こんにちは。晴田そわかです。
今回の記事では《小学生低学年の外国語活動におすすめ!授業で盛り上がる英語ゲーム12選》について紹介させて頂きます。
- 小学生低学年の外国語活動にゲームが効果的な理由
- 外国語活動にゲームを取り入れる3つのメリット
- 授業で盛り上がる英語ゲーム12選(低学年向け)
- まとめ:低学年の英語活動は「楽しい!」が鍵
小学生低学年の外国語活動にゲームが効果的な理由
小学生の低学年にとって、英語は「勉強」というより「遊び」や「体験」として始まることが理想です。
文部科学省の学習指導要領でも、低学年は「聞くこと・話すことを中心に、音声に慣れ親しむこと」が大きなねらいとされています。つまり、正確な英語を覚えるよりも、「英語っておもしろい」「話したくなる!」という気持ちを育てることが大切なのです。
そんなときに活躍するのがゲームです。遊びの中で自然に英語を使うことで、子どもたちは抵抗なく言葉を吸収していきます。特に低学年の子どもは、体を動かしたり、友達と一緒に楽しんだりする活動が大好き。英語を聞いて動く、真似する、発音してみる――そういった経験が学びへとつながっていきます。
この記事では、授業でそのまま使えるゲームを12個、対象学年・時間・使う英語表現なども詳しくご紹介します。すぐに取り入れられるアイデアばかりなので、ぜひ授業やご家庭で活用してみてください。
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外国語活動にゲームを取り入れる3つのメリット

① 英語に対する抵抗感がなくなる
英語に苦手意識を持つ子どもは少なくありません。でも、ゲームとして英語に触れれば、「難しい」「わからない」という壁がなくなります。「楽しかった!」という体験こそが、英語への入り口になります。
② 聞く・話す力が自然に育つ
ゲームを通して英語の音を「聞く」「まねする」活動を繰り返すことで、発音やリスニングの力が自然と身につきます。文法や意味を説明しなくても、繰り返し聞いて話すことで、感覚的に英語を覚えていくのです。
③ クラスの一体感が生まれる
英語のゲームは、チーム戦やペア活動などが中心です。友達と一緒に笑ったり応援したりする中で、クラスの仲も深まります。自然と声を出せる雰囲気づくりにも役立ちます。
授業で盛り上がる英語ゲーム12選(低学年向け)
ここからは、授業で使いやすく、実際に盛り上がるゲームを12個ご紹介します。
どれも準備が簡単で、低学年の子どもでも理解しやすいルールになっています。
1. アルファベットビンゴ

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対象学年:1~3年生
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活動時間:10〜15分
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使う英語表現:アルファベット(大文字/小文字)
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準備物:A~Zのアルファベットが書かれたビンゴカード(5×5)、マーカーや鉛筆
【進め方とポイント】
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事前に各自にアルファベットのビンゴカードを配布します。(自分で書かせてもOK)
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教員がランダムにアルファベットを発音して読み上げます。
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聞き取れた文字がカードにあれば、それにマークをつけます。
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縦・横・斜めどこかがそろったら「BINGO!」と英語で言って発表します。
※慣れてきたら、読み上げるときに「A, as in Apple」など、例を加えると発音のヒントになり、学びが深まります。
2. カラーカードタッチゲーム

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対象学年:1~2年生
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活動時間:10分
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使う英語表現:色(Red, Blue, Green, Yellow, Pink, Orange など)
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準備物:色画用紙やカラーカード(壁に貼ったり、机に並べたりする)
【進め方とポイント】
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教室内の壁や黒板、机などにカラーカードをランダムに貼っておきます。
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教員が「Touch blue!」などと指示を出します。
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子どもたちは指示された色のカードを探し、実際に触りに行きます。
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慣れてきたら「Touch something green!」や「Touch two reds!」のようにレベルアップ。
※運動量が多いので、ちょっとした気分転換にもおすすめです。クラス全体が活気づきます。
3. What’s Missing?(なにが消えた?)
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対象学年:1~3年生
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活動時間:10〜15分
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使う英語表現:名詞(fruit, animals, colorsなどテーマを決めて)、単語の復習
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準備物:フラッシュカードやイラストカード(5〜10枚程度)
【進め方とポイント】
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教室の前にフラッシュカードをずらっと並べて、子どもたちと一緒に名前を英語で確認します。
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全員に目を閉じさせ、その間に1枚のカードを隠します。
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目を開けて「What’s missing?」と聞きます。
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子どもたちは何が消えたかを英語で答えます。「Apple!」など単語だけでもOKです。
※ゲームを繰り返すことで語彙の定着につながります。2枚、3枚とレベルアップしていくのも◎。
4. フルーツバスケット(英語版)

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対象学年:2〜3年生
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活動時間:10〜15分
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使う英語表現:果物の名前(Apple, Banana, Orange, Grape, Peachなど)/I like ~.
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準備物:イス(人数分−1)、果物のカード(または口頭で割り振る)
【進め方とポイント】
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子どもたちを円形に並べ、中央にイスを1つ減らした状態で配置します。
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各自に1つの果物(英語名)を割り振ります。たとえば、5人が「Apple」、5人が「Banana」など。
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鬼(イスがない子)が中央で、「I like bananas!」と英語で言います。
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その果物を割り振られた子どもたちは立ち上がり、他のイスに座り直します。鬼も空いたイスに座れるようにします。
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誰か1人が座れなかったら、その子が次の鬼になります。
※「Fruit basket!」と叫ぶと、全員が席を移動するルールも加えるとさらに盛り上がります。
※低学年では最初に「自分の果物」をイラストカードで持たせると混乱しにくくなります。
5. 英語しりとり(簡単バージョン)

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対象学年:2〜3年生
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活動時間:10分〜(語彙量に応じて調整)
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使う英語表現:名詞(動物、果物、文房具など)
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準備物:特になし(ホワイトボードがあると便利)
【進め方とポイント】
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教員が「Cat」と言ってスタートします。
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次の子は「T」で始まる英単語を言います。(例:Tiger)
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これを繰り返していきます。1人ずつ順番に行うとスムーズです。
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わからない単語が出たときはパスもOKにしたり、友達にヒントをもらってもよいルールにすることで全員が参加しやすくなります。
※低学年では「語尾の音に注目する」ことが難しいため、ホワイトボードに単語を書きながら進めると理解しやすくなります。
※あらかじめテーマ(動物だけ・食べ物だけ)を決めると難易度調整も可能です。
6. Simon Says(サイモンセズ)
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対象学年:1〜3年生
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活動時間:5〜10分
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使う英語表現:体の部位・動作(Touch your head. Clap your hands. Jump. Turn around.など)
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準備物:なし(広めのスペースがあるとベター)
【進め方とポイント】
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教員がリーダー(Simon)となり、「Simon says, touch your nose.」のように命令を出します。
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子どもたちは「Simon says ~」がついた命令だけに従います。
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「Touch your ears.」のように「Simon says」がついていない命令を出したときに動いたらアウト(座るなど)になります。
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最後まで間違えなかった子がチャンピオン!
※最初はスピードをゆっくりにして慣れさせるのがコツです。
※教員ではなく、子どもにリーダー役を交代してやらせると、自信にもつながります。
7. 英語じゃんけん列車
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対象学年:1〜2年生
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活動時間:10〜15分
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使う英語表現:挨拶(Hello, Nice to meet you.)、じゃんけんの言い方(Rock, Paper, Scissors!)
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準備物:広めのスペース
【進め方とポイント】
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子どもたちは自由に歩き回り、友だちと出会ったら英語で挨拶をします。
「Hello!」→「Nice to meet you!」といったやり取りが基本です。 -
挨拶の後に「Rock, Paper, Scissors!」でじゃんけん。
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勝った子は相手を自分の列の後ろに並ばせて列車のようにしていきます。
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列がどんどん長くなっていき、最終的に一番長い列になった子が勝ち!
※子どもたちは身体を動かしながら英語を自然に使えるため、楽しく学習ができます。
※英語のあいさつに慣れることが主な目的です。勝ち負けにこだわりすぎないように配慮しましょう。
8. 英語ビンゴ(絵カード・単語カード使用)

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対象学年:1〜3年生
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活動時間:15〜20分
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使う英語表現:動物・果物・色・食べ物など、単語中心
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準備物:ビンゴカード(4×4 など簡易的なもの)、絵カードや単語カード
【進め方とポイント】
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子どもたちに事前にカードを配り、自分のビンゴカードを作ってもらいます(自分で単語を書くか、絵を貼っておく)
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教員がカードを引いて、英語で「Apple!」「Dog!」などと発表。
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子どもたちは自分のカードの中からその単語を探して印をつけます。
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縦・横・斜めのいずれかが揃えば「Bingo!」と元気に叫びます。
※リスニング練習としても非常に有効です。
※単語の音と意味をつなげて理解するのに最適。ゲームの前後に発音練習を入れると効果UP。
9. 単語探しウォークラリー(教室内版)

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対象学年:1〜3年生
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活動時間:15〜20分
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使う英語表現:文の構造(Where is ~?)/物の名前(例:pen, bag, chair, appleなど)
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準備物:絵カード、チェックリスト、マスキングテープ
【進め方とポイント】
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教室のいろいろな場所に英語の絵カードを貼っておきます。
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子どもたちは自分のチェックリストを持ち、カードを探して歩きます。
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カードを見つけたら、英語で「I found a pen!」などと教師に報告。
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全部のカードを見つけたらゴール!
※英語を実際に“使う”経験を通して、学びが深まります。
※教室を使った冒険ゲームのような感覚で、子どもたちは夢中になります。
※複数回に分けて行ってもOK。体を動かすことで記憶にも残りやすいです。
10. 英語カルタ(手作りもOK)
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対象学年:1〜3年生
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活動時間:15〜20分
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使う英語表現:単語(例:animals, colors, fruits)+「Touch the ~!」などの指示表現
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準備物:英単語や絵を使ったカルタカード(市販でも手作りでもOK)
【進め方とポイント】
英語で遊ぶカルタは、聞いた音と意味を結びつけるリスニング活動として非常に効果的です。
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教卓や床にカルタカードをばらばらに並べます。
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教員が「Touch the dog!」や「Find the apple!」などと指示を英語で出します。
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子どもたちは一斉にそのカードを探してタッチ!
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一番早くタッチできた子がカードをもらえます。
【時間が足りないときの工夫】
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一人ひとりで競わせるのではなく、チーム戦にするとテンポよく進みます。
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1ラウンドに5〜10枚など区切って行うと、集中力が途切れずに楽しめます。
手作りカルタは画用紙とマーカーで簡単に作れます。子どもたち自身に絵を描かせると、より愛着が湧きます。
11. 発音まねっこリレー

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対象学年:1〜3年生
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活動時間:10〜15分
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使う英語表現:動物名・食べ物・色などの英単語(例:cat, banana, red)
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準備物:単語カード(なくてもOK)
【進め方とポイント】
これは英語の音を「まねる」ことを目的とした、チーム対抗リレー形式のゲームです。
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クラスを2〜4チームに分けて、前に並びます。
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教員が1つ英単語を発音(例:「banana」)します。
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各チームの先頭の子が、同じように英語の発音を「まね」して言います。
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次の子も順に真似していき、最後の子まで発音が伝わったら、その子が黒板に単語を書く or 絵を描く(または教師に伝える)ことで1ポイント。
【バリエーション】
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難易度を上げて長めのフレーズ「I like apples.」「It’s a dog.」などでもOK。
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小道具(カード)を使わず、耳だけで聞いてまねする力を伸ばします。
「まねっこ」という遊び要素が入ることで、発音への苦手意識が薄まり、リスニング力も育てられる楽しい活動です。
12. 英語で宝探し(Classroom Treasure Hunt)

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対象学年:1〜3年生
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活動時間:15〜20分
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使う英語表現:Where is ~? / I found a ~! / Here it is! など
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準備物:小さなカードやおもちゃ、シールなど(教室内に隠せる宝)
【進め方とポイント】
英語を使って教室を探検する、ワクワク感いっぱいの活動です。
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教室のあちこちに宝(英語の単語カードや小さなおもちゃ)を隠しておきます。
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子どもたちには「Treasure List(探すものリスト)」を英語で配布(例:Find a cat / Find a red ball)
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子どもたちは英語のリストを頼りに、教室内を探検します。
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見つけたら「I found a cat!」などと教師に英語で報告。
【盛り上げる工夫】
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「制限時間内にいくつ見つけられるか」競うことでゲーム性UP。
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グループに分かれて協力して探す形式も◎
英語で書かれたリストを読みながら探すことで、リーディング+スピーキング+体験が一体となる活動です。
まとめ:低学年の英語活動は「楽しい!」が鍵
小学校低学年における外国語活動では、「英語って楽しい!」「もっと話したい!」という気持ちを育てることが最も大切です。
今回ご紹介した10個のゲームは、どれも授業の中でそのまま使えるものばかり。どのゲームも子どもたちが自然と英語に親しみ、表現を覚える工夫が詰まっています。
先生方の工夫次第で、アレンジや難易度の調整も可能です。
「英語は勉強じゃなくて、遊びの中にあるんだ」と感じてもらえる活動を、ぜひ日々の授業に取り入れてみてください。
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