こんにちは。晴田そわかです。
今回の記事では《小学生が平泳ぎをマスターするには?家庭でもできる効果的な指導法7選【保存版】》について紹介させて頂きます。
- 1. はじめに
- 2. 平泳ぎが難しいと感じる理由
- 3. 家庭でもできる!平泳ぎ指導法7選
- 4. よくあるQ&A|家庭での練習で気をつけること
- 5. 教師・保護者向けアドバイス|焦らず楽しく継続を
- 6. まとめ|泳ぎの上達は「楽しむ」ことがいちばん
1. はじめに
小学生になると、学校の体育の授業で本格的に水泳がスタートします。その中でも「平泳ぎ」は、多くの子どもたちがつまずきやすい泳法のひとつです。
実は、泳げるようになる子とそうでない子の差は、家庭でのちょっとした声かけやサポートにあることも少なくありません。学校の授業だけでは時間も限られており、先生一人で全員を手厚く指導するのは難しいのが現実です。
だからこそ、家庭でできる練習や保護者の励ましが、子どもにとって大きな力になります。「うちの子、なかなか平泳ぎができなくて……」と悩む方も大丈夫。水泳指導経験のある筆者が、家庭でも実践できる効果的な平泳ぎの指導法を7つにまとめました。
「泳げるようになりたい!」という気持ちを大切にしながら、親子で楽しく取り組める方法をご紹介します。
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2. 平泳ぎが難しいと感じる理由

平泳ぎは、クロールや背泳ぎに比べて「ゆっくりした泳ぎ」のように見えますが、実はとてもテクニカルな泳法です。子どもが平泳ぎを難しいと感じるのには、以下のような理由があります。
■ 呼吸と動作のタイミングが難しい
平泳ぎは「息を吸って、手をかいて、足でける」という三つの動作を正しい順番とリズムで行う必要があります。このタイミングがバラバラだと、進めなかったり沈んでしまったりするのです。
■ 水への恐怖や姿勢の乱れ
水に顔をつけるのが苦手な子や、足が沈んでしまう子は、水中での「浮く感覚」をまだつかめていない場合が多いです。呼吸や姿勢が安定しないと、泳ぐどころではありません。
■ 筋力や柔軟性の問題
平泳ぎ特有の「足の開き(カエル足)」や「手のかき」は、普段使わない筋肉を使います。身体の使い方を覚えるには、繰り返しと体感が大事なのです。
3. 家庭でもできる!平泳ぎ指導法7選
ここからは、家庭でできる具体的な平泳ぎの指導法を7つご紹介します。水泳経験がなくても大丈夫!遊び感覚で取り入れられるものを厳選しました。
指導法①:お風呂で「顔つけ」&「息止め」練習

「まずは水に慣れること」がスタートラインです。お風呂場は、水温も高くリラックスしやすい場所なので、水慣れにはぴったりの環境です。
こんな練習がおすすめ:
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洗面器に水をためて、そこに顔をつけて「5秒キープ」
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口で「ふーっ」と水中に息を吐く練習
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顔をつけたまま、指を出して「何本?」とクイズ形式で遊ぶ
息を止める練習は、泳ぎのタイミングにも関わってくる重要なスキル。最初は「今日は3秒できたね!」とできたことにフォーカスして褒めてあげましょう。
指導法②:手のかき方を陸上で練習
次に練習したいのが「手のかき」です。平泳ぎでは、手の動きだけで前に進もうとしても難しく、正しいフォームで水をつかむことが大切です。
練習方法:
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両手を前に出し、左右に大きく半円を描くようにかく
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最後に手を合わせて前へ戻す(合掌の形)
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鏡を見ながらゆっくりフォーム確認
声かけのコツは「大きくゆっくり」「水をすくうように」「最後は手をそろえるよ」。手だけの動作なら室内でも練習できるので、**毎日5回ずつ、日課のように取り入れても◎**です。
指導法③:足の動きは「カエル足」からマスター
平泳ぎで苦戦する子どもが多いのが「足の動き」。普段の生活ではあまり使わない動きなので、感覚をつかむにはコツがいります。
練習方法:
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椅子に浅く腰掛け、両膝を広げて「カエルの足」の形をつくる
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つま先を外に向け、かかとで水を押し出すイメージで伸ばす
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寝転がった状態でも、足だけを動かす「空中足蹴り」も効果的
「足の裏で水を押すイメージだよ」「かかとをお尻に近づけてから蹴ろう」といったイメージを言葉で伝えることがポイントです。
指導法④:リズムで覚える「手・足・息」の順番
平泳ぎのポイントは、なんといっても「タイミング」です。「手をかく・息をする・足でける」の順番がバラバラになってしまうと、前に進みにくくなります。そこで、家庭でもできるリズム練習を取り入れてみましょう。
練習方法:
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掛け声でテンポを作る:「手! 息! 足!」「いち、に、さん!」
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ぬいぐるみや水鉄砲などを使いながらリズムを合わせる
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親子で一緒に、陸上でジェスチャー付きのリズム練習
とくにおすすめなのが「見本を見せる」こと。保護者が動作を真似てみせると、子どもはすぐに真似してくれます。「一緒にやろう!」というスタンスが、自然なやる気につながります。
指導法⑤:短い距離の通し練習で「できた!」を増やす

いよいよ水の中での練習。いきなり25mや50mを泳がせるのではなく、短い距離での成功体験を積み重ねることが大切です。
練習方法:
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最初は5m、次は10mなど、小さなステップで距離をのばす
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足がつく深さの場所で練習することで安心感を持たせる
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毎回「今日はここまで行けたね!」とゴールを明確にする
できるようになることよりも「できた!」という達成感を大切にしてください。上達には時間がかかるもの。目に見える変化を少しずつ積み重ねていきましょう。
指導法⑥:家族でプールへ!楽しく繰り返す環境づくり
泳ぎの上達には、繰り返し水に触れる機会を増やすことが効果的です。習い事に通うのもひとつですが、家族でプールに行くのも立派な練習になります。
ポイント:
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レジャー感覚で気軽に行けるプールを見つけておく
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子どもにとって楽しい場所=水への苦手意識が減る
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「練習」ではなく「遊び」の中で自然に泳ぎを取り入れる
例:「水中宝探しゲーム」や「誰が一番長く浮かべるか選手権」など、遊びながら泳ぐ動作を練習できる工夫を加えると効果抜群です。
指導法⑦:「できない」と思わせない声かけ
最後に、家庭で最も大切なサポートが「声かけ」です。泳げない子にとって、「自分はできない」という気持ちは大きな壁になってしまいます。
効果的な声かけ例:
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「昨日よりも上手になってるよ!」
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「○○ができたってすごいね!」
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「泳ぎ方がきれいになってきたね」
できていないことを指摘するのではなく、できている部分を見つけて言葉にすることが励みになります。保護者のひと言で、子どものやる気がぐんとアップします。
4. よくあるQ&A|家庭での練習で気をつけること

家庭で平泳ぎの練習をする中で、多くの保護者が悩みやすいポイントがあります。ここでは、よくある疑問に対して具体的なアドバイスを紹介します。
Q1. 足が沈んでしまい、うまく前に進みません。
これは平泳ぎの典型的な悩みです。原因としては「姿勢」と「呼吸」のタイミングにズレがあることが多いです。
解決法:
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水中での姿勢を意識させる。「頭・おしり・かかとが一直線になるように」と伝えましょう。
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息継ぎのときに頭を上げすぎないように声かけを。「目だけ水から出す」イメージです。
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お風呂で「うつ伏せ浮き」の練習をして、姿勢感覚をつかむのも効果的。
Q2. 手と足の動きのタイミングがバラバラで、リズムが崩れてしまいます。
平泳ぎでは「息を吸う→手をかく→足でける」という一連の動きがリズムよく行えるかどうかが重要です。
解決法:
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掛け声練習:「息!手!足!」のテンポを口に出して合わせる。
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陸上でジェスチャーを交えながら繰り返すと、身体で覚えやすい。
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保護者が見本を見せることで、視覚的にタイミングが伝わる。
Q3. 息継ぎが苦手で、途中で苦しくなってしまいます。
息継ぎのタイミングが遅れると、呼吸が苦しくなって泳ぎが止まってしまいます。
解決法:
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息継ぎは「手をかき始めると同時に顔を上げる」こと。
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水中で「フーッ」と長く吐く練習をして、吸うタイミングを短く済ませる癖をつける。
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陸上で息を吸って吐くリズムを作る呼吸トレーニングも効果的。
5. 教師・保護者向けアドバイス|焦らず楽しく継続を

平泳ぎの習得には時間がかかるため、焦らずに子どものペースに合わせた練習が必要です。教師や保護者が意識しておきたい視点をまとめました。
① 比較ではなく「変化」に注目
「○○ちゃんはもう泳げてるのに……」という比較は、やる気を削いでしまうことがあります。昨日の自分と比べるような声かけをしましょう。
② 小さな成功を積み重ねていく
水に顔をつけられた、手をかけた、5m進めた……どんなことでも「できたね!」と褒めることが自信につながります。
③ 教師・保護者の表情・態度が重要
指導者が笑顔で「楽しそう」に接することで、子どもたちも自然と前向きになります。「またやってみよう」と思える環境づくりが何より大切です。
6. まとめ|泳ぎの上達は「楽しむ」ことがいちばん
小学生が平泳ぎをマスターするには、段階的なステップと家庭のサポートがカギになります。水に慣れ、手足の動きを覚え、タイミングをつかみ、少しずつ泳げる距離を伸ばしていく。そのすべての過程において、保護者の声かけや関わり方がとても大きな影響を与えます。
平泳ぎは一朝一夕では身につきませんが、コツコツと続ければ必ず結果がついてくる種目です。
「できない…」と悩む日もあるかもしれませんが、そんなときこそ保護者や教師の一言が力になります。
「昨日より上手になったね」
「今日はすごく頑張ってたよ!」
そのひとことが、子どもにとって大きな励みになるのです。
今後も、子どもたちが水を楽しみながら成長できるような指導法を、一緒に工夫していけたらと思います。
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