Web Analytics

晴れブロ そわかの子育て・教育応援ブログ

子育てに悩むすべての方へ、元小学校教員:晴田そわかからのメッセージ💌

中3英語のつまずきやすいポイント5選:原因と対策を分かりやすく解説

※当ブログではプロモーションを利用しています

こんにちは。晴田そわかです。

今回の記事では《中3英語のつまずきやすいポイント5選:原因と対策を分かりやすく解説》について紹介させて頂きます。

 

 

 

 

はじめに

 

中学3年生になると、いよいよ高校受験が近づき、英語の重要性もますます高まりますよね。でも、「現在完了形っていつ使うの?」「関係代名詞がややこしい!」など、つまずくポイントがたくさんあって悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

 

この記事では、中3で特につまずきやすいポイントを5つに絞って、その原因と効果的な対策を分かりやすく解説していきます。この記事を読めば、英語の勉強がもっと楽しくなり、高校受験にも自信を持って臨めるはずです!

 

中1中2の記事はこちら👇

www.harutasowaka.com

 

www.harutasowaka.com

 

なぜ中3の英語は難しいの?

中3の英語が難しいと感じるのは、あなただけではありません。多くの生徒が同じように悩んでいます。なぜ難しいのか、その理由を大きく3つに分けて考えてみましょう。

 

🔷文法が複雑になる:現在完了形、比較級・最上級、関係代名詞など、新しい文法事項がどんどん出てきます。
🔷語彙が増える:中学1、2年生で学んだ単語に加えて、さらに多くの単語を覚える必要があります。
🔷文章が長くなる:簡単な文から、複雑な構造を持つ長い文章へと変わっていきます。


これらの要素が組み合わさることで、英語の学習が難しく感じられるようになるのです。

 

中3英語のつまずきやすいポイント5選

1. 現在完了形

「~したことがある」「~し続けている」など、過去と現在を結びつける現在完了形は、3つの用法があり、使い分けが難しいですよね。

 

🔹原因

過去と現在を結びつける概念が難しく、3つの用法(経験、完了、継続)の使い分けに悩む

 

🔸対策

タイムラインを用いて視覚的に理解する:時間軸を図で表し、現在完了形がどの範囲を表すのかを視覚的に捉えましょう。

 

⭐️タイムラインで表現する現在完了

 

過去のある時点(開始点) ─────────────── 現在

                                          |

                                          |

                                          | 

                                          V

                                      出来事・状態

 

過去のある時点(開始点):出来事や状態が始まった時点です。
現在:現在の時点です。
出来事・状態:この線は、過去のある時点から現在まで継続している出来事や状態を表します。


⭐️例文とタイムライン

🔵例文1:私は3年間英語を勉強しています。(I have studied English for 3 years.)

 

3年前 ─────────────────────── 現在

                                          |

                                          |

                                          | 英語学習開始

                                          V

3年前から英語学習が始まり、現在も継続していることが分かります。

 


🔵例文2:私はもう食事をしました。(I have already eaten.)

 

食事をした時点 ─────────────────── 現在

                                          |

                                          |

                                          | 食事完了

                                          V

過去のある時点で食事を終え、その状態が現在も続いている(お腹いっぱいである)ことが分かります。


🔵例文3:私は東京に一度も行ったことがありません。(I have never been to Tokyo.)

 

過去 ─────────────────────── 現在

                                          |

                                          |

                                          | 東京へ行った経験なし

                                          V

過去から現在まで、東京へ行った経験がないという状態が続いていることが分かります。

 

▪️現在完了は、過去のある時点から現在までの出来事や状態を表す。
▪️タイムラインで視覚化することで、その期間や状態の変化が分かりやすくなる。
▪️継続している状態、完了した状態、経験がない状態など、様々な状況を表現できる。


各用法の例文をたくさん作り、練習する:それぞれの用法に合った例文をたくさん作ることで、使い分けをマスターできます。

 

 

⭐️どの用法を使うか迷うときは?

文脈: 文脈から、どの状態を表したいのかを判断します。
副詞: for, since, ever, never, just, already, yet などの副詞が使われているかを確認します。
動詞: 状態を表す動詞か、完了を表す動詞かによって判断することもできます。


過去形との違いを明確にする:過去形との違いをしっかりと理解することで、現在完了形の使い方をより深く理解できます。

 

⭐️過去形

過去の特定の時点での出来事 を表します。
現在とのつながりは特に意識しません。
完了した過去の出来事 を強調します。


🔵例文

I went to Tokyo last year. (私は去年東京に行きました。)
She studied English yesterday. (彼女は昨日英語を勉強しました。)


⭐️現在完了

過去から現在までの出来事、または過去に起こったことが現在に影響している状態 を表します。
現在とのつながり を意識します。
過去から現在まで続いている状態 や 経験、完了した結果 を強調します。


🔵例文

I have lived in Tokyo for 5 years. (私は東京に5年間住んでいます。) - 継続
She has visited Paris twice. (彼女はパリに2回行ったことがあります。) - 経験
I have lost my key. (私は鍵をなくしました。) - 完了

 


2. 比較級・最上級

「~より大きい」「一番大きい」など、モノやことを比較する際に使う比較級・最上級は、形容詞や副詞の変化形を覚える必要があり、ややこしいですよね。

 

🔹原因

形容詞や副詞の変化形、more/mostの使い方、不規則な変化など、覚えることが多い

 

🔸対策

◉ルールを整理し、例外を覚える:比較級・最上級のルールを整理し、例外となる単語をしっかりと覚えましょう。

 

⭐️形容詞や副詞の程度を比べる時に使うのが、比較級と最上級です。

比較級: 2つのものを比べる時に使います。
最上級: 3つ以上のものを比較して、最も~なもの、最も~でないものを表すときに使います。


⭐️一般的なルール

比較級の作り方

語尾に -er をつける、more + 原形
最上級の作り方
語尾に -est をつける、most + 原形


◉頻出単語の比較級・最上級を暗記する:よく使う単語の比較級・最上級を暗記することで、スムーズに文章が作れるようになります。

 

たくさん問題を解き練習する:問題を解くことで、自分の理解度を確認し、苦手な部分を重点的に学習することができます。


3. 関係代名詞

「~する人」「~したもの」など、名詞を詳しく説明する関係代名詞は、which, who, whomなど、種類が多く、使い分けが難しいですよね。

 

🔹原因

which, who, whomなどの使い分け、先行詞との関係が複雑

 

🔸対策

関係代名詞の種類と役割を理解する:それぞれの関係代名詞がどのような役割を果たすのかを理解しましょう。

 

先行詞と関係代名詞の関係を図で表す:図で表すことで、視覚的に関係性を捉えやすくなります。

 

⭐️先行詞と関係代名詞の関係図

関係代名詞は、まるで橋のように、2つの文をつなぐ役割を果たします。この橋を渡って、2つの文が1つの文に組み合わさるのです。

 

⭐️関係代名詞の橋

先行詞  (関係代名詞)  関係詞節

  |                 |

  |                 |

  V                 V

  名詞              説明する部分

 

先行詞: 関係代名詞が指す名詞のことです。
関係代名詞: 先行詞と関係詞節を結びつける言葉です。(who, which, that, whoseなど)
関係詞節: 先行詞について詳しく説明する部分です。

 

🔵例文1

I know a boy. The boy lives in Tokyo. → I know a boy who lives in Tokyo. (私は東京に住んでいる男の子を知っている。)

🔵例文2

This is the book. I bought it yesterday. → This is the book which I bought yesterday. (これは昨日私が買った本です。)

 

🟡例文1

  I know a boy.  

  |        |

  |        V

  |  who lives in Tokyo.

  V

  a boy

 


🟡例文2

  This is the book. 

  |              |

  |              V

  |  which I bought yesterday.

  V

  the book

 

▪️ポイント

関係代名詞は、先行詞を説明する言葉なので、先行詞と同じ種類の名詞(人、物など)を選びましょう。
関係詞節の中では、関係代名詞が主語や目的語などの役割を果たします。

 


例文をたくさん作る:例文を作ることで、関係代名詞の使い方を身につけることができます。


4. 受動態

「~される」という受動態は、主語と動詞の関係が逆転するため、日本語との感覚が異なるため、難しいと感じる人が多いです。

 

🔹原因

能動態との違い、by句の使い方が難しい

 

🔸対策

受動態の構造を理解する:be動詞+過去分詞という構造を覚えましょう。

受動態は、ある動作の「受け身」を表す文法です。つまり、「~される」という状態を表すときに使います。

 

🔵

能動態: Tom wrote a letter.(トムは手紙を書いた。)
受動態: A letter was written by Tom.(手紙はトムによって書かれた。)

 

⭐️受動態の作り方

受動態は、be動詞 + 過去分詞 の形を使って作ります。

 

⭐️基本の形

主語 + be動詞 + 過去分詞 + (by + 行為者)


🔵

The book is read by many people.(その本は多くの人によって読まれます。)
The window was broken by the storm.(窓は嵐によって壊されました。)


能動態と受動態の変換練習:能動態と受動態を相互に変換する練習をしましょう。

 

⭐️練習問題

This book (write) by a famous author. (この本は有名な作家によって書かれた。)
The house (build) next year. (家は来年建てられる。)
The window (break) by the strong wind. (窓は強風によって割られた。)


⭐️解答

This book was written by a famous author.
The house will be built next year.
The window was broken by the strong wind.


例文をたくさん作る:例文を作ることで、受動態の使い方を身につけることができます。


ニュース記事など、受動態が多く使われる文章を読む:実際の文章の中で受動態が使われている場面に触れることで、理解を深めることができます。


5. 長文読解で内容が掴めない

 

 

 

長文を読むと、単語が分からなかったり、文構造が複雑だったりして、内容が理解できないという経験はありませんか?

 

🔹原因

単語力不足
文法理解不足
読解スキルの不足
長文を読む習慣がない


🔸対策

多読:様々なジャンルの英語の文章をたくさん読みましょう。長文を読む習慣をつけましょう。


キーワードを捉える:文章の重要なキーワードを把握することで、内容を理解しやすくなります。

キーワードとは、文章の中で特に大切な言葉のことです。その文章のテーマや、重要な出来事、人物などを表していることが多いです。

 

⭐️キーワードを見つける方法

①タイトルを見てみよう!
タイトルは、文章のテーマを教えてくれるヒントになることが多いです。


②繰り返される言葉に注目!
同じ言葉が何度も出てくるなら、それはきっと大切な言葉です。


③段落の最初と最後の文を読もう!
英文の場合は特に、段落の最初と最後はその段落のまとめになっていることが多いです。


④太字や斜字になっている言葉に注目!
太字や斜字になっている言葉は、作者が特に伝えたいと思っている言葉です。


⑤「誰」「何を」「どこで」「いつ」「なぜ」「どのように」を考えよう!
この5つのことを考えながら文章を読むと、重要な情報が分かりやすくなります。


段落ごとの内容をまとめる:各段落の内容を簡潔にまとめることで、文章全体の構造を把握することができます。


問題文をしっかり読む:問題文をしっかりと読み、何を問われているのかを正確に把握しましょう。


時間配分を意識する:時間内に解き終わるように、時間配分を意識しましょう。


まとめ

中学3年生の英語は、高校受験に向けて、より高度な内容になってきます。つまずくのは当たり前なので、焦らずに一つずつ克服していきましょう。

継続的な学習:毎日少しずつでも良いので、英語に触れる時間を作りましょう。
復習:一度学習した内容も、定期的に復習することで定着します。
多様な教材を活用:教科書だけでなく、様々な教材を活用することで、飽きずに学習できます。
わからないことは質問する:分からないことがあれば、先生や友達に積極的に質問しましょう。

 

⭐️英語学習のコツ⭐️

🔸英語を好きになる努力:英語の音楽を聴いたり、英語の映画を見たりするなど、英語に触れる機会を増やしましょう。
🔸アウトプットを意識する:ただ読むだけでなく、自分で英語を使って話す、書くなどのアウトプットを意識しましょう。
🔸目標を設定する:具体的な目標を設定することで、学習意欲が維持できます。
🔸仲間と協力する:友達と一緒に勉強することで、モチベーションを維持できます。


⭐️高校受験に向けて⭐️

高校受験では、長文読解や英作文が出題されることが多いです。日頃から、長文に触れる機会を増やし、自分の考えを英語で表現する練習をしておきましょう。また、過去問を解くことで、出題傾向を把握し、対策を立てることも大切です。

 

 

この記事では、中3でつまずきやすいポイントと、その克服方法について解説しました。大切なのは、諦めずに続けることです。これらの情報を参考に、英語学習を頑張っていきましょう!