
こんにちは。晴田そわかです。
今回の記事では《【百人一首のルール】小学生でも今日からできる!「坊主めくり」と「ちらし取り」の違いと遊び方》について紹介させて頂きます。
- はじめに
- 遊ぶ前に絶対確認!「読み札」と「取り札」の違い
- 1. 運だけで勝てる!大盛りあがりの「坊主めくり」
- 2. カルタ遊びの王道!「ちらし取り」のルール
- 【比較】どっちで遊ぶ?「坊主めくり」vs「ちらし取り」
- 親子で楽しむためのマナーと安全対策
- まとめ:百人一首は、家族をつなぐ最高のコミュニケーション
はじめに
「お正月だし、百人一首でもやってみようか」 「おじいちゃん家に行ったら、百人一首が出てきた」
そんなきっかけで、久しぶりに百人一首の箱を開けてみたものの……
「あれ? 札が2種類あるけど、どっちを使うんだっけ?」 「全部漢字だし、難しくて子供が飽きちゃいそう……」
そうやって、そっと箱を閉じてしまった経験はありませんか? その気持ち、痛いほどよく分かります。独特の絵柄や達筆な文字を見ると、なんだか敷居が高く感じてしまいますよね。
でも、そこで諦めるのはもったいない!
百人一首は**「ルールさえ知っていれば、誰でも、今日からすぐに楽しめる最高のゲーム」**です。 難しい歌を覚えている必要はありません。なんなら、字が読めない未就学児のお子さんでも、大人に勝つことができるんです。
百人一首には、大きく分けて2つの遊び方があります。
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運要素100%! 誰でも勝てる「坊主めくり」
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カルタ遊びの王道! スピード勝負の「ちらし取り」
この記事では、この2つの遊び方の違いと、小学生のお子さんと一緒に盛り上がるためのルールやコツを、分かりやすく解説します。
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遊ぶ前に絶対確認!「読み札」と「取り札」の違い

遊び方を説明する前に、まず一番大切なことをお伝えします。 ここを間違えるとゲームが成立しないので、最初に確認しましょう。
百人一首の箱には、2種類のカード(札)が入っています。
1. 読み札(よみふだ):絵が描いてある方
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特徴: 人物の絵(肖像画)と、歌の全文(五・七・五・七・七)が書いてあります。
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役割: 本来は、読み手が「読む」ためのカードです。
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【重要】 これから説明する**「坊主めくり」では、この絵札だけを使います。**
2. 取り札(とりふだ):文字だけの方
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特徴: 絵はなく、ひらがなで歌の後半(下の句)だけが書いてあります。
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役割: 畳や床に並べて、プレイヤーが「取る」ためのカードです。
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【重要】 一般的なカルタ遊びである**「ちらし取り」では、主にこちらを使います。**
まずは、この2種類をきれいに分けてください。 「絵があるのが読み札」「文字だけなのが取り札」。これさえ分かれば準備完了です!
※小学生におすすめの百人一首👇
▪️20枚ずつ色がわかれていて、低学年でも簡単に出来る!初心者向け、五色百人一首!
学校の指導なのでにもおすすめです。
▪️定番で人気のある百人一首!中学校、高校になっても使えます。
1. 運だけで勝てる!大盛りあがりの「坊主めくり」

「百人一首なんて全然知らない!」 「兄弟で年齢差があって、カルタだと上の子が勝っちゃう…」
そんなご家庭に超おすすめなのが、**「坊主めくり」です。 これは知識も反射神経も一切不要。必要なのは「運」**だけ。 シンプルながらドラマチックな展開になりやすく、幼稚園生がお父さんに圧勝することも珍しくありません。
必要なもの
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読み札(絵が描いてある札)100枚
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※取り札(文字だけの札)は使いません。箱にしまっておきましょう。
遊び方の流れ
① 山札を作る
「読み札」100枚をよーくシャッフルして、絵が見えないように裏返しにして、場の中央に積みます。 (崩れそうな場合は、2つか3つの山に分けてもOKです)
② 順番にめくる
じゃんけんで順番を決め、時計回りに山札の一番上を1枚めくります。 めくった札は、みんなに見えるように自分の前に置きます。
③ 絵柄で運命が決まる!
めくった札に描かれている人物によって、以下の3つのアクションのどれかが起こります。
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【殿(男性)】が出た場合:セーフ!
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烏帽子(えぼし)という帽子をかぶった男性の絵です。
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何も起きません。その札は**「自分の手持ち札」**として、手元に置いておきます。
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【坊主(お坊さん)】が出た場合:没収!!
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髪の毛のないお坊さんの絵です。
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ペナルティ発生! あなたが今まで集めた手持ちの札を、すべて手放さなければなりません。
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没収された札は、山札の横(捨て場)に置きます。
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※手持ちが0枚の時に引いても、特に何も起きません(ただ悔しいだけです)。
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【姫(女性)】が出た場合:大逆転ボーナス!
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十二単(じゅうにひとえ)を着た女性の絵です。
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ラッキー発生! 山札の横(捨て場)に溜まっている「坊主によって没収された札」を、すべてもらうことができます。
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※もし捨て場に札がない場合は、山札からもう1枚引ける(というルールが一般的です)。
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④ 勝敗の決定
山札がすべてなくなるまで続けます。 最後に、手持ちの札の枚数が一番多い人の勝ちです。
ここがポイント!「坊主」と「姫」のドラマ
このゲームの醍醐味は、なんといっても**「坊主」の恐怖と「姫」の爽快感**です。
せっかく20枚くらい貯めてトップだったのに、最後の最後で坊主を引いて0枚に転落…。 逆に、ずっと0枚だったのに、姫を引いて場に溜まっていた50枚を一気にゲットして大逆転!
この理不尽なまでのアップダウンが、子どもたちを熱狂させます。 「うわー! ハゲだー!!」「姫こい! 姫こい!」と叫びながら遊べる、最高のアイスブレイクゲームです。
さらに盛り上げる「ローカルルール」
慣れてきたら、特別なルールを追加してみましょう。
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最強のジョーカー「蝉丸(せみまる)」
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「蝉丸」という名前のお坊さんの札があります(これやこの~)。
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この人が出たら、**「全員の札を没収」**という激辛ルールにすると、悲鳴が上がって盛り上がります。
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「天皇」ルール
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2. カルタ遊びの王道!「ちらし取り」のルール

坊主めくりで絵柄に親しんだら、次は**「ちらし取り」**に挑戦してみましょう。 これがいわゆる「カルタ取り」です。 学校の授業や大会で行われるのはこの形式ですが、家庭で遊ぶ場合は公式ルール(競技かるた)ほど厳密にする必要はありません。
必要なもの
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取り札(文字だけの札)100枚:床に並べます。
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読み札(絵が描いてある札)100枚:読み手が使います。
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読み手(1人):札を読む係が必要です。
※最近はスマホの読み上げアプリもあるので、読み手がいない場合は活用しましょう。
遊び方の流れ
① 札を並べる(散らす)
「取り札」を、畳や床の上にバラバラに広げます。 このとき、全ての札を表(文字が見える方)にして、重ならないように並べましょう。 (これが「散らし取り」の名前の由来です)
② 読み手が歌を読む
読み手は「読み札」を持ち、歌を読み上げます。 最初は上の句(最初の5・7・5)を読み、一呼吸置いてから下の句(最後の7・7)を読みます。
③ 札を探して取る
プレイヤーは、読まれた歌に対応する「取り札(下の句)」を探して取ります。 「はい!」と言って素早く押さえたり、叩いたりして取ります。
④ 勝敗の決定
100枚すべての札が読まれた時点で終了。 取った枚数が一番多い人の勝ちです。
小学生と遊ぶときの3つのコツ
いきなり100枚全部を使って、大人と子供がガチンコ勝負をすると、子供は一枚も取れずに嫌になってしまいます。 楽しく遊ぶための「調整」が、大人の腕の見せ所です。
コツ1:枚数を減らす(超重要!)
100枚の中から1枚を探すのは、初心者には至難の業です。 最初は20枚〜30枚くらいに減らして遊びましょう。
枚数が少ないと、すぐに札が見つかるので「取れた!」という成功体験が増えます。
コツ2:お手つきは優しく
本来のルールでは、お手つき(間違った札を触る)をするとペナルティがありますが、家庭で遊ぶ場合は**「お手つきはお咎めなし」か「1回休み」**くらいで十分です。 「間違えてもいいから、元気に取ろう!」という雰囲気を作りましょう。
コツ3:親のハンデ設定
大人が本気を出せば子供に勝つのは簡単ですが、それでは教育になりません。
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大人は、下の句が読まれるまで手を出さない。
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大人は「左手(利き手じゃない方)」を使う。
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大人は、札を見つけるまで3秒数える。
このようにハンデを設けて、**「ギリギリの接戦」**を演出してあげてください。 「お父さんにあと1枚で勝てたのに!」という悔しさが、子供の「次こそ覚えたい!」という意欲に火をつけます。
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【比較】どっちで遊ぶ?「坊主めくり」vs「ちらし取り」
「結局、どっちで遊べばいいの?」と迷ったときは、この表を参考にしてください。
【元教師のおすすめステップ】 まずは**「坊主めくり」**から入るのが鉄則です。 そこで「セミ丸だ!」「小野小町だ!」とキャラクターに親しみを持ってから、「じゃあ、この人たちがどんな歌を詠んだか、カルタ(ちらし取り)でやってみようか」と移行すると、スムーズに百人一首の世界に入れます。
親子で楽しむためのマナーと安全対策

最後に、楽しく遊ぶために気をつけてほしいことが3つあります。 百人一首は「畳の上の格闘技」と呼ばれるほど、熱くなると激しくなる遊びです。
1. 爪は短く切っておく
これ、地味ですが一番大切です。 札を取る瞬間、お互いの指や手が激しくぶつかることがあります。爪が伸びていると、引っ掻いて怪我をする原因になります。遊ぶ前には必ず爪チェックをしましょう。
2. 服装に注意
袖口が広い服や、フードがついた服は、札に引っかかって邪魔になることがあります。 動きやすい服装で、指輪やブレスレットなどのアクセサリーも外しておくと安心です。
3. 読み手への「礼儀」を教えるチャンス
百人一首は、日本の伝統文化です。
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読み手が読んでいる間は、お喋りをしない。
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始まる前には「お願いします」、終わったら「ありがとうございました」と挨拶をする。
こうしたマナーを教える絶好の機会でもあります。 ゲームとしての勝ち負けだけでなく、「礼に始まり礼に終わる」かっこよさも、ぜひお子さんに伝えてあげてください。
まとめ:百人一首は、家族をつなぐ最高のコミュニケーション
百人一首の箱には、1000年前の歌と一緒に、現代の私たち家族を笑顔にする魔法が詰まっています。
「坊主めくり」で大笑いして運試しをするもよし。 「ちらし取り」で真剣勝負をして、子供の成長に驚くもよし。
ルールは難しくありません。 大切なのは、家族みんなで膝を突き合わせて、同じ時間を楽しむことです。
さあ、今夜の食後にでも、テレビを消して百人一首の箱を開けてみませんか? きっと、いつもとは違う、素敵な家族の時間が過ごせるはずですよ。
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