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菊の節句とは?小学生にもわかる由来・楽しみ方・役立つ豆知識

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こんにちは。晴田そわかです。

今回の記事では《菊の節句とは?小学生にもわかる由来・楽しみ方・役立つ豆知識》について紹介させて頂きます。

 

 

 

1. はじめに

日本には、春から冬にかけて季節の移り変わりを祝うさまざまな行事があります。その中でも「菊の節句(きくのせっく)」は、意外と知られていない行事のひとつです。端午の節句や七夕は小学生の生活の中でもよく耳にしますが、菊の節句という名前を聞いたことのある人は少ないかもしれません。

しかし菊の節句は、古くから「長寿」や「健康」を願う大切な行事として受け継がれてきました。五節句と呼ばれる日本の伝統行事のひとつでもあり、歴史をたどると中国からの文化や日本独自の暮らしに深く結びついていることがわかります。

この記事では、小学生にもわかるように菊の節句の意味や由来を丁寧に解説しながら、家庭や学校で楽しめる活動、そして大人にも役立つ豆知識を紹介していきます。親子で一緒に読めば、秋の行事に新しい発見があることでしょう。

 

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2. 菊の節句とは?

菊の節句は、毎年 9月9日 に行われる行事で、別名「重陽(ちょうよう)の節句」とも呼ばれます。日本には1年の中で五つの節句があり、1月7日の「人日の節句」、3月3日の「上巳の節句(ひな祭り)」、5月5日の「端午の節句」、7月7日の「七夕の節句」、そして9月9日の「重陽節句(菊の節句)」です。

この五つの節句は、いずれも中国から伝わった考え方に由来しています。古代中国では「奇数は縁起の良い陽の数」とされ、その中でも同じ数字が重なる日を特別に大切にしていました。特に「9」という数字は一番大きな陽の数と考えられ、それが重なる9月9日は最も力の強い日とされてきました。

しかし、強い力が集まる日には同時に不吉なことも起こりやすいとされ、人々はその力を良い方向に変えるために行事を行いました。その中で、邪気を払う力を持つと信じられていた「菊」を用いるようになり、菊の花を飾ったり菊の酒を飲んだりして長寿を願う風習が生まれました。これが「菊の節句」の始まりです。

現代の日本では、七夕や端午の節句ほど広く行われてはいませんが、宮中行事や一部の地域では今も大切に受け継がれています。また、学校の授業や家庭で季節の行事を学ぶ中で「五節句のひとつ」として紹介されることもあります。小学生にとっても、知っておくと歴史や文化を深く理解するきっかけになる行事です。


3. 菊の節句の由来と歴史

菊の節句の歴史をひも解くと、中国の古代思想や日本の宮中行事にまでさかのぼります。

まず、中国では「陽の数」とされる奇数の中で、特に「9」は最大の数と考えられていました。その「9」が重なる日、つまり9月9日は「重陽」と呼ばれ、特別な意味を持つ日とされたのです。人々はこの日を無事に過ごすため、邪気を祓う行事を行いました。そこで登場するのが「菊」です。

菊は古来から薬効があるとされ、不老長寿をもたらす花と信じられてきました。菊の花びらを浮かべた酒を飲む「菊酒」や、菊の露を含ませた綿で体をぬぐう「菊の被綿(きせわた)」などの習慣が生まれ、人々は健康と長寿を願いました。

この文化は奈良時代から平安時代にかけて日本にも伝わり、宮中では9月9日に「菊花の宴」と呼ばれる行事が催されるようになりました。貴族たちは菊を鑑賞し、和歌を詠み交わしながら、長寿を願って酒を酌み交わしたといわれています。菊の花が秋の代表的な花として親しまれたのも、このような宮中の文化が背景にあります。

その後、江戸時代になると五節句の文化が庶民にも広がり、端午の節句やひな祭りと同じように、菊の節句も一般の人々に知られるようになりました。ただし、他の節句に比べて生活に結びつく部分が少なかったため、現代ではあまり広まっていません。しかし、菊が「皇室の紋章」として使われたり、日本の国花として定着したりしたのは、この節句の影響も大きいと考えられます。

つまり、菊の節句は単なる花の行事ではなく、長寿を願う人々の祈りや文化の交流を象徴する行事なのです。

 

 

 


4. 小学生にもわかりやすい楽しみ方

菊の節句は昔からの伝統行事ですが、今ではあまり大きなイベントとして行われていません。そのため、小学生にとっては「どう楽しめばいいの?」と感じるかもしれません。ここでは家庭や学校で簡単にできる楽しみ方を紹介します。

(1) 菊の花を飾る

秋は菊の花がきれいに咲く季節です。スーパーや花屋さんでも手軽に買えるので、家のリビングや玄関に飾ってみましょう。おじいちゃんやおばあちゃんにプレゼントすると、とても喜ばれるはずです。小学生でも、自分で花を選んで飾るだけで「行事を楽しんだ」という実感が得られます。

(2) 季節の食べ物を楽しむ

昔の菊の節句では「菊酒」や「栗ご飯」が親しまれていました。菊酒は子どもには向きませんが、菊の花びらを浮かべたジュースやお茶にアレンジするのもおすすめです。また、9月はちょうど新栗の季節なので、家族で栗ご飯を作って食べると季節を感じられます。

(3) 折り紙や絵で菊を表現する

小学生にとっては、菊の花をテーマにした工作や絵も楽しい活動です。折り紙で菊の花を折って飾ったり、図工の時間に菊をモチーフにした作品を描いたりするのもおすすめです。菊は花びらが多く、細かい表現ができるので、集中力や観察力を育てる学習にもつながります。

(4) 自由研究や調べ学習に活用

五節句はすべて歴史や意味が深いので、菊の節句をテーマに自由研究をまとめるのも良いアイデアです。由来や豆知識を調べてノートにまとめたり、菊の写真を撮ってアルバムにしたりすれば、学校の授業でも役立ちます。


5. 菊の節句の役立つ豆知識

ここからは、大人でも「へえ!」と驚くような菊の節句に関する豆知識を紹介します。小学生の調べ学習にも役立ちますし、大人の雑学としても面白い内容です。

(1) 菊酒(きくざけ)とは?

菊酒は、菊の花びらを浮かべたり漬けたりして作るお酒です。菊の香りを楽しみながら長寿を願うために飲まれてきました。もちろん小学生は飲めませんが、大人が健康を祈る意味で味わう習慣が残っています。今ではノンアルコールの菊茶や菊花ドリンクもあるので、子どもも一緒に楽しむことができます。

(2) 菊は日本の国花

日本には「桜」と「菊」という二つの国花があります。桜は春の象徴、菊は秋の象徴です。菊は皇室の紋章にも使われており、パスポートの表紙にも菊の紋章が描かれています。つまり、菊の節句は国のシンボルと深く関わっている行事なのです。

(3) 9月9日が「重陽節句」と呼ばれる理由

重陽」とは「陽の数が重なる」という意味です。陰陽思想では奇数は陽を表し、縁起の良い数とされます。その中で最大の数字「9」が重なる日が9月9日。最も強い陽の力がある日として大切にされました。これが「重陽節句」と呼ばれるゆえんです。

(4) 五節句の中で一番知られていない節句

五節句のうち、ひな祭り(上巳の節句)や端午の節句は学校や家庭でもおなじみですが、菊の節句はあまり知られていません。理由は、庶民の生活に深く結びつく行事が少なかったためといわれています。しかし、宮中や武家社会では長寿を願う大切な日として重んじられていました。小学生にとっては「知っていたらすごい!」と言える知識になります。

(5) 菊の花言葉

菊には多くの花言葉があります。代表的なものは「高貴」「高尚」「長寿」「真実」などです。色ごとに意味が違う場合もあり、白い菊は「真実」、黄色い菊は「高貴」などとされます。花言葉を知ると、菊を飾るときにより深い意味を感じられます。

(6) 世界での菊の扱いの違い

日本では菊は長寿や祝い事に使われる花ですが、ヨーロッパでは葬儀や墓地に飾る花として用いられることが多いです。国によって花のイメージが大きく違う点はとても面白い豆知識です。小学生が国際理解教育の一環で調べる題材としてもぴったりです。

(7) 菊の被綿(きせわた)とは?

古代の宮中では、前日の夜に菊の花に真綿をかぶせておき、翌朝にその露を含んだ綿で体を拭う「菊の被綿」という習慣がありました。これによって不老長寿を願ったのです。現代ではほとんど行われていませんが、当時の人々が菊に込めた思いを知る手がかりになります。

 

 

 


6. 小学生におすすめ!学びやすい活動アイデア

菊の節句は、単に「昔からの行事」として覚えるだけでなく、実際に体験や学習に取り入れると理解が深まります。ここでは小学生におすすめの活動を紹介します。家庭でも学校でも実践できるものを選びました。

(1) 図工の活動:菊の花を描く・折り紙で作る

菊の花は花びらが多く、形も独特です。観察して絵に描くと、細かいところまで注意深く見る力が育ちます。折り紙で菊を表現するのもおすすめです。花びらを何枚も重ねて作ると本物らしい立体感が出ます。季節の掲示物として教室に飾るのも良いでしょう。

(2) 国語の学習:五節句を調べてまとめる

五節句の一つとして菊の節句を紹介し、他の節句と比べながら調べると理解が深まります。小学生なら、新聞形式にまとめたり、イラスト付きでレポートにすると発表にも活用できます。

(3) 社会の学習:昔の人のくらしや行事を知る

菊の節句平安時代宮中行事として広まった歴史があります。社会科の「昔のくらし」や「日本の文化」を学ぶときに取り入れると、教科書の知識を具体的にイメージしやすくなります。

(4) 家庭科や生活科の活動:季節の料理を作る

菊の節句にちなんだ料理といえば栗ご飯です。新栗の季節に合わせて家庭で炊けば、食卓でも節句を楽しめます。菊の花びらを食用菊としておひたしやサラダに取り入れるのもおすすめです。小学生が料理に参加すれば、食育の一環にもなります。

(5) 自由研究や発表に活用

五節句の中で菊の節句はあまり知られていないため、自由研究のテーマとしてもユニークです。「どうして他の節句より知られていないのか」「菊が国花になった理由」などを調べると、発表の場でも注目されやすいでしょう。


7. まとめ

菊の節句は、毎年9月9日に行われる五節句のひとつで、「重陽節句」とも呼ばれます。古代中国の陰陽思想に由来し、日本では平安時代から宮中行事として広まった歴史ある行事です。菊を飾ったり菊酒を飲んだりして、長寿や健康を願う意味が込められています。

現代では端午の節句や七夕のように広く行われてはいませんが、日本文化を知る上で大切な行事です。菊が日本の国花であることや、皇室の紋章に使われていることなど、知っておくと大人にも役立つ豆知識が多くあります。また、小学生にとっては調べ学習や自由研究の題材としてもぴったりです。

家庭で菊の花を飾ったり、季節の料理を楽しんだり、折り紙や絵で菊を表現したりすることで、親子で気軽に体験できます。さらに、五節句を比較して学ぶことで、日本の伝統行事をより深く理解することができるでしょう。

菊の節句は、単なる「知られていない行事」ではなく、人々が健康と長寿を願い続けてきた歴史の証です。小学生にもわかりやすい形で伝え、実際に楽しむ工夫をすれば、家庭や学校での学びが豊かになります。ぜひ今年の9月9日には、菊の花を身近に感じながら、この伝統行事に触れてみてください。

 

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