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晴れブロ そわかの子育て・教育応援ブログ

子育てに悩むすべての方へ、元小学校教員:晴田そわかからのメッセージ💌

プールで体が沈んでしまう小学生へ!「けのび」が驚くほど伸びるお腹の引き締め方

※当ブログではプロモーションを利用しています

こんにちは。晴田そわかです。

今回の記事では《プールで体が沈んでしまう小学生へ!「けのび」が驚くほど伸びるお腹の引き締め方》について紹介させて頂きます。

 

 

 

 

プールで体が沈んでしまう小学生へ!「けのび」が驚くほど伸びるお腹の引き締め方

小学校の体育のプールの授業が始まると、「水に浮けない」「体が沈んでしまう」という悩みを抱える子どもは非常に多いです。元小学校教員として10年間、夏のプールサイドに立ち続けて多くの小学生を指導してきましたが、体が沈んでしまう最大の原因は、実は筋力不足ではなく、「姿勢」と、その姿勢を保つための「お腹の緩み(体幹の意識不足)」にあります。

以前の記事では、水の抵抗を減らす理想の姿勢「ストリームライン」の概念と、陸上での基本的な姿勢作りについて解説しました。今回は、そのストリームラインを水中でも完璧に維持し、少ない力で驚くほど遠くまで伸びて進めるようになるための、「お腹の引き締め方(体幹の意識)」に焦点を当てます。

体が沈んでしまう小学生の多くは、真っ直ぐ伸びようとするあまり、逆に腰が反ってしまったり、力が入りすぎてお腹が緩んでしまったりしています。教員経験に基づく物理的な視点と、子どもがゲーム感覚で取り組める具体的な陸上練習法、プールでの実践スモールステップ、そして魔法の声かけまでを一挙に公開しますので、ぜひプールやご家庭でのサポートに活用してください。

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なぜお腹(体幹)を引き締めると浮くの?物理的な理由

「お腹を引き締めて!」と言われても、子どもには何のことかピンと来ません。なぜお腹が緩むと沈み、引き締めると浮くのか、その仕組みを子どもに分かりやすく説明しましょう。

お腹が緩む=腰が反る=下半身が沈む

真っ直ぐ伸びようとする意識はあるものの、お腹の力が抜けていると、人間の体は自然と腰が反ってしまいます。腰が反ると、体は「くの字」に変形します。水泳において、水の抵抗はスピードの3乗に比例して大きくなるため、少しでも姿勢が崩れると、スピードが出れば出るほど強烈なブレーキを受けることになります。お腹が緩んで腰が反った「くの字」姿勢は、まさにブレーキをかけながら泳いでいる状態であり、下半身が深く沈み込んでしまいます。お腹(体幹)をギュッと凹ませて、体の中に一本の太い芯が通っているような感覚を持つことで、全身が真っ直ぐになり、抵抗が激減します。

自宅でできる!お腹を引き締める陸上トレーニング

プールでの実践の前に、まずは恐怖心も水の抵抗もない陸上で、お腹を引き締める感覚を完璧に脳と筋肉に覚えさせましょう。

ステップ1:陸上での壁を使った姿勢チェック

まずは、立った状態で自分の体がお腹で真っ直ぐになっているかを確認します。

  1. 壁に背中をつけて立ちます。
  2. 後頭部、肩甲骨、お尻、かかとの4点を壁にピタッと接地させます。
  3. 両腕を真っ直ぐ上に伸ばし、重ね合わせます(指先は重ねず、手のひらを重ねる)。この時、二の腕で両耳を挟むように意識します。
  4. お腹をギュッと凹ませて、背中と壁の隙間をなくす意識を持ちます。
魔法の声かけ例

「ロケットみたいに!体の中に一本の太い芯が入っているみたいに、ピシッと伸びてみよう!」

ステップ2:陸上での床練習

実際の水泳と同じ「うつ伏せ」の姿勢で、床と平行に真っ直ぐ伸び、お腹を凹ませる感覚をマスターします。

  1. ヨガマットや布団の上にうつ伏せになります。顔は完全に下を向け、顎を引きます。
  2. 両腕を前に真っ直ぐ伸ばし、重ね合わせて二の腕で耳を挟みます。手先から足先まで一直線になるように全身を伸ばします。
  3. 保護者(コーチ役)は、横から見て「後頭部・肩・お尻・かかと」が床と平行な一本の線になっているかを確認します。
魔法の声かけ例

「お腹をギュッと凹ませて!床とお腹の間に紙が1枚入るくらい、お腹を凹ませて浮かせる意識を持って!スーパーマンみたいにかっこよく伸びるよ!」

指導のポイント

この陸上練習で「お腹に力を入れる(凹ませる)」感覚を掴むことが、水中での腰の反りを防ぐ鍵になります。不自然な動作なく、真っ直ぐ伸び、お腹を引き締めることに集中させてください。

 

 

プールでの実践!陸上の感覚を水中へ

陸上で覚えたお腹を引き締める感覚を、いよいよ水中でのけのびの実践に繋げます。焦らずスモールステップで進みましょう。

ステップ3:水中での完璧な「けのび」練習

陸上で覚えた姿勢を、いよいよ水中での実践です。壁を蹴らずに、姿勢だけで浮く感覚を掴みます。

  1. プールの浅い場所で、まずは壁を持たずに真っ直ぐなけのび姿勢をとり、その場ですんなりと浮く練習をします(立ちけのび)。この最中、常に「お腹を凹ませて浮かせる」感覚を意識させます。
  2. 上手に浮かぶ感覚が掴めたら、壁を蹴る「けのび」に挑戦します。壁を強く蹴りすぎず、姿勢を整えることに集中させます。
  3. 壁を蹴った後、心の中で「1、2、3」と数える間は、足を完全に閉じて静止する時間を必ず作らせてください。この「伸び(グライド)」の時間に一番前に進みます。
魔法の声かけ例

「蹴った後は慌てないで、心の中で『1、2、3』と数えて、ロケットの姿勢でスーッと進むのを待とう!」

よくある質問(Q&A)

けのび習得やお腹の引き締めにおいて、保護者の方からよく寄せられる疑問にお答えします。

お腹を引き締めると、どうしても全身に力が入ってカチコチになります。
「お腹を引き締める」ことと「全身に力を入れる」ことは別です。お腹(特に下腹部)には力を入れつつ、肩や首の力は抜く必要があります。まずはステップ1の壁姿勢チェックで、お腹だけを凹ませる感覚を練習してみてください。プールでは「お腹はロケットの硬い芯、肩はクラゲみたいに柔らかく」と伝えると良いでしょう。
お腹を凹ませると、苦しくて息を止めてしまいます。
肺の中に空気がたくさんある方が浮きやすいため、けのびの最中は息を止める(または、極めて細く吐き続ける)のが正解です。「ンーーー」と強く吐きすぎると、肺の空気がなくなり、体が沈む原因になります。水面に出る直前だけ「パッ」と吐くように声をかけてあげてください。Q&A
練習してもなかなか浮けるようになりません。どうしたらいいでしょうか?
焦る必要はありません。水への恐怖心が強いと、力みが取れず浮けなくなります。お風呂の浴槽で、まずは顔をつける練習や、仰向けで耳まで水につかる練習から始めてみてください。恐怖心を取り除くには「水に身を委ねても大丈夫」という成功体験が必要です。保護者が背中とお腹を優しく支えて「絶対に離さないからね」と声をかけ、リラックスさせる環境を作ることが一番のサポートになります。

まとめ:お腹の引き締めが「浮く」「伸びる」の鍵。陸上練習から始めよう

小学校の水泳学習において、体が沈んでしまう悩みの多くは、物理的な水の抵抗への対応力、つまり姿勢と、その姿勢を保つためのお腹の引き締め(体幹の意識)で解決できます。「浮きたい!」という焦りから力が入ってしまう子どもにとって、「力を抜くこと」や「滑る時間を待つこと」は不安に感じるかもしれませんが、お家のお部屋の中で、落ち着いて自分の体の軸に向き合える陸上トレーニングこそが、プールでの自信に繋がります。

練習の際は、「もっと速く!」という声かけを一旦お休みし、「しっかり伸びて!」「お腹を引き締めて待って!」という言葉をかけてあげてください。お子さんが力みから解放され、優雅でスピード感のある「けのび」をマスターできることを願っています。前回の記事と合わせて、ぜひご活用ください。

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