こんにちは。晴田そわかです。
今回の記事では《将棋の日ってどんな日?小学生と学ぶ歴史とおもしろ雑学まとめ》について紹介させて頂きます。
- ■【導入】
- ■ 第1章:将棋の日はいつ?誰が決めた?
- ■ 第2章:小学生にも分かる!将棋の歴史
- ■ 第3章:知ると楽しい!将棋のおもしろ雑学12選
- ■ 第4章:クイズで覚える!小学生向け3択問題
- ■ 第5章:将棋の日にできる学びアイデア
- ■ 【まとめ】
■【導入】
11月17日は「将棋の日」です。学校の行事に比べると少しマイナーな記念日なので、「そんな日あったの?」と驚く小学生も多いでしょう。でも、この日は日本の伝統文化である将棋の歴史を知る、とても良いきっかけになります。
将棋が好きな子も、駒の動かし方しか知らない子も、この日の由来を知ると「へぇ、そうだったのか!」と面白く感じられるはずです。
そもそも、なぜ将棋の日は11月17日に決められたのでしょうか?
誰が決めたの?
昔の将棋はどんな姿だったの?
そして、知ると誰かに話したくなる不思議な雑学もたくさんあります。
この記事では、
・「将棋の日」の意味と由来
・小学生でも理解しやすい将棋の歴史
・すぐ話せるおもしろ雑学
・授業や家庭で使える学びアイデア
をまとめて紹介します。読んだあと「将棋のこと、もっと知りたい!」と思えるような内容を目指しています。
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■ 第1章:将棋の日はいつ?誰が決めた?

● 将棋の日の基本情報
将棋の日は毎年11月17日です。
この日が正式に記念日として定められたのは1975年で、制定したのは日本将棋連盟という将棋の普及を担う団体です。
将棋は日本の伝統文化であり、子どもから大人まで楽しめるゲームです。しかし、昭和の頃は今のようにインターネットで対局を見たり、アプリで遊んだりすることはできませんでした。そこで「もっと多くの人に将棋の魅力を知ってほしい」という思いから、11月17日を「将棋の日」として広めることにしたのです。
日本将棋連盟は棋士の育成や競技の発展に携わっており、プロ棋士の試合であるタイトル戦なども主催しています。将棋の日は、こうした活動を多くの人に知ってもらう役割もありました。
● なぜ11月17日なのか?由来は“お城将棋”
11月17日になった理由は、江戸時代の文化にあります。
江戸時代には、将軍の前で行われる特別な対局がありました。これを「御城将棋(おしろしょうぎ)」と呼びます。
御城将棋は毎年の恒例行事で、将軍家が将棋を鑑賞する日としてとても格式の高いものでした。その行事が行われていた日付が、今の暦に直すと11月17日前後とされており、その歴史にちなんで記念日になったのです。
当時の御城将棋は、いわば“プロ棋士の晴れ舞台”でした。特別に選ばれた優秀な棋士が将軍の前で対局し、正座で長時間向き合う緊張感のある儀式。そのため、将棋好きの間では「最も歴史を感じる日」として知られています。
● お城将棋ってどんなことをしていたの?
小学生向けに簡単に説明すると、
・現在の「名人戦」よりも格式の高い儀式
・将軍に“今年の将棋”を披露するイベント
・特別に選ばれた強い棋士だけが参加できた
といった特徴があります。
対局の内容だけでなく、礼儀作法や立ち居ふるまいまでも評価されたと言われています。今で言えば、プロ中のプロが出る“将棋の表彰式+発表会”のようなイメージです。
こうした歴史が背景にあるため、将棋の日は単なる「ゲームの記念日」ではなく、日本文化を伝える大切な日でもあるのです。
■ 第2章:小学生にも分かる!将棋の歴史

● 将棋はどこから来た?
将棋のルーツはとても古く、インドで誕生した「チャトランガ」というゲームが始まりとされています。そこから中国へ伝わり「象棋(シャンチー)」に発展し、さらに日本へ入ってきました。
日本に伝わった後、長い年月をかけて独自のルールに変化し、今の日本将棋の形ができました。チェスや中国将棋と似ている部分もありますが、「取った駒を使える」「成る」という特徴は日本特有です。
● 平安時代〜鎌倉時代の将棋
日本では平安時代にはすでに将棋が遊ばれていました。当時は貴族の遊びとして楽しまれ、今よりも駒の種類が多かった説もあります。
鎌倉時代には今よりもシンプルな将棋に変化し、戦国時代になると武将たちが愛好していたことも記録に残っています。
● 江戸時代:プロ棋士制度の原型が誕生
江戸時代になると、将棋は「家元制度」によって職業としての仕組みが生まれます。
将軍から俸禄を受け、名人の地位を代々受け継ぐ家元もありました。ここで御城将棋が行われ、人々の間でも将棋文化が広く定着します。
● 現代の将棋:小学生でもプロを目指せる時代
現代では、奨励会というプロ棋士を目指す養成機関があり、小学生でも入会できます。男女問わず活躍できる世界であり、オンライン対局やスマホアプリで腕を磨く子どもも増えています。
藤井聡太八冠の登場などで注目が集まり、将棋は「日本の伝統文化でありつつ、今も進化する競技」として人気を高めています。
■ 第3章:知ると楽しい!将棋のおもしろ雑学12選

将棋には長い歴史があるため、意外な豆知識がたくさんあります。小学生でも人に話したくなる、授業の休み時間で人気が出そうな雑学をまとめました。
1. 駒の漢字は“読めなくても大丈夫”?
将棋の駒には難しい漢字が多く、「と金」「桂馬」「銀将」など初見では読めないものもあります。
しかし、将棋では“駒の形や動きで判断できる”ため、漢字が読めなくても困りません。これは、昔の子どもたちでも遊べるように伝統として受け継がれてきた理由のひとつです。
2. 将棋盤の「天」と「地」ってなに?
将棋盤には上下があり、上側を「天」、下側を「地」と呼びます。
これは、盤に向かう姿勢を正すための礼儀作法の名残で、対局時は「天」を上にして置くのが正式とされています。
3. どうして将棋の駒は五角形?
将棋の駒が五角形なのは、日本独自の美意識からと言われています。
上に向かって広がる形は「相手に向かって前に進む」という意味が込められており、武士が使う“矢じり”にも似ています。
4. 駒が大きいほど強いわけじゃない
見た目が小さな駒でも、強さとは関係ありません。持ち駒として手に取るときに扱いやすいよう、駒の大きさが決まっているだけで、勝負の強さは動きと戦略で決まります。
5. 飛車や角の動きは昔は違った?
昔の将棋には、現在とは違う動きを持つ駒が登場する時代もありました。時代とともに改良され、今のように飛車・角が強力な駒として確立されました。
6. 駒が裏返ると“成る”のは日本だけ
多くの国の将棋やチェスでは、駒が裏返ることはありません。
日本将棋の「成り」は、逆転が起きやすく、最後まで勝負が分からないゲームを生み出しています。
7. 先手・後手の決め方はジャンケンじゃない
先手・後手は「振り駒」で決めます。歩兵が割り箸のように振られ、表の数で先手が決まる伝統的な方法です。
8. プロ棋士は対局中におやつを食べてもよい
長時間の対局では、集中力を保つために棋士がおやつを食べたり、お茶を飲むことが許されています。ニュースなどで「今日のおやつ」が話題になることもあります。
9. 北海道は「どうぶつしょうぎ」発祥の地
幼い子でも遊べる「どうぶつしょうぎ」は、北海道の女性棋士らによって生まれました。将棋入門として世界でも人気が広がっています。
10. 駒を作る職人はとても少ない
将棋駒づくりは専門の職人が行う伝統工芸です。全国でも作り手が限られており、数か月待ちの駒もあるほどです。
11. 名人戦は昔は“世襲”だった
江戸時代の家元制度が続いていたため、名人は家を継ぐ形で任命されることがありました。現代は実力勝負のタイトル戦で決まります。
12. 世界の将棋は3種類以上ある
日本の将棋以外にも、中国の象棋、インド系の将棋、チェスなど、形は違えど「戦略ゲーム」の仲間が世界に広がっています。日本の将棋はその中でも特徴が多い遊びです。
■ 第4章:クイズで覚える!小学生向け3択問題

将棋の日の知識がしっかり定着するよう、授業でも使いやすい3択クイズを作りました。
Q1. 将棋の日はいつ?
A:11月17日
B:1月17日
C:7月17日
→ 正解:A
Q2. 将棋の日を決めた団体はどこ?
A:日本スポーツ協会
B:日本将棋連盟
C:日本文化研究所
→ 正解:B
Q3. 江戸時代に行われていた特別な将棋の儀式は?
A:御城将棋
B:城下将棋
C:武将将棋
→ 正解:A
Q4. 将棋のルーツはどこの国から始まったといわれている?
A:アメリカ
B:インド
C:フランス
→ 正解:B
Q5. 日本将棋だけにある特徴はどれ?
A:駒が裏返って“成る”
B:盤が丸い
C:駒が動かない
→ 正解:A
授業中に使う場合は、挙手で答えたり、ペアで話し合ったりすると理解が深まります。
■ 第5章:将棋の日にできる学びアイデア

将棋の日は、家庭や学校でも学びを広げやすいテーマです。すぐに実践できるアクティビティを紹介します。
● 家で楽しむなら
① 家族でミニ対局
ルールがシンプルなので、大人と子どもが対等に勝負できます。短い持ち時間にするとテンポよく遊べます。
② どうぶつしょうぎで入門
駒が3×4マスで少なく、低学年でも理解しやすいのが魅力です。「本将棋」へのステップとしても最適です。
③ 駒の漢字調べ学習
「香車」「桂馬」などの漢字の意味を調べると、国語の学びにもつながります。
● 学校で使える学習ネタ
① 歴史の流れを年表にする
将棋の起源 → 日本伝来 → 江戸時代 → 現代のタイトル戦
を年表にまとめると、時代の流れが理解しやすくなります。
② 世界地図で将棋のルーツを確認
インドから中国、日本へと伝わった道を地図で示すと地理の学びにもなります。
③ 雑学クイズ大会
第3章の雑学を活用すれば、学級活動や総合学習の短い時間でも盛り上がるクイズになります。
④ 紙で作る“マイ駒”づくり
厚紙に五角形の駒を描き、漢字を書き入れてオリジナル駒を作るワークも楽しい活動です。
■ 【まとめ】
11月17日の「将棋の日」は、江戸時代の御城将棋に由来する、日本の伝統文化に根ざした記念日です。将棋の歴史を振り返ると、インドから始まり、日本で独自の進化を遂げた長い流れが見えてきます。
駒の形や成りの仕組み、プロ棋士の文化などを知ると、将棋は単なる遊びではなく、深い知恵と工夫が積み重なった文化であることがわかります。
小学生でも楽しめるクイズや家庭・学校での活動を通して、将棋の日をきっかけに日本の伝統や歴史に親しむことができます。
この記事が、将棋をもっと身近に感じるきっかけになればうれしいです。
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