こんにちは。晴田そわかです。
今回の記事では《小学生と学ぼう!お正月の食べ物・おせち料理の意味と簡単レシピ》について紹介させて頂きます。
🎍 はじめに
お正月に「おせち料理」を食べたことがある人は多いのではないでしょうか。でも、どうしてお正月におせち料理を食べるのか知っていますか? 実は、おせち料理には一つひとつに特別な意味が込められています。意味を知ると、おせち料理がもっと楽しく、おいしく感じられるかもしれませんね。
それでは、おせち料理の意味について一緒に学んでみましょう。
🗃️ おせち料理とは?
おせち料理は、新しい年を元気に過ごせるように願いを込めた特別な料理です。重箱に詰められているのは、「福が重なるように」という意味があるからです。
おせち料理には、お祝いの気持ちや、家族の幸せを願う気持ちがたくさん詰まっています。
🥢 おせち料理に込められた意味と食材紹介
それでは、おせち料理に使われている代表的な食材と、その意味を見ていきましょう。
1. 黒豆(くろまめ)
🔍 意味:「まめに働く」「健康で元気に過ごす」
黒豆には「元気に働き、健康に暮らせるように」という願いが込められています。つやつやした黒豆を見ると、なんだか力が湧いてきそうですね。
簡単レシピ:黒豆の煮方
材料:黒豆 100g、水 400ml、砂糖 大さじ3、しょうゆ 大さじ1、塩 ひとつまみ
- 黒豆をさっと洗い、一晩水に浸けます。
- 鍋に水、砂糖、しょうゆ、塩を入れて火にかけ、煮立ったら黒豆を加えます。
- 弱火で2時間ほど煮て、柔らかくなったら完成です。
2. 数の子(かずのこ)
🔍 意味:「子孫繁栄」
数の子はたくさんの卵が集まっているので、「家族が増えますように」という願いを表しています。家族みんなで仲良く過ごしたいですね。
簡単レシピ:数の子の味付け
材料:数の子(塩抜きしたもの)100g、しょうゆ大さじ2、みりん大さじ2、砂糖大さじ1、酒大さじ1
作り方:
- 数の子を水で塩抜きし、キッチンペーパーで水分を取ります。
- 小鍋にしょうゆ、みりん、砂糖、酒を入れて中火でひと煮立ちさせます。
- 煮立ったタレに数の子を入れて、弱火で5分ほど煮込みます。
- 冷ましてから器に盛りつけて完成です。
3. 田作り(たづくり)
🔍 意味:「豊作祈願」
田作りは、小さなイワシをカリカリに焼いた料理です。昔は田んぼの肥料にイワシを使っていたことから、「作物がたくさんとれますように」という願いが込められています。
簡単レシピ:フライパンで作る田作り
材料:ごまめ(片口いわし)50g、砂糖大さじ2、みりん大さじ2、しょうゆ大さじ1、白ごま適量
作り方:
- ごまめをフライパンで弱火で5分ほど炒め、パリッとしたら取り出します。
- 同じフライパンに砂糖、みりん、しょうゆを入れて中火で煮詰めます。
- 取り出したごまめをタレに絡め、いりごまを振りかけて冷ませば完成です。
4. 栗きんとん(くりきんとん)
🔍 意味:「金運上昇」
栗きんとんの黄金色は、まるで宝物のようです。お金や豊かさを願う、とても縁起の良い料理です。
簡単レシピ:栗きんとん
材料:さつまいも 1本、栗の甘露煮 5〜6個、砂糖 大さじ2、みりん 大さじ1、甘露煮のシロップ 大さじ2
- さつまいもの皮をむき、輪切りにして水にさらします。
- 鍋でさつまいもを茹で、柔らかくなったらつぶします。
- 砂糖、みりん、甘露煮のシロップを加えて混ぜ、栗を加えたら完成です。
5. 紅白かまぼこ
🔍 意味:「紅はめでたさ、白は清らかさ」
紅白の色は、お祝いごとにぴったりです。紅は「めでたさ」、白は「清らかさ」を表しています。お正月の食卓が華やかになりますね。
簡単レシピ:紅白かまぼこの作り方
材料:かまぼこ(白)1本、かまぼこ(赤)1本、酢少々
作り方:
- かまぼこの端を斜めに切り、食べやすい大きさに切り分けます。
- 切り口に酢を少し振りかけ、色の鮮やかさを引き立てます。
- 皿に紅白を交互に並べて盛り付け、完成です。
6. 海老(えび)
🔍 意味:「長寿」
海老は、腰が曲がった形が「おじいさん、おばあさん」の姿に似ていることから、「長生きできますように」という願いが込められています。
簡単レシピ:海老の甘煮
材料:海老10尾、しょうゆ大さじ2、みりん大さじ2、砂糖大さじ1、酒大さじ1
作り方:
- 海老は殻をむき、背わたを取ります。
- 小鍋にしょうゆ、みりん、砂糖、酒を入れて中火でひと煮立ちさせます。
- 海老を鍋に加え、弱火で10分ほど煮て、海老にタレが絡んだら完成です。
7. 紅白なます(こうはくなます)
🔍 意味:「平和と清らかさ」「お祝いの象徴」
紅白の色はおめでたさを表し、平和や長寿を願います。酢を使うことで、幸せが長く続くようにとの意味もあります。
簡単レシピ:紅白なます
材料:大根 5cm、にんじん 5cm、酢 大さじ2、砂糖 大さじ1、塩 ひとつまみ
- 大根とにんじんを細切りにします。
- 塩をふって5分ほど置き、水気を絞ります。
- 酢と砂糖を混ぜた調味液に、大根とにんじんを加えて和えたら完成です。
8. 伊達巻(だてまき)
🔍 意味:「知識や学問の発展」
巻物の形から学問や知識が豊かになることを願います。華やかな見た目で、新年の始まりを彩る縁起物です。
簡単レシピ:フライパンで作る伊達巻
材料:卵 3個、はんぺん 1枚、砂糖 大さじ2、みりん 大さじ1、塩 少々
- ミキサーに卵、はんぺん、砂糖、みりん、塩を入れてなめらかになるまで混ぜます。
- フライパンに油を薄く引き、弱火で両面を焼きます。
- 焼き上がったら巻きすで巻いて形を整え、冷めたら完成です。
9. たたきごぼう
🔍 意味:「家族の健康」「力強さ」
たたいて食べやすくすることで、力強く生きる力を養うとともに、家族の健康や長寿を願う意味が込められています。
簡単レシピ:たたきごぼうの作り方
材料:ごぼう1本、しょうゆ大さじ1、みりん大さじ1、だし汁大さじ2、ごま(白)適量
作り方:
- ごぼうは皮をこすり洗い、3〜4cmの長さに切ります。
- 鍋にごぼうを入れ、沸騰したお湯で5〜7分茹でます。
- 茹でたごぼうを軽く叩いて、食べやすい大きさに割ります。
- しょうゆ、みりん、だし汁を混ぜたタレでごぼうを和え、ごまを振りかけて完成です。
10. 煮しめ
🔍 意味:「家族円満」「調和」
煮しめは、さまざまな食材を煮込むことで「調和」を象徴します。家族が一緒に過ごすことを願い、円満な家庭を祈る料理です。
簡単レシピ:煮しめの作り方
材料:ごぼう1本、人参1本、しいたけ4枚、こんにゃく1枚、だし汁400ml、しょうゆ大さじ2、みりん大さじ1、砂糖大さじ1
作り方:
- ごぼうと人参は食べやすい大きさに切り、こんにゃくとしいたけも準備します。
- 鍋にだし汁、しょうゆ、みりん、砂糖を入れて温めます。
- 野菜やこんにゃく、しいたけを加え、弱火で30分ほど煮込みます。
- 具材が柔らかくなったら完成です。
🎉 おせち料理をもっと楽しむアイデア
おせち料理の意味がわかったら、もっと楽しめる方法にも挑戦してみましょう。
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家族でおせちクイズ大会
「この料理にはどんな意味があるでしょう?」というクイズを出し合えば、家族で楽しく学べます。 -
オリジナルおせち作りに挑戦
簡単な料理を作って、自分だけのおせち料理を作ってみるのも楽しいですね。 -
おせちのイラストを描く
おせち料理のイラストを描いて、意味を書き添えると勉強になります。自分だけの「オリジナルおせち」が完成しますよ。
📝 まとめ:おせち料理で新年を楽しく迎えよう
おせち料理には、それぞれに大切な意味や願いが込められています。お正月におせち料理を食べるときは、料理の意味を思い出しながら味わってみてくださいね。家族と一緒に学びながら、楽しいお正月を過ごしましょう。
今年も元気に、素敵な一年になりますように!🎍✨
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