
こんにちは。晴田そわかです。
今回の記事では《【小学校低学年向け】学級開きにおすすめの簡単&楽しいゲーム10選》について紹介させて頂きます。
- 【小学校低学年向け】学級開きにおすすめの簡単&楽しいゲーム10選
【小学校低学年向け】学級開きにおすすめの簡単&楽しいゲーム10選
新しいランドセルを背負ってきた新1年生や、少しお兄さん・お姉さんになった2年生、3年生。新学期の学級開きは、子どもたちにとってワクワクとドキドキが入り混じる特別な時間です。
しかし、低学年の子どもたちは集中力が途切れやすく、ルールが複雑なレクリエーションだと「先生、どうやるの?」「わからない!」と混乱を招いてしまうことがよくあります。また、元気に走り回りすぎてケガにつながるリスクにも配慮しなければなりません。
今回の記事では、ルールが極めてシンプルで、説明を聞いた瞬間に遊び始められる、安全で楽しいレクリエーションを10個厳選しました。教員として現場で子どもたちと接してきた経験から、ありきたりな定番ゲームを少しアレンジし、低学年の発達段階にぴったり合う「教室でできる目新しいアクティビティ」を中心にご紹介します。
事前の準備は一切不要です。先生の身一つと、ちょっとした声かけの工夫だけで、子どもたちの心をつかみ、教室中を笑顔でいっぱいにすることができます。明日の学級開きからすぐに使えるアイデアとして、ぜひご活用ください。
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低学年の学級開きゲームを成功させる3つのポイント

ゲームを始める前に、低学年ならではの特性を踏まえた「成功の秘訣」を3つ確認しておきましょう。
- ルール説明は言葉より「やってみせる」: 低学年に言葉だけで長く説明しても、なかなか伝わりません。「先生の真似をしてみてね!」と、実際に動きを見せながらルールを理解させていくのが一番の近道です。
- 勝ち負けにこだわりすぎない: ゲームで負けて泣いてしまう子どもが出ないよう、順位をつけることよりも「みんなで一緒に笑えたこと」を価値づけます。負けてもすぐに次のゲームに参加できる仕組みを取り入れましょう。
- 安全第一のルールを徹底する: 楽しくなるとつい教室の中を走りたくなってしまいます。「教室の中はすり足で歩く」「お友達の体にドンとぶつからない」といった安全の約束をゲームの中に組み込んでおくことが大切です。
【座席のままで安全】ルールが超簡単なゲーム4選

まずは、子どもたちが自分の席に座ったまま、あるいはその場に立つだけで安全に取り組めるゲームです。ケガの心配がなく、先生も全体を見渡しやすいのが特徴です。
① 落ちた落ちたゲーム(アレンジ版)
【概要】
先生の「落ちた落ちた」「なーにが落ちた?」の掛け合いに合わせて、指定された言葉にぴったりのポーズをとるゲームです。手遊びの感覚でリラックスして楽しめます。
【対象学年・所要時間】
1年生〜3年生 / 約5分
【ルールとやり方】
- 先生が「落ちた落ちた!」と言いながらリズムよく手を叩き、子どもたちは「なーにが落ちた?」と返します。
- 先生が「りんご!」と言ったら、子どもたちは両手を前に出してりんごを受け止めるポーズをします。
- 先生が「雷!」と言ったら、おへそを隠してしゃがみます。
- 先生が「げんこつ!」と言ったら、両手で頭を隠します。
- 最初はゆっくり、慣れてきたら「落ちた落ちた…りんご!」「落ちた落ちた…雷!」とテンポを速くしていきます。
◆先生のワンポイント・配慮事項
先生自身がわざと間違えたポーズ(「りんご!」と言いながら頭を隠すなど)をしてフェイントをかけると、子どもたちは「先生間違えてるー!」と大喜びします。間違えても笑って済ませられる、最初のアイスブレイクにぴったりの遊びです。
② 先生のまねっこゲーム(ミラーゲーム)
【概要】
先生が鏡の前に立っているかのように、先生の動きを子どもたちがそっくりそのまま真似をするゲームです。説明が一切不要で、すぐに始められます。
【対象学年・所要時間】
1年生〜2年生 / 約5分
【ルールとやり方】
- 先生が教壇の前に立ち、「みんなは今から先生の鏡になります。先生と同じ動きを真似してね」と伝えます。
- 先生がゆっくり右手を挙げたら、子どもたちも同じように手を挙げます。
- 両手をほっぺたに当てる、頭をかく、片足で立つなど、色々な動きをします。
- だんだん動きを速くしたり、ピタッと止まったりして変化をつけます。
- 最後に先生が面白い変顔をすると、教室中に笑いが起こります。
◆先生のワンポイント・配慮事項
言葉での指示がいらないため、ざわざわしているクラスを静かに注目させたい時の導入としても使えます。子どもたちから代表者を選んで「みんなで〇〇さんの真似をしよう!」とバトンタッチしていくのもおすすめです。
③ 伝言ゲーム(低学年向けアレンジ)
【概要】
列の先頭から後ろへ、こっそりと耳打ちで言葉を伝えていくおなじみのゲームです。低学年向けに、言葉を極端に短くするのが成功の秘訣です。
【対象学年・所要時間】
2年生〜3年生 / 約10分
【ルールとやり方】
- 縦の列(または横の列)ごとのグループに分かれます。
- 各列の先頭の子どもを先生のところに集め、短い言葉(例:「カレーライス」「ひまわり」「ランドセル」)をこっそり教えます。
- 合図とともに、先頭の子が後ろの席の子の耳元で言葉をささやきます。
- 最後の子どもまで伝わったら、順番に「何と聞こえたか」を発表してもらいます。
◆先生のワンポイント・配慮事項
低学年の場合、「赤い屋根の大きなおうち」などの文章にすると途中で必ず原型をとどめなくなり、ゲームが成立しなくなります。最初は3文字程度の単語から始め、正しく伝わる喜びを味わわせましょう。間違って全く違う言葉になってしまった列には「面白い言葉に変身したね!」と前向きな声をかけます。
④ ジェスチャーゲーム
【概要】
声を出さずに、体の動きだけでお題を表現し、クラスの全員でそれが何かを当てるゲームです。表現力と想像力を養うことができます。
【対象学年・所要時間】
1年生〜3年生 / 約10分
【ルールとやり方】
- 最初は先生が前に立ち、「先生は今から何かの動物になります。声は出しません。わかった人は手を挙げてね」と説明します。
- 先生が両耳の横で手をパタパタさせて、ウサギのジェスチャーをします。
- 子どもたちが「ウサギ!」と当てたら大正解。
- 慣れてきたら、子どもたちの中からやりたい人を募り、先生がこっそりお題(サル、野球、ピアノを弾く人など)を伝えてジェスチャーをしてもらいます。
◆先生のワンポイント・配慮事項
恥ずかしがり屋の子どもには無理にやらせず、まずは見る側を楽しんでもらいます。ジェスチャーをしている子に対しては「すごく上手!」「動きがそっくりだね」と大げさなくらいに褒め、自己肯定感を高めてあげましょう。
【体を使って元気に】教室でできる動きのあるゲーム6選

後半は、ただ走り回るのではなく「想像力」「非言語コミュニケーション」「先生の話を聞く力」を引き出せる、教室のスペースでも安全に行えるアクティビティです。
⑤ 拍手ナビゲーション(サイレント宝探し)
【概要】
教室の外にいる子に内緒で宝(消しゴムなど)を隠し、戻ってきた子を「クラス全員の拍手の大きさ」だけで宝の場所へ導くゲームです。
【対象学年・所要時間】
2年生〜3年生 / 約15分
【ルールとやり方】
- 代表者を1人決めて、教室の外(廊下など声が聞こえない場所)で待機させます。
- その間に、先生と残りの子どもたちで話し合い、教室のどこか(黒板の隅、本棚など)に宝を隠します。
- 代表者を教室に呼び入れます。言葉でヒントを出すのは禁止です。
- 代表者が宝に近づいたら、クラス全員で「大きな拍手」をします。遠ざかったら「小さな拍手」にします。
- 拍手の音量を頼りに、代表者が宝を見つけ出せたらゲームクリアです。
◆先生のワンポイント・配慮事項
言葉を使わず、クラス全員の心が一つになる瞬間を味わえる素晴らしいゲームです。見つけた瞬間に拍手が大歓声に変わるため、クラスの団結力が一気に高まります。ナビゲートする側の子どもたちにも「ヒントの出し方がとても上手だったね」と伝えてください。
⑥ 忍者の修行(静と動のコントロール)
【概要】
先生が出すランダムな指示に即座に反応してポーズをとるゲームです。「よく聞く力」と「動きをピタッと止める力」を遊びながら養います。
【対象学年・所要時間】
1年生〜2年生 / 約10分
【ルールとやり方】
- 子どもたちをその場に立たせ、「みんなは今日から忍者です。先生の言葉をよく聞いて修行をします」と伝えます。
- 先生が「手裏剣!」と言ったら、子どもたちは手裏剣を避けるようにその場にしゃがみます。
- 「刀!」と言ったら、足元を切られるのを避けるためにその場でジャンプします。
- 「お殿様!」と言ったら、慌てて正座をして深くお辞儀をします。
- 先生がスピードを上げたり、フェイントをかけたりしながら指示を出していきます。
◆先生のワンポイント・配慮事項
「忍者だから、動く時は音を立てないようにね」と約束をしておくことで、ドスンドスンと跳ね回るのを防ぎ、静かに集中する時間を作ることができます。指示を出す先生も忍者のような小声で話すと、より雰囲気が高まります。
⑦ 見えないボール(エア・キャッチボール)
【概要】
実際には存在しない「見えないボール」を投げ合うパントマイム遊びです。子どもたちの豊かな想像力を刺激し、教室が笑いに包まれます。
【対象学年・所要時間】
1年生〜3年生 / 約10分
【ルールとやり方】
- 先生が両手で何かを持っているふりをして、「先生の手に、見えないボールがあります。今から〇〇さんに投げるよ。キャッチしてね」と声をかけます。
- 先生が投げるジェスチャーをし、指名された子は受け取るジェスチャーをします。
- 受け取った子は、また別の子の名前を呼んで投げます。
- 途中で先生がストップをかけ、「次は、100kgの重い鉄球になります!」と設定を変えます。
- 子どもたちは「重い〜!」とふらふらするジェスチャーをしながら回します。「次は熱々の焼き芋!」「次はフワフワのシャボン玉!」と条件を変えていきます。
◆先生のワンポイント・配慮事項
実際のボールを使わないので、物が壊れたり誰かにぶつかったりする危険が全くありません。見えないものを共有する楽しさがあり、「うわっ、熱い!」など名演技を見せてくれる子を大いに褒めて、表現する楽しさを味わわせてください。
⑧ 宇宙人のあいさつ(オリジナル非言語コミュニケーション)
【概要】
意味のない「宇宙語」を話し、少し変わったジェスチャーで挨拶をして回るゲームです。照れくささがなくなり、誰とでも自然に触れ合うことができます。
【対象学年・所要時間】
2年生〜3年生 / 約10分
【ルールとやり方】
- 「今日はみんなで宇宙人になりきります!言葉は『むにゃむにゃ』や『ぴぽぱぽ』だけです」と宣言します。
- 教室を歩き回り、友達と出会ったら宇宙語で話しかけます。
- 挨拶の仕方は、先生が指定します。最初は「足の裏と足の裏を優しく合わせる」。
- 「次は、肘と肘をコツンと合わせる」「最後はお尻とお尻を優しくポンと合わせる」と変えていきます。
◆先生のワンポイント・配慮事項
普通に「握手をしましょう」と言うと恥ずかしがる低学年の子どもたちも、宇宙人という設定とちょっとおかしな動作のおかげで、ゲラゲラ笑いながら男女問わずコミュニケーションをとることができます。「強くぶつからないように優しくね」とだけ注意しておきましょう。
⑨ だるまさんの一日(だるまさんが転んだの進化版)
【概要】
先生の言葉に合わせて、全員でその動作のジェスチャーをして止まるゲームです。「だるまさんが転んだ」の要素を残しつつ、教室内を走る危険をなくしたアレンジです。
【対象学年・所要時間】
1年生〜2年生 / 約10分
【ルールとやり方】
- 子どもたちは自分の席の周りに立ちます。前に進んだり走ったりはしません。
- 先生が前を向き、「だるまさんが……」と言いながら振り返ります。
- 振り返る瞬間に「……歯を磨いた!」と動作を指定します。
- 子どもたちは素早く歯を磨くジェスチャーをして、ピタッと静止します。
- 「だるまさんが……おにぎりを食べた!」「……怒った!」「……寝た!」など、色々な動作を指定します。動いてしまった人は先生の隣に来て一緒にお題を考える役に回ります。
◆先生のワンポイント・配慮事項
教室内を前進する従来のだるまさんが転んだは、机にぶつかる危険があります。この「その場ジェスチャー方式」なら安全にスリルを楽しめます。子どもたちの面白いポーズを先生が見て、「〇〇さんのだるまさん、すごく美味しそうにおにぎり食べてるね!」と実況すると大いに盛り上がります。
⑩ 先生のウソを見破れ!(間違い探しゲーム)
【概要】
先生が一度教室の外に出て、見た目の1箇所だけを変えて戻ってきまる。子どもたちが探偵になって、どこが変わったかを当てる観察ゲームです。
【対象学年・所要時間】
全学年 / 約5〜10分
【ルールとやり方】
- 先生が教壇に立ち、「今から先生は廊下に出ます。戻ってきた時、今の姿と1箇所だけ違うところがあるので、探偵になって見破ってね」と伝えます。
- 先生は教室の外に出て、「腕時計を外す」「右袖だけまくる」「名札を逆さまにつける」「眼鏡を外す(またはペンを胸ポケットに挿す)」などの変化をつけます。
- 教室に戻り、くるりと一回転して全身を見せます。
- わかった子どもに手を挙げさせ、どこが変わったかを答えてもらいます。
◆先生のワンポイント・配慮事項
このゲームは、子どもたちに「先生の顔や姿をしっかり観察する」という習慣を楽しみながらつけさせることができます。当ててくれた時に「よく先生のことを見てくれていたね、ありがとう!」と伝えることで、先生と子どもたちの心理的な距離がぐっと縮まります。
低学年のレクリエーションで気をつけたい「終わりの合図」

ゲームが大盛り上がりしていると、つい時間を延長してしまいがちですが、低学年の場合は「もう少しやりたかったな」と思う腹八分目のタイミングで終わらせるのが一番のコツです。
飽きるまでやってしまうと、ダラダラとした空気になり、次の活動への切り替えが難しくなります。「すっごく楽しかったね!でも今日のゲームはここまで。続きはまた今度やろうね」と明るく区切りをつけましょう。
そしてゲームが終わった後は、「ルールを守って遊べたこと」「お友達とニコニコ笑い合えたこと」を振り返り、クラス全員で大きな拍手をして褒め合う時間を作ってください。この小さな積み重ねが、安心できる学級づくりへと繋がります。
まとめ:簡単ゲームで子どもたちの心をグッと掴もう
今回は、小学校低学年の学級開きにぴったりの、ルールが簡単で準備不要なゲーム&アクティビティを10個ご紹介しました。
座席に座ったままできる手軽なものから、想像力を使って教室で静かに盛り上がれるものまで、新学期の教室環境でも安全に配慮しながら楽しめる内容ばかりです。複雑な道具やルール説明がなくても、先生と子どもたちが一緒になって笑い合うだけで、十分なレクリエーションになります。
新1年生にとっての「初めての学校」、2・3年生にとっての「新しいクラス」が、これらのゲームを通して少しでも安心で楽しい場所になることを願っています。ぜひ明日の教室で、先生ご自身も思い切り楽しみながら実践してみてください!
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