こんにちは。晴田そわかです。
今回の記事では《中2英語のつまずきやすいポイント5選:原因と対策を分かりやすく解説》について紹介させて頂きます。
中2英語、つまずくのは当たり前!でも大丈夫!克服するための5つのポイント
中学2年生になると、英語の勉強が本格的に難しくなってきますよね。文法も複雑になり、長文も増えてきて、やる気がなくなってしまう人もいるかもしれません。でも、大丈夫!この記事では、中2で特につまずきやすいポイントを5つに絞って、その原因と効果的な対策を分かりやすく解説していきます。
中1のつまずきポイントはこちら👇
なぜ中2の英語は難しいの?
中学2年生の英語が難しいと感じるのは、あなただけではありません。多くの生徒が同じように悩んでいます。なぜ難しいのか、その理由を大きく3つに分けて考えてみましょう。
◉文法が複雑になる:不規則動詞、助動詞、不定詞・動名詞など、新しい文法事項がどんどん出てきます。
◉語彙が増える:中学1年生で学んだ単語に加えて、さらに多くの単語を覚える必要があります。
◉文章が長くなる:簡単な文から、段落全体で一つの意味を表すような長い文章へと変わっていきます。
これらの要素が組み合わさることで、英語の学習が難しく感じられるようになるのです。
中2英語でつまずきやすいポイント5選
1. 不規則動詞の活用が覚えられない
「go」の過去形は「went」、過去分詞は「gone」…、不規則動詞の活用は、規則動詞と違って覚えにくいですよね。
🔹原因
規則動詞との違い、例外が多い、語源との関連性が分かりにくい
🔸対策
◉不規則動詞表を繰り返し暗記:何度も声に出して読み上げることで、自然と覚えられます。
◉語源を意識した覚え方:語源を理解することで、似たような意味の動詞をまとめて覚えやすくなります。
▪️語源を意識した覚え方とは?
単語を丸暗記するのではなく、その成り立ちを理解することで、より深く単語の意味を捉え、語彙力を効率的に増やすことができる学習法です。
▪️語源学習の方法
◯単語をパーツに分ける
語根: 単語の核となる部分で、基本的な意味を表します。
接頭語: 単語の前に付く部分で、意味を修飾したり、反対の意味を表したりします。
接尾語: 単語の後に付く部分で、品詞を変えたり、意味を変化させたりします。
◯パーツの意味を調べる
辞書や語源辞典で、各パーツの意味を調べてみましょう。
例えば、「photograph」という単語を分解すると、「photo」(光)+「graph」(書く)となります。
◯関連する単語を探す
同じ語根を持つ単語をいくつか探して、意味の変化や共通点を比較してみましょう。
例えば、「photo」という語根を持つ単語には、「photosynthesis」(光合成)、「photocopy」(コピー)などがあります。
◯語源を意識した例文を作る
覚えた単語を使って、例文を作ってみると、より記憶に残りやすくなります。
例えば、「photograph」を使って、「I took a photograph of the sunset.」という例文を作ることができます。
◉フレーズで覚える:動詞を単体で覚えるのではなく、「go to school」のように、フレーズで覚えることで、より自然な英語を身につけられます。
◉歌やゲームで楽しく覚える:不規則動詞を歌やゲームに取り入れることで、飽きずに楽しく学習できます。
2. 助動詞の使い分けが難しい
「will」「can」「must」など、助動詞は文の意味を大きく変えるので、使い分けが難しいですよね。
🔹原因
will, can, mustなどの使い分け、助動詞と動詞の組み合わせ
🔸対策
◉各助動詞の意味と使い方を丁寧に学ぶ:それぞれの助動詞がどのような意味を表すのか、しっかりと理解しましょう。
◉例文をたくさん作る:様々な例文を作ることで、助動詞の使い方を身につけることができます。
◉日本語に訳さずに英語のまま理解する:日本語に訳してしまうと、かえって複雑になってしまうことがあります。英語の文章をそのまま理解できるように練習しましょう。
◉問題を解きながら理解を深める:問題を解くことで、自分の理解度を確認し、苦手な部分を重点的に学習することができます。
3. 不定詞と動名詞の使い分けが分からない
不定詞と動名詞は、どちらも動詞から派生したもので、名詞、形容詞、副詞の働きをすることができます。しかし、それぞれ特徴と使い分けがあります。
🔹原因
◉日本語訳が似ている
不定詞も動名詞も、日本語にすると「~すること」と訳されることが多く、ニュアンスの違いが分かりにくいことがあります。
◉文脈によって意味が変わる
同じ動詞でも、文脈によって不定詞と動名詞を使い分けることがあります。
例えば、「stop」という動詞の場合、「stop to talk」は「話をするために止まる」、「stop talking」は「話すのをやめる」という意味になります。
◉例外が多い
不定詞や動名詞を目的語にとる動詞はたくさんありますが、例外も多く、一概にこうだとは言えない場合があります。
🔸対策
◉不定詞と動名詞の意味と役割を比較して理解する:それぞれの違いをしっかりと理解しましょう。
◉代表的なパターンを覚える:不定詞と動名詞がどのようなパターンで使われるのかを覚えましょう。
◉問題を解きながら理解を深める:問題を解くことで、自分の理解度を確認し、苦手な部分を重点的に学習することができます。
◉例文をたくさん作る:例文を作ることで、不定詞と動名詞の使い方を身につけることができます。
4. 受動態が苦手
「~される」という受動態は、日本語との感覚が異なるため、難しいと感じる人が多いです。
🔹原因
主語と動詞の関係が逆転するため、日本語との感覚が異なる
🔸対策
◉受動態の構造を理解する:be動詞+過去分詞という構造を覚えましょう。
◉能動態と受動態の変換練習:能動態と受動態を相互に変換する練習をしましょう。
◉例文をたくさん作る:例文を作ることで、受動態の使い方を身につけることができます。
◉日本語に訳さずに英語のまま理解する:日本語に訳してしまうと、かえって複雑になってしまうことがあります。英語の文章をそのまま理解できるように練習しましょう。
5. 長文読解で内容が掴めない
長文を読むと、単語が分からなかったり、文構造が複雑だったりして、内容が理解できないという経験はありませんか?
🔹原因
単語力不足
文法理解不足
読解スキルの不足
長文を読む習慣がない
🔸対策
◉多読:様々なジャンルの英語の文章をたくさん読みましょう。
▪️多読とは?
英語学習における多読とは、たくさんの英語の文章を辞書を引かずに、楽しみながら読むことで、自然に英語力を身につける学習法です。
▪️多読のやり方
◯レベルに合った本を選ぶ
中学生は、簡単なストーリーの児童書や洋書などがおすすめです。
段階的にレベルを上げていくことが大切です。
◯辞書を引かない
わからない単語があっても、文脈から意味を推測するようにしましょう。
辞書を引く時間がもったいないですし、読解スピードが遅くなってしまいます。
◯たくさん読む
毎日少しずつでも、継続して読むことが大切です。
興味のあるジャンルを選ぶと、飽きずに続けられます。
◯声に出して読む
発音やイントネーションを意識しながら、声に出して読むことで、リスニング力も向上します。
◉キーワードを捉える:文章の重要なキーワードを把握することで、内容を理解しやすくなります。
▪️キーワードの捉え方
キーワードを見つけるためには、以下のポイントに注意しながら文章を読み進めましょう。
◯文章の構造を把握する
各段落の最初の文や最後の文に、その段落の主題を示すキーワードが置かれていることが多いです。
接続詞(しかし、そのため、など)に注目することで、文と文の関係性を理解し、キーワードのつながりを把握できます。
◯繰り返し出てくる言葉に注目する
同じ言葉や類義語が繰り返し出てくる場合、その言葉は重要なキーワードである可能性が高いです。
◯筆者の主張を意識する
筆者は、文章を通じて何かを伝えようとしています。その「何か」が筆者の主張であり、それを表す言葉がキーワードとなります。
◯文脈から意味を推測する
不明な単語があっても、文脈からその意味を推測することで、キーワードを特定できることがあります。
◉段落ごとの内容をまとめる:各段落の内容を簡潔にまとめることで、文章全体の構造を把握することができます。
◉問題文をしっかり読む:問題文をしっかりと読み、何を問われているのかを正確に把握しましょう。
◉時間配分を意識する:時間内に解き終わるように、時間配分を意識しましょう。
英語学習のコツ
◉英語の楽しいを見つける:英語の音楽を聴いたり、英語の映画を見たりするなど、英語に触れる機会を増やしましょう。
◉アウトプットを意識する:ただ読むだけでなく、自分で英語を使って話す、書くなどのアウトプットを意識しましょう。
◉目標を設定する:具体的な目標を設定することで、学習意欲が維持できます。
◉仲間と協力する:友達と一緒に勉強することで、モチベーションを維持できます。
まとめ
中学2年生の英語は、新しい文法事項や長文読解など、学ぶべきことがたくさんあります。つまずくのは当たり前なので、焦らずに一つずつ克服していきましょう。
⭐️継続的な学習:毎日少しずつでも良いので、英語に触れる時間を作りましょう。
⭐️復習:一度学習した内容も、定期的に復習することで定着します。
⭐️多様な教材を活用:教科書だけでなく、様々な教材を活用することで、飽きずに学習できます。
⭐️わからないことは質問する:分からないことがあれば、先生や友達に積極的に質問しましょう。
この記事では、中2でつまずきやすいポイントと、その克服方法について解説しました。これらの情報を参考に、英語学習を頑張っていきましょう!
大切なのは、諦めずに続けることです。
もし、どうしても一人で勉強するのが難しいと感じたら、塾や家庭教師の先生に相談してみるのも良いでしょう。