こんにちは。晴田そわかです。
今回の記事では《小学生向け!読書感想画コンクールで入賞するためのテーマ選びと描き方》について紹介させて頂きます。
- 読書感想画コンクールで、あなたの物語を絵にしよう!
- 1. 読書感想画を始めよう!
- 2. 読書感想画を書く上での心構え
- 3. 魅力的なテーマを見つけよう!
- 4. 絵を描くコツをマスターしよう!
- 5. 作品をさらに良くするコツ
- 6. 読書感想画コンクールに応募しよう!
- 7. 審査基準を徹底解剖!
- 8. まとめ
読書感想画コンクールで、あなたの物語を絵にしよう!
「読書感想画、難しそうだな…」と思ったことはありませんか?絵を描くのが得意な人だけが参加できるものだと思っていませんか?そんなことはありません。読書感想画は、あなたが読んだ本の感動を表現する、素晴らしい機会なのです。
大きなコンクールとしては、読書感想画中央コンクールや、西日本読書感想画コンクールなど、各都道府県の学校図書館協議会が主催するコンクールがあります。よく、小中学校では、授業の中で取り組んだり、宿題として出されてとして取り組んだりすることが多いと思います。
しかし、読書感想画のコンクールは、学校の課題として取り組むもののほかに、民間や各市町村団体が主催しているコンテストもあります。
学校で取り組むコンクールに限らず、さまざまなコンクールに応募してみるのもとても楽しいと思います。
この記事では、
⭐️読書感想画の描き方
⭐️コンテストへの応募の仕方
⭐️読書感想画の審査基準
まで、わかりやすく解説します。さあ、一緒に読書感想画の世界へ飛び込みましょう!
1. 読書感想画を始めよう!
読書感想画は、単なる絵画ではなく、あなたが読んだ本への想いを表現する、あなただけの物語です。絵を描くことで、読んだ本の余韻を長く楽しむことができ、新たな発見や感動を得られるでしょう。
2. 読書感想画を書く上での心構え
読書感想画を書く上では、以下のことを意識しましょう。
◉本の理解を深める: まずは、読んだ本をじっくりと読み込みましょう。ストーリー、登場人物、テーマなどを深く理解することで、より豊かな表現が可能になります。
◉自分の感性を信じる: 正しい描き方や表現方法は一つではありません。あなたの感じたままを自由に表現することが大切です。
◉オリジナリティを追求する: 他の人と同じような絵ではなく、あなただけの視点で作品を作り上げましょう。
3. 魅力的なテーマを見つけよう!
読書感想画のテーマ選びは、絵を描く上での重要な第一歩ですね。どんなテーマを選ぶかで、作品の出来栄えも大きく変わってきます。
読書感想画のテーマ選びのポイント
1️⃣本の内容を深く理解する
物語のあらすじだけでなく、登場人物の気持ちや、作者が伝えたいメッセージなどを深く理解しましょう。
物語の中で特に印象に残った場面や言葉を選んでみましょう。
2️⃣自分の感じたことを表現する
本を読んで、どんな気持ちになりましたか?
喜び、悲しみ、感動など、様々な感情を絵で表現してみましょう。
物語から学んだことや、考えたことを絵に込めることもできます。
3️⃣絵で表現しやすいテーマを選ぶ
描きたい場面が具体的にイメージできるテーマを選びましょう。
人物、風景、動物など、自分が得意なものを中心に描くこともおすすめです。
抽象的な概念も、具体的なイメージに変えて描くことができます。
4️⃣オリジナリティを出す
他の人とは違う視点で物語を見てみましょう。
物語の世界観を自分なりに解釈して、独自の表現に挑戦してみましょう。
5️⃣テーマを絞り込む
広範囲なテーマよりも、具体的な場面や登場人物に焦点を当ててみましょう。
テーマを絞り込むことで、より深く表現することができます。
テーマの例
◉物語のクライマックス: 物語の中で最も印象に残った場面を描いてみましょう。
◉登場人物の心の動き: 登場人物の喜怒哀楽を表情やポーズで表現してみましょう。
◉物語の舞台: 物語の舞台となる場所を、自分の想像力で描いてみましょう。
◉作者の伝えたいメッセージ: 物語から読み取ったメッセージを、象徴的な絵で表現してみましょう。
テーマを決めるためのヒント
◉絵日記をつける: 普段から絵日記をつける習慣をつけると、表現力が向上します。
◉様々な本を読む: 幅広いジャンルの本を読むことで、テーマの幅が広がります。
◉美術館や画廊に行く: 他の人の作品を見ることで、新しい視点やアイデアが得られます。
具体的なテーマの決め方
①本を読みながら、印象に残った場面や言葉をメモする。
②メモを参考に、絵にしたい場面を具体的にイメージする。
③絵の構図や色使いを考える。
④絵を描き始める前に、全体像をスケッチする。
4. 絵を描くコツをマスターしよう!
絵を描くのは楽しいけど、どこから手をつけたらいいか迷ってしまう人もいるでしょう。
①下書き: まずは鉛筆で下書きをしましょう。全体のバランスや、人物の配置などを考えましょう。
②清書: 下書きが終わったら清書です。低学年は、クレヨンのこげ茶や茶色を使って、下書きをしっかりとなぞりましょう。中学年以降は、ネームペンやラッションペンの細字〈黒〉を使って、下書きをなぞりましょう。
③彩色、色使い: 色彩は、作品の雰囲気を大きく左右します。本の雰囲気に合わせて、適切な色を選びましょう。
④表現技法: 水彩画、油絵、デジタルなど、様々な技法を用いて、あなたの表現したい世界を表現しましょう。
※学校で応募するコンクールの場合には、小学生は原則水彩画だと思います。民間主催のコンテストに応募する場合は、自分の好きな表現方法で良いと思います。
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5. 作品をさらに良くするコツ
◉参考作品を見る: 美術館や画廊で、様々な絵画作品に触れてみましょう。過去の入選作品などを鑑賞するのも良いですね。
◉周りの人に意見をもらう: 家族や友達、先生などに作品を見てもらい、意見を聞くことも大切です。
◉ワークショップに参加する: 創作活動のヒントを得るために、ワークショップに参加してみるのもおすすめです。
6. 読書感想画コンクールに応募しよう!
さあ、素敵な絵が完成したら、コンクールに応募してみましょう!
学校主催のコンクールの場合は、各学校を通じての応募になります。基本的は、学校内で代表作品が選ばれるので、自分が応募しをたいと思っても出来ない場合もあります。
民間や各市町村団体主催のコンクールであれば、応募要項を満たしていれば、誰でも応募が可能です。
☑️映画•読書感想画コンテスト(2024年は実施見送り)
☑️ ひろすけ童話感想文・感想画全国コンクール
☑️ 高橋宏幸賞感想文・感想画コンクール
☑️まどかぴあ読書感想画コンクール
☑️ 明治ファミリー劇場「感想文・感想画コンクール」(沖縄県在住者限定)
ぜひ学校外のコンクールにもチャレンジしてみましょう。
その際の応募の仕方やポイントは以下の通りです。
◉応募要項を確認する: 応募資格、作品サイズ、提出期限などを確認しましょう。
◉作品を丁寧に仕上げる: 丁寧に作品を仕上げ、鑑賞者に感動を与える作品を目指しましょう。
◉複数作品応募を検討する: 複数の作品を応募することで、入賞の可能性が高まるかもしれません。
7. 審査基準を徹底解剖!
読書感想画コンテストの審査では、以下の点が重視されます。
学校図書館主催のコンクールでも、民間や各市町村主催のコンクールでも基本的には同じですので、参考にされてください。
7-1. 読んだ本との関連性
◉物語の理解度: 作品の内容を正しく理解し、それを絵に表現できているか。
◉登場人物の心情: 登場人物の感情や心の動きを、絵で効果的に表現できているか。
◉テーマの捉え方: 作品全体のテーマを捉え、それを独自の視点で表現できているか。
7-2. 表現力
◉絵画技術: 色使い、構図、線の表現など、絵画としての完成度。
◉独創性: 他の人とは違う、オリジナリティあふれる表現ができているか。
◉想像力: 絵を通して、読んだ本の世界を豊かに表現できているか。
7-3. 感動の伝わる力
◉作品の完成度: 絵画全体として、見る人に感動を与えられるか。
◉テーマの深堀り: 作品を通して、読んだ本に対する深い理解と感動が伝わってくるか。
◉表現力: 絵画を通して、読んだ本の魅力を効果的に伝えられているか。
8. まとめ
読書感想画を描くことは、自分だけの物語を表現する、素晴らしい経験です。 絵を描くことを楽しんで、たくさんの作品を生み出してくださいね。