こんにちは。晴田そわかです。
今回の記事では《【海の日のひみつ】小学生が知っておきたい豆知識&夏の行事の由来》について紹介させて頂きます。
はじめに
「海の日」と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?
「夏の祝日」「海に遊びに行く日」「お休みでうれしい日」――そんなイメージを持っている人も多いかもしれません。ですが、実はこの「海の日」、とても意味のある祝日なのです。
この記事では、小学生のみなさんにもわかりやすく「海の日」のひみつを紹介していきます。由来や歴史、楽しい豆知識、さらには夏の行事とのつながりまで、読んだあとはきっと「へぇ〜そうだったのか!」と誰かに話したくなるはずです。
自由研究のテーマとしてもピッタリなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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第1章:海の日はいつ?どんな祝日?

まず、「海の日」はいつあるのか知っていますか?
答えは毎年7月の第3月曜日。【今年は2025年7月21日】。つまり、毎年ちょっとずつ日付が変わる祝日なんです。
この日は、名前のとおり「海」に関係した祝日。けれども、ただ「海で遊ぶ日」というわけではありません。
「海の日」は、日本という国にとってとても大切な**“海の恵みに感謝する日”**として制定されました。
なぜ「海に感謝する日」があるのか?
それは、日本という国の地形や歴史に深く関係しています。
◆ 海は日本にとってとても大事な存在!
日本は四方を海に囲まれた島国です。魚や海藻、貝など、私たちの食生活にも海は欠かせません。
また、昔から船で物を運んだり、海外と交流したりしてきた歴史があり、海は文化や経済にも大きな役割を果たしてきたのです。
そんな大切な存在である「海」に、あらためて感謝の気持ちを持とう、ということで生まれたのが「海の日」なのです。
第2章:海の日の由来と歴史

では、「海の日」はいつからあるのでしょうか?
その始まりは、なんと明治時代までさかのぼります。
◆ 明治丸と「海の記念日」
1876年(明治9年)、明治天皇が「明治丸(めいじまる)」という船に乗って、東北地方を視察しました。その帰り、明治天皇が7月20日に無事、横浜港に戻ってきたことを記念して、のちに**「海の記念日」**が誕生します。
当時の日本では、船や海の技術が発展しはじめた時代。明治天皇の船旅は「海の安全」や「発展」の象徴として、多くの人に強く印象づけられました。
◆ 「海の日」ができたのは平成時代!
そして、この「海の記念日」をもとに、1996年(平成8年)に「海の日」という祝日が正式にスタート。はじめは、明治丸のエピソードにちなんで7月20日が祝日でした。
ですが、その後「ハッピーマンデー制度」という、祝日を月曜日にずらして連休を増やす制度ができたことで、2003年からは7月の第3月曜日に変更されました。
つまり、今の「海の日」は、**“昔の記念日+新しい働き方”**の両方が合わさってできた祝日なんです。
第3章:小学生におすすめ!海の日の豆知識クイズ

ここで、ちょっとひと休み!
楽しく学べる「海の日クイズ」で、これまでの内容をふりかえってみましょう。大人の方もぜひ一緒に考えてみてください。
Q1. 「海の日」が最初に祝日になったのはいつ?
A. 明治9年
B. 昭和64年
C. 平成8年(1996年)
→ 正解:C. 平成8年(1996年)
「海の記念日」は明治時代からありましたが、祝日になったのは1996年からです。
Q2. 海の日が7月の第3月曜日になったのはいつ?
A. 2003年
B. 1990年
C. 2010年
→ 正解:A. 2003年
ハッピーマンデー制度の影響で、2003年から「7月第3月曜日」が海の日になりました。
Q3. 「海の日」があるのはどこの国?
A. 日本だけ
B. 日本とアメリカ
C. 世界中にある
→ 正解:A. 日本だけ
実は、「海の日」という祝日があるのは日本だけなんです!
「山の日」もそうですが、自然に感謝する祝日があるのは日本ならではですね。
第4章:夏の行事の由来を知ろう

海の日がある7月は、夏の行事がたくさんある季節です。実はそれぞれに古くからの意味や由来があります。
ここでは、小学生にもなじみのある夏の代表的な行事について、その“ひみつ”を紹介しましょう。
◆ 七夕(たなばた)
毎年7月7日に行われる七夕。織姫(おりひめ)と彦星(ひこぼし)が1年に1度だけ会える日、というお話は有名ですよね。
でも、どうして短冊にお願いごとを書くようになったのか知っていますか?
七夕の由来は、中国の「乞巧奠(きこうでん)」という行事にあります。これは、手芸や書道が上手になりますようにという願いをこめて行われていた行事で、日本には奈良時代に伝わりました。
やがて「織姫=機織りが上手な女神様」と「願いごとを書く=上手になりますように」という意味が合わさって、今のような短冊に願いを書く七夕になったのです。
◆ お盆(おぼん)
お盆は、先祖の霊をむかえる日本の伝統行事です。8月13日~16日に行われることが多く、地域によっては7月に行うところもあります。
お墓参りをしたり、迎え火・送り火をたいたりするのは、おじいちゃん・おばあちゃん、もっと前のご先祖さまたちの魂が家に帰ってくると考えられているからです。
ちなみに「盆踊り」もこのお盆の時期に行われます。もともとはご先祖さまの霊をなぐさめるための踊りだったそうです。
◆ 夏祭りと花火大会
海の日から夏休みへと続く時期には、お祭りや花火大会も各地で開かれます。
夏祭りの多くは、豊作祈願や感謝の気持ちを伝えるお祭りとして、神社や地域の人たちの手で行われてきました。
また、花火大会は江戸時代に「疫病退散(やくびょうたいさん)」や「慰霊」の意味で始まったとされ、日本の夏を彩る大切な伝統のひとつです。
第5章:海を守る心を育てよう

ここまで「海の日」の由来や、夏の行事のひみつを見てきました。
では、「海の日」をきっかけに、いまの自分たちができることって何でしょうか?
◆ ゴミを出さない、海をきれいにする
最近、「海のプラスチックごみ」や「海の生き物が苦しんでいる」というニュースを見たことがある人も多いかもしれません。
ペットボトルやビニール袋などが川や海に流れこみ、魚やカメ、鳥たちがそれを食べてしまう問題が起きています。
海の日は、そんな問題に目を向けて、自然や生き物を守る行動を始める良いきっかけになります。
◆ 自由研究におすすめのテーマ例
小学生の自由研究にもぴったりなテーマをいくつかご紹介します。
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「海の日の由来と歴史を調べよう」
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「日本と世界の祝日のちがいを比べてみよう」
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「プラスチックごみと海の環境」
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「日本の魚を調べて“海の恵み”をまとめよう」
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「地元の海・川の生き物観察」
夏休みを使って、自分の目で見て、感じて、調べたことをまとめてみると、「海」に対する気持ちもきっと変わってくるはずです。
おわりに

「海の日」は、ただの“夏の祝日”ではなく、海と人とのつながりを考える大切な日です。
日本という国が海にどれだけ支えられているか、そして私たちがこれからも海を守っていけるかどうか、ひとりひとりが考えるチャンスでもあります。
家族で海に出かけたり、海に関する本を読んだり、海のゴミ拾いイベントに参加してみるのもおすすめです。
小学生のみなさんにとっては、自由研究や新聞作りにもぴったりのテーマなので、ぜひこの記事をヒントにしてみてくださいね。
「知ること」から始まるやさしさで、海と夏をもっと好きになろう!
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