こんにちは。晴田そわかです。
今回の記事では《小学生にオンライン英会話を嫌がらせないコツ|継続できる工夫とは?》について紹介させて頂きます。
- 1. はじめに:オンライン英会話を「嫌がる」子、実は多い?
- 2. 小学生がオンライン英会話を嫌がる主な理由とは?
- 3. 「嫌がらない子」の家庭にある4つの工夫
- 4. 楽しく続けるためのアイデア10選
- 5. それでもイヤがるときの対処法
- 6. 続けるほど見えてくる!オンライン英会話の成果
- 7. まとめ:大事なのは「嫌がらせない工夫」より「楽しさの共有」
1. はじめに:オンライン英会話を「嫌がる」子、実は多い?
「最初は楽しそうにしてたのに、2〜3回で『もうやりたくない!』って言い出して…」
「オンライン英会話ってよさそうだと思って始めたけど、毎週嫌がってバトルになる」
そんなお悩み、実はかなり多いんです。
近年、小学生の英語学習のスタートがどんどん早まる中で、「オンライン英会話」は便利で効果的な選択肢として注目されています。送り迎え不要、マンツーマン指導、好きな先生を選べるなど、メリットもたくさん。
…なのに、なぜか子どもが嫌がってしまう。
実はこれ、珍しいことではありません。むしろ、子どもが英語に慣れる前の「最初の壁」として、多くの家庭が経験することなんです。
この記事では、「どうすれば小学生がオンライン英会話を嫌がらず、楽しく続けられるのか?」をテーマに、具体的な原因や解決のヒントをたっぷりご紹介します!
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2. 小学生がオンライン英会話を嫌がる主な理由とは?
まずは「なぜ嫌がるのか?」を知ることが、対策の第一歩です。子どもたちがオンライン英会話を嫌がる理由は、実はとても“子どもらしい”ものばかり。いくつか代表的な理由を見ていきましょう。
英語がわからない・聞き取れない不安
最初から外国人の先生に英語で話しかけられたら…大人でも緊張しますよね。子どもはさらに、「何言ってるの?」「どう返せばいいの?」と混乱してしまうことも。
英語が「勉強」ではなく「会話」で入ってくるので、構えすぎてしまう子もいます。聞き取れないことが続くと、「自分には無理」と感じてしまうのです。
恥ずかしい・間違えるのが怖い
小学生は「人からどう見られるか」に敏感な時期です。間違えるのが恥ずかしい、発音を笑われたくない、知らない外国人と話すのが緊張する…そんな気持ちが「イヤ!」に繋がることも。
特に几帳面なタイプや、完璧主義な子ほどその傾向があります。
ゲームやYouTubeの方が楽しい
これはシンプルですが、強力な理由です。レッスンの時間が、子どもにとって「遊びや自由時間とぶつかっている」と、どうしても「めんどくさい」「やりたくない」と感じやすくなります。
「なんで好きなことを我慢してまでやらなきゃいけないの?」という感覚ですね。
毎週同じ時間がしんどい(疲れている)
学校や習い事で忙しい平日。放課後のオンライン英会話に、体も心も疲れていて乗り気になれない日もあります。特に慣れないうちは、30分のレッスンでも大きな負担になってしまうことも。
3. 「嫌がらない子」の家庭にある4つの工夫
それでは逆に、「うちの子、ずっとオンライン英会話を楽しんでるよ!」というご家庭では、どんな工夫をしているのでしょうか?
実際の保護者の声や成功事例から見えてきた共通点は、次の4つです。
小さな「できた!」を褒めて伸ばす
たとえ「Hello」と言えただけでも、しっかり褒めること。
「英語を話せる=すごいこと」と感じてもらうことで、子どもの自信がぐんと育ちます。最初のハードルを下げて、「できた→嬉しい→またやりたい!」のサイクルを作ることがカギ。
「今日は“Good morning”ってちゃんと言えたね!」と具体的に声をかけてあげると、より効果的です。
子どもにあった先生を選ぶ(明るい先生が好き?日本語OK?)
オンライン英会話では、先生を自分で選べるスクールがほとんど。
子どもの性格によって、「テンション高めの明るい先生が合う」「日本語を少し話せる先生が安心」など、相性はさまざまです。
何人か体験させてみて、子どもが自然に笑っている先生を選ぶのが◎。無理にネイティブにこだわる必要もありません。
無理にやらせない、でも習慣化する
子どもが嫌がっているときに「やりなさい!」と押し付けてしまうと、英語自体が嫌いになってしまうことも…。
かといって、毎回「やる・やらない」で揉めてしまうのもつらいですよね。
おすすめは、曜日と時間を固定して「○曜日は英語の日」と決めること。習慣にしてしまえば、ぐっとハードルが下がります。
「学習」より「遊び」に近づける工夫
英語の絵本を読んだり、英語の歌を一緒に歌ったり。レッスンの前後に“遊び”の時間として英語を楽しむ工夫をしているご家庭は多いです。
「英語=楽しい」と思えるような環境づくりが、子どものモチベーションを支えます。
4. 楽しく続けるためのアイデア10選
ここからは、実際に「うまくいっているご家庭」が取り入れているアイデアを10個ご紹介します。すべて取り入れなくてもOK。お子さんの性格や生活スタイルに合いそうなものから、ぜひ試してみてくださいね。
レッスン前に英語のアニメを観る
子どもの頭を「英語モード」に切り替えるのに効果的です。『Peppa Pig(ペッパピッグ)』『Dora the Explorer(ドラえもんみたいな冒険番組)』など、英語初心者向けのアニメはたくさんあります。
お気に入りのキャラと一緒に英語の世界に入れば、抵抗感がグッと減ります。
レッスン後に「スタンプカード」やシールでごほうび
小学生は目に見える“ごほうび”が大好き。レッスン1回ごとにスタンプやシールを貼っていくと、「あと3回でごほうびだ!」とやる気アップに。
満タンで好きなアイスを買ってもらえる、などプチご褒美で十分です。
自分専用の英語ノートや名前ステッカーを作る
「これは私の英語ノート!」という“専用感”が、子どものモチベーションに火をつけます。ノートに好きなキャラクターや名前入りのステッカーを貼って、自分だけの「英語グッズ」を用意するのも◎。
勉強感より“遊び心”をくすぐるのがポイントです。
英語であいさつする時間を毎日作る(家族で)
朝の「Good morning!」や、帰宅時の「How was your day?」など、1日1回でもいいので、家族で英語を交わす時間を作ってみましょう。
「レッスンだけ英語」ではなく、日常に自然と混ぜていくことで、子どもにとって英語が“普通のこと”になっていきます。
英語アプリ・ゲームで遊ぶ時間を作る
遊びながら学べる英語アプリは、小学生との相性抜群!
例えば『Lingokids』や『Fun English』などは、歌やゲーム、パズル形式で学べる人気アプリ。無理に「勉強させる」よりも、「英語で遊ぶ」を意識しましょう。
お気に入りのぬいぐるみと一緒にレッスン
恥ずかしがり屋な子には、“心の支え”があると安心します。
好きなぬいぐるみやキャラクターをそばに置いて、「この子も一緒にレッスンするよ!」と声をかけるだけで、子どもの気持ちが和らぐことも。
週1回ではなく、週2〜3回短めで
実は、週1回30分よりも、週3回10分ずつの方が効果的という声も。慣れるまでの間は「短く・回数多く」が◎。
習慣化にもつながるので、続けやすさがグンと上がります。
レッスンの録画を家族で見て「上手だったね!」
録画できるスクールなら、ぜひ後で一緒に見返してみてください。
「このときの笑顔、かわいい!」「ここ、ちゃんとYesって言えてるよ!」と褒められることで、子ども自身も“できてる”実感を持てます。
自己肯定感が上がると、「またやってみよう」という気持ちが芽生えます。
先生からのコメントを一緒に読む
多くのオンライン英会話スクールでは、レッスン後に先生からコメントやアドバイスが届きます。
「〇〇ちゃんは今日“I'm fine.”がとても上手に言えました!」など、子どもに伝えてあげるだけでもモチベーションUPに。
英語のままなら、一緒に訳して読む時間も「親子の英語時間」に変わります。
毎月「今月の英語チャレンジ表」を作る
「今月は“Good morning”を10回言う」「好きな動物を英語で3つ言う」など、小さなチャレンジを親子で決めて、表にして壁に貼っておくのも楽しいですよ。
目標が明確になり、「達成感」が英語への前向きな気持ちにつながります。
5. それでもイヤがるときの対処法
いろいろ工夫しても、どうしても乗り気じゃない…。そんなとき、無理に続けるのは逆効果になってしまうこともあります。
無理に続けず、一度お休みするのもアリ
子どもは体調や心の状態に左右されやすいもの。
「今は英語よりも、学校のことや他の習い事で手いっぱい」という場合は、思いきって一度お休みしてみるのも立派な選択肢です。
大人と違って、1ヶ月休んだからといって取り返しがつかないわけではありません。むしろ、**「やりたくなったときに戻ってこれる場を用意する」**ことが大切です。
日本人講師への変更を試す
「いきなり外国人の先生は緊張してしまう」
そんな子には、日本人講師からスタートするのも◎。
最初の壁を乗り越える“橋渡し役”として、日本語が通じる先生とのレッスンは大きな安心になります。徐々に英語オンリーの先生に移行するというステップもありです。
スクール変更も視野に(体験レッスンを複数比較)
子どもとの相性は、先生だけでなく、スクールの方針や教材にも影響されます。もし「どうしても楽しめない」と感じたら、思いきって他のスクールも試してみましょう。
今は無料体験を何度でもできるスクールが多いので、3社以上試して「ここなら大丈夫そう」と思えるところを選ぶのがベストです。
6. 続けるほど見えてくる!オンライン英会話の成果
「このまま続けて意味あるの?」
そんなふうに思ってしまう日もありますよね。
でも、オンライン英会話は【続けた先にこそ見えてくる成果】があります。実際に多くの保護者が感じている“変化”はこんなものです。
英語を聞き取れるようになってくる
最初は「何言ってるかわからない」状態でも、数ヶ月後には先生の言うことが少しずつ分かるようになってきます。
耳が英語に慣れてくるんですね。これが“リスニング力”の土台になります。
外国人への抵抗感がなくなる
自然な会話を繰り返す中で、「外国人と話す=特別なこと」ではなくなります。
これは将来、海外旅行や国際交流の場でも大きな財産に!
小学生のうちに「英語=こわくない」「話せば通じる」と実感できるのは、とても貴重な体験です。
英検やスピーキングテストで成果が出る
英検Jr.や英検のスピーキングパートで、「普段から英語を話している子」の伸びは目覚ましいです。
実践力を鍛えられるのは、やはりオンライン英会話の強みですね。
7. まとめ:大事なのは「嫌がらせない工夫」より「楽しさの共有」
子どもがオンライン英会話を嫌がるのは、ごく自然なこと。
だからこそ、「どうしたら楽しんでくれるかな?」と一緒に考えていく姿勢が大切です。
無理にやらせるのではなく、一緒に笑ったり、褒めたり、喜んだりしながら、「英語って楽しいね!」と共有していくこと。
それが、何よりのモチベーションになります。
小学生のうちは、「英語が話せるようになる」よりも、「英語って楽しいな」と感じることが一番大事。
それさえ育てば、子どもは自然と、英語を学び続けていきますよ。
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