
こんにちは。晴田そわかです。
今回の記事では《ハロウィン授業で小学生の英語力アップ!教室でできる簡単レッスン例》について紹介させて頂きます。
- ①はじめに
- ②ハロウィン授業で使える基本英単語と表現
- ③低学年向け:歌とゲームで楽しく英語に親しむ
- ④中学年向け:会話とアクティビティで英語を使う
- ⑤高学年向け:ストーリーで英語を表現する
- ⑥ハロウィン装飾と英語環境づくり
- ⑦授業でのねらいと振り返り活動
- ⑧まとめ:ハロウィンは英語を“使う”楽しさを育てる絶好の機会
①はじめに
10月になると街中がハロウィンムードに包まれ、カボチャの飾りや仮装イベントを見かけるようになります。そんな季節感を英語授業に取り入れると、子どもたちは自然と笑顔になり、英語への興味も高まります。ハロウィンは、単に「お祭り」や「仮装イベント」として楽しむだけでなく、英語を使って表現する絶好の機会でもあります。
英語に苦手意識を持つ小学生でも、「ハロウィンをテーマにした授業なら話してみたい」と感じるもの。ゲームや歌、アクティビティを通して英語を使うことで、文法を意識せずとも自然に英語の音やリズムが身につきます。
また、ハロウィンは欧米の文化に由来するイベントであり、異文化理解を深める教材としても最適です。
「Trick or Treat!」の言葉の意味を知ることで、海外の子どもたちの文化や過ごし方にも興味を持つきっかけになります。
学校の英語授業でも英会話教室でも、ハロウィンを取り入れるだけで、教室全体の雰囲気が明るく、英語に親しみやすい時間に変わります。
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②ハロウィン授業で使える基本英単語と表現

小学生でも覚えやすいハロウィン単語リスト
まずは、授業で押さえておきたい基本単語を紹介します。低学年でもすぐに覚えられる、短くて発音しやすいものを選ぶのがポイントです。
カードや絵を見せながらジェスチャーで示すと、単語とイメージを結びつけやすくなります。
| 英単語 | 意味 | 発音のポイント |
|---|---|---|
| pumpkin | かぼちゃ | パンプキン(語尾を強く) |
| ghost | おばけ | ゴウスト(「t」を軽く) |
| witch | 魔女 | ウィッチ(口を小さく) |
| bat | コウモリ | バット(短く) |
| monster | モンスター | モンストァ(語尾を軽く) |
| candy | キャンディー | キャンディ(伸ばさず言う) |
| costume | 仮装 | コスチューム |
| spider | クモ | スパイダー |
| cat | ネコ | キャット |
| pumpkin lantern(Jack-o’-Lantern) | ジャック・オー・ランタン | 長いので分けて練習 |
授業では、英語を声に出す前に、まず絵カードを見せて反応を引き出すのがコツです。
たとえば教師が「Show me the pumpkin!」と言って、子どもがカボチャの絵を見せるゲームをすれば、指示語も一緒に覚えられます。
会話に使える簡単フレーズ
ハロウィン授業の定番といえば、やはりこの一言。
-
“Trick or treat!”(お菓子をくれないといたずらするぞ!)
-
“Happy Halloween!”(ハッピーハロウィン!)
-
“I’m a witch!” / “I’m a ghost!”(私は魔女です/おばけです)
-
“What are you?”(あなたは何の仮装?)
-
“Let’s go to the party!”(パーティーに行こう!)
これらのフレーズは、発音練習に使うだけでなく、仮装ごっこや劇活動に組み込むと効果的です。
たとえば、2人組で「What are you?」「I’m a vampire!」とやりとりを練習したあと、全体の前で発表する形にすると、英語で話す自信がつきます。
英単語を覚える工夫
小学生にとって、単語の暗記は退屈になりがちです。
そこでおすすめなのが、「遊びながら覚える」方法です。
-
① フラッシュカードゲーム
単語カードを見せて、先生が単語を言ったら素早くタッチする。
スピード感が出て、集中力アップにもつながります。 -
② ジェスチャー練習
“witch”ならほうきを飛ぶポーズ、“ghost”なら手をふわふわ動かすなど、動きをつけて覚えると記憶に残りやすいです。 -
③ 英語絵本の活用
“Happy Halloween, Curious George”や“Five Little Pumpkins”などの絵本を読むと、自然に語彙が増えます。
絵と音で理解できるため、英語に慣れていない子どもにも最適です。
③低学年向け:歌とゲームで楽しく英語に親しむ

小学校低学年では、まだ文字を読むよりも「聞いてまねする」「リズムを感じる」学び方が中心です。ハロウィンの授業では、音や動きを通して英語に親しむことを目的にすると、自然に英語のリズムが身につきます。ここでは、授業で取り入れやすい歌とゲームの例を紹介します。
【例1】ハロウィンソングで英語のリズムに慣れる
ハロウィンシーズンにぴったりの定番ソングに、「Knock Knock, Trick or Treat?」があります。
「トントン、トリック・オア・トリート!」という掛け声に合わせて、子どもたちは手拍子を打ったり、ドアをノックする動作をしたりしながら楽しく歌えます。
歌詞の一部:
Knock, knock, trick or treat?
Who are you?
I’m a ghost! Boo!
短いフレーズの繰り返しで構成されており、英語のリズムを体感しながら自然に文型を覚えられるのがポイントです。
また、歌詞の一部をアレンジして、「I’m a witch!」「I’m a cat!」など、子どもたちが自由にキャラクターを言い換える活動もおすすめです。
歌いながら仮装して登場するような演出を加えると、英語のセリフ練習にもなります。
教師が「Who are you?」と聞き、子どもが英語でキャラクター名を答えるだけでも、会話練習+リスニング+スピーキングの3要素を含んだレッスンになります。
【例2】英語でビンゴゲーム
英語の語彙を繰り返し使いたい時にぴったりなのが「ハロウィンビンゴ」。
黒板に10〜12個ほどの単語(例:pumpkin, ghost, bat, candy, witch, catなど)を書き、子どもたちは自分のビンゴカードに好きな単語を選んで書き込みます。
先生がランダムに単語を英語で読み上げ、「Pumpkin!」「Ghost!」「Witch!」と進めていきます。
子どもたちは聞き取った単語に〇をつけ、縦・横・斜めのどれかがそろえば「Bingo!」と英語で叫びます。
ゲームを繰り返すことで、子どもたちは自然と音と単語のつながりを覚えるようになります。
さらに慣れてきたら、「Show me the pumpkin!」「I have a bat!」など、英語の指示に反応する活動に発展させることも可能です。
【例3】ハロウィンものまねクイズ
体を動かすことが好きな低学年には、ジェスチャーで当てる英語クイズも盛り上がります。
先生が「I’m a witch!」と言いながらほうきを持つマネをしたり、子どもが「I’m a ghost!」と言って布をかぶるマネをしたりして、他の子が「You’re a ghost!」と答えます。
このように、遊びながら英語を使う体験を重ねることで、「英語は楽しい」という気持ちが定着します。
低学年では、「正しく話すこと」よりも「自信をもって口に出すこと」を大切にしましょう。
④中学年向け:会話とアクティビティで英語を使う

3・4年生になると、単語の意味や文章の構造を少しずつ理解できるようになります。
この時期の子どもたちには、英語を「使う」ことを意識したアクティビティを取り入れるのが効果的です。
【例1】仮装インタビューゲーム
ハロウィンの定番活動「仮装」を、英語学習に結びつける方法です。
子どもたちは、魔女・吸血鬼・黒猫などのキャラクターになりきって、次のような英語の会話を練習します。
A: Who are you?
B: I’m a vampire!
A: Wow! Scary!
名札にキャラクター名を英語で書き、友達と英語で自己紹介し合う形式にします。
最初は台本通りでも構いませんが、慣れてきたら「I’m a happy ghost!」「I’m a funny witch!」など、形容詞をつけて表現を広げると発展性が生まれます。
英語で会話を交わすたびにシールをもらえるなど、ちょっとした仕掛けを加えるとモチベーションが上がります。
【例2】英語で宝探し(Halloween Treasure Hunt)
英語の指示文を使ったアクティビティです。
先生が教室のどこかにハロウィンカードやお菓子を隠し、英語のヒントを出します。
“It’s under the desk.”(机の下にあるよ)
“Look behind the pumpkin.”(カボチャの後ろを見て!)
“Go to the window.”(窓のところへ行って!)
英語を「聞いて理解する」ことが目的なので、文法を説明する必要はありません。
動作を伴う活動の中で、**自然に前置詞(under / on / behind / next to)**などが身につきます。
子どもたちは夢中で探しながら、英語の意味を体で覚えていきます。
最後に「I found it!」「Here it is!」などの発見フレーズを使えば、会話力も伸びます。
⑤高学年向け:ストーリーで英語を表現する

高学年になると、英語の語順や文の意味を少しずつ理解できるようになります。
そのため、「英語を聞いて終わり」ではなく、自分の言葉で表現する力を育てる活動を取り入れると効果的です。ハロウィンを題材にしたストーリーづくりやミニ英語劇は、発表の達成感が大きく、英語に自信を持つきっかけになります。
【例1】短い英語劇(Halloween Skit)を作ろう
ハロウィンの登場キャラクターを使って、簡単な英語劇(スキット)を作る活動です。
グループで役を決めて、短い台詞を考え、最後に発表します。
シナリオ例(3人劇)
Witch: Let’s go to the haunted house!
Ghost: OK! I’m not afraid!
Pumpkin: Boo! Surprise!
このように、1文ずつでもやりとりの形になっていればOKです。
ポイントは、「完璧な英語」を求めずに、子どもたちが自分で言葉を選んで話すこと。
劇を通して、「英語で伝える」ことの楽しさを味わえます。
衣装や小道具を使うと、さらに意欲が高まります。黒いマントや紙の帽子、折り紙で作ったカボチャなど、身近な素材で十分。発表の最後に「Happy Halloween!」と全員で声をそろえると、教室全体が笑顔に包まれます。
【例2】英語絵本を題材にした読解&発表
高学年には、物語を通して英語を感じ取る活動もおすすめです。
たとえば、以下のようなハロウィン絵本は、ストーリーがわかりやすく、英語表現も豊富です。
-
“Room on the Broom”(魔女がほうきに友だちを乗せて旅をする物語)
-
“The Little Old Lady Who Wasn’t Afraid of Anything”(怖がらないおばあさんの話)
-
“Five Little Pumpkins”(かわいい詩のリズムが人気の定番絵本)
これらの絵本を使う際は、すべて訳してしまうのではなく、場面を絵で予想させたり、セリフをまねさせたりするのがコツです。
読み聞かせ後には、簡単な質問を英語で投げかけてみましょう。
“Who is your favorite character?”(好きな登場人物は?)
“What happens at the end?”(最後はどうなった?)
子どもたちは知っている単語を組み合わせて答えようとします。
その「自分の言葉で伝えようとする姿勢」こそ、英語学習において大切な一歩です。
⑥ハロウィン装飾と英語環境づくり

授業をさらに盛り上げるためには、教室の雰囲気づくりも重要です。
子どもたちは環境から多くを学ぶため、教室全体を「英語に触れられる空間」に変えることで、自然に英語が身近になります。
教室を英語で飾ろう
ハロウィンの掲示物を作るときには、できるだけ英語の文字を取り入れましょう。
たとえば、子どもたちと一緒にカラフルなカードを作り、以下のような英語フレーズを書き込むのがおすすめです。
-
“Happy Halloween!”(ハッピーハロウィン)
-
“Welcome to our haunted classroom!”(おばけの教室へようこそ)
-
“Beware of the witch!”(魔女に注意!)
また、単語カードを壁に貼っておくと、授業の中で自然に単語を指さして確認できます。
英語を「飾る」だけでなく「使える教材」にすることで、学習効果が高まります。
英語掲示物や黒板メッセージの工夫
授業開始時に黒板に “Let’s enjoy Halloween!” と書くだけでも、雰囲気がぐっと変わります。
先生自身が英語を楽しむ姿を見せることで、子どもたちは「英語は楽しい」と感じやすくなります。
また、授業中に使う指示も英語にしてみましょう。
“Stand up!”(立って)
“Show me your card!”(カードを見せて)
“Let’s sing together!”(一緒に歌おう)
短い英語を繰り返し使うことで、生活英語として定着していきます。
⑦授業でのねらいと振り返り活動

ハロウィンをテーマにした英語授業は、ただ「楽しいイベント」で終わらせるのではなく、英語力の育成につながる目的を明確にすることが大切です。
ここでは、授業を通して育てたい力と、振り返りの工夫を紹介します。
英語授業としてのねらい
ハロウィン授業のねらいは、大きく分けて3つあります。
-
英語に親しむ態度を育てる
「英語って楽しい」「英語で話すとワクワクする」という気持ちを持たせることが第一歩です。
低学年では音やリズムに親しみ、中学年では英語でのやり取りを体験し、高学年では自分の言葉で伝える力へとつなげます。 -
語彙・表現を自然に習得する
ハロウィン特有の語彙(pumpkin, ghost, witchなど)を通して、英語の音や発音の感覚を身につけます。
ゲームや歌、劇などで繰り返し使ううちに、子どもたちは無理なく単語を覚えていきます。 -
異文化理解を深める
ハロウィンの由来や海外での過ごし方を学ぶことで、英語圏の文化への関心を高めます。
「外国の子どもたちも仮装をしてお菓子をもらうんだ!」という発見は、世界を身近に感じる第一歩になります。
振り返り活動の工夫
授業の最後には、子どもたちが自分の成長を実感できる振り返りを取り入れましょう。
-
英語で言えたことを発表する
「I said ‘Trick or treat!’」「I talked with my friends in English!」など、できたことを英語で言う活動。
発音が完璧でなくても構いません。「英語で伝えられた自分」を実感することが大切です。 -
ふりかえりカードを使う
授業の終わりに、「今日の英語で楽しかったこと」「覚えた単語」「もう一度やりたい活動」を日本語で書かせます。
これを積み重ねると、子ども自身が学びの変化を感じられる記録になります。 -
友達の発表を英語でほめる
英語劇や発表のあとに、「Good!」「Nice job!」「I like your costume!」など、英語での称賛表現を教えるのもおすすめです。
ポジティブな言葉が飛び交うことで、英語への抵抗感が減り、学級全体の雰囲気も温かくなります。
⑧まとめ:ハロウィンは英語を“使う”楽しさを育てる絶好の機会

ハロウィン授業は、特別な教材や準備がなくても始められる英語活動です。
子どもたちは、ゲームや歌、劇などを通して、知らず知らずのうちに多くの英語表現に触れます。
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低学年では「聞く・まねする」
-
中学年では「使う・反応する」
-
高学年では「表現する・伝える」
という流れを意識すると、学年に合わせて自然にステップアップできます。
また、ハロウィンは英語圏の文化を学ぶきっかけにもなります。
授業を通して、「英語の言葉の裏にはその国の文化がある」ということを、子どもたちが感じ取れるようにしましょう。
何よりも大切なのは、教師自身が楽しむことです。
先生が笑顔で「Happy Halloween!」と声をかければ、教室の空気は一瞬で明るくなります。
その雰囲気の中で交わされる小さな英語のやり取りこそが、子どもたちの英語力を確実に育てていくのです。
🟣 まとめポイント
-
ハロウィンは英語を「聞く・話す・感じる」総合学習に最適。
-
学年に応じて活動内容を変えることで、英語の楽しさと達成感が両立できる。
-
授業後の振り返りで、子ども自身が「できた!」を実感できる工夫を。
🎃 最後に
今年の10月は、教室いっぱいに「ハロウィン英語」を広げてみませんか?
「Trick or Treat!」の一言から始まる英語の世界が、子どもたちの心に楽しく残るはずです。
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