こんにちは(*^-^*)
晴田そわかです。
今回の記事では、鍵盤ハーモニカの指導で悩まれているおうちの方へ向けて
≪低学年の子どもさん向けの鍵盤ハーモニカの指導のアイデア≫について紹介させて頂きます。
★鍵盤ハーモニカが苦手で上手に弾けない
★楽器の演奏が苦手だ
★鍵盤ハーモニカの演奏がもっと上手になりたい
★子どもと鍵盤ハーモニカの練習を一緒にしたい
★子どもにわかりやすく鍵盤ハーモニカの指導をしたい
等のお悩みをお持ちのお子さんやおうちの方に特におすすめの記事となっています。
❖階名は丸シールで色分けしよう
小学校低学年の子どもたちは、鍵盤ハーモニカが大好きです。
ピアノやエレクトーン等を習っている子であれば、すらすらと上手にメロディを演奏することができますが、中には鍵盤の位置を覚えるのも苦手だという子どもたちもいます。
鍵盤の位置がわからないと、メロディを上手に演奏することがなかなかできず、弾けない➡面白くないの繰り返しで、だんだん鍵盤ハーモニカが嫌いになってしまう子どもたちもいます。
そこで、鍵盤の位置がなかなか覚えることができない子どもたちには、丸シールで色分けしてあげることがひとつのアイデアです。
ポイントは1オクターブごとに色を変えて、ドレミファソラシドのシールを鍵盤に貼ってあげることです。そうすると、鍵盤の位置がとても分かりやすいです。
❖まずは、まねっこをさせよう
いちばん最初は、ドレミファソの五本の指で弾ける音を練習しましょう。
このとき、指使いにも注意して指導するようにすると、中学年以降の鍵盤ハーモニカの演奏の時に、指使いで困ることが少ないです。
ファ・・・薬指 ソ・・・小指
上記が基本の指使いになります。
それぞれの階名をそれぞれの指で演奏できるように練習されると良いです(*^-^*)
基本の指使いがわかったら、
まずは、まねっこの練習からスタートです。
おうちの人が、まず口で階名を唱えます。それと同じように、子どもは鍵盤で演奏をします。低学年の子どもたちは、はりきって息を吹き込みすぎる場合があるので、吹き込みすぎないように注意をしてあげることも大切です。
テンポや音の数などに変化をつけていくと、楽しく練習ができるのでオススメです。
おうちの人 レーレーレー 子ども レーレーレー
おうちの人 ミミミミミ 子ども ミミミミミ
おうちの人 ソソーソソー 子ども ソソーソソー
おうちの人 ソファミレド 子ども ソファミレド
上手になってきたら、
ドミドミドミー レミファミレ ミファソファミ
ミソミソミソ ソラソラソ ソソラシド
ドミソドミソ ドレミレド ミーファファファ
など、五本の指を動かさずにできる音階の練習をすると良いです。
❖上手な息の吹き込み方を練習しよう
鍵盤ハーモニカでは、息の吹き込み方も上手に演奏するうえで大切なポイントです。
低学年の子どもたちは、張り切って大きな音を出そうとして、息をたくさん吹き込みがちです。また、ふうーっと息を切らずに吹き込んでしまうケースもよくあります。
そうすると、音が明瞭で出ず、綺麗な演奏とはなりません。
鍵盤ハーモニカの音を明瞭に出すためには、ふっ!ふっ!と舌を使って、音を切っていくように吹き込むことが大切です。
これは、『タンギング奏法』と呼ばれるものです。
といっても、とても分かりにくいですよね。
子どもたちには、
このように声をかけるととても分かりやすいです。
おうちでまねっこ練習をするときから、このような息の吹き込み方を意識させると、とてもきれいな音を出すことが出来ます。
❖簡単なメロディを演奏してみよう
まねっこ練習とタンギング奏法が上手にできるようになってきたら、簡単なメロディに挑戦してみましょう。
おすすめのメロディは
『かっこう』です。
かっこうは、ドレミファソの5音しか使わず、指移動もない曲です。
鍵盤ハーモニカの初心者である子どもたちが最も演奏しやすい一曲だと思います。
①かっこうをドレミで歌えるように練習する
②かっこうをまねっこで練習する
おうちの人 ソミーソミーレドレドー
子ども ソミーソミーレドレドー
おうちの人 レレミファーレミミファソーミ
子ども レレミファーレミミファソーミ
おうちの人 ソーミソーミファミレド
子ども ソーミソーミファミレド
③一段ずつまねっこなしで練習する
④全曲を通して自分で弾けるように練習する。
繰り返しの練習で、鍵盤が苦手な子どもたちもどんどん上達していきます(*^-^*)
上達は子どもたちの自信になり、自信は次の課題へと取り組んでいく原動力となります。たくさん、いいところを褒めて、自信を持って演奏ができるようになると良いですね。
❖いろいろな曲に挑戦しよう
また、以下のような、ドレミファソラシドだけで演奏できる簡単なメロディブックなどに挑戦するのもオススメです(*^-^*)
今回の記事はここまでにします。
最後までお読み頂きありがとうございました。