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晴れブロ そわかの子育て・教育応援ブログ

子育てに悩むすべての方へ、元小学校教員:晴田そわかからのメッセージ💌

小学校低学年のバタ足練習!ビート板を使って楽しく正しいフォームを身につけるコツ

※当ブログではプロモーションを利用しています

こんにちは。晴田そわかです。

今回の記事では《小学校低学年のバタ足練習!ビート板を使って楽しく正しいフォームを身につけるコツ》について紹介させて頂きます。

 

 

 

小学校低学年のバタ足練習!ビート板を使って楽しく正しいフォームを身につけるコツ

プールの授業で「けのび」ができるようになったら、次に立ちはだかる大きなステップが「バタ足」です。元小学校教員として10年間子どもたちのプール指導をしてきた中で、バタ足で苦戦する子どもたちの姿を数え切れないほど見てきました。

「一生懸命に足を動かしているのに、なぜか前に進まない」「バシャバシャと大きな水しぶきは上がるけれど、体は沈んでしまう」。保護者の方も、お子さんのそんな姿を見て、どうアドバイスすれば良いのか迷ってしまうことが多いのではないでしょうか。バタ足は、ただやみくもに足を動かせば進むものではありません。足の付け根からしなやかに動かす感覚や、足の甲でしっかりと水を捉える技術が必要です。

今回の記事では、バタ足が進まない原因を根本から紐解き、ビート板を使った正しいフォームの身につけ方を詳しく解説します。水泳への苦手意識を持たせず、子どもが「自分で進めた!」という達成感を味わえるような声かけや、具体的な練習ステップを余すことなくお伝えします。

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なぜバタ足が進まないの?低学年がつまずく4つの大きな原因

子どもがバタ足で進めないとき、そこには必ず明確な理由があります。まずは、どの原因にお子さんが当てはまるのかを観察し、的確なサポートにつなげていきましょう。

原因1:膝が曲がりすぎている(自転車こぎ)

最も多く見られるのがこのケースです。前に進みたいという思いが強すぎるあまり、陸上で走るように膝を大きく曲げて、自転車のペダルをこぐような動きになってしまいます。水中で膝を大きく曲げると、太ももの前側に強烈な水の抵抗を受け、ブレーキをかけながら泳いでいるのと同じ状態になってしまいます。結果として、体力が奪われるだけで全く前に進みません。

原因2:足首が硬く、足の甲で水を押せていない

バタ足の推進力は、足の甲で水を後ろに押し出すことで生まれます。しかし、足首にギュッと力が入って直角(足首が曲がった状態)になっていると、水が足の甲から逃げてしまい、水を切るだけの動きになります。バレリーナのように足のつま先をピンと伸ばし、リラックスして足首をムチのようにしならせることが必要です。

原因3:腰が沈んでしまっている(姿勢の崩れ)

ビート板を持っている安心感から、あごが上がり、前や周りをキョロキョロと見てしまうことがあります。頭が上がると、物理的な法則により腰と下半身は必ず沈みます。腰が沈んだ状態でいくらバタ足をしても、水面に向かって蹴り上げる形になるため、前に進む力にはなりません。「けのび」の姿勢と同じく、体が水面に対して真っ直ぐ平行になっていることが大前提です。

原因4:水面を叩きすぎている(空振り)

「バシャバシャと大きな音を立てれば進む」と勘違いしているお子さんも多くいます。足が水面から完全に出てしまい、空中で足を動かしてから水面を叩きつけている状態です。推進力は水の中で水を押し出すことで生まれるため、足が水面から出すぎてしまうと空振りになり、エネルギーの無駄遣いになってしまいます。

ビート板の正しい選び方と基本の持ち方・姿勢

ビート板は、浮力を助けてくれる素晴らしいアイテムですが、持ち方や姿勢を間違えると逆効果になります。まずは正しい準備を整えましょう。

低学年に適したビート板の持ち方

ビート板には様々な持ち方がありますが、小学校低学年でバタ足を練習する際は、以下の持ち方が最も姿勢を崩しにくく、安定します。

  • 端を軽く握る: ビート板の手前側の端(カーブしている部分)に親指を下、その他の指を上にして軽く手を添えます。力を入れてギュッと握りしめると肩に力が入り、体が沈みやすくなります。
  • 腕を真っ直ぐ伸ばす: 肘が曲がってビート板にお腹が乗ってしまうと、腰が反って足が沈みます。腕はスーパーマンのように真っ直ぐ前に伸ばし、ビート板と体の間に適度な距離を保ちます。
  • あごを水につける: ビート板の上に顔を乗せるのではなく、あごを水面ギリギリにつけるか、水の中に入れて前を見るようにします。これにより、体が真っ直ぐな状態を保てます。

水をしっかり捉える!段階別・バタ足上達ステップ

原因と正しい姿勢を理解したら、いよいよ実践です。いきなり泳がせるのではなく、スモールステップを踏んで「正しい足の動かし方」を体に染み込ませていきます。

ステップ1:陸上やプールサイドでの座りバタ足

まずは水の抵抗がない場所で、足の付け根から動かす感覚を養います。

  1. プールサイドに浅く腰掛け、両手を後ろについて体を支えます。
  2. 足を真っ直ぐに伸ばし、つま先も軽く伸ばします(力を入れすぎない)。
  3. 膝を少しだけ曲げながら、足の付け根(股関節)から上下に足を動かします。
  4. 水面を足の甲でトントンと優しく叩くようにリズムよく動かします。
先生・保護者の声かけ例

「足の付け根から、長いムチを振るみたいに動かしてごらん!膝は少しだけ柔らかくしておくのがポイントだよ。」

指導のポイント

自転車こぎになっていないか、足首が硬くなっていないかをここでチェックします。足の親指同士が軽く触れ合うくらい内股気味にすると、足の甲全体で水を捉えやすくなります。

ステップ2:プールの壁につかまっての伏し浮きバタ足

次は水の中に入り、正しい姿勢を保ちながら足を動かす練習です。

  1. プールの壁(または手すり)を両手で軽く持ちます。
  2. 息を吸って顔を水につけ、体を真っ直ぐに浮かばせます(けのびの姿勢)。
  3. 体が真っ直ぐ浮いた状態から、ゆっくりとバタ足を開始します。
  4. 大きく水しぶきを上げるのではなく、水の中でお湯を沸騰させるような細かい泡を立てるイメージで動かします。
先生・保護者の声かけ例

「足は水の中から出しすぎないで、ボコボコってお湯が沸くみたいな泡を作ってみよう!」

ステップ3:ビート板を使った「けのびバタ足」

いよいよビート板の登場です。初めは息継ぎをせず、息が続くところまでバタ足で進むことに集中します。

  1. ビート板を正しく持ち、壁を強く蹴って「けのび」の姿勢を作ります。
  2. けのびの勢いが落ちてきたら、顔を水に入れたままバタ足を開始します。
  3. 腰が下がらないように気をつけながら、足の甲で水を後ろに押し出します。
  4. 息が苦しくなったらその場で立ちます。
先生・保護者の声かけ例

「ロケットみたいにピーンと伸びたまま、足の甲でお水を後ろにバイバイって押してみてね!」

サポートのポイント

お子さんが進まない場合は、指導者が少し前を歩きながら「ここまでおいで!」と目標地点を作ってあげると、モチベーションが上がります。また、腰が沈む場合は、そっとお腹の下に手を入れて姿勢を真っ直ぐにしてあげる補助も効果的です。

よくある質問(Q&A)

バタ足の指導中に直面しやすいトラブルとその解決策をまとめました。

どうしても膝が大きく曲がって自転車こぎになってしまいます。
膝を意識しすぎている可能性があります。その場合は、「膝を伸ばして!」と言うよりも「太ももから動かして」「足の付け根から動かして」と、動かす起点を変える声かけをしてみてください。また、足首に力が入っていると連動して膝も曲がりやすくなるため、足首をリラックスさせることも同時に意識させましょう。
息継ぎをすると足が止まって沈んでしまいます。
息継ぎをしようと顔を上げた瞬間、体が立ち上がり、水の抵抗を全身で受けてしまうためです。初期の練習では、息継ぎの動作を無理に教える必要はありません。まずは息が続く範囲(5〜10メートル)で「顔をつけたまま進む」ことを反復し、推進力を得られるようになってから息継ぎの練習(顔を少しだけ上げて前を見る練習など)に移行するのがベストです。
足の甲で水を蹴る感覚がわからないようです。
陸上で、お子さんがうつ伏せに寝転がった状態になり、保護者の方が足の甲に手のひらを当てて「ここを押し返してみて」と力を入れさせる遊びをしてみてください。「あ、ここを使って水を押すんだな」という感覚を、筋肉に直接覚えさせることができます。
 
 

まとめ:焦らず、正しいフォームの定着を最優先に

バタ足は、水泳の土台となる非常に重要なスキルです。早く25メートルを泳がせたいという気持ちから、フォームが崩れたまま無理やり距離を伸ばそうとすると、後々クロールを習う際に大きな壁にぶつかってしまいます。

低学年のお子さんにとっては、自分の足が水をしっかりと捉え、前へ進んでいく感覚を掴むこと自体が大きな挑戦であり、喜びです。「前より水しぶきが小さくなって上手になったね!」「足がピーンと伸びていてかっこいいよ!」など、具体的な成長ポイントを見つけて褒めてあげることで、子どもは自信を持って水の中を進んでいけるようになります。

今回の記事でご紹介した原因の分析とステップ別のアプローチを活用し、ぜひお子さんと一緒に、楽しくバタ足のマスターを目指してください。

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