こんにちは。晴田そわかです。
今回の記事では《芒種とはどんな日?小学生にも伝えたい日本の季節と豆知識》について紹介させて頂きます。
- ① 導入:芒種(ぼうしゅ)って知ってる?
- ② 芒種とは?【小学生にもわかるやさしい解説】
- ③ 芒種のころの自然や天気ってどんな感じ?
- ④ 芒種にまつわる豆知識【親子で話せる話題】
- ⑤ 小学生におすすめ!芒種の楽しみ方
- ⑥ まとめ:芒種をきっかけに季節を感じよう
① 導入:芒種(ぼうしゅ)って知ってる?
「芒種(ぼうしゅ)」という言葉、聞いたことがありますか?
読み方もむずかしそうだし、日常生活ではあまり耳にしない言葉かもしれませんね。
でも実は、芒種は日本の季節のうつり変わりを知る手がかりになる大切な日なんです。
昔の人はこの芒種を目印に、農作業を始めたり、自然の変化に目を向けたりしていました。
この記事では、小学生にもわかりやすく「芒種ってなに?」「どんなことと関係あるの?」という疑問をやさしく解説します。
おうちの人と一緒に読んで、季節の豆知識を楽しく覚えていきましょう!
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② 芒種とは?【小学生にもわかるやさしい解説】

ではさっそく、「芒種(ぼうしゅ)」という言葉の意味から見ていきましょう。
「芒(のぎ)」とは、イネやムギなど、穀物の先にあるとがった針のような部分のことです。
田んぼや畑で見かける穂のような植物の先を、よく見てみると、ピンととがった部分がありますよね?あれが「芒(のぎ)」です。
そして、「種(たね)」はもちろん、植物を育てるもとになるもの。
つまり「芒種」とは、芒のある植物の種をまくころという意味なのです。
芒種は、1年を24に分けた「二十四節気(にじゅうしせっき)」という季節の区分のうちのひとつです。
これは昔の中国で生まれ、日本にも取り入れられてきた暦の考え方で、「立春」や「夏至」などと同じように、季節の目安として使われています。
芒種は、毎年6月5日〜6月7日ごろに始まり、だいたい6月20日〜22日ごろまでの約15日間をさします。
この時期はちょうど梅雨入りのころ。気温が高くなり、雨が多くなるタイミングですね。
昔の人にとって芒種は、「田植えの季節がきたよ!」という大切なお知らせでもありました。
いまのように天気予報がなかった時代、こうした季節の区切りが、暮らしのリズムを作っていたのです。
③ 芒種のころの自然や天気ってどんな感じ?

芒種の時期といえば、ちょうど**梅雨入り(つゆいり)**のころ。
地域によって差はありますが、6月初旬から中旬にかけて、全国的に雨が多くなる季節です。
空を見上げれば、どんよりとした雲が広がり、しとしとと優しい雨が降ったり、急にザーッと強く降ったりすることもあります。
湿度も高くなって、むしむしした日が多く、気温も少しずつ上がってきます。梅雨寒(つゆざむ)といって、たまにひんやりした日があるのもこの時期の特徴です。
そんな芒種のころ、自然はどんな変化を見せているのでしょう?
まず目にとまりやすいのは田んぼの風景です。
地域によっては、すでに田植えを終えた水田がキラキラと水を張り、青々とした苗が風にゆれています。
カエルの合唱が聞こえてくるのも、まさにこの時期の風物詩ですね。
虫たちも活動を始めます。
カタツムリやカエル、雨のしずくにぬれたアジサイの葉の上に見つけると、季節の深まりを感じます。
アジサイはまさに芒種の代表的な花。雨にぬれて一層あざやかに色づき、見る人の心を和ませてくれます。
また、野菜売り場にも季節の移り変わりを感じられます。
このころに旬を迎えるのは、そら豆や新じゃがいも、ズッキーニ、きゅうり、なすなど。
どれも水分をたっぷりふくみ、みずみずしくておいしいものばかりです。
④ 芒種にまつわる豆知識【親子で話せる話題】

昔の日本では、芒種は田植えの始まりを知らせる大切な時期とされていました。
今のように正確なカレンダーや天気予報がなかった時代、人々は自然の変化や暦を頼りにして、農作業のタイミングを決めていたのです。
「芒(のぎ)のある穀物の種をまく時期」といわれる芒種は、まさに農業のスタートライン。
水田に水を張り、苗を植えて、秋の収穫に向けて準備を始めるタイミングでした。
この時期に雨がしっかり降ることで、田んぼに必要な水がたまり、稲がすくすく育っていくのです。
地域によっては、芒種のころに小さな祭りや行事が行われることもあります。
たとえば、長野県の一部地域では、田植えの無事と豊作を願って「さなぶり(早苗饗)」という田植え後のお祝いが行われることがありました。
また、九州地方では、梅雨入りと田植えの節目に「田の神様」を祀る地域行事も。
こうした行事は今ではあまり見られなくなってきましたが、昔の人々が自然と共に暮らし、季節を感じながら生活していたことがよくわかりますね。
⑤ 小学生におすすめ!芒種の楽しみ方
芒種のことを知ると、ちょっと雨が待ち遠しくなったり、自然の変化にもっと目を向けたくなったりしませんか?
ここでは、小学生にぴったりの芒種の楽しみ方を紹介します。
● 自然観察に出かけよう
芒種の時期は、生きものたちの動きが活発になるころ。
雨が降った後の田んぼや公園、川の近くを歩いてみると、カエルやカタツムリ、アメンボなどの姿が見られます。
雨の音に耳をすませたり、アジサイの色の変化を観察するのもおすすめです。
● 季節の食べものを味わおう
芒種に旬を迎える食べものを食卓に取り入れてみましょう。
たとえば、「そら豆の塩ゆで」や「新じゃがいもの煮っころがし」「梅ジュース」など。
お子さんと一緒に食材を買いに行き、「これは芒種のころにおいしい野菜なんだよ」と話すだけでも、自然と学びになります。
● 自由研究や家庭学習にもぴったり
芒種をテーマにした自由研究もおすすめです。
たとえば、「芒種のころに見られる植物・虫を調べよう」「梅雨と水のはたらき」「アジサイの色が変わるしくみ」など。
近所を散歩しながら写真を撮って記録するのも楽しいですね。
また、昔の暦(二十四節気)を調べて、他の節気と比べてみるのも学びになります。
⑥ まとめ:芒種をきっかけに季節を感じよう

「芒種」と聞くと、ちょっとむずかしく聞こえるかもしれませんが、意味を知るととても身近で、日本らしい美しい言葉だということがわかります。
私たちの暮らしは、目に見えないところで自然とつながっています。
田んぼの稲が育ち、野菜が旬を迎え、花が咲き、生きものたちが動き出す。
そうした自然の動きのひとつひとつを、芒種という節目が教えてくれているのです。
毎年やってくる梅雨。
ちょっと気が重くなる時期かもしれませんが、雨音に耳をかたむけたり、季節の食材を味わったりしながら、「今は芒種なんだなぁ」と感じてみてはいかがでしょうか。
親子で自然や暮らしを見直すきっかけに、ぜひ芒種を取り入れてみてくださいね。
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