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晴れブロ そわかの子育て・教育応援ブログ

子育てに悩むすべての方へ、元小学校教員:晴田そわかからのメッセージ💌

小学生が盛り上がる!ハロウィン授業アイデア15選【英語・国語・図工別に紹介】

※当ブログではプロモーションを利用しています

こんにちは。晴田そわかです。

今回の記事では《小学生が盛り上がる!ハロウィン授業アイデア15選【英語・国語・図工別に紹介】》について紹介させて頂きます。

 

 

 

1. ハロウィンを授業に取り入れると、子どもが変わる!

10月になると、教室にも秋の気配が漂い、季節の行事を取り入れた授業が一段と楽しくなります。その中でも子どもたちが特に心を弾ませるのが「ハロウィン」です。
「仮装してお菓子をもらう日」として知られていますが、実は授業に取り入れることで、子どもたちの学びの意欲をぐっと引き出すことができます。

ハロウィンは、もともとヨーロッパの収穫祭が起源。悪霊を追い払うために仮装をしたという伝統があり、英語圏では“Trick or Treat”という言葉が日常的に使われます。つまり、ハロウィンは異文化理解・言語活動・表現活動のすべてを楽しく学べる絶好の題材なのです。

授業に取り入れることで得られる教育的効果は次の通りです。

  • 英語力の向上:生きた英語表現に触れるきっかけになる

  • 創造力・表現力の育成:工作や作文活動で自分の考えを形にできる

  • 異文化理解:外国の文化や考え方に触れることで、多様性を尊重する心を育てる

  • 協調性の育成:グループ活動や発表を通じて、協力する楽しさを学ぶ

さらに、特別な準備がなくても、黒板の装飾や簡単なゲームだけで雰囲気を作ることができるのも魅力です。
ここでは、教科別に【英語・国語・図工】の授業で使えるハロウィンアイデアを15個紹介します。すべて実践的で、授業時間45分に収まる活動ばかりです。

 

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2. 英語の授業でハロウィンを楽しもう🎃

英語+文化理解をテーマにした活動アイデア5選

英語の授業でハロウィンを扱うときは、「単語」「表現」「文化」の3本柱で構成するのがおすすめです。
特に小学生の場合、意味よりも「音」や「雰囲気」から英語に親しむことが大切。遊びながら自然に英語を口に出せるアクティビティを中心に紹介します。


① ハロウィン単語ビンゴゲーム

【ねらい】ハロウィンに関する英単語を楽しく定着させる
【準備】ビンゴカード(4×4マス)/単語カード/黒板に英単語一覧

〈流れ〉

  1. “pumpkin(かぼちゃ)”“ghost(おばけ)”“witch(魔女)”“bat(こうもり)”など、15〜20語を導入。

  2. 児童が好きな単語を選んで自分のビンゴカードに書く。

  3. 教師がランダムに単語を読み上げ、聞き取ってチェック。

  4. 3列揃ったら “Bingo!” と元気に発音。

🎯 ポイント

  • 単語の発音練習を先にすると、耳と口が慣れて楽しさ倍増。

  • カード作りから自分で行わせると、書く活動にもつながる。


② トリック・オア・トリートごっこ

【ねらい】英会話の定型表現を楽しく練習する
【準備】お菓子のイラストやカード、小袋

〈流れ〉

  1. Trick or Treat!” “Happy Halloween!” “Thank you!” などを練習。

  2. 先生が“house owner(家の人)”役、子どもが“trick or treater”役になってロールプレイ。

  3. 慣れてきたら、児童同士でペアを組み交代で実施。

  4. 実物のお菓子や紙袋を使うと臨場感が出る。

🎯 発展例

  • 英語クラブや昼休みのイベントに応用可能。

  • “Can I have a chocolate, please?”など表現を増やして中〜高学年にも対応。


③ ハロウィン英語クイズ大会

【ねらい】リスニング力・語彙力の強化
【準備】スライドやカードで問題を提示

〈問題例〉

  • “I’m black and I can fly. What am I?”(答え:bat)

  • “I have a long hat and I ride a broom.”(答え:witch)

  • “I live in a pumpkin.”(答え:Jack-o’-Lantern

児童はチームで答えを相談し、発表。正解数で競う形式。

🎯 ポイント

  • 先生の読み上げスピードを調整して難易度を変えられる。

  • 終了後に単語復習を兼ねてスライド一覧を配布すると定着率が上がる。


④ 英語で歌おう “Halloween Song”

【ねらい】英語のリズム・音を体感する
【曲例】“Knock Knock, Trick or Treat?” “Five Little Pumpkins” など

歌の中に繰り返し出てくる単語やフレーズを通して自然に覚えられる。
手拍子や簡単な振りをつけると、低学年でも集中して取り組める。

🎯 授業展開例(45分)

  1. 単語導入(10分)

  2. 歌を聴く→歌詞確認(10分)

  3. 動きをつけて練習(15分)

  4. グループ発表(10分)


⑤ ハロウィン絵本の読み聞かせ&英語表現クイズ

【ねらい】英語に親しみ、聞き取る力を育てる
【おすすめ絵本】『Go Away, Big Green Monster!』『Room on the Broom』

先生が読み聞かせを行いながら、途中で質問。
例:「What color is the monster’s nose?」→ 児童が答える。

🎯 工夫ポイント

  • 絵本をICT画面で大きく映すと集中度が高まる。

  • 絵本後に“Let’s draw your monster!”として図工活動につなげても良い。

 

 

 


3. 国語の授業でハロウィンを感じる📖

想像力と表現力を育てる活動アイデア5選

国語科では「言葉で表現する力」を育てることが中心。ハロウィンをテーマにすると、子どもたちの想像が豊かに広がり、作文・発表・言葉遊びがぐんと生き生きします。
ここでは表現活動・調べ学習・言語感覚を生かした5つの授業アイデアを紹介します。


⑥ 「おばけの手紙」作文

【ねらい】想像を広げて、自分なりの文を創作する
【導入例】先生:「もし自分が“おばけ”だったら、どんな手紙を書く?」

〈活動の流れ〉

  1. 「おばけ」「かぼちゃ」「魔女」など、登場人物を決める。

  2. 誰に手紙を書くか(友達、人間、他の妖怪など)を設定。

  3. 手紙文形式で書く(あいさつ・本文・結び)。

📝 例文

人間のみなさんへ
ぼくは夜にしか動けないおばけです。こわがられるのは少しさびしいです。でも、みんなの笑い声を聞くのがだいすきです。

🎯 教師の工夫

  • 文の構成を黒板で整理してから書かせると安心。

  • 掲示板に「おばけ郵便コーナー」を作ると盛り上がる。


⑦ ハロウィン俳句大会

【ねらい】季語や五・七・五のリズムを意識して表現する
【活動例】

  • 季語「秋」「夜」「月」「かぼちゃ」などをリスト化

  • 「こわい」「楽しい」「にぎやか」などの気持ちの言葉も提示

  • 子どもたちが自分の体験と結びつけて俳句を作る

📝 例句例

かぼちゃ灯る えがおあふれる 十月の夜
まじょの声 笑いまじるよ 秋の風

🎯 発展活動

  • 投票で「一番ドキドキした句」「おもしろい句」を選ぶ。

  • 廊下に掲示して学校全体のハロウィンムードを高める。


⑧ こわい話を作ろう(語彙・構成指導つき)

【ねらい】物語構成(起承転結)と描写表現を学ぶ
【活動例】

  1. はじめ(登場人物と場所)

  2. なか(事件や出来事)

  3. どんでん返し(意外な展開)

  4. おわり(安心・解決)

🕯 教師の工夫

  • 「音」「光」「匂い」など五感描写を意識させる。

  • 例:「しーんとした廊下に、足音がひとつ……。」など。

🎯 発展

  • 読み聞かせ発表会を開き、聴き手の反応を取り入れる。


⑨ ハロウィンの由来を調べて発表しよう

【ねらい】調べ学習の基礎を身につける
【活動例】

  1. 図書室やインターネットでハロウィンの起源を調べる。

  2. ケルトの収穫祭” “ジャック・オー・ランタン”などのキーワードをまとめる。

  3. 模造紙にまとめて発表。

🎯 教師のヒント

  • ICT端末を使ってプレゼン形式にしてもOK。

  • 他国の行事(クリスマス・イースター)と比較しても面白い。


⑩ “ありがとうカード”を英語と日本語で書こう

【ねらい】言葉で感謝の気持ちを伝える力を育てる
【活動例】

  1. オレンジや黒の画用紙を使ってカードを作る。

  2. 表面に英語で“Thank you!”、裏に日本語で感謝の言葉を書く。

  3. 友達・先生・家族など、贈る相手を選ぶ。

🎯 ねらいの広がり

  • 「怖い」だけでなく「心があたたかくなるハロウィン」へ。

  • 道徳や生活科にもつながる活動。

 

 

 


4. 図工の授業でハロウィンを彩ろう🖌

教室が一気に明るくなる工作アイデア5選

ハロウィンの図工は、単に飾りを作る時間ではありません。
「自分の世界を形にする」「色や形で表現する」という図工本来の目的を楽しみながら、季節感と創造力を育てる絶好のチャンスです。
ここでは、準備が少なく短時間でもできるアイデアを中心に紹介します。


⑪ 紙皿で作るハロウィンマスク

【ねらい】身近な素材で表情をデザインする力を育てる
【材料】紙皿・輪ゴム・画用紙・ペン・のり・ハサミ

〈活動の流れ〉

  1. 紙皿の中央をくり抜き、顔の形を作る。

  2. 画用紙で角や帽子、牙などを自由にデザイン。

  3. 輪ゴムで耳にかけられるようにして完成。

🎯 ポイント

  • 「笑っているおばけ」「眠そうな魔女」など、表情テーマを決めると創造性が増す。

  • 作品を使って写真撮影会や発表をすると達成感が大きい。


⑫ 光るかぼちゃランタン(紙コップランプ)

【ねらい】光と影の効果を楽しみ、立体的な表現を学ぶ
【材料】紙コップ・カッター・カラーセロハン・LEDライト(100円ショップで可)

〈活動の流れ〉

  1. 紙コップに顔の形(△目・口など)を切り抜く。

  2. 内側にオレンジや黄色のセロハンを貼る。

  3. 中にLEDライトを入れると、温かい光が浮かび上がる。

🎯 発展

  • 高学年では、ストーリー性のある「顔の表情シリーズ」を作るのもおすすめ。

  • 理科の「光と影」学習とも関連づけられる。


⑬ おばけのモビールを作ろう

【ねらい】重さとバランスを考えた構成力を育てる
【材料】糸・ストロー・白い紙・クレヨン・のり

〈活動の流れ〉

  1. 紙にいろんな形のおばけを描き、切り抜く。

  2. ストローに糸で吊るし、左右の重さを調整。

  3. 天井や窓際につるして動きを楽しむ。

🎯 ポイント

  • 「動く作品」にすることで、図工の理科的視点を養える。

  • 光に透ける素材を使うと幻想的な雰囲気に。


⑭ ハロウィンカードづくり(切り絵・貼り絵)

【ねらい】構図や色彩感覚を磨きながら、気持ちを表す活動にする
【材料】色画用紙・ハサミ・のり・折り紙・マスキングテープ

〈活動の流れ〉

  1. 「誰に贈るか」を最初に考える(友達・家族・先生など)。

  2. 切り絵でかぼちゃやコウモリなどのモチーフを作り、カードに貼る。

  3. 中にメッセージを書く。

🎯 発展例

  • 英語の時間と連携し、表に“Happy Halloween!”、裏に日本語でメッセージを書く。

  • 図書室のしおりとしても活用可能。


⑮ リサイクル素材でつくる仮装アイテム

【ねらい】身近な素材の新しい使い方を考える発想力を育てる
【材料】新聞紙・段ボール・牛乳パック・ビニール袋など

〈活動の流れ〉

  1. グループでテーマ(魔法使いチーム、モンスター軍団など)を決める。

  2. 素材を組み合わせて帽子やマントを制作。

  3. 完成後、簡単なファッションショー形式で発表。

🎯 教育的効果

  • 「もったいない」を「アイデア」に変える活動。

  • SDGsの視点を加えると社会科や総合学習にも発展。


🎨 指導のヒント:作って終わりにしない!

完成した作品は飾るだけでなく、「作品の説明」や「発表会」を行うと学びが深まります。
作品にタイトルをつけたり、友達同士で感想を言い合う時間を設けたりすることで、表現への自信が育ちます。
「見てもらう喜び」こそが、図工授業の醍醐味です。

 

 

 


5. 学級経営にも生かせる!ハロウィン行事・授業の広げ方

ハロウィンは、単発の授業で終わらせるのはもったいないテーマです。
学級や学年で連携し、「ハロウィン週間」などとして展開すると、教科横断的な学びや学級づくりに生かせます。


🎃 全学年で取り組める“ハロウィン週間”の例

  • 月曜日:英語でハロウィン単語クイズ(朝の会)

  • 火曜日:国語で「おばけの手紙」作文

  • 水曜日:図工でマスク制作

  • 木曜日:廊下や教室を装飾

  • 金曜日:発表会・トリックオアトリートごっこ

このように1週間をテーマ化することで、子どもたちのワクワクが持続します。
毎朝、黒板に「今日のハロウィンチャレンジ」を書くだけでもモチベーションが上がります。


🌕 朝の会・帰りの会でできる簡単ミニ活動

  • 「今日の英単語」コーナーで“pumpkin”など1語を紹介

  • 帰りの会で「今日のハロウィン俳句」を1人ずつ発表

  • 係活動として「飾りつけ係」「音楽係」などを設け、子どもが主体的に動く仕組みを作る

🎯 教師のねらい

  • 日常の中で季節行事を自然に取り入れる。

  • 行事を「子どもたちが作るもの」に変える。


📚 英語・国語・図工をつなぐ“総合的な学習”の展開例

ハロウィンは、教科を横断したテーマ学習にも最適です。
例えば次のようなつながりが考えられます。

教科 活動例 育てたい力
英語 単語・表現の習得、Trick or Treatごっこ 言語活動・異文化理解
国語 作文・俳句・調べ学習 表現力・読解力
図工 仮装・工作・装飾 創造力・構成力
総合 行事企画・発表 自主性・協調性

これらをまとめて「ハロウィン発表会」を開くと、達成感と一体感が生まれます。
英語のセリフ、国語の作文発表、図工の展示を組み合わせた“学びのフェスティバル”として実施すれば、学校全体で盛り上がるでしょう。


🌍 異文化理解・多様性教育としてのハロウィン

ハロウィンは「海外の行事をそのまま真似る」のではなく、文化を理解し、自分たちの生活にどう生かすかを考える学びにもできます。
たとえば、

  • 「なぜ人々は仮装をするのか」

  • 「海外ではどんな食べ物を食べるのか」

  • 「日本の行事(お盆・節分)とどう違うか」
    といった比較を通して、他者の文化を尊重する態度を育てることができます。

教師が“怖い”“派手”というイメージだけにとらわれず、背景や意味を伝えることで、より深い学びにつながります。

 

 

 


6. まとめ:ハロウィン授業で「楽しい学び」を育てよう

ハロウィンは、子どもたちが「学び=楽しい」と感じる絶好の機会です。
英語では生きた表現を学び、国語では想像力を広げ、図工では自由に表現する。
一つの行事を通して、教科をまたいだ豊かな学びが実現します。

授業で取り入れる際のポイントをまとめると次の3つです。

  1. 「遊び」ではなく「学び」として設計すること
     → 目的(語彙の定着、表現力の育成など)を明確にする。

  2. 子どもたちの主体性を生かすこと
     → 準備や進行を任せると、学級の一体感が高まる。

  3. 感情を共有する場をつくること
     → 発表・展示・ふりかえりで「できた!」の実感を味わわせる。

この3点を意識するだけで、45分の授業が「心に残る行事」に変わります。
行事としての華やかさと、教育的な深まりを両立させることが、教師の腕の見せどころです。


7. 教師・保護者向けおすすめリンク集

🎃 無料で使えるハロウィン教材サイト

  • ESL Printables(英語教材)
     英単語カード、塗り絵、ワークシートなど無料配布。

  • Super Simple Songs
     英語の歌教材が豊富。振り付き動画もあるため、授業導入に最適。

🖍 小学生向け英語絵本・ワークシート

  • 『Room on the Broom』(Julia Donaldson)

  • 『Pete the Cat: Five Little Pumpkins』(James Dean)

  • 『Happy Halloween, Curious George

英語絵本は“音読→簡単なクイズ”という流れで使うと効果的。


✨ おわりに

ハロウィンを授業に取り入れると、教室が一気に笑顔で満たされます。
学びながら楽しむ時間は、子どもたちにとって何よりの「秋の思い出」となるでしょう。

英語・国語・図工という3つの教科を通して、
「創る・話す・感じる」学びをデザインする。
それこそが、ハロウィン授業の本当の魅力です。

 

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