
こんにちは。晴田そわかです。
今回の記事では《小学生と学ぶ七五三の豆知識10選!由来・意味・風習を楽しく紹介》について紹介させて頂きます。
- 【はじめに】
- 🌸豆知識①:七五三はいつ始まった?
- 🌸豆知識②:なぜ7歳・5歳・3歳なの?
- 🌸豆知識③:11月15日になった理由
- 🌸豆知識④:千歳飴の意味
- 🌸豆知識⑤:どうして神社でお参りするの?
- 🌸豆知識⑥:着物や袴にはどんな意味がある?
- 🌸豆知識⑦:地域によって風習がちがう!
- 🌸豆知識⑧:世界にもある「成長を祝う行事」
- 🌸豆知識⑨:七五三を英語で言うと?
- 🌸豆知識⑩:七五三は「ありがとう」を伝える日
- 【まとめ】
【はじめに】
七五三(しちごさん)は、毎年11月15日に行われる日本の伝統行事です。3歳・5歳・7歳という節目の年齢で、子どもの健やかな成長を神様に感謝し、これからの健康と幸せを祈ります。
写真館で着物やスーツを着て撮影したり、家族で神社にお参りしたりした思い出がある小学生も多いでしょう。けれど、なぜその日なのか?どうして「7・5・3」なのか?と聞かれると、答えに迷う大人も少なくありません。
七五三は、長い歴史の中で受け継がれてきた日本文化のひとつです。行事の意味や由来を知ると、単なるお祝いではなく、「感謝」や「命の大切さ」に気づくきっかけにもなります。
今回は、そんな七五三について、小学生にもわかる言葉で「10の豆知識」として紹介します。家族で読めば、日本の伝統を楽しく学べる時間になるはずです。
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🌸豆知識①:七五三はいつ始まった?

七五三の起源は、今から1000年以上も前の平安時代にさかのぼります。当時は医療も発達しておらず、子どもが元気に成長すること自体がとても貴重なことでした。そんな中、貴族たちは「無事にここまで育ってくれてありがとう」という気持ちを神様に伝える儀式を行っていたのです。
この儀式が「髪置き(かみおき)」「袴着(はかまぎ)」「帯解き(おびとき)」などの風習として定着し、それぞれ3歳・5歳・7歳に行われるようになりました。のちに武家や町人にも広まり、江戸時代には「七五三」という形で庶民の行事として根づきました。
つまり七五三は、長い年月をかけて「子どもの命と成長を祈る行事」として日本中に広がっていったのです。今も変わらず行われていること自体が、親の深い愛情を感じさせる伝統ですね。
🌸豆知識②:なぜ7歳・5歳・3歳なの?
「七五三」という名前のとおり、7歳・5歳・3歳という年齢が祝われます。けれど、どうしてこの3つの数字なのかを知っている人は意外と少ないでしょう。実は、昔の日本ではこれらの年齢が「人生の節目」とされていたのです。
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3歳:「髪置きの儀」
平安時代には、3歳まで子どもの髪を剃る風習がありました。3歳になったら髪を伸ばし始めることで、「人として育つ第一歩」と考えられました。 -
5歳:「袴着の儀」
男の子が初めて袴をはく儀式。立派に成長し、社会の一員になることを意味します。家族や親戚が見守る中で行われる大切な通過儀礼でした。 -
7歳:「帯解きの儀」
女の子が、子ども用の着物に付けていた「付け紐」から大人と同じ帯を結ぶようになる儀式。女性として一人前になる節目とされていました。
このように、それぞれの年齢には「成長の印」がありました。今では形式は変わっても、「無事に育ってくれてありがとう」「これからも健康でいてね」という思いは昔と同じです。
🌸豆知識③:11月15日になった理由
七五三の日といえば「11月15日」。しかし、なぜこの日なのかを知っている人は少ないかもしれません。これにもいくつかの説があります。
もっとも有名なのは、江戸時代の三代将軍・徳川家光に関する話です。家光の子どもである徳松君の健康を祈るために、11月15日にお祝いをしたところ、病気が治ったと伝えられています。この出来事がきっかけで、全国の人々が「11月15日に子どもの健康を祈るとよい」と考えるようになったのです。
また、旧暦の11月は収穫祭の時期でもあり、「実りへの感謝」と「子どもの成長への感謝」を合わせて祝う習慣もありました。さらに、11月は晴天が多く、穏やかな気候でお参りしやすいという理由もあります。
昔も今も、神社の境内で色とりどりの着物を着た子どもたちが笑顔を見せる光景は、まさに秋の風物詩ですね。
🌸豆知識④:千歳飴の意味

七五三といえば、やはり「千歳飴(ちとせあめ)」が思い浮かびます。紅白の細長い飴を入れた袋を持つ子どもの姿は、とてもかわいらしく、写真にもよく映えます。でも、この飴には深い意味があるのです。
「千歳」とは「千年」という意味で、「長生きして幸せになりますように」という願いが込められています。紅白の色は「おめでたい色」として、健康と幸福を表します。飴が細く長い形をしているのも、「細く長く幸せに」という願いからです。
袋には鶴や亀、松竹梅などの絵柄が描かれています。どれも「長寿」や「めでたさ」を象徴する日本の伝統的な縁起物です。
つまり千歳飴は、「子どもの命が長く続くように」と心をこめた贈り物。単なるお菓子ではなく、家族の願いが込められた“祈りの飴”なのです。
🌸豆知識⑤:どうして神社でお参りするの?
七五三では、多くの家庭が神社を訪れます。これは「氏神様(うじがみさま)」へのお礼を伝えるためです。氏神様とは、その土地を守る神様のこと。昔から日本では、「人は神様に見守られて成長する」と考えられてきました。
お参りの基本は「お願い」ではなく、「感謝」です。
「ここまで元気に育ちました。ありがとうございます」――この感謝の気持ちを伝えるのが七五三の本来の目的です。
参拝の作法も、子どもにとって学びのひとつ。
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手水舎で手と口を清める。
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賽銭を入れる。
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二礼二拍手一礼で感謝を伝える。
こうしたマナーを通じて、「神社での礼儀」を自然に学ぶことができます。
小学生にとっても、命や感謝について考える良い機会になるでしょう。
🌸豆知識⑥:着物や袴にはどんな意味がある?
七五三といえば、美しい着物やかっこいい袴姿が印象的ですね。特に、普段とは違う装いで神社を歩く子どもたちは、どこか誇らしげに見えます。けれど、その服装にもちゃんと意味があります。
昔の日本では、衣服は「身を守るもの」でもありました。新しい服を着ることは「災いをはらい、新しい自分に生まれ変わる」という意味を持っていたのです。つまり七五三の衣装は、単なるおしゃれではなく「成長の証」であり、「新たな人生へのスタート」を象徴していました。
男の子の袴は、勇ましさや自立を表すもの。女の子の着物や帯には、優しさや品格、女性としての成長を願う気持ちが込められています。
現代ではスーツやドレスなど洋装も増えていますが、そこにこめられた「成長を祝う心」は昔と変わりません。
写真撮影の文化が広まったことで、七五三は“記録に残る行事”にもなりました。家族写真を見返すたびに、そのときの感謝や喜びを思い出すことができます。
🌸豆知識⑦:地域によって風習がちがう!
七五三の祝い方は、全国どこでも同じというわけではありません。地域によって、時期や形式、祈祷の内容が少しずつ違います。
たとえば北海道や東北では、11月中旬には雪が降る地域も多く、お参りを10月に行う家庭が多いそうです。一方で関西や九州では、11月15日に近い週末を中心に、家族そろってお参りをするのが一般的です。
祈祷料の金額や神社からもらう記念品も地域差があります。千歳飴の袋のデザインにも個性があり、京都では上品な和紙の包み、関東では明るいアニメ風の袋が人気など、土地柄が表れています。
また、一部の地域では「十三詣り(じゅうさんまいり)」という、13歳での成長祝いも行われています。七五三の後も成長を祈る風習が残っているのは、日本人が子どもの成長をいかに大切にしてきたかの証です。
小学生の子どもと一緒に、自分の祖父母の地域ではどんな風習だったのかを調べてみると、自由研究にもつながります。
🌸豆知識⑧:世界にもある「成長を祝う行事」

七五三のように、子どもの成長を祝う行事は世界中にあります。文化は違っても、「子どもが健康に育ったことを喜ぶ」気持ちは共通しているのです。
たとえば韓国では、1歳の誕生日に「トルチャンチ」という盛大な祝いをします。赤ちゃんの前にいくつかの品を並べ、最初に手に取ったもので将来を占う風習があります。
アメリカやヨーロッパでは、キリスト教の「洗礼式」や「バプテスマ」、少女が16歳を迎える「スイート16」など、成長を祝う行事があります。
このように、世界中の親たちは共通して「子どもが無事に成長すること」を神や社会に感謝しているのです。
七五三を通して、子どもたちは「日本の文化を大切にすること」と同時に、「世界の文化を尊重する心」も学ぶことができます。
🌸豆知識⑨:七五三を英語で言うと?
七五三は英語で “Shichi-Go-San Festival” または “Children’s Growth Celebration” と表現されます。海外の人に説明するときは、次のような言い方もできます。
“We visit a shrine to celebrate children’s growth.”
(子どもの成長をお祝いするために神社に行きます。)“We eat long candies called Chitose Ame.”
(千歳飴という長い飴を食べます。)
このように説明すると、日本文化を紹介する英会話練習にもなります。英語の授業や英会話教室で「七五三」をテーマに話すと、文化と語学を一緒に学ぶことができます。
また、外国の友だちに写真を見せて「This is Shichi-Go-San, a Japanese festival for children.」と伝えるだけでも、立派な国際交流になります。
子どもが自分の文化を言葉で説明できるようになることは、グローバル社会で生きる力にもつながります。
🌸豆知識⑩:七五三は「ありがとう」を伝える日
七五三は単に「お祝いする日」ではありません。
本当の意味は、「ここまで育ってくれてありがとう」「これからも元気でいてね」という感謝の気持ちを伝える行事です。
神様への感謝だけでなく、支えてくれた家族や友人への感謝を伝える日でもあります。子どもにとっては「自分が愛されて育ってきたことを感じる日」。そして大人にとっては「日々の成長を振り返る日」でもあります。
最近では、家族だけで静かにお参りしたり、写真撮影をしたあとに食事を楽しんだりと、形式にこだわらない祝い方も増えています。大切なのは、「形より心」。
行事を通して「ありがとう」「おめでとう」と伝え合うことこそが、七五三の真の意味なのです。
【まとめ】

七五三には、数字・日付・衣装・飴――どれも深い意味があり、すべてが「命を大切にする心」と結びついています。
平安時代から現代まで、1000年以上も受け継がれてきた七五三の伝統。それは「子どもの成長を喜ぶ」という、変わらない親の願いの形です。
豆知識を通して七五三を見つめ直すと、行事の本質が「感謝」と「絆」であることに気づきます。
小学生の子どもたちにとっては、日本の文化を知る絶好の学びの機会。
大人にとっては、家族の歴史を振り返り、次の世代へ伝える大切な時間です。
今年の七五三は、由来や意味を話しながら家族で神社を訪れてみてください。
きっと、お参りのあとの笑顔や写真に、長い伝統と深い感謝の心が映るはずです。
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