
こんにちは。晴田そわかです。
今回の記事では《小学生と学ぶ!名月の豆知識10選|月見団子やすすきの由来をやさしく解説》について紹介させて頂きます。
- 1. はじめに
- 2. 名月とは?小学生にもわかりやすい意味と由来
- 3. 小学生と学ぶ!名月の豆知識10選
- 4. 名月をもっと楽しむための過ごし方
- 5. まとめ
- 【クイズ】小学生向け!名月クイズで知識チェック
1. はじめに
秋の夜空に浮かぶ大きくて美しい月は、昔から人々の心をひきつけてきました。特に「名月(めいげつ)」と呼ばれる月は、日本の文化や暮らしに深く結びついています。名月と聞くと、十五夜やお月見を思い浮かべる人も多いでしょう。月をながめながら団子を食べたり、すすきを飾ったりする風習は、今も多くの家庭で楽しまれています。
しかし「どうして団子をお供えするの?」「すすきはなぜ飾るの?」と子どもに聞かれて答えられない大人も多いのではないでしょうか。名月にまつわる行事や風習は、日本の歴史や自然観とつながっており、知ることでより深く楽しめます。
この記事では、小学生にも分かりやすい言葉で「名月の豆知識10選」を紹介します。大人が読んでも「なるほど」と思える内容なので、親子で一緒に学びながら今年のお月見を楽しんでみてください。
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2. 名月とは?小学生にもわかりやすい意味と由来

「名月」とは、特に美しいとされる月を指す言葉です。昔から日本では、秋に見える月が一年の中でもっとも澄んで美しいとされてきました。特に旧暦8月15日の夜に出る月を「中秋の名月(十五夜)」と呼びます。
どうして秋の月が美しいとされるのでしょうか? その理由は、秋の空気が乾燥して澄んでいるため、月がよりくっきりと見えるからです。また、夏の蒸し暑さもおさまり、夜に外で月をながめやすい季節ということも関係しています。
「名月」は単なる自然現象ではなく、人々の生活や信仰、文化と深く結びついています。例えば、豊作祈願や季節の移ろいを感じる行事として、お月見が行われるようになりました。小学生にとっても、ただ月を眺めるだけでなく、こうした背景を知ると楽しみが広がります。
3. 小学生と学ぶ!名月の豆知識10選

豆知識① 十五夜と十三夜の違い
「十五夜(じゅうごや)」は旧暦の8月15日にあたる夜のことで、最も有名なお月見の日です。この日は「中秋の名月」と呼ばれ、古くから特別に美しい月として親しまれてきました。
一方で「十三夜(じゅうさんや)」という風習もあります。これは旧暦9月13日にあたる夜のことで、日本独自の文化です。十五夜だけでなく十三夜も月を愛でることで「片見月(かたみづき)」にならない、つまり縁起が悪くならないと考えられていました。
十三夜は「後(のち)の月」とも呼ばれ、栗や豆を供えることから「栗名月」「豆名月」ともいいます。小学生にとっては、十五夜だけでなく二度楽しめる行事だと知ると、少しワクワクするかもしれませんね。
豆知識② 名月はいつ見える?2025年の日付
名月は毎年同じ日ではなく、旧暦に基づいて決まります。現代のカレンダー(新暦)に直すと日付がずれるため、毎年お月見の日は少しずつ変わります。
例えば2025年の「十五夜(中秋の名月)」は9月6日(土)です。そして「十三夜」は10月5日(日)にあたります。両方の日に月を楽しめば、昔の人と同じように一年の移ろいを感じられるでしょう。
観察のコツは、東の空に月が昇ってくる時間をチェックすること。日没後しばらくしてから空を見上げると、大きく輝く月が見えるはずです。大人にとっても子どもにとっても、自然を感じる絶好の機会になります。
豆知識③ 月見団子の由来
お月見といえば「月見団子」ですよね。でも、なぜ団子を供えるのでしょうか?
団子の丸い形は「満月」をかたどっており、月に感謝を表す意味があります。また、十五夜に供える団子の数は「十五」にちなんで15個とされることが多いです。きれいに積み上げられた団子は、まるで小さなお月さまが集まったように見えます。
地域によっては、団子にあんこをつけたり、里芋を供える風習もあります。これは「芋名月」と呼ばれ、収穫に感謝する意味が込められています。子どもと一緒に団子を丸めるのも楽しい体験になりますし、行事の意味を知ればさらに思い出深くなるでしょう。
豆知識④ すすきを飾る理由
お月見に欠かせないのが「すすき」です。団子と一緒に飾る姿を見たことがある人も多いでしょう。
すすきを飾るのは、稲の収穫を象徴しているからです。昔は稲穂を供えることもありましたが、ちょうどその時期に稲がまだ実っていなかったため、代わりにすすきを使うようになりました。また、すすきの鋭い葉が魔よけになるとも信じられていました。
さらに、飾ったすすきを軒先に立てておくと「病気や悪いことから家族を守ってくれる」とも言われています。子どもにとっては「すすき=ただの草」ではなく「家を守るお守り」だと知ると、ぐっと興味がわくはずです。
豆知識⑤ うさぎが月にいる理由
小学生が「月といえば?」と聞かれて思い浮かべるのが「月のうさぎ」ではないでしょうか。日本では月の模様が「うさぎがおもちをついている姿」に見えるといわれています。
この伝説にはいくつかの由来があります。仏教の説話のひとつでは、困っている旅人に食べ物を分けてあげた動物たちの中で、何も持たないうさぎが自分の体を火に投げ入れて差し出そうとしました。その行いに心を打たれた神様が、うさぎを月にのせた、というお話です。
中国でも「月にはうさぎがいて、不老長寿の薬をついている」と伝えられています。国や地域が違っても「月とうさぎ」の組み合わせが語られるのはとても不思議で、子どもたちにとっても親しみやすい豆知識です。
豆知識⑥ お月見と収穫祭の関係

お月見は単に月をながめる行事ではなく、「収穫祭」としての意味を持っています。昔の人々にとって、農作物の実りは生活の基盤そのものでした。秋の収穫を無事に迎えられたことに感謝し、月に祈りを捧げることで「来年も豊作でありますように」と願ったのです。
このため、お月見のお供え物は団子だけでなく、里芋や栗、豆、柿、梨などその季節にとれる作物も並べられます。特に里芋を供える十五夜は「芋名月」と呼ばれ、十三夜に豆や栗を供えるのも収穫祭としての意味合いが強い証拠です。
子どもにとっては「お団子を食べる日」と思いがちですが、その背景を知ることで「感謝の行事」という側面に気づけます。家庭でお月見を楽しむときには、ぜひ旬の果物や野菜も一緒に並べてみるとよいでしょう。
豆知識⑦ 名月を楽しむ昔の遊び
現代では月をながめて写真を撮ったり、お団子を食べたりすることが中心ですが、昔の人々は月を楽しむためにさまざまな工夫をしていました。
平安時代の貴族たちは、池のほとりに舟を浮かべ、水面に映る月を楽しむ「観月の宴」を開きました。お酒を飲みながら和歌を詠むのが大人の遊びだったのです。庶民の間でも、月を見ながら歌ったり、子どもが影遊びをしたりして楽しんだ記録が残っています。
現代の小学生にとっても「影遊び」や「月の形をスケッチする」などは取り入れやすい遊び方です。昔ながらの楽しみを知れば、お月見がただの風習ではなく、家族で楽しむイベントとしてよみがえります。
豆知識⑧ 名月にちなんだ俳句や和歌
日本の文学には、月を題材にした俳句や和歌が数えきれないほど残されています。月は美しく、またはかなく、感情を映し出す題材として親しまれてきました。
有名な松尾芭蕉の句に「名月や池をめぐりて夜もすがら」があります。池の周りをぐるぐると歩きながら一晩中月を楽しんだ様子が浮かんできます。また、和歌では紀貫之が「秋の夜の月に心を寄せる」歌を残すなど、月は古来から文学に欠かせない存在でした。
小学生には少し難しく感じるかもしれませんが、「昔の人も月を見て感動していたんだ」と伝えるだけでも十分。学校で俳句を習うときに「名月」が出てきたら、お月見とつながることを教えてあげると、理解が深まります。
豆知識⑨ 世界のお月見文化
実は月を愛でる文化は日本だけのものではありません。世界のさまざまな国でも、秋の月にまつわる行事があります。
中国では「中秋節(ちゅうしゅうせつ)」が有名です。日本の十五夜と同じ時期に祝われ、家族が集まり「月餅(げっぺい)」というお菓子を食べます。また、丸い形は団らんや家族の幸せを象徴しています。
韓国には「秋夕(チュソク)」と呼ばれる大きな行事があり、日本のお盆とお月見を合わせたような文化です。先祖をまつり、家族でごちそうを食べ、月を見ながら収穫を祝います。
こうした海外の文化を知ると、「日本だけでなく世界中で月が特別視されている」ということに気づけます。小学生にとっても、国際理解のきっかけになるでしょう。
豆知識⑩ 自由研究にも!月の観察ポイント
最後に紹介するのは、実際に月を観察するときのポイントです。名月はただ「きれい」と見るだけでなく、記録を残すと学びにつながります。
おすすめは「月のスケッチ」。日ごとに形が変わる月をノートに描き、日付を書いて残すと、月の満ち欠けのリズムがよくわかります。双眼鏡を使えば、クレーターや模様もはっきり見えるので、大人も一緒に夢中になれるでしょう。
また、写真を撮って「今年の名月アルバム」を作るのも楽しい方法です。自由研究としてまとめれば、学校でも発表できます。名月は身近でありながら奥が深い題材なので、親子で挑戦してみる価値があります。
4. 名月をもっと楽しむための過ごし方

ここまで紹介してきた豆知識をふまえて、実際にお月見を楽しむためのアイデアを紹介します。
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家族で月見団子を作る
丸める作業は子どもでも簡単にでき、楽しい思い出になります。 -
すすきを飾る
近所で採ってきたすすきを花瓶に飾ると、ぐっと雰囲気が出ます。 -
ベランダや庭で夜空を見上げる
外で風を感じながら月を見ると、特別な時間になります。 -
クイズや絵日記にまとめる
「うさぎはなぜ月にいるの?」など、今日学んだ豆知識をクイズにすると楽しさ倍増。
こうした工夫をすることで、名月が単なる「見る行事」から「体験する行事」へと変わります。
5. まとめ
名月は、昔から人々の生活に根づいてきた美しい自然と文化の象徴です。十五夜や十三夜に月を愛で、団子やすすきを供えるのは、ただの習慣ではなく、豊作への感謝や家族の健康を願う心が込められています。
小学生と一緒に豆知識を学ぶことで、大人もあらためてその深い意味に気づくことができます。団子を作ったり、すすきを飾ったり、月をスケッチしたりすることで、名月の夜はもっと特別なものになるでしょう。
今年の名月は、ぜひ親子で夜空を見上げながら「なぜ?」を共有し、昔の人々が感じた美しさや感謝の心を体験してみてください。知識と体験が合わさることで、忘れられない一夜になるはずです。
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【クイズ】小学生向け!名月クイズで知識チェック

せっかく学んだ豆知識を、親子でクイズ形式で楽しんでみましょう。小学生でも答えやすい問題を集めました。
クイズ①
十五夜は旧暦の何月何日に行われるでしょう?
A. 8月15日 B. 9月13日 C. 10月31日
→ 正解:A. 8月15日
十五夜は旧暦8月15日の夜に行われ、「中秋の名月」と呼ばれています。
クイズ②
すすきを飾るのはなぜでしょう?
A. 草だから安いから
B. 稲穂の代わりで豊作祈願になるから
C. お団子を飾る台がなかったから
→ 正解:B. 稲穂の代わりで豊作祈願になるから
すすきは稲穂の象徴であり、魔よけの意味もあります。
クイズ③
月の模様が「うさぎ」に見えるのは日本だけ?
A. はい
B. いいえ
→ 正解:B. いいえ
中国でも「月のうさぎ」が登場し、不老長寿の薬をついているといわれています。世界共通で「月とウサギ」が結びついているのは面白いですね。
クイズ④
十三夜にお供えする食べ物は何でしょう?
A. 栗や豆
B. りんご
C. 魚
→ 正解:A. 栗や豆
十三夜は「栗名月」「豆名月」とも呼ばれ、秋の収穫物を供えます。
クイズ⑤
十五夜と十三夜、どちらか片方しか見ないことを何というでしょう?
A. 半月見
B. 片見月
C. 一夜月
→ 正解:B. 片見月
片方だけだと縁起が悪いとされ、両方楽しむのが昔からの習わしです。
親子での楽しみ方
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クイズをしながら団子を食べるとさらに盛り上がる
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子どもが問題を出す側にまわると学びが深まる
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学校の友達にも出題すれば、お月見の話題で盛り上がれる
名月は「見る」だけでなく「知って楽しむ」ことで、親子の会話が広がります。