こんにちは。晴田そわかです。
今回の記事では《英会話教室に通う前に!小学生のリスニング力を伸ばす家庭学習法》について紹介させて頂きます。
はじめに
「子どもに英会話を習わせたいけど、家庭で何かできることはあるのかな?」と感じている保護者の方は多いのではないでしょうか。英会話教室に通うのはもちろん効果的ですが、その前にご家庭でリスニング力を鍛えておくことで、教室での学びがさらに充実することをご存知ですか?
リスニング力は英会話の土台です。これが身についていると、ネイティブの話す英語に自然と耳が慣れ、英語学習全体がスムーズになります。今回は、小学生のお子さんが家庭で楽しくリスニング力を伸ばせる方法をたっぷりとお伝えします!
小学生のリスニング力を伸ばす家庭学習法
1. 英語の音に親しむ環境を作る
英語のリスニング力を鍛える第一歩は、「英語の音に慣れること」です。英語はリズムや発音が日本語と異なるため、まずは「聞き慣れる」ことが重要。家庭でできる簡単な方法をいくつかご紹介します。
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英語の童謡やアニメを活用
YouTubeやストリーミングサービスで見られる英語の童謡やアニメは、小学生にも親しみやすく、聞き取りやすい内容が多いです。例えば「Head, Shoulders, Knees, and Toes」や「The Wheels on the Bus」などの童謡は、楽しく体を動かしながら英語に親しめるのでおすすめです。また、アニメなら「Peppa Pig」や「Bluey」など、短いエピソードのものが良いでしょう。 -
ポッドキャストやオーディオブック
お子さんが通学中や寝る前にリラックスして聞ける英語のポッドキャストやオーディオブックも効果的です。たとえば、子ども向けの簡単なストーリーを英語で聞くことで、英語のイントネーションや自然な発音に慣れることができます。
家庭で英語を聞く環境を作ることで、「英語を聞くのが当たり前」という状態を目指しましょう。最初は意味が分からなくても大丈夫!毎日少しずつ耳を慣らしていくことが大切です。
2. 短時間でも毎日続ける習慣作り
リスニング力を伸ばすためには、「継続」が最大のカギです。ただし、小学生の集中力には限りがあるため、無理なく短時間で続けられる工夫が必要です。
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朝ごはんの時間に英語を流す
朝の支度や朝ごはんの時間に、英語の歌や短いストーリーをバックグラウンドで流してみましょう。「ながら聞き」であっても耳に英語が入るだけで、自然とリズムや発音に慣れていきます。 -
日常生活に英語を取り入れる
お風呂上がりや寝る前のリラックスタイムに英語のアニメを一緒に見る時間を設けたり、歯磨きをしながら英語の歌を歌ったりするのも効果的です。 -
夜のルーティンに英語の読み聞かせをプラス
絵本の読み聞かせを英語で行うことで、親子のコミュニケーションの時間を英語学習に活用できます。短い絵本から始め、少しずつお子さんが内容を理解できるようにサポートしてあげましょう。
1回あたりの時間は5〜10分程度で十分です。重要なのは「毎日続けること」。英語が日常の一部になると、自然とお子さんの耳が英語に馴染んでいきます。
3. 聞くだけでなく「真似る」練習
ただ聞くだけではなく、実際に声に出して「真似る」練習をすることで、リスニング力はさらに強化されます。
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シャドーイングで耳と口を鍛える
シャドーイングとは、英語を聞いた後にそのまま同じように繰り返す練習法です。短いフレーズを選んで、聞いたらすぐに真似するのを繰り返すことで、発音とリスニング力の両方が鍛えられます。例えば、「How are you?」のような簡単なフレーズから始めると、お子さんも取り組みやすいです。 -
リピーティングで記憶力アップ
聞いた内容を一度理解し、その後で繰り返す「リピーティング」も効果的。シャドーイングに比べて少しゆっくり練習できるので、初心者のお子さんにはおすすめです。
このような練習を楽しく続けられるように、親も一緒に取り組むと効果が倍増します。親子で「今日はこんな英語を覚えたよ」と報告し合うと、自然と会話が弾みますよ。
4. 子どもが楽しめるゲームやアクティビティ
英語の学習が「楽しいもの」だと感じることは、リスニング力を伸ばす上でとても重要です。お子さんが夢中になれるようなゲームやアクティビティを取り入れることで、英語に対する抵抗感がなくなり、自発的に学ぶ意欲が湧きます。
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「Simon Says」ゲーム
英語の指示に従って動くこのゲームは、簡単な動作と英語のフレーズを結びつけるのにぴったり。「Simon says, touch your nose.」や「Simon says, jump!」など、簡単な指示から始めると楽しみながら学べます。親子でやるとさらに盛り上がりますよ。 -
フラッシュカードを使った単語ゲーム
フラッシュカードに描かれた絵と英単語を結びつけながら、リスニングの練習を行います。「Can you find the apple?」のように質問形式で遊ぶことで、自然と単語や発音が身につきます。 -
英語クイズやアプリ
スマートフォンやタブレットを活用して、英語クイズや単語あてゲームを楽しむ方法もあります。英語学習アプリはリスニング機能が充実しているものが多く、お子さんのレベルに合わせて内容を選べます。例えば、「Lingokids」や「Fun English for Kids」などのアプリは遊び感覚で学べるのでおすすめです。
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5. 適切なレベルの教材を選ぶ
リスニング力を伸ばすためには、お子さんのレベルに合った教材を選ぶことが大切です。難しすぎると挫折の原因になりますし、簡単すぎるとやる気を失ってしまいます。
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初心者向けの短いストーリーや歌
英語の歌付き絵本や短いストーリーが載ったオーディオブックは、初心者に最適です。お子さんがストーリーを楽しめるよう、簡単でテンポの良いものを選びましょう。例えば、「Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?」のようなリズミカルな本は人気があります。 -
視覚と聴覚を結びつける教材
英語のアニメーションと音声が連動している教材は、リスニング力だけでなく、単語や文法の理解も深めてくれます。DVDやストリーミングサービスを活用し、絵や動きと一緒に英語を学ぶことで記憶に残りやすくなります。
適切な教材を見つける際には、「お子さんが楽しそうに取り組めるか」を重視してください。興味を引き出す教材選びが、学習意欲を引き出すカギとなります。
リスニング力を伸ばす際の注意点
リスニング力を鍛えるには、「無理なく」「楽しく」がポイントです。しかし、お子さんが途中で嫌がることもあるかもしれません。その際の工夫をご紹介します。
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無理に続けさせない
お子さんが嫌がった場合は無理に押し付けず、一旦休むのも大事です。興味が戻ったタイミングで再開する方が、楽しく続けられます。 -
たくさん褒める
「よく聞けたね!」「今日はすごく上手にできたよ!」など、小さな成功体験を積み重ねることで、自信とやる気を育てます。 -
工夫してアプローチを変える
飽きてきたときは、新しい教材やゲーム、アクティビティを試してみましょう。バリエーションを増やすことで新鮮さを保てます。
また、家庭学習で基礎ができたと感じたら、英会話教室に通わせるタイミングを考えるのも良いでしょう。教室では、家庭で得たリスニング力をさらに活かせる機会が増えます。
まとめ:家庭学習でリスニング力アップを目指そう
英会話教室に通う前に、家庭でのリスニング学習を始めることで、お子さんが英語に対して持つ抵抗感を大幅に減らすことができます。また、日々の小さな取り組みが、英会話教室での学びを加速させる大きな力となります。
今回ご紹介した方法は、どれも手軽に始められるものばかり。家庭学習の成果を実感しつつ、次のステップとして英会話教室に進むことで、お子さんの成長をさらに後押しすることができます。
まずはお子さんが楽しめる方法を選んで、今日から少しずつ取り入れてみてくださいね!お子さんの未来の可能性を広げる一歩を、ぜひご家庭から始めてみましょう。