
こんにちは。晴田そわかです。
今回の記事では《山の日はなぜできた?小学生におすすめの面白い豆知識と歴史》について紹介させて頂きます。
- 1. 導入:山の日ってどんな日?
- 2. 山の日ができた理由
- 3. 山の日の歴史
- 4. 小学生におすすめ!山にまつわる10の豆知識
- 5. 山の日の楽しみ方アイデア
- 6. 山に関するクイズで知識チェック!(解答つき)
- 7. まとめ
1. 導入:山の日ってどんな日?
毎年8月11日は「山の日」。日本の国民の祝日の一つです。
祝日というと「海の日」「こどもの日」などがありますが、山の日は比較的新しい祝日で、2016年から始まりました。
「山の日って何をする日なの?」と思う小学生も多いはず。
実はこの日にはちゃんと意味があります。それは――
「山に親しみ、山の恵みに感謝する日」。
日本は国土の約7割が山地でできています。川の水、森の木材、山菜やきのこなどの食べ物、きれいな空気…こうした自然の恵みは、ほとんどが山から来ています。
山の日は、そんな自然の存在に目を向けるための大切な日なのです。
ちなみに、キャッチコピー風に言うとこんな感じです。
「夏のまんなか、山にありがとうを言う日」
覚えやすくて、ちょっと親しみやすいですね。
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2. 山の日ができた理由

山の日が生まれた背景には、海の日の存在があります。
海の日は1996年に祝日として制定され、「海に感謝する日」として広く知られるようになりました。
それを見て、「山にも感謝する日を作ろう」という声が全国の山岳団体や自然保護団体から上がり始めたのです。
制定の目的
山の日の目的は法律にもはっきり書かれています。
「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」。
これは単に登山を楽しむだけでなく、自然と人間のつながりを考えるきっかけにするという意味もあります。
なぜ8月11日になったのか
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お盆休みの直前で、多くの人が休みを取りやすい
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夏山登山のシーズン真っ盛り
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「8」と「11」を横にすると、山の形に見える(ややこじつけですが面白い理由として語られます)
実際には祝日の並びや観光振興の観点もあり、この日付に決まりました。
制定までの流れ
2014年に「国民の祝日に関する法律」が改正され、2016年から正式に施行。
制定に関わったのは、日本山岳会をはじめとする多くの山岳・観光団体で、長年の活動が実を結んだ形です。
3. 山の日の歴史
山の日の制定は比較的新しいですが、その背景には長い準備期間があります。
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2000年代初頭:全国の山岳団体が中心となり「山の日制定」を呼びかけ始める。
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2010年ごろ:地方自治体が山の日関連のイベントを自主的に開催。
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2014年:国会で祝日法改正案が成立、8月11日が「山の日」に。
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2016年:初めての山の日。全国各地で記念登山や式典が開催される。
初年度は長野県上高地で中央記念式典が行われ、登山愛好家や観光関係者が集まりました。
その後も毎年、各地で山や自然をテーマにしたイベントが行われています。
4. 小学生におすすめ!山にまつわる10の豆知識
ここからは、山の日をもっと楽しくするための「知るとちょっと自慢できる」豆知識を紹介します。
今回は前回と重ならないように、新しい情報ばかりを集めました。
1. 日本で一番古い山は?

屋久島にある**宮之浦岳(みやのうらだけ)**は、日本で最も古い山の一つと言われています。山をつくる花崗岩はおよそ1400万年前にできたもの。恐竜が絶滅してからずっと後の時代ですが、人類が誕生するはるか前です。
屋久島は「縄文杉」で有名ですが、山そのものが地球の長い歴史を物語っています。
2. 山頂の気圧はどのくらい?
標高3000mの山では、地上の気圧(約1013hPa)の約7割しかありません。
このため、ポテトチップスの袋は登るにつれてパンパンに膨らみます。
これは外の気圧が下がることで、袋の中の空気が外に膨らむためです。
登山者が息切れしやすいのも、酸素が少なくなるためです。
3. 山の色が青く見える理由
遠くから山を見ると青く見えますが、実際に近づくと緑や茶色ですよね。
青く見える理由は「レイリー散乱」と呼ばれる現象で、空気中の分子や水蒸気が青い光をより多く散乱させるためです。
日本ではこれを「山紫水明(さんしすいめい)」と表現し、昔から風景の美しさを詩や絵に残してきました。
4. 山の気象は1日の中で変わりやすい
山は「1日の中で四季がある」と言われるほど天気が変わります。
朝は快晴でも、昼を過ぎると雷雲がわき、午後には激しい雨が降ることもあります。
これは太陽の熱で地面が温まり、上昇気流が発生しやすい山の地形が関係しています。
登山では「午前中に登って午後に下山」が基本とされるのはこのためです。
5. 山には「樹林限界」がある

高い山では、ある高さから上には木が生えなくなります。これを樹林限界といいます。
日本ではだいたい標高2500m前後が目安で、それ以上は低い草や花だけの高山帯になります。
これは気温の低さや強い風、雪の影響で木が育たなくなるため。
樹林限界の上から見える風景は、一気に広がる空と山の稜線が美しく、多くの登山者の憧れです。
6. 山頂の温泉がある山も!
「温泉=麓(ふもと)」というイメージがあるかもしれませんが、実は山頂付近に温泉がある山もあります。
代表的なのは北海道の**雌阿寒岳(めあかんだけ)や秋田の八幡平(はちまんたい)**です。
雌阿寒岳では山頂のすぐ近くに火山活動で温められた熱湯や蒸気が吹き出しており、あたりには硫黄の匂いが立ちこめています。八幡平には山頂近くに「蒸ノ湯温泉」という湯治場があり、山歩きのあとにそのまま温泉で休めるという贅沢さ。
こうした温泉は、山の地下でマグマが加熱した水が湧き上がることで生まれます。地球が今も生きて動いている証拠でもあります。
7. 山は雲を作る工場
湿った空気が山にぶつかると、上へ押し上げられて冷え、雲になります。
この現象を「地形性雲(ちけいせいうん)」といいます。
例えば、富士山の笠のような形をした「笠雲(かさぐも)」は、湿った空気が富士山にぶつかり上昇・冷却されてできる典型例です。
この雲は天気予報にも活用されます。笠雲がかかると天気が崩れるサインになることが多く、昔から漁師や農家は山の雲を見て天気を予測してきました。まさに山は自然の気象台でもあるのです。
8. 山頂にある三角点のひみつ
山頂で見かける石柱やコンクリートの標識、あれは「三角点」といいます。
これは国土地理院が設置した測量の基準点で、日本全国に約10万カ所もあります。
三角点は、地図作りや位置測定に欠かせない存在です。19世紀末から全国的に設置が進められ、昔は人力で山頂まで重い石材を運び上げたといいます。
現在はGPSで位置を測定する時代ですが、三角点は今も地図の精度を保つために重要な役割を担っています。
9. 世界で最も孤立した山

アフリカのタンザニアにあるキリマンジャロは、周囲に高い山がなく、ぽつんとそびえる「独立峰(どくりつほう)」です。標高は5895mで、雪をいただく姿が美しく「アフリカの屋根」と呼ばれます。
日本にも独立峰はあり、その代表例が富士山。周囲に同等の高さの山がないため、遠くからでもその全景を眺めることができます。独立峰は山の形がくっきりと見え、古くから信仰や芸術の対象になってきました。
10. 山の名前に「岳」と「山」の違いがある?
日本の山の名前には「〜岳(たけ・だけ)」や「〜山(やま・さん)」があります。
明確な規則はありませんが、傾向として「岳」は険しい山や信仰の対象になる山に多く、「山」は一般的な呼び名として幅広く使われます。
例:
地域によって読み方の習慣も異なり、東日本では「〜だけ」、西日本では「〜たけ」と読むことが多いです。
5. 山の日の楽しみ方アイデア
山の日は単に登山をするだけでなく、いろいろな楽しみ方があります。
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身近な低山ハイキング
標高200〜500mほどの低山なら、小学生でも家族と一緒に登れます。 -
山の恵みを食べる
山菜やきのこ料理を楽しむのも立派な山の日の過ごし方。 -
山の写真を撮る
夕焼けに染まる山や雲海など、時間帯によって表情が変わります。 -
山にまつわる本や映画を見る
『岳』や『劔岳 点の記』など、山をテーマにした作品から学べます。
6. 山に関するクイズで知識チェック!(解答つき)

山の日や豆知識の内容を振り返りながら、クイズ形式でおさらいしてみましょう。
家族や友達と挑戦しても楽しいですよ。
Q1. 日本で一番古い山のひとつ、宮之浦岳(みやのうらだけ)がある島はどこでしょう?
A. 屋久島(やくしま)
解説:屋久島は鹿児島県にある世界自然遺産の島で、宮之浦岳は標高1936m。花崗岩でできており、約1400万年前に形成されたと考えられています。島全体が「洋上アルプス」と呼ばれるほど山深く、樹齢1000年以上の屋久杉でも有名です。
Q2. 標高3000mで地上の気圧は約何%になるでしょう?
A. 約70%
解説:気圧は標高が高くなるほど下がります。3000m級の山では地上より酸素が薄くなり、息切れしやすくなります。登山中にポテトチップスの袋がパンパンになるのは、外の気圧が低くなるからです。
Q3. 遠くの山が青く見えるのはなぜでしょう?
A. 空気中の水蒸気やチリが青い光を散乱させるから(青色散乱)
解説:光は波長によって散乱のされやすさが違い、波長の短い青い光は遠くまで散乱して届きます。そのため、遠くの山は青っぽく見えるのです。この現象は海や空の色にも関係しています。
Q4. 山が雲を作る現象を何というでしょう?
A. 地形性雲(ちけいせいうん)
解説:湿った空気が山にぶつかると上昇し、冷やされて水滴になって雲ができます。笠雲や山頂だけに雲がかかる現象はその代表例です。昔から山の雲は天気の予兆として観察されてきました。
Q5. 山頂でよく見かける石柱「三角点」の役割は何でしょう?
A. 測量の基準になる点
解説:三角点は国土地理院が設置した測量の基準点で、日本全国に約10万か所あります。これを使って正確な地図を作ったり、土地の位置関係を把握したりします。明治時代から続く重要なインフラです。
Q6. 日本の独立峰の代表例である富士山と同じタイプで、世界的に有名な独立峰はどこでしょう?
A. キリマンジャロ(タンザニア)
解説:標高5895mのキリマンジャロはアフリカ大陸最高峰。周囲に同じくらい高い山がなく、ぽつんとそびえる姿から「孤高の山」と呼ばれます。富士山も同じく周囲に山がないため、その美しい姿が際立ちます。
Q7. 日本の山の名前で「岳(たけ・だけ)」と「山(やま・さん)」にはどんな違いがあるでしょう?
A. 「岳」は険しい山や信仰の対象に多く、「山」は一般的な呼び方に多い
解説:明確な規則はありませんが、歴史的・文化的背景によって呼び分けられています。地域によって読み方も違い、東日本は「〜だけ」、西日本は「〜たけ」が多い傾向です。
Q8. 山頂近くに温泉がある理由は何でしょう?
A. 地下のマグマが地下水を加熱するから
解説:火山の近くでは、地中深くのマグマが熱源となり、地下水を温めます。そのお湯が地表に湧き出すと温泉になります。雌阿寒岳や八幡平はその代表例です。
このクイズを通して、単なる知識としてではなく、実際の山の風景や自然現象をイメージできるようになれば、山を見る楽しさが何倍にも広がります。
7. まとめ

山の日は、「山に親しみ、山の恩恵に感謝する日」。
日本の山々は、美しい景観だけでなく、水・木材・食べ物・気候調節など、多くの恵みを私たちに与えています。
今回紹介した豆知識を知っていると、山を見る目が変わります。
ただの景色ではなく、「1400万年前からそこにある歴史」「雲を作る働き」「人類の測量の基準点」など、背景が浮かび上がってきます。
8月11日、山の日。
今年は少し足を伸ばして山を訪れたり、写真や本で山を感じたりしてみませんか。
自然と向き合う時間は、きっと心を豊かにしてくれるはずです。
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