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晴れブロ そわかの子育て・教育応援ブログ

子育てに悩むすべての方へ、元小学校教員:晴田そわかからのメッセージ💌

小学校高学年向け|泳力をグンと伸ばす!水泳アクティビティ10選【授業で使える具体例付き】

※当ブログではプロモーションを利用しています

こんにちは。晴田そわかです。

今回の記事では《小学校高学年向け|泳力をグンと伸ばす!水泳アクティビティ10選【授業で使える具体例付き】》について紹介させて頂きます。

 

 

 


① はじめに

高学年になると、子どもたちの体力や泳力に個人差が大きくなります。25mを難なく泳げる子もいれば、水に顔をつけるのがやっとという子もいますよね。そんな中で、全員が「できた!」「楽しかった!」と感じられる授業をつくるのは簡単なことではありません。

この記事では、小学校高学年を対象に、水泳授業で使えるアクティビティを10個ご紹介します。すべて授業でそのまま使えるように、目的・準備物・所要時間・やり方・指導のポイントを具体的に記載しています。

泳力アップにつながるだけでなく、子どもたちの「やる気」や「達成感」も引き出せる内容になっていますので、ぜひ授業づくりの参考にしてください。

 

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② 高学年に求められる泳力と指導のポイント

小学校高学年では、以下のような水泳の力が求められます。

  • クロール・平泳ぎの習得と安定したフォーム

  • 長距離(持久力)に挑戦できる体力

  • 正しい呼吸やリズムの習得

  • 自分の泳力を把握し、目標をもって練習できること

特に高学年では「泳ぎが速くなりたい」「記録を伸ばしたい」という意欲が出てくる子が増えます。一方で、「泳ぐのが苦手」と感じて自信をなくしてしまう子もいます。

教師としては、一人ひとりの泳力を把握し、それぞれにあった目標や声かけが必要です。また、楽しい活動の中で自然と泳力を高めていけるような工夫が、学びを深める鍵になります。


③ 泳力アップにつながるアクティビティ10選

ここからは、実際の授業ですぐに使える10個のアクティビティを紹介します。それぞれの活動には「ねらい」「準備物」「所要時間」「やり方(ステップ方式)」「指導のコツ・安全配慮」を明記しています。


① 距離別チャレンジリレー

ねらい:持久力向上・種目の切り替え練習
準備物:なし
所要時間:20分

やり方:

  1. 4人1チームでリレーを組む。泳法は自由(クロール・平泳ぎなど)。

  2. 1人目10m、2人目15m、3人目20m、4人目25mなど、徐々に距離が伸びる設定にする。

  3. 距離設定はチームで話し合ってもよい(全員が無理のない範囲で設定するのがポイント)。

  4. ゴール後、感想とチームでの工夫を共有する時間をとる。

指導のコツ・安全配慮:

  • チーム分けは泳力がバラけるように調整。

  • 無理をさせず、「つなぐ喜び」に焦点をあてる。

  • 自分の記録に挑戦しながら仲間を応援する雰囲気づくりを。


② タイムトライアルクロール(フォームチェックつき)

ねらい:泳力の自己記録更新・フォームの確認
準備物:ストップウォッチ、記録カード
所要時間:15分〜20分

やり方:

  1. クロールでの25mまたは10mのタイムを測定する。

  2. 自分の記録をカードに記入。前回との比較で成長を実感。

  3. 教師やバディがフォームのポイント(顔を水につける、息継ぎのタイミングなど)をチェック。

  4. フォームの改善点をアドバイスし、次回の記録に活かす。

指導のコツ・安全配慮:

  • 泳力に応じて距離を変える。10mだけでもOK。

  • 「競争」ではなく「自分との勝負」であることを伝える。

  • フォームが崩れている場合は速さより正しさを重視する声かけを。


③ 平泳ぎフォームスロー練習

ねらい:平泳ぎの正しいフォームの習得
準備物:ビート板(人数分)
所要時間:15分

やり方:

  1. 水深の浅いコースでビート板を使い、キックのみのスロー練習。

  2. 手の動きはその場で静止して見せる、または一緒にゆっくり見せてあげる。

  3. 息継ぎのタイミングも意識して、1ストロークごとに確認。

  4. バディと交代しながらフォームを見合ってアドバイス

指導のコツ・安全配慮:

  • 正しいフォームを一度に求めすぎず、ポイントをしぼって伝える。

  • 浅い水で安全に行う。

  • 子ども同士の気づきも促し、自主的な学びを大切にする。

 

 

 

 


④ クロール呼吸バランスゲーム

ねらい:呼吸のタイミング・バランス感覚の向上
準備物:ビート板
所要時間:15分

やり方:

  1. ビート板を持って、クロールのキックで前進する。

  2. 息継ぎは、3回に1回(3回キックで1回顔を上げる)や、5回に1回などにチャレンジ。

  3. 「呼吸の回数指定」をゲーム形式で取り入れ、全員で挑戦する。

  4. 自分にとって最適な呼吸のタイミングを見つける練習になる。

指導のコツ・安全配慮:

  • 呼吸の回数は個々に調整して無理させない。

  • 水中で焦って息を吸わないよう、ゆっくり行う。

  • タイミングが合わない子には、浅めの水深でキックだけにして練習する方法も。


⑤ ビート板スピードレース

ねらい:キック力・持久力の向上
準備物:ビート板、タイマー
所要時間:15分

やり方:

  1. ビート板を持ってキックのみで25mを進む。

  2. タイムを測って記録し、前回と比較。

  3. 教師や仲間の応援でモチベーションをアップさせる。

  4. グループ別に競い合う「スピードレース」形式にすると盛り上がる。

指導のコツ・安全配慮:

  • ビート板の持ち方(左右均等に)をチェックする。

  • 無理にスピードを上げようとして姿勢が崩れないよう注意。

  • 肩や足が疲れやすいので時間管理をしっかりと。


⑥ グルグルバトンタッチリレー

ねらい:協力・泳法の切り替え練習
準備物:バトン代わりのスポンジや浮き具など
所要時間:20分

やり方:

  1. 4〜5人1チームでリレー形式に並ぶ。

  2. 泳ぐ種目を毎回変える(例:1回目はクロール→2回目は平泳ぎなど)。

  3. バトン(スポンジ)を持って泳ぎ、タッチ後に次の人が出発。

  4. 一周(全員が1回ずつ泳いだら)終了。3セット程度繰り返す。

指導のコツ・安全配慮:

  • 泳法の切り替えが難しい子には、得意な種目で担当させる。

  • バトンの受け渡しは水中で落としやすいので、ルールを緩く。

  • プールサイドでの滑りや転倒に注意し、走らせない。


⑦ 平泳ぎリズムチャレンジ

ねらい:平泳ぎのタイミング・動作の理解
準備物:ビート板(必要に応じて)
所要時間:15〜20分

やり方:

  1. 教師が「かいて・けって・のびる!」とリズムを口に出して見本を示す。

  2. 子どももプールサイドで動作のまねをしてから水中へ。

  3. 水の中では、ビート板を使って「けって・のびる!」のリズムを練習。

  4. リズムに合わせた動きができるようになったら、板なしでチャレンジ。

指導のコツ・安全配慮:

  • リズム練習を陸上で行ってから水中へ移ると理解しやすい。

  • 無理に速く泳がせず、フォーム重視で。

  • 膝を開きすぎる癖がつかないように、動作確認を行う。

 

 

 

 


⑧ チームで水中玉入れ

ねらい:チームワーク・潜水力の向上
準備物:水に沈むボール、かご(バケツでも可)
所要時間:20分

やり方:

  1. プールの底にカラーボールを沈めておく(10個程度×2色)。

  2. 2チームに分かれて、自分のチームの色のボールを探しに行く。

  3. 見つけたら水面まで浮かせて、プールサイドのかごに入れる。

  4. 時間は1〜2分。制限時間内に多く集めたチームが勝ち。

指導のコツ・安全配慮:

  • 潜水が苦手な子は浅い場所で行うように配慮。

  • 競り合いにならないように、子どもの数に対して十分なスペースを確保。

  • 玉をのどに入れたりしないよう、ルールをしっかり伝える。


ストローク数チャレンジ

ねらい:効率的な泳ぎの獲得・フォーム意識
準備物:記録カード、ホワイトボード
所要時間:15分

やり方:

  1. クロールまたは平泳ぎで25m泳ぎ、腕をかいた回数(ストローク数)を数える。

  2. 2回行って、どちらが少ないストローク数で泳げたか記録する。

  3. 力で進むより、水をうまくつかむことを意識させる。

  4. 仲間同士で声をかけ合いながら記録を付け合っても楽しい。

指導のコツ・安全配慮:

  • ストローク数を数えるのが難しい子には、教師が補助する。

  • 無理に手数を減らすより、自然な泳ぎを優先するよう声かけする。

  • フォームが崩れた場合は立ち止まって修正を。


⑩ ペア浮き身チャレンジ

ねらい:浮力の感覚・水中姿勢の安定
準備物:なし(必要に応じてビート板)
所要時間:15分

やり方:

  1. 2人1組でペアを組む。1人が背浮きの姿勢をとり、もう1人が肩を支えて補助。

  2. 浮き身が安定したら、補助を少しずつ減らして自力で浮く時間を延ばす。

  3. 交代してそれぞれ練習。

  4. 最後は、手をつないで2人で「ペア浮き」にチャレンジ。

指導のコツ・安全配慮:

  • 水に顔がつくのを怖がる子には無理させない。

  • ペアを慎重に選び、体格差が大きすぎないように配慮。

  • 必ず教師が全体を見渡せる位置から指導する。


④ 安全指導と注意点

水泳の授業では「安全」が最優先です。どれほど楽しいアクティビティでも、子どもたちがケガをしては意味がありません。担任時代、私が特に重視していたのは次の点です。

プールの神様へのお祈り

プール開きの日、必ず全員で「プールの神様、今年も安全に楽しく泳げますように」と一礼していました。この時間があることで、子どもたちも自然と「今日は特別なんだ」「命を大切にしよう」と気持ちを引き締めることができます。

バディ制の導入

水泳学習では、常にバディ(ペア)を組ませて行動させていました。入水前の「バディチェック」、水中での「お互いの見守り」、終了後の「バディ確認」など、子ども同士で気をつけ合う仕組みがとても有効でした。

教師の注意点

  • 事前に健康観察を入念に(かぜ気味の子、皮膚のトラブル、疲労など)。

  • 1人で泳がせない、全体を見渡せる位置に立つことを徹底。

  • 水温や天候の急変にも常に目を配る。

  • 体調不良や溺れの兆候(不自然な動き、黙っている、表情が硬い)を見逃さない。

  •  


⑤ まとめ:高学年の泳力アップには“楽しさ+目的”がカギ!

小学校高学年になると、体力や技術も向上し、単なる遊びだけでは満足できない子が増えてきます。一方で、泳ぎが得意ではない子や、水に苦手意識を持っている子もまだまだ多いのが実情です。そんな高学年にこそ、**「目的のある楽しいアクティビティ」**が力を発揮します。

今回ご紹介した10の水泳アクティビティは、単に泳ぐだけでなく、「記録に挑戦」「協力して成功」「自分の課題を意識する」といった、目的を持った活動ばかりです。これらは以下のような効果を発揮します。

  • 達成感による意欲向上:「やればできる」と実感できる構成

  • 水への親しみと自信:フォーム改善や息継ぎができたことで得られる成功体験

  • 協力と競争のバランス:仲間との活動で社会性も育つ

  • 泳力アップ:無理のない繰り返しで確実に技術が身につく

水泳は命を守るための大切な学びでもありますが、楽しみながら実力がつくことが、何よりの継続への近道です。

最後に:教師が意識したいこと

指導者である私たち教師は、安全確保と子どもたちの心の変化への配慮を常に忘れずにいたいものです。子どもたちは、褒められ、受け入れられ、少しずつ苦手を乗り越えます。授業の中で「やってよかった」「楽しかった」「自分でもできた」と思える瞬間を増やしていくことが、何よりの泳力向上につながります。

教室では見せないような、笑顔や真剣な表情が見られるのが水泳の授業。教師自身も楽しみながら、ぜひこれらのアクティビティを取り入れてみてください。

 

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