
こんにちは。晴田そわかです。
今回の記事では《美しい絵と物語にうっとり。お月見の夜に小学生と楽しむ、幻想的な月の絵本7選》について紹介させて頂きます。
- はじめに
- 小学生と楽しむ「幻想的な月の絵本」選びの3つのポイント
- 美しい絵と物語にうっとり!幻想的な月の絵本7選
- コラム:お月見の夜に話したい「月のうさぎ」
- お月見絵本の楽しみ方を広げる、3つのアイデア
- おわりに
はじめに
秋の夜長、まんまるな月がひときわ美しく輝く季節がやってきましたね。虫の音が心地よく響く中、夜空を見上げる時間も増えるのではないでしょうか。
今年のお月見は、親子で心に残る「月の絵本」を読んで過ごしませんか?
この記事では、数多くある月の絵本の中から、特に**「絵の美しさ」と「物語の幻想的な魅力」**に焦点を当てて厳選した7冊をご紹介します。さらに、その絵本を親子でもっと楽しむためのアイデアもお届けします。
ページをめくるたびに親子でうっとりするような、素敵な読書体験があなたを待っています。美しい絵本は子どもの豊かな感性や想像力を育むきっかけになり、お月見の夜が、もっと特別で大切な思い出になるはずです。
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小学生と楽しむ「幻想的な月の絵本」選びの3つのポイント

本格的な紹介に入る前に、今回の絵本をどのような基準で選んだのかを簡潔にお伝えします。ご家庭で絵本を選ぶ際の参考にもしてみてください。
ポイント1:心を奪われる「絵の美しさ」
子どもにとって絵本は、人生で最初に出会うアートです。光と影のコントラスト、吸い込まれそうな色彩の豊かさなど、親子でアートとしても楽しめるような、美しい絵の作品を選びました。
ポイント2:想像力がふくらむ「物語の魅力」
「お月さまの向こうには何があるんだろう?」「どうして毎日かたちが変わるの?」そんな月へのあこがれや不思議さを感じさせる、詩的でファンタジックなストーリーを重視しました。
ポイント3:親子の対話が生まれる「語りかけたくなるテーマ」
ただ読むだけで終わらないのが、良い絵本の魅力です。読んだ後に「もし自分だったらどうする?」「この子の気持ち、わかる?」と、自然に親子の会話が生まれるような作品を選んでいます。
美しい絵と物語にうっとり!幻想的な月の絵本7選

それでは、お待たせしました。お月見の夜を幻想的に彩る、とっておきの7冊をご紹介します。
1. 『パパ、お月さまとって!』
色彩の魔術師エリック・カールの美しい貼り絵と、ダイナミックなしかけが魅力的な一冊。女の子の「お月さまと遊びたい」という純粋な願いを、パパが叶えようと奮闘します。世界中で愛される不朽の名作であり、大きなお月さまに手を伸ばす子どもの夢を温かく描きます。
一言コメント: 親子で一緒にページを広げ、月の大きさに驚く。そんな体験そのものが、かけがえのない思い出になります。
2. 『つきよのくじら』
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作: 戸田 和代 / 絵: 沢田 としき
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【対象学年】 小学校中学年~高学年
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【こんな親子に】 静かで美しい物語が好き、深い余uinに浸りたい
静かな月の光が照らす夜の海を、幻想的な青のグラデーションで表現した、息をのむほど美しい絵本です。少年とくじらの言葉を超えた交流が、静かに、そして詩的に描かれています。テーマである「幻想的な月の絵本」を最も純粋に体現した一冊と言えるでしょう。
一言コメント: まるで1本の美しい映画を観たような、深い余韻に浸れる日本の名作です。
3. 『つきのよるに』
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作: いもと ようこ
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【対象学年】 幼児~小学校低学年
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【こんな親子に】 動物が好き、優しい気持ちになれるお話が読みたい
やさしく温かいタッチで描かれる動物たちが、月の光の下で繰り広げる心温まる物語。森の動物たちの思いやりの心や友情に、大人の心も洗われます。心地よい言葉のリズムで、おやすみ前の読み聞かせにもぴったりの一冊です。
一言コメント: いもとようこさんの温かい絵に包まれて、心穏やかなお月見の夜を過ごせます。
4. 『ぼく、お月さまとはなしたよ』
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作・絵: フランク・アッシュ
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【対象学年】 幼児~小学校低学年
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【こんな親子に】 ユーモアのあるお話が好き、子どもの純粋な心に触れたい
お月さまと友達になりたいクマの子が、山びこをお月さまの返事だと勘違いするところから始まる、可愛らしい冒険の物語。子どもの純粋な心をまっすぐに描き、読む人の心を温かくします。世代を超えて愛され続ける、クラシックな魅力にあふれた一冊です。
一言コメント: 素直で一生懸命なクマくんの姿に、親子で思わず笑顔になってしまいます。
5. 『つきのばんにん』
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作: ゾシエンカ / 訳: あべ 弘士
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【対象学年】 小学校低学年~中学年
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【こんな親子に】 ファンタジーが好き、想像力を掻き立てる物語に浸りたい
月の満ち欠けの秘密を、クマと人間の少女が守っているという、独創的でロマンチックな物語。水彩画のような、柔らかく幻想的なタッチで描かれる夜の森と月の光は、まさに圧巻の一言。ページをめくるたびに、その世界観に引き込まれていきます。
一言コメント: これこそ「宝物」にしたくなる一冊。お月見の夜に読むことで、夜空の月がもっと愛おしくなります。
6. 『ふしぎな月』
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作: 富安 陽子 / 絵: 吉田 尚令
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【対象学年】 小学校中学年~
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【こんな親子に】 詩的な文章が好き、美しい言葉と絵の世界に浸りたい
夜空に輝く満月が、地上に特別な奇跡をもたらす様子を詩的に描いた絵本です。月の透き通った光が差し込むと、草陰の虫たちが妖精のように舞い、夜の花が咲き、魚が空へ昇る――。富安陽子さんの祈りのような言葉と、吉田尚令さんの静かでいて生命力あふれる絵が織りなす、月の神秘を存分に味わえます。
一言コメント: どんな場所にも平等に降り注ぐ月の光の美しさと奇跡に、子どもも大人もきっと心を奪われます。読んだ後、夜空を見上げるのが楽しみになる、希望に満ちた絵本です。
7. 『かいじゅうたちのいるところ』
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作: モーリス・センダック
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【対象学年】 小学校低学年~中学年
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【こんな親子に】 冒険物語が好き、子どもの心の内側に寄り添いたい
世界中で愛され続ける、あまりにも有名な名作。いたずらっ子のマックスが部屋から旅立つのは、月が浮かぶ不思議な世界。子どもの心の中にある冒責心や葛藤、そして親を求める気持ちを見事に描き出します。幻想的な月の下での冒険は、子どもたちの心を鷲掴みにします。
一言コメント: ちょっぴり怖いけれど、最後は温かい場所に帰ってくる安心感が、子どもたちの心を掴んで離しません。
コラム:お月見の夜に話したい「月のうさぎ」

「お月さまには、うさぎがいてお餅つきをしているんだよ」。一度は聞いたことがある、この可愛らしいお話。なぜ月にうさぎがいると言われるようになったか、ご存じですか?
これは仏教の説話が元になっています。猿、狐、兎の3匹が、疲れ果てた老人(帝釈天という神様の化身)を助けようと食べ物を探しに行きました。猿は木の実を、狐は魚を獲ってきましたが、兎だけは何も獲ることができませんでした。悩んだ兎は「私を食べてください」と言い、自ら火の中に飛び込んだのです。その自己犠牲の精神に心を打たれた老人は、兎を月の中に甦らせ、その行いを皆の手本として見えるようにした、というお話です。
自分の身を捧げたうさぎの優しさを思いながら月を眺めると、絵本の世界がさらに奥深く感じられるかもしれませんね。
お月見絵本の楽しみ方を広げる、3つのアイデア

お気に入りの一冊が見つかったら、次はその時間を特別なものにするための小さな工夫をしてみませんか? 親子の読書体験がもっと豊かになるアイデアを3つご紹介します。
1. お部屋の明かりを少しだけ暗くする いつもの煌々とした照明を少し落とし、間接照明や小さなランプの灯りだけで読んでみましょう。まるで絵本の中の月の光が、お部屋に差し込んできたかのような幻想的な雰囲気を演出できます。窓のそばで、本物の月明かりを感じながら読むのも素敵ですね。
2. 月にまつわるお菓子を用意する 読む前後に、お月見団子やうさぎの形をしたお饅頭、黄色いまんまるなクッキーなど、月にまつわるお菓子を親子で楽しむのはいかがでしょうか。物語の余韻に浸りながらお菓子を頬張る時間は、五感で楽しむ豊かな体験になります。
3. 読み終わったら、本物の月を探しに行く 絵本を読み終えたら、「本物のお月さまはどんな顔をしているかな?」と誘って、親子で夜空を見上げてみましょう。「絵本と同じ三日月だね」「うさぎは見えるかな?」など、絵本の世界と現実の世界がつながることで、子どもの観察力や探究心が育まれます。
おわりに

今回は、お月見の夜を幻想的に彩る7冊の絵本と、その楽しみ方をご紹介しました。気になる一冊は見つかりましたか?
美しい絵本は、子どもの美的センスを磨き、素晴らしい物語は心の栄養になります。スマホやテレビから少し離れて、親子で絵本の世界に深く浸る時間は、きっとかけがえのない思い出になるはずです。
ぜひお気に入りの一冊と、今回ご紹介した楽しみ方のアイデアを参考に、親子で記憶に残る素敵な月夜の読書時間をお過ごしください。
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