を聞いて思ったこと

【中学年向け、おすすめの人権作文のテーマ】

中学年の人権作文のテーマは、学校生活などの身近なテーマに加え、地域社会などにも目を向けた少し広いテーマもおすすめです。

 

〇あいさつのよさ、大切さ

〇バスや電車で座席をゆずったときのこと

〇親友について、親友がいる良さ

〇友だちと協力をしたこと、協力のよさ

〇仲間はずれについて

〇人からのおもいやりを感じた体験談

〇外国人の友だちのこと、日本との違い

〇努力して取り組んでできるようになったこと

〇お手伝いやボランティア活動の体験談

〇人の気持ちを考えて行動したこと

車いすで生活をしている人のこと

〇病気の家族についての体験談

〇友だちと自分の違うところ、違いを認め合うこと

〇友だちともっと仲良く楽しくすごすために

〇自分が地域で取り組んでいる活動について

【高学年向け、おすすめの人権作文のテーマ】

高学年の人権作文のテーマは、学校、地域社会に関するテーマに加え、国際社会やジェンダー、命、差別などのテーマ、ニュースや新聞で聞いた話等、大きめのテーマもおすすめです。

 

〇いじめをなくすために

ジェンダー差別について

〇社会から犯罪をへらすために

〇地域で取り組んでいる防犯について

〇平和について自分たちができること

〇アフガン戦争について、本や報道を読んだこと

〇障がいをもっている人に対する偏見について

〇自分の中にある差別の気持ち、差別とは何か

〇五輪パラリンピック選手の活躍を見て感動したこと

〇異文化理解について

〇高齢者の人権について

SNSのマナーや誹謗中傷について

〇コロナ差別、ワクチン差別について

バリアフリーについて

〇ひとりぼっちを無くすために

 

❖おわりに

今回、小学校の人権作文に使えそうなテーマを低学年・中学年・高学年に分けて挙げさせて頂きました(*^-^*)

 

これ以外にも、人権作文のテーマはたくさんあると思います。

人権に関係する作文であれば、すべてが人権作文です。

 

人権作文を書く際には、体験が一番大切ですので、子どもの体験の中からもっともふさわしいテーマを探していくとが一番良いと思います。

 

次回は、基本的な人権作文の書き方について紹介予定でです。

 

今回はここまでにします。

 

最後までお読み頂きありがとうございます。