こんにちは。晴田そわかです。
今回の記事では《小学校1年生の算数の主なつまずきと七つの対処法》について紹介させて頂きます。
小学校1年生の算数のつまずきと対処法

小学校1年生で算数に躓いてしまう子どもさんは少なくありません。おうちの人は心配だと思いますが、大丈夫です。学習障害などの障害がある場合は別になりますが、そうでなければこの時期のつまずきは、適切なサポートと工夫次第で必ず克服できます。
反対に言えば、おうちの人のサポート次第で顕著に学習の差が出てくる時期であるとも言えます。
わたしは、教員時代低学年の担任を持たせて頂くことが多かったです。その時に感じたのが、1年生の学力の定着は、家庭学習でいかに親御さんが子どもの勉強をみてあげているか、ということに大きく影響されるということです。
学校で勉強をする時間には限りがあります。教師は1人で20〜30人の児童の勉強を見るので、どうしても1人の子どもにかけられる時間は少なくなってしまいます。もちろん、基礎の定着が厳しいと感じる子どもには、特別に時間を割いて対応しますが、1年生の場合は帰宅時間も早いし、毎度休み時間に勉強ばかりさせるわけにもいきません。
そこで学習の定着は、基本的におうちでの宿題になります。おうちの人のサポート次第によって、1年生の場合は定着の度合いに差が出てきやすいです。特に漢字や算数の基礎的な計算の力は顕著になってきます。子どもさんの学習の定着が特に気になる場合は、学校への相談プラスおうちでの宿題のサポートをおすすめしたいと思います。
1年生でよくあるつまずきの原因

①数の概念がまだ完全には身についていない
1や2という数字が、どういうものなのか、どれくらいの量をさすのか、数字の意味がまだ頭の中で完全には理解できていない子どもさんもいます。
数を具体物と結びつけて理解することが大切です。
②計算の仕方を忘れてしまう
特に繰り上がり、繰り下がりの計算は、まだ慣れていないため、すぐに忘れてしまうことがあります。
繰り返しの練習が大切です。
③問題文の意味が理解できない
文章問題では、問題文の意味を正しく理解することが大切ですが、1年生の場合は、まだ読解力が十分でないため、つまずくことがあります。
④集中力が続かない
小さな子どもは集中力が短いので、長時間同じ問題に取り組むことが難しい場合があります。
つまずきへの七つの対処法
①具体的な教材を活用する

ブロックや積み木、お菓子など、身近なものを数えたり、分ける遊びを取り入れましょう。
知育玩具などを使うのもおすすめです。
また、数直線を使って数を視覚的に捉えるのも効果的です。
②日常生活の中に算数を取り入れる

お菓子を分ける、おもちゃを数えるなど、日常生活の中で自然に数を意識する機会を作りましょう。
お買い物の時に、値段を計算したり、物の数を数えたりするのも良いでしょう。
③計算練習を楽しくする

1年生は退屈なことが大嫌いです。単調な勉強はすぐに飽きてしまうので、計算ドリルだけでなく、具体的な物を使用した練習や計算ゲームやアプリを活用して、飽きずに練習できるように工夫しましょう。
計算の仕方を歌にして覚えたり、指を使って計算したりするのも効果的です。
④問題文を絵や図に描く
文章問題を解く際は、問題文の内容を絵や図に描いてみましょう。視覚的に捉えることで、問題の意味が分かりやすくなります。これは、1年生に限らず、他学年の子どもさんにも有効な方法です。
⑤短い時間で集中して取り組む

長時間机に向かわせるのではなく、短い時間で集中して取り組むようにしましょう。
飽きてきたら、少し休憩を入れるなど、メリハリをつけましょう。
⑥褒めて伸ばす
正しい答えが出せたら、必ず褒めてあげましょう。小さな成功体験を積み重ねることで、自信につながります。得意、と思わせることが大切です。子どもは、自信を持てばどんどん自分から進んで学習するようになります。間違えても、「次はできるよ」と励ましましょう。
⑦親も一緒に学ぶ
子どもと一緒に問題を解いたり、教え合ったりする時間を持ちましょう。
親自身が算数を学ぶことで、子どもへの指導のヒントが得られることもあります。
その他のポイント

◉無理強いは禁物: 子供のペースに合わせて、無理強いは避けましょう。無理強いすると、逆効果になる場合があります。かえって、算数嫌いになってしまうこともあります。
◉周りの人と協力する: 先生や塾の先生、他の保護者など、周りの人と協力して、子供をサポートしましょう。
◉楽しく学ぶことが大切: 算数を楽しいものだと感じてもらえるように、工夫を凝らしましょう。
おすすめの教材やツール

まずは、学校で使用している計算ドリルや計算カードを使って、基礎を徹底しましょう。
新たに新しい教材を購入する必要はありません。算数が苦手なこの場合は、同じ問題に繰り返し何度も挑戦するほうが、基礎の定着は図れます。
基礎の徹底が図れたら、新たな教材の購入を計算しましょう。
下記のツールはご参考までに。
◉計算ドリル: 計算力をつけるために、様々なレベルの計算ドリルがあります。
◉フラッシュカード: 短時間で多くの問題を解く練習ができます。
◉算数アプリ: ゲーム感覚で楽しく学習できるアプリがたくさんあります。
◉そろばん: そろばんを習うことで、計算力が向上するだけでなく、集中力や記憶力も養われます。
おわりに
小学校1年生の算数のつまずきは、早めの対策と適切なサポートで必ず克服できます。焦らず、お子さんのペースに合わせて、楽しく学習を進めていきましょう。