
こんにちは。晴田そわかです。
今回の記事では《小学生でも簡単!お彼岸に子どもと一緒に作りたいおはぎ・ぼたもちレシピ集》について紹介させて頂きます。
- はじめに
- 1. おはぎ・ぼたもち作りの土台!基本のご飯の炊き方
- 2. ラップで簡単・手も汚れない!基本の丸め方
- 3. 子どもが喜ぶ!バリエーション豊かな4つのレシピ
- 4. 失敗しない!子どもと作る時のワンポイントアドバイス
- まとめ:手作りおはぎで、美味しいお彼岸の思い出を
はじめに
春と秋の涼しい風が吹き始め、お彼岸の季節が近づいてくると、スーパーや和菓子屋さんの店頭には美味しそうな「おはぎ」や「ぼたもち」が並びます。パックに入った市販のものを買ってきて、家族みんなで温かいお茶と一緒にいただくのも手軽で素晴らしいひとときですが、今年は少しだけ時間をかけて、ご自宅でお子さんと一緒に手作りしてみませんか。
「和菓子を手作りするなんて、なんだか難しそう」「キッチンが粉やあんこで汚れてしまいそう」と、少しハードルが高く感じる親御さんもいらっしゃるかもしれません。しかし、実はおはぎ・ぼたもちの基本的な作り方はとてもシンプルです。お米を炊いて、軽くつぶして、あんこやきなこをまぶすだけ。オーブンで温度を細かく調整したり、メレンゲを泡立てたりするような複雑な工程はありません。
小学生のお子さんにとって、お米がもちもちの生地に変わっていく様子や、自分で丸めたお菓子が完成する喜びは、五感をフルに刺激する素晴らしい食育の機会になります。自分で計量カップの目盛りを読んだり、きなことお砂糖の甘さを味見して調整したりすることは、算数や理科の入り口にもつながる楽しい学びの時間です。
この記事では、小学生のお子さんが主体となって楽しく安全に作れるよう、ラップを使った手が汚れない工夫や、市販のあんこを活用して負担を減らす方法など、簡単で失敗しないおはぎ・ぼたもちのレシピを詳しくご紹介します。定番のあんこやきなこだけでなく、子どもが喜ぶアレンジレシピも掲載していますので、ぜひ休日のイベントとして親子で挑戦してみてください。
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1. おはぎ・ぼたもち作りの土台!基本のご飯の炊き方

おはぎやぼたもちの美味しさを決めるのは、なんといっても土台となるご飯のもちもち感です。ここでは、お餅のように完全にすりつぶすのではなく、程よくお米の粒感が残る絶妙な食感に仕上げるためのご飯の炊き方をご紹介します。炊飯器を使って手軽にできる方法ですので、お米の計量からお子さんにお願いしてみましょう。
用意する材料(小ぶりサイズ約12〜15個分)
- もち米:1合(180ml)
- うるち米(普段食べているお米):1合(180ml)
- 水:炊飯器の目盛りに合わせる、または少し少なめ
- 塩:ひとつまみ(ご飯の甘みを引き立てるために入れます)
もち米だけで作ると、時間が経ったときに固くなりやすく、また胃にもたれやすくなります。普段食べているうるち米を半分混ぜることで、程よい粘り気と歯切れの良さが生まれ、翌日まで美味しく食べられる生地に仕上がります。
ご飯を炊いて「半殺し」にする手順
もち米とうるち米を同じボウルまたは炊飯器の内釜に入れ、水で優しく洗います。もち米は割れやすいので、ゴシゴシと力を入れすぎず、水を変えながらサッと洗う程度で十分です。お子さんに「お米の形が崩れないように優しくね」と声をかけてあげてください。
洗い終わったらザルにあげて水気を切り、炊飯器に戻します。お水は「白米の2合の目盛り」よりも、わずかに(1〜2ミリ程度)少なめに入れます。もち米はうるち米よりも吸水率が高く、水を多く入れるとベチャベチャになってしまうためです。ここに塩をひとつまみ加え、全体を軽く混ぜてから、約30分間そのまま置いてお米に水を吸わせます。
浸水が終わったら、炊飯器の「通常炊飯モード」のスイッチを押します。おこわモードがある炊飯器の場合は、そちらを使用しても構いません。炊き上がったら、すぐにフタを開けずに10分ほど蒸らすことで、よりふっくらとした仕上がりになります。
炊き上がったご飯を、水で濡らした大きめのボウルに移します。ここからが子どもが一番喜ぶ作業です。すりこぎ(または水で濡らしためん棒や丈夫な木べら)を使って、お米の粒が半分くらい残る程度までトントンと突くようにつぶしていきます。
このお米の粒を半分残すようにつぶす作業を、日本の昔の言葉で「半殺し(はんごろし)」と呼びます。「今からご飯を半殺しにするよ!」とお子さんに伝えると、少し物騒な言葉の響きに驚きながらも、大盛り上がりで手伝ってくれるはずです。お米全体に粘り気が出て、まとまりやすくなったら生地の完成です。
2. ラップで簡単・手も汚れない!基本の丸め方

ご飯の生地が完成したら、次はいよいよあんこやきなこで包む作業に入ります。手で直接丸めようとすると、ご飯が手にくっついてしまい、子どもが途中でイライラしてしまう原因になります。そこで当ブログがおすすめするのが、「食品用ラップフィルム」を使った簡単な成形方法です。
準備するもの
- 食品用ラップフィルム(正方形にカットしたものを数枚)
- 濡れ布巾(ボウルの乾燥を防いだり、手を拭いたりするため)
- 小皿(出来上がったおはぎを置くため)
あんこで「外側」を包む場合(基本のおはぎ)
まずは定番の、外側があんこで中身がご飯のパターンの作り方です。
- 手のひらにラップを広げます。
- その上に、市販のあんこ(大さじ1強)を乗せ、スプーンの背などを使って直径6センチほどの円形に薄く平らに広げます。
- 広げたあんこの中央に、あらかじめ一口大(ピンポン玉より少し小さいくらい)に丸めておいたご飯をコロンと乗せます。
- ラップの四隅を持ち上げ、茶巾絞り(ちゃきんしぼり)のようにキュッとひねります。
- ラップの上から優しく形を整え、そっとラップを剥がせば、お店で売っているような綺麗なおはぎの完成です。
きなこやごまを「まぶす」場合(中があんこ)
きなこやごまのおはぎは、ご飯の中に小さなあんこ玉を入れて、外側に粉をまぶして作ります。
- 手のひらにラップを広げ、一口大のご飯を乗せます。
- ラップの上からご飯をギュッと押して、平らな円形に広げます。
- 中央に、小さく丸めたあんこ(小さじ1程度)を乗せます。
- ラップを使って、あんこをご飯で包み込むように丸め、おにぎりを作る要領で形を整えます。
- お皿に広げておいたきなこやごまの上でコロコロと転がし、全体にたっぷりと粉をまぶせば完成です。
このラップを使った方法なら、手がベタベタにならず衛生的で、小さなお子さんでも粘土遊びのような感覚で綺麗な丸の形を作ることができます。「上手にお布団(あんこ)をかけてあげてね」と声をかけながら、一緒に楽しく丸めてみてください。
3. 子どもが喜ぶ!バリエーション豊かな4つのレシピ

ここからは、おはぎ・ぼたもちの味のバリエーションをご紹介します。基本のあんこときなこに加えて、香ばしいすりごま、そして子どもが野菜を美味しく食べられるさつまいもアレンジの4種類を揃えました。ご家族の好みに合わせて、いくつか種類を用意すると食卓が華やかになります。
レシピ①:絶対にはずせない大定番「王道のあんこ」
材料:
市販のあんこ(粒あんでもこしあんでもお好みで):約300g
作り方のコツ:
手作りにこだわるのも素敵ですが、お子さんとの調理は途中で飽きてしまうことも考慮して、市販のあんこを上手に活用するのが成功の秘訣です。スーパーの製菓コーナーにある袋入りのあんこや、缶詰のゆであずきペーストを使用すれば、準備の手間が大幅に省けます。 あんこが柔らかすぎてご飯を包みにくい場合は、あらかじめラップに包んで冷蔵庫で30分ほど冷やしておくと、扱いやすくなります。
レシピ②:香ばしい香りと優しい甘さ「きなこ」
材料:
きなこ:大さじ4
砂糖(あれば三温糖やきび砂糖):大さじ2
塩:ひとつまみ
作り方のコツ:
きなこと砂糖を混ぜ合わせる際、忘れてはいけないのが「ほんの少しの塩」です。スイカに塩をかけると甘く感じるのと同じで、塩をひとつまみ入れることで、きなこの風味と砂糖の甘さが輪郭を持ち、味がグッと引き締まります。これを「味の対比効果」と呼びます。 平らなバットやお皿にきなこを広げ、中にあんこを仕込んだご飯玉を転がして、隙間なくたっぷりとまぶしてください。
レシピ③:プチプチ食感がクセになる「黒すりごま」
材料:
黒すりごま:大さじ4
砂糖:大さじ2
醤油:数滴(かくし味)
作り方のコツ:
ごまのおはぎには、煎りごまではなく、香りが立ちやすい「すりごま」を使用します。すり鉢がお家にある場合は、お子さんに煎りごまをすってもらう作業をお願いすると、キッチンいっぱいにごばばしい香りが広がり、嗅覚を刺激する素晴らしい体験になります。 ごまと砂糖を混ぜたところに、お醤油をほんの数滴だけ垂らすのがプロの裏技です。醤油のコクが加わり、奥行きのある和の味わいに仕上がります。
レシピ④:秋の味覚で洋風アレンジ「さつまいもあん」
材料:
さつまいも:中1本(約200g)
砂糖:大さじ2〜3(お芋の甘さに合わせて)
牛乳または生クリーム:大さじ1〜2
バター:5g(あれば)
作り方のコツ:
小豆のあんこが苦手なお子さんには、さつまいもを使った鮮やかな黄色のおはぎがおすすめです。 さつまいもの皮をむいて一口大に切り、柔らかくなるまで電子レンジ(600Wで約4〜5分)で加熱します。熱いうちにマッシャーやフォークで滑らかになるまでつぶし、砂糖、牛乳、バターを加えてよく混ぜ合わせます。バターと牛乳の風味が加わることで、スイートポテトのような洋風の味わいになり、子どもたちも大喜びで食べてくれます。このさつまいもあんを、小豆のあんこと同じようにご飯の外側に包めば完成です。
4. 失敗しない!子どもと作る時のワンポイントアドバイス

お子さんと一緒にキッチンに立つ時間は楽しい反面、予測不能な出来事も起こりやすくなります。スムーズに、そして安全にお菓子作りを進めるための環境づくりのポイントをお伝えします。
やけどには十分に注意する
炊きたてのご飯は非常に高温です。「半殺し」にする作業や、ご飯を小分けにする作業は、必ず大人が行うか、ご飯が手で触れる程度の温かさ(人肌より少し温かいくらい)に冷めてからお子さんにバトンタッチするようにしてください。完全に冷ましてしまうとご飯が固くなり丸めにくくなるため、乾燥を防ぐために濡れ布巾を被せながら、ほんのり温かいうちに作業するのがベストです。
サイズは「子どもの一口サイズ」を意識する
市販のおはぎはボリューム満点で大きいものが多いですが、手作りする場合は、お子さんの口の大きさに合わせた小さめサイズで作ることをおすすめします。小さい方が丸める作業も簡単ですし、色々な味(あんこ、きなこ、ごま等)を少しずつ食べ比べることができるため、食事の時間がより一層楽しくなります。
工程を細かく分けて、役割分担を明確にする
「全部一緒にやろうね」と言うと、どうしても手際の良い大人が手を出してしまいがちです。 「計量カップでお水を量る係」「すりこぎでお米をトントンする係」「ラップで丸める係」「きなこの海で転がす係」というように、お子さんの年齢に合わせて明確な役割(ミッション)を与えてあげると、責任感を持って最後まで飽きずに取り組んでくれます。
まとめ:手作りおはぎで、美味しいお彼岸の思い出を

小学生のお子さんと一緒に作る、簡単で美味しいおはぎ・ぼたもちのレシピをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。この記事でご紹介した大切なポイントを振り返ってみましょう。
- ご飯は「もち米」と「うるち米」を1:1で炊くと、翌日も固くならず美味しい。
- お米の粒を半分残すようにつぶす工程を「半殺し」と呼ぶ。
- 丸める工程は「食品用ラップ」を使うと、手が汚れないので子どもでも簡単。
- きなこには「ほんの少しの塩」を入れることで、甘さが引き立つ。
- あんこが苦手な子どもには、さつまいもを使った洋風アレンジもおすすめ。
手作りの良さは、形が少し不格好になっても、それが家族だけの特別な思い出のスパイスになることです。「〇〇ちゃんが作ったおはぎ、きなこがたっぷりで最高に美味しいね!」「ごまの香りがすごくいい匂いだね」とたくさん褒めながら、手作りの味を楽しんでください。
作ったおはぎは、お仏壇にお供えしたり、綺麗なお皿に並べておじいちゃんやおばあちゃんにお裾分けしたりするのも素晴らしい経験になります。日本の季節を感じる大切な行事である「お彼岸」。今年はぜひ、親子の笑顔があふれる手作り和菓子で、心温まる時間をお過ごしください。
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