
こんにちは。晴田そわかです。
今回の記事では《昭和の日ってどんな日?小学生と学ぶ簡単な由来と面白雑学10選》について紹介させて頂きます。
- 昭和の日ってどんな日?小学生と学ぶ簡単な由来と面白雑学10選
昭和の日ってどんな日?小学生と学ぶ簡単な由来と面白雑学10選
はじめに
ゴールデンウィークが近づいてくると、カレンダーの赤いお休みの日が気になり始めますね。連休のスタートを飾る4月29日は「昭和の日」という祝日ですが、子どもに「昭和の日って何の日?」と聞かれたとき、パッとわかりやすく答えられるでしょうか。
「昔の天皇陛下のお誕生日だったかな…?」「みどりの日じゃなかったっけ?」と、大人でも記憶が少し曖昧になっていることが多いかもしれません。平成、そして令和へと時代が進むにつれて、「昭和」という時代はどんどん遠い昔の歴史になりつつあります。しかし、私たちが今当たり前のように送っている便利で豊かな生活の基盤は、すべてこの昭和の時代に作られたと言っても過言ではありません。
そこで今回の記事では、小学生のお子さんでも理解できるように、「昭和の日」の簡単な由来や意味をわかりやすく解説します。さらに、親子の会話が弾むこと間違いなしの「昭和の面白雑学10選」もたっぷりとご用意しました。
スマートフォンもインターネットもなかった時代、人々はどんな暮らしをしていたのでしょうか?今の小学生からすると信じられないような驚きの事実がたくさんあります。ぜひ今年のゴールデンウィークは、親子でこの記事を読みながら、昭和というエネルギッシュで不思議な時代にタイムスリップした気分を楽しんでみてください。
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1. 昭和の日ってどんな日?小学生向けの簡単な由来と意味

まずは、昭和の日がどうしてできたのか、そしてどんな意味が込められているのかを、子どもに説明しやすい簡単な言葉で解説していきます。
もともとは「昭和天皇のお誕生日」だった
4月29日が祝日になっている一番の理由は、この日が「昭和天皇のお誕生日」だったからです。昭和という時代は、1926年から1989年まで、なんと64年間も続きました。日本の歴史の中で最も長く続いた元号です。
天皇陛下のお誕生日は、国を挙げてお祝いする「天皇誕生日」という祝日になります。そのため、昭和の時代はずっと4月29日が「天皇誕生日」としてお休みだったのです。今の小学生にとっては令和の天皇誕生日である「2月23日」がお馴染みですが、おじいちゃんやおばあちゃん、そして親御さんの世代にとっては、4月29日こそが春の大きなお祝いの日でした。
「昭和の日」に込められた大切な意味
では、なぜ時代が変わっても4月29日は祝日のまま残っているのでしょうか。それは、昭和という時代が日本にとって「激動の時代」であり、忘れてはいけない大切な歴史がたくさん詰まっているからです。
昭和の前半は、悲しい戦争がありました。日本中が焼け野原になり、食べるものにも困る大変な時代でした。しかし、そこから日本中のみんなが力を合わせて一生懸命に働き、ものすごいスピードで国を立て直していきました。東京オリンピックが開催されたり、新幹線が走るようになったり、テレビや冷蔵庫が各家庭に普及したりと、生活がどんどん便利で豊かになっていった「復興と成長の時代」でもあります。
法律によると、昭和の日の意味は「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来を想う」とされています。これを小学生のお子さんに説明するときは、次のように伝えてみてください。
- 「昔、日本はとても大変な時期があったけれど、みんなで頑張って今の便利な生活を作ってくれたんだよ」
- 「だから昭和の日は、その時の頑張りを思い出して、『これからの日本をどんな国にしていこうか』と考えるための日なんだよ」
今の平和で便利な生活が当たり前ではないこと、昔の人々の努力の上に成り立っていることを感謝する日、それが「昭和の日」なのです。
2. カレンダーの不思議!祝日の名前がコロコロ変わった理由
親御さん世代の中には、「子どもの頃は4月29日って『みどりの日』だったような気がする…」と不思議に思っている方も多いのではないでしょうか。実はその記憶は正解です。4月29日の祝日の名前は、歴史の中で何度か変化しています。このカレンダーの秘密についても解説しましょう。
「天皇誕生日」から「みどりの日」へ
1989年(昭和64年)に昭和天皇が崩御され、新しい「平成」という時代が始まりました。天皇陛下が代わられたため、新しい天皇誕生日(平成の時代は12月23日)が祝日になりました。本来であれば、古い天皇誕生日は祝日ではなくなり、普通の日(平日)に戻ってしまいます。
しかし、ゴールデンウィークの始まりでもある4月29日が平日になってしまうと、連休が減って国民の生活に大きな影響が出てしまいます。そこで、自然や植物をこよなく愛されていた昭和天皇にちなんで、4月29日は「みどりの日」という新しい名前の祝日として残されることになったのです。
「みどりの日」から「昭和の日」へ、そしてお引越し
「みどりの日」として親しまれていた4月29日ですが、次第に「やはり数々の困難を乗り越えて発展した『昭和』という時代そのものを忘れないように、名前を『昭和の日』にしよう」という声が大きくなりました。
そして2007年(平成19年)から、4月29日は正式に「昭和の日」という名前になりました。では、みどりの日は無くなってしまったのでしょうか?
いいえ、安心してください。みどりの日は無くなったのではなく、カレンダーの中を移動したのです。もともとゴールデンウィーク中の5月4日は「国民の休日」という名前の単なるお休みの日だったのですが、ここに「みどりの日」がお引越ししてきました。だから今は、4月29日が「昭和の日」、5月4日が「みどりの日」となっているのです。祝日がお引越しするなんて、なんだか面白いカレンダーの雑学ですよね。
3. 小学生もびっくり!昭和の面白雑学10選

さて、ここからはお待ちかねの「昭和の面白雑学」のコーナーです。今の令和の時代を生きる小学生からすると「えーっ!?信じられない!」と驚くような、昭和の日常風景や常識を10個ご紹介します。ぜひお子さんと一緒に読みながら、「昔はこうだったんだよ」とお話ししてみてください。
雑学1:テレビにリモコンがない!チャンネルは「回す」もの
今のテレビは薄型で、リモコンのボタンを押すか、スマートスピーカーに「テレビをつけて」と話しかけるだけで操作できますよね。しかし、昭和のテレビは分厚い箱型でした。しかも、リモコンなんて便利なものはありません。チャンネルを変えたい時は、テレビのところまで歩いて行き、本体についている丸いダイヤルを「ガチャン!ガチャン!」と力強く回す必要があったのです。
乱暴に回しすぎるとダイヤルが外れてしまったり、親に「テレビが壊れるからもっと優しく回しなさい!」と怒られたりするのは、昭和の子どもたちの「あるある」でした。また、放送されているチャンネルの数も少なく、深夜になるとテレビ番組はすべて終了し、「砂嵐(ザーッという画面)」になっていました。
雑学2:スマホがない時代の連絡は「黒電話」と「公衆電話」
今は小学生でもキッズスマホや見守りケータイを持っている時代ですが、昭和には携帯電話すらありません。友達や好きな人に連絡を取るには、一家に一台置かれている「黒電話」を使うしかありませんでした。この黒電話はボタンを押すのではなく、番号の穴に指を入れて、ストッパーのところまで「ジーーーコ」と回してダイヤルします。
外出先から電話をかける時は「公衆電話」が大活躍しました。緑色や赤色をした電話機が街のあちこちにあり、10円玉を入れて電話をかけます。お小遣いの10円玉を握りしめて、友達の家に電話をかけるのはドキドキする体験でした。また、好きな子の家に電話をかけて、お父さんが出た時の緊張感は凄まじいものがあったそうです。
雑学3:駅の改札には「切符を切る」駅員さんが立っていた
電車に乗る時、今は交通系ICカード(SuicaやPASMOなど)を改札機に「ピッ」とタッチするだけですね。しかし、昔の駅には自動改札機がありませんでした。代わりに何があったかというと、改札口のボックスに駅員さんが立っていたのです。
乗客は紙の切符を駅員さんに渡し、駅員さんは「改札鋏(かいさつきょう)」というハサミのような道具で、切符の端にカチャッと小さな切り込み(パンチ)を入れていました。朝の通勤ラッシュの時など、駅員さんは目にもとまらぬ速さで「カチカチカチッ!」とリズミカルに音を立てながら、次々と切符を切っていく職人技を見せていました。あのカチカチという音は、昭和の駅の風物詩です。
雑学4:土曜日も学校があった!?「半ドン」という言葉
今の学校は土曜日と日曜日がお休み(週休二日制)ですが、昭和の時代は土曜日も学校がありました。ただし、お昼までの午前中だけで授業が終わります。このように、土曜日の午前中だけ学校や仕事をすることを、当時は「半ドン」と呼んでいました。(オランダ語で日曜日を意味する「ゾンターク」の半分だから、など由来には諸説あります)
土曜日のお昼に学校から帰ってきて、お母さんが作ってくれたチャーハンや焼きそばを食べながら、テレビで「吉本新喜劇」やバラエティ番組を見るのが、当時の子どもたちの最高に幸せな時間でした。
雑学5:音楽はスマホではなく「カセットテープ」で聴く
好きな音楽を聴きたい時、今は音楽配信アプリを使えば一瞬で再生できます。しかし、昭和の時代は「レコード」や「カセットテープ」というものが主流でした。カセットテープは小さなプラスチックの箱の中に磁気テープが巻かれているものです。
聴きたい曲を飛ばす機能はないので、「早送り」ボタンを押して「この辺りかな?」と勘で止めるしかありませんでした。また、A面とB面という裏表があり、片面が終わったらカセットを取り出して裏返してセットし直す必要がありました。テープがラジカセの中で絡まってしまい、六角形の鉛筆を穴に突っ込んでクルクルと回して直したのも、今では笑える思い出です。
雑学6:夏の教室にエアコンがない!冬は「だるまストーブ」
最近は猛暑が続くため、小学校の教室にもエアコンが完備されているのが当たり前になりました。しかし、昭和の学校にはエアコンなんてありません。真夏でも窓を全開にして、下敷きをうちわ代わりにパタパタとあおぎながら、汗だくで授業を受けていました。
逆に冬は、教室の真ん中に大きな「だるまストーブ(石炭や灯油で燃やすストーブ)」がドンと置かれていました。ストーブの当番に選ばれた生徒は、朝早くから火をつける準備をしなければなりません。給食の時間になると、このストーブの上に牛乳の瓶を並べて温かくして飲むのが楽しみの一つでした。
雑学7:給食に「ご飯」が出ない!?主役はパンとソフト麺
今の給食はご飯(お米)が中心で、カレーライスやビビンバなどメニューも豊富ですね。しかし、昭和の給食は「パン」が主役でした。大きくてパサパサとした「コッペパン」が毎日のように出て、マーガリンやジャムを塗って食べていました。たまに出る、パンを油で揚げて砂糖をまぶした「揚げパン」は、子どもたちにとってご馳走で大人気メニューでした。
もう一つの人気メニューが「ソフト麺」です。ビニール袋に入ったうどんのような柔らかい麺を、半分に割ってミートソースやカレーシチューに入れて食べます。また、昭和の初期には「鯨(くじら)の竜田揚げ」も定番メニューとしてよく出ていました。
雑学8:100円で大金持ち気分!子どもたちの楽園「駄菓子屋」
学校が終わると、子どもたちはコンビニではなく、近所にある「駄菓子屋」に走りました。駄菓子屋には、おばちゃんやおじちゃんがいて、お店の中には色とりどりのお菓子やおもちゃが所狭しと並んでいました。
当時の物価は今よりずっと安く、10円や20円で買えるお菓子がたくさんありました。きなこ棒、粉末ジュース、よっちゃんイカ、酢こんぶなどなど。100円玉を一枚持っていけば、袋いっぱいにたくさんのお菓子が買えたのです。お店の前には10円玉を入れて遊ぶパチンコのようなゲーム機があり、子どもたちの最高の社交場になっていました。
雑学9:ゲーム機がない時代の遊びは「体と頭」を使う
「ファミコン」などの家庭用テレビゲーム機が登場したのは、昭和の終わりの方です。それ以前の子どもたちは、外で遊ぶのが当たり前でした。
地面に丸を描いて行う「陣取りゲーム」や、厚紙で作られたカードを地面に叩きつけて相手のカードを裏返す「メンコ」、手先の器用さが試される「あやとり」や「おはじき」、女の子たちの間で大流行した「ゴム跳び」など、道具がなくても自分たちでルールを作って、夕焼けのチャイムが鳴るまで泥だらけになって遊んでいました。想像力と体力を使った、とても健康的な遊びがたくさんありました。
雑学10:新幹線の中に「食堂」があった
昭和39年(1964年)、東京オリンピックの開催に合わせて開業した東海道新幹線(0系)は、日本の技術の結晶であり憧れの乗り物でした。当時の新幹線には、なんと車内に「食堂車」という車両が連結されていたのです。
自分の座席から食堂車に移動し、テーブルクロスが敷かれた席に座って、窓の外をものすごいスピードで流れていく景色(富士山など)を見ながら、カレーライスやハンバーグ、サンドイッチなどを食べることができました。まるで走るレストランのようなワクワクする体験で、当時の子どもたちにとって新幹線の食堂車でご飯を食べることは、特別なイベントだったのです。
4. 親子で楽しむ!昭和の日の素敵な過ごし方

ここまで昭和の日の由来や面白雑学をご紹介してきましたが、せっかくの祝日です。この日をきっかけにして、親子でさらに昭和を満喫する過ごし方をいくつかご提案します。
おじいちゃん・おばあちゃんにインタビューしてみよう
昭和の時代を一番よく知っているのは、身近にいるおじいちゃんやおばあちゃんです。「子どもの頃はどんな遊びをしてたの?」「テレビはダイヤル式だったって本当?」と、電話や直接会ってインタビューしてみてください。きっと、インターネットには載っていないような、ご家族ならではの面白くて温かいエピソードがたくさん聞けるはずです。
昭和の遊びや駄菓子に挑戦してみよう
最近は大型ショッピングモールの中にも、昔ながらの駄菓子屋さんを再現したお店が入っていることがあります。そこでお子さんと一緒にお小遣いを決めて、駄菓子を買ってみるのはいかがでしょうか。また、100円ショップなどでコマ、けん玉、お手玉、あやとりなどを買ってきて、家族みんなでテレビやスマホを消して遊んでみるのも、新鮮でとても楽しいですよ。
昭和レトロを体験できるテーマパークや博物館へお出かけ
全国各地には、昭和の街並みを再現した博物館やテーマパークがあります。例えば、西武園ゆうえんちの「夕日の丘商店街」や、大分県内にも昭和の町を再現した観光スポット(豊後高田市の昭和の町など)があります。実際にレトロな看板や建物、古い車などを見ることで、子どもたちもまるでタイムスリップしたかのような体験ができ、歴史への興味が深まることでしょう。
まとめ:昭和の日をきっかけに、今の便利さに感謝しよう
「昭和の日」は、ただのゴールデンウィークの1日のお休みではありません。日本中のみんなが一生懸命に働き、何もない焼け野原から今の便利で平和な国を作り上げてくれた、とてもエネルギーに満ちた時代を振り返る大切な日です。
スマートフォンでいつでも誰とでも繋がれること、夏は涼しく冬は暖かい教室で勉強できること、美味しい給食をお腹いっぱい食べられること。今のお子さんたちが「当たり前」だと思っている生活は、昭和の時代を頑張って生きた人々からのプレゼントのようなものです。
今年の昭和の日は、ぜひ親子で「昔の日本ってすごかったんだね」「今はとても便利でありがたいね」と語り合いながら、有意義で楽しい休日を過ごしてみてくださいね。
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