こんにちは。晴田そわかです。
今回の記事では《【雑学】昭和の日ってなに?小学生にもわかる由来と豆知識まとめ!》について紹介させて頂きます。
- 1. はじめに|4月29日、なんで休みなの?
- 2. 昭和の日ってどんな日?
- 3. 昭和ってどんな時代だったの?
- 4. 小学生でも楽しめる!昭和の日の豆知識5選
- 5. 昭和の日におすすめの親子体験アイデア
- 6. まとめ|過去を知ると未来がもっとおもしろくなる
1. はじめに|4月29日、なんで休みなの?
「やった!今日は学校お休みだ!」
4月29日、カレンダーに赤く書かれた「昭和の日」。ゴールデンウィークのスタートということで、楽しみにしている小学生も多いと思います。けれど、よく考えてみると、「昭和の日」って何をする日なんでしょう?名前は聞いたことがあるけれど、どんな意味があるのか知らない人も多いかもしれません。
このページでは、小学生でもわかるようにやさしく、「昭和の日」について説明します。もちろん、大人の人にも「へえ、そうだったんだ!」と思ってもらえるような雑学や豆知識も紹介しますよ。
読んだあとには、家族や友達に「ねえ、昭和の日ってね……」と話したくなるかも!では、さっそく始めましょう。
2. 昭和の日ってどんな日?

「昭和の日」は、日本の祝日のひとつです。毎年、4月29日に決まっています。この日は、もともと昭和天皇(しょうわてんのう)のお誕生日でした。昭和天皇は、日本の「昭和」という時代に天皇をつとめた方です。
昭和天皇が亡くなったあとは、4月29日は「みどりの日」という名前に変わりました。「みどりの日」は、自然を大切にしようという意味がこめられた祝日でした。でも、2007年からは、もう一度名前が変わって「昭和の日」になりました。
📝補足:どうして名前が変わったの? 実は、昭和という時代は、日本にとってとても大きな変化のあった時代です。戦争や復興(ふっこう)、そして経済の成長など、いろいろなことがありました。そうした昭和の時代を忘れず、未来に生かしていくために、もう一度4月29日を「昭和の日」として大切にしよう、という考えが生まれたのです。
つまり、「昭和の日」は、ただのお休みではありません。日本の昔の出来事を思い出したり、考えたりするための日なんです。
3. 昭和ってどんな時代だったの?

「昭和」という時代は、1926年から1989年までの63年間。日本の歴史の中でも、かなり長い時代です。今の令和の前が「平成」、その前が「昭和」ですね。
この昭和の時代には、日本でたくさんの大きなことが起きました。小学生のみなさんはまだ生まれていませんが、今の生活にかかわることも多いんです。
たとえば……
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第二次世界大戦(だいにじせかいたいせん)という、世界中の国が戦った大きな戦争がありました。
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戦争のあとは、町が焼けたり、物が足りなくなったりして、大変な生活が続きました。
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でもそこから、日本は少しずつ立ち直っていきます。働く人が増えて、工場やビルが建って、生活がどんどん便利に。
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1964年には東京オリンピックが開かれ、日本中がわくわくしました。
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新幹線が走り、テレビが家にやってきて、今の日本の生活の形ができていった時代です。
昭和のはじめと終わりでは、まるで別の国のように変わったとも言われています。それだけ変化が大きく、激動(げきどう)の時代だったのです。
📝大人の方へ:
昭和時代は、戦前・戦中・戦後という区切りで語られることも多いです。家庭内で「おじいちゃん、おばあちゃんの昭和」と、「親世代の昭和」で話題の差があることも。子どもと一緒にそれぞれの視点でふり返ると面白いですよ。
4. 小学生でも楽しめる!昭和の日の豆知識5選

昭和の日についてちょっと分かってきたところで、ここからは**思わず誰かに話したくなる「豆知識」**を紹介します!子どもも大人も「へぇ〜!」と言いたくなること間違いなしです。
① 昭和64年はたったの「7日間」しかなかった!
昭和の終わりは1989年。その年の1月7日までが「昭和64年」でした。そして、1月8日からは「平成」が始まったのです。
つまり、昭和64年は 1月1日〜1月7日までのわずか7日間だけの年。とても短いので、「昭和64年の硬貨(こうか)や切手」はちょっとレアなんです。
✍ 大人メモ:
昭和64年の硬貨(とくに1円玉や5円玉)は、コレクターにとっては貴重な存在。フリマアプリで高値になることも!
② みどりの日は今は5月4日。なぜ変わったの?
昭和天皇が亡くなられた1989年、4月29日は「みどりの日」として名前が変わりました。これは、昭和天皇が自然や植物をとても大切にしていたからです。
そのあと、昭和の時代を思い出す日としてもう一度名前が変わり、「昭和の日」ができたのですが……「みどりの日」はなくなりませんでした!
2007年から「みどりの日」は5月4日に移動したのです。
🌱 ちょっとした豆知識
5月4日が祝日になったことで、ゴールデンウィークがさらに長くなった家庭もあるんですよ。
③ 昭和天皇は自然や生き物の研究が大好きだった
昭和天皇は、ただの「天皇さま」ではありません。生き物や自然についてとてもくわしい学者でもあったのです。とくに「ハゼ」や「ヒドラ」といった小さな生き物の研究をずっとしていました。
子どもたちの中にも「昆虫博士」や「植物マニア」がいるかもしれませんが、昭和天皇もそんな感じだったんですね。
🐟 大人メモ:
昭和天皇の生物学への貢献は国際的にも知られ、たくさんの論文を発表しています。「皇居の中で新種を発見」というエピソードも!
④ テレビは白黒だった!?リモコンもなかった!
昭和の前半では、テレビが白黒でした。色はついていなかったんです。今のように「リモコンでチャンネルを変える」なんてこともできませんでした。
じゃあどうやってチャンネルを変えたの?
答えは……テレビの前まで行って、ダイヤルを手で回していました!
📺 ちょっと笑える豆知識
昔は「チャンネル権」があるお父さんが強かった?子どもが勝手にチャンネルを変えようとすると怒られたなんて話もよく聞きます!
⑤ 昭和の遊びって知ってる?(ベーゴマ・竹馬・あやとり など)
昭和の子どもたちは、今のようにゲームやスマホがありませんでした。でも、外で元気いっぱいに遊んでいました。
たとえば……
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ベーゴマ(こまをぶつけて戦わせる遊び)
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竹馬(たけうま。竹の棒に乗って歩く)
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あやとり(ひもを手でいろいろな形に)
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ゴムとび、けん玉、お手玉、めんこ など
これらは体を動かしたり、手先を使ったりする遊びが多くて、みんなでワイワイ盛り上がれました。
🎮 大人メモ:
最近では「昭和レトロな遊び」を体験できる施設やイベントも人気。親子でやってみると意外と楽しい!
5. 昭和の日におすすめの親子体験アイデア

昭和の日は、ただの「お休みの日」ではなく、昭和の時代をふりかえったり、日本の歴史に思いをはせる日。せっかくの祝日だから、家でのんびり過ごすのもいいけれど、「ちょっとだけ昭和にふれてみる」時間をつくってみるのもおすすめです。
ここでは、小学生と保護者の方が一緒に楽しめる、昭和の日ならではの体験アイデアを紹介します!
① おじいちゃん・おばあちゃんに話を聞いてみよう
一番身近な「昭和の生き証人」は、おじいちゃん・おばあちゃんかもしれません。
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昭和のころ、学校はどんな感じだった?
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好きだった遊びは?
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ごはんはどんなメニューだった?
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子どものころはどんな夢があった?
などなど、家族との会話の中で、**歴史の教科書にはのっていない「昭和のくらし」**が見えてくることがあります。何より、家族との絆が深まるいい機会にもなりますよ。
👴👵 大人メモ:
「聞き書き(ききがき)」としてノートにまとめると、夏休みの自由研究にも応用できます!
② 昭和レトロな遊びをやってみよう
昭和時代に流行した遊びは、道具もシンプルで、手づくりできるものも多いです。たとえば:
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けん玉:バランス感覚や集中力がアップ!
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あやとり:指先を使って創造力を育てる
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紙飛行機大会:家族でどこまで飛ぶか競争
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おはじき・めんこ:小さなスペースでも楽しめる
こうした「昔の遊び」は、実は現代の教育でも注目されていて、集中力やコミュニケーション能力を育てるのにぴったり。昭和の日に遊んでみれば、新しい発見があるかも?
③ 昭和の名曲を聴いてみよう
音楽からも昭和を感じることができます。たとえば、「美空ひばり」「ピンク・レディー」「チェッカーズ」「松田聖子」など、昭和を代表するアーティストの歌を家族で聴いてみてください。
「今の曲と全然ちがう!」「このメロディ、なんか耳に残る!」と感じるはずです。
🎧 大人メモ:
SpotifyやYouTubeなどの音楽アプリを使えば、昭和歌謡プレイリストが簡単に探せます。ドライブのおともにもおすすめ。
④ 昭和の食べ物を味わってみよう
食べ物も時代を映すもののひとつ。昭和のころに人気だったメニューを、親子でつくってみるのもおもしろいです。
どこかなつかしくて、レトロかわいい昭和グルメ。おうちで再現してみたり、レトロ喫茶に行ってみたりして、時代を味わってみましょう。
⑤ 昭和のテレビ番組を見てみよう
今では見る機会が減った、昭和のバラエティ番組やアニメ。インターネットやDVDで探してみると、今でも十分おもしろい作品がたくさんあります。
📺 子どもも大人も!
昭和のアニメやコント番組は、ちょっと古くてもテンポがよくて笑えるものばかり!一緒に見ることで、親子の会話も自然と増えるかもしれません。
6. まとめ|過去を知ると未来がもっとおもしろくなる

昭和の日は、「昭和時代をふりかえる日」であり、「日本の歴史や文化に目を向ける日」でもあります。
「歴史」と聞くとちょっとむずかしそうに感じるかもしれませんが、大人が生きてきた時代のことを知るだけでも、ぐっと身近になります。
昭和って、どんな時代だった?
昭和は、たくさんの人が力を合わせて生きてきた時代。今の私たちの生活があるのは、その土台をつくってくれた人たちのおかげです。
昭和の日にふれてほしいこと
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昭和に生きた人たちの思いにふれてみる
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家族と話をしたり、昔のあそびを体験したりする
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昭和の文化や音楽、食べ物に目を向けてみる
こうした体験は、**教科書だけでは学べない「心の学び」**につながります。
そして、子どもたちにとっては、「自分がこれからどんな未来をつくっていくのか」を考えるヒントになるかもしれません。
大人の方へ
小学生向けに書かれた記事ですが、大人の方にも、「そうだったな」「なつかしいな」と思える部分があったのではないでしょうか?
親子で一緒に昭和のことを話したり、体験を共有したりする時間は、今を大切に生きるための大事な時間でもあります。
ぜひ今年の昭和の日は、「ちょっとした会話」からはじめてみてください。
最後にひとこと
昭和の日は、過去を知り、未来を考えるきっかけになる日です。
大人にとっても子どもにとっても、新しい発見と学びがあるはず。
今年の4月29日は、家族で「タイムトリップ」してみませんか?
きっといつもと違う、ちょっと特別な一日になるはずです。
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