
こんにちは。晴田そわかです。
今回の記事では《【うなぎはなぜ高い?】土用の丑の日の裏側と、小学生でもわかるうなぎの不思議・絶滅危惧の話まで!》について紹介させて頂きます。
- 導入文:うなぎってなんであんなに高いの?
- 第1章:土用の丑の日ってなに?
- 第2章:うなぎってどんな魚?
- 第3章:うなぎが高い理由は?
- 第4章:絶滅危惧種ってどういうこと?
- 第5章:うなぎを未来にのこすには?
- まとめ:うなぎのこと、ちょっとくわしくなれたかな?
導入文:うなぎってなんであんなに高いの?
「ねえ、お母さん。うなぎって、どうしてこんなに高いの?」
スーパーやお店でうなぎを見かけたとき、そう思ったことはありませんか?
たしかに、「土用の丑の日(どようのうしのひ)」になると、うなぎがたくさん売られます。でも、値段を見てびっくり! 1匹で何千円もすることがありますよね。
この記事では、
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土用の丑の日って何?
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うなぎってどんな魚?
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なぜうなぎは高いの?
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絶滅しそうって本当?
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うなぎを守るためにできることって何?
そんな小学生の「なぜ?」に、やさしく答えていきます。夏休みの自由研究にもぴったりな内容なので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
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第1章:土用の丑の日ってなに?

みんながよく聞く「土用の丑の日」。うなぎを食べる日として知られていますが、実はこの言葉、昔の日本の「こよみ」から来ているのです。
「土用」ってなに?
「土用(どよう)」は、春・夏・秋・冬の季節が変わる前の18日間のことを言います。
つまり、「夏の土用」は「夏から秋に変わる前の18日間」なんです。
特に夏の土用は、とても暑くて体力を失いやすい時期として昔から知られていました。
「丑の日」ってなに?
「丑(うし)」は、ね・うし・とら…の干支(えと)の中の1つですね。
昔のカレンダーでは、日にも干支がつけられていて、「今日は丑の日」なんて言っていたのです。
だから、「土用の丑の日」とは、「土用の期間の中で、干支が“丑”の日」という意味なんですよ。
ちなみに、夏の土用の丑の日は年に1回とは限らず、2回ある年もあります!
うなぎを食べるようになった理由は?
江戸時代、あるうなぎ屋さんが「夏は売れなくて困ったなあ」と、学者の**平賀源内(ひらがげんない)**さんに相談しました。
すると源内さんは、
「“土用の丑の日にはうなぎを食べよう!”と、お店に貼り紙をしてごらん」
とアドバイス。すると、それを見た人たちがうなぎを食べに来て、たくさん売れるようになったとか!
こうして、**「夏の土用の丑の日=うなぎを食べる日」**が日本中に広まったんです。
第2章:うなぎってどんな魚?

「うなぎって魚なの?ヘビなの?」
見た目がにょろにょろしているので、そう思う子も多いかもしれませんね。でも、うなぎは立派な魚なんです!
海で生まれて川で育つ、不思議な生きもの
うなぎの赤ちゃんは、**遠くはるか南の海(マリアナ海溝のあたり)**で生まれます。
生まれたばかりのうなぎの赤ちゃんは「レプトセファルス」という名前で、体がうすくて透明です。
それが、日本の川や湖へ流れてくるうちに、少しずつ形が変わっていき、「シラスウナギ(白い小さなうなぎ)」になります。
そして川や湖に入って育ち、数年かけて大人のうなぎになったら、また海へ帰っていきます。
このように、海で生まれて川で育ち、また海へ戻る魚のことを、「回遊魚(かいゆうぎょ)」といいます。
うなぎの養殖はむずかしい?
うなぎは、**完全な人工ふ化(卵から育てること)**がとても難しい魚です。
だから、ほとんどの「養殖うなぎ」は、海からとってきた天然のシラスウナギを育てて作られています。
そのため、シラスウナギがとれないと、養殖もうまくできません。
つまり、自然のうなぎが少なくなると、養殖うなぎの値段も上がるということなんです。
🐟豆知識:「うなぎの旬」は夏じゃなくて冬!?
実は、天然のうなぎは冬に脂(あぶら)がのっておいしいと言われています。
でも「夏バテ防止に食べよう!」という理由から、夏に食べるようになったんですよ。
第3章:うなぎが高い理由は?

スーパーやお店で見かけるうなぎは、とってもおいしそう。でも…「なんでこんなに高いの?」と思ったこと、ありませんか?
実は、うなぎが高いのにはいくつかの理由があります。
理由①:天然うなぎがとても少ないから
むかしは、日本の川や湖にもたくさんうなぎがいました。でも、今では数がとても少なくなってしまいました。
理由は、川の工事やダムができて、うなぎが川にのぼれなくなったり、水がきれいじゃなくなったりしたからです。
また、うなぎが育つまでに何年もかかるので、いったん数が減るとすぐには戻りません。
そのため、**天然のうなぎはとても貴重(きちょう)**で、値段も高くなるのです。
理由②:シラスウナギがとれにくくなっている
うなぎの赤ちゃん「シラスウナギ」は、海から川に入ってくるときに人間がとって養殖用に使われます。
でも、そのシラスウナギの数が年々へっているんです。
とれる量が少ないと、それを買い取るための値段が上がります。そして、それを育てるうなぎ業者もコストがかかるので、うなぎ全体の値段が高くなるのです。
理由③:育てるのに手間と時間がかかる
うなぎは育てるのがとてもたいへんな魚です。
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水の温度やエサに気をつかわないとすぐに病気になる
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ある程度の大きさになるまでに半年〜1年以上かかる
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魚の中でも特に手間のかかる養殖が必要
これだけ手間がかかれば、当然値段も高くなってしまうんですね。
理由④:海外からの輸入もうなぎの価格に関係している
日本で売られているうなぎのうち、半分以上が中国などの外国からの輸入品です。
でも、世界中でうなぎのとれる量がへっていて、輸入もうまくいかないことがあるのです。
また、円安(えんやす)などで海外のものが高くなると、日本での値段も上がってしまいます。
つまり、「うなぎが高いのは日本だけの問題じゃない」んですね。
🐟豆知識:「うなぎパイ」って、うなぎが入ってるの?
実はうなぎパイには、ほんの少しだけうなぎの粉末が入っています。静岡県のおみやげとして有名ですが、実は夜のお菓子なんです!(エネルギー補給という意味ですよ)
第4章:絶滅危惧種ってどういうこと?

さて、ここからは少し大事なお話です。
うなぎのことを調べると、よく出てくる言葉に「絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)」というのがあります。
これは、このままでは地球上からいなくなってしまうかもしれない生き物のことです。
うなぎは「絶滅危惧種」に指定されている
ニホンウナギ(日本のうなぎ)は、2014年に絶滅危惧種に指定されました。これはとてもショックなことでした。
なぜなら、うなぎは昔から日本人にとって大切な食べ物だったからです。
でも、川や海の環境が変わったり、たくさんとられすぎたりして、今ではその数が1/10以下になっているとも言われています。
絶滅の理由は?
人間の行動が、うなぎの生活に大きなえいきょうをあたえているのです。
🐟豆知識:うなぎは「目がいい魚」じゃない!?
実はうなぎは、目があまりよくないと言われています。
かわりに、においをかぎ分ける力がすごいんですよ!
第5章:うなぎを未来にのこすには?

「うなぎって絶滅しそうなんだ…」「それってこわい…」
そう思ったかもしれません。でも、大丈夫。うなぎを未来にのこすために、今できることがあるんです!
大切に食べること、むだにしないこと
まず、私たちにできることの1つは、うなぎをむだにしないことです。
おいしいからといって食べすぎたり、食べ残したりすると、それだけたくさんのうなぎがムダになってしまいます。
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食べるときは感謝の気持ちをもつ
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食べきれる量だけにする
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「うなぎを守るためにがんばっている人がいる」と知る
そうした気持ちが、うなぎを守る一歩になります。
「う」のつく食べ物でもOK!
土用の丑の日にうなぎを食べるのは、「う」のつくものを食べると夏バテしにくいという昔の考えがもとになっています。
つまり、うなぎじゃなくてもいいんです!
たとえば…
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うどん
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うめぼし
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うり(キュウリのなかま)
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ういろう(名古屋の和菓子)
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うに(ちょっと高級ですが…!)
こんなふうに、「う」のつく食べ物で体を元気にする工夫も楽しいですね。
養殖の研究をがんばっている人たちがいる!
いま、うなぎを卵から育てる完全養殖の研究が進められています。
これが成功すれば、自然のうなぎをとらずにすむようになるかもしれません。
大学や研究所、うなぎの業者さんたちが協力して、「うなぎの未来」を守るためにがんばっているんです。
自分たちができることは何?
うなぎのために、私たち小学生にもできることはたくさんあります!
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自然を大切にする(川や海をよごさない)
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生き物について学ぶ(調べて、家族や友だちに話す)
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自由研究でうなぎのことを発表してみる
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土用の丑の日に「う」のつく食べ物を楽しむ
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魚や動物を大事にする気持ちをもつ
こうした行動が、未来のうなぎを守る力になります。あなたにも、できることがあるんですよ。
🐟豆知識:世界には「うなぎ料理」がたくさん!
日本の「うな重」や「ひつまぶし」だけじゃなく、中国の甘辛煮、ヨーロッパのうなぎゼリーなど、世界中でいろんな食べ方があるんです!
まとめ:うなぎのこと、ちょっとくわしくなれたかな?

ここまで読んでくれてありがとう!
うなぎがなぜ高いのか、土用の丑の日の意味、うなぎのふしぎな生活や絶滅の危機まで、いろんなことを学んできました。
もう一度ふりかえってみましょう。
✨この記事でわかったこと✨
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土用の丑の日は、夏の前に体を元気にするための日だった
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うなぎはにょろにょろしてるけど魚で、川と海を行き来する不思議な生き物
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うなぎが高いのは、とれる数が少なくなっていて、育てるのも大変だから
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絶滅危惧種になっていて、自然環境の変化が原因になっている
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「うのつく食べ物」を楽しむなど、私たちにできることもある!
うなぎは、昔から日本人にとって大切な食べ物でした。でも、ただおいしいからと食べるだけでなく、その背景にある自然や命の大切さについても、これからは考えていけるといいですね。
この夏、家族と「うなぎってなんで高いんだろう?」「うなぎってどうやって育つのかな?」なんて話をしてみてください。
きっと新しい発見があるはずです。
そして、夏休みの自由研究のテーマにもピッタリ!この記事をヒントに、自分だけの「うなぎ研究レポート」を作ってみるのもおすすめですよ!
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