
こんにちは。晴田そわかです。
今回の記事では《【決定版】小学生の人権作文テーマ50選!書きやすい題材を一覧で紹介》について紹介させて頂きます。
- はじめに
- 人権作文のテーマ選びのコツ|「難しく考えない」が正解
- 【学校・友達】身近な出来事から探すテーマ10選
- 【家族・兄弟】家の中の「ありがとう」を探すテーマ10選
- 【街・社会】生活の中で見つけた「気づき」テーマ10選
- 【ネット・未来】高学年におすすめの社会派テーマ10選
- 【自分自身】自分の心と向き合うテーマ10選
- 人権作文がスラスラ書ける!おすすめの構成テンプレート
- まとめ:人権作文は「優しさ」に気づくチャンス
はじめに
「人権作文」と聞くと、大人でも少し身構えてしまいますよね。 「何を書けばいいの?」「難しそう…」と悩み、原稿用紙の前で固まってしまうお子さんは多いものです。
また、指導する保護者や先生方も「どうアドバイスすれば、子どもの思いを引き出せるだろうか」と迷われることでしょう。
でも、大丈夫です。「人権」は決して遠い国の難しい話ばかりを指すのではありません。 友達への「ありがとう」や、日々の生活で感じる「モヤモヤ」。 そんな身近な**「優しさ」や「心の動き」**こそが、最高の人権作文の種になります。
この記事では、元小学校教員の視点から、子どもたちが**「これなら書ける!」「書いてみたい!」**と思えるテーマを50個厳選しました。
学校、家庭、社会など5つの切り口から、お子さんの体験に重なるものがきっと見つかるはずです。 コンクールや授業での取り組みが、子どもたちにとって「自分や周りの人を大切にする心」を育む素敵な機会になるよう、ぜひお役立てください。
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人権作文のテーマ選びのコツ|「難しく考えない」が正解

テーマ一覧を見る前に、少しだけ「人権」を簡単に捉えるコツをお伝えします。 多くのお子さんが筆を止めてしまう原因は、人権を「差別」や「戦争」といった大きな問題として捉えすぎてしまうことにあります。
もちろんそれらも立派なテーマですが、小学生の作文として評価されやすく、かつ書きやすいのは**「自分の心が動いた瞬間」**です。
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友達に優しくされて嬉しかったこと
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心ない言葉を言われて悲しかったこと
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「なんでだろう?」と不思議に思ったこと
これらはすべて、立派な人権の種です。「人権=誰もが安心して楽しく生きる権利」と変換してみてください。そうすれば、日常のあらゆる場面がテーマになります。
それでは、具体的な50選を見ていきましょう。
【学校・友達】身近な出来事から探すテーマ10選
まずは、低学年から高学年まで一番書きやすい「学校生活」や「友達関係」のテーマです。毎日顔を合わせる友達との関わりの中に、たくさんのヒントが隠されています。
1. 友達に言われて嬉しかった言葉 「ありがとう」「すごいね」「一緒に遊ぼう」。何気ない一言で心が温かくなった経験はありませんか?なぜその言葉が嬉しかったのか、その時どんな気持ちになったのかを書くことで、言葉の持つ力について考えることができます。
2. 喧嘩をしてしまった時の気持ちと仲直り 仲の良い友達と喧嘩をしてしまった時の、モヤモヤした気持ちや後悔、そして勇気を出して「ごめんね」と言った時の安堵感。相手の気持ちを想像することの大切さを書くことができます。
3. 仲間はずれを見かけた時の葛藤 誰かが一人ぼっちになっているのを見た時、声をかけようか迷ったことはありませんか?その時の心の揺れ動きや、勇気を出して行動したこと(あるいはできなかったことへの後悔)は、深いテーマになります。
4. 転校生や新しい友達との出会い 知らない環境に来て不安な友達に、どう接すれば安心してもらえるか。自分が転校生だった場合は、声をかけてもらってどう感じたか。新しい出会いと心の交流を描きます。
5. 給食や掃除の時間の助け合い 重い食器を一緒に運んだり、掃除を分担したり。一人では大変なことも、協力すれば楽しくなる体験。「助け合い」は人権の基本です。
6. 「あだ名」について思うこと 気に入っているあだ名と、実は嫌なあだ名。呼び方一つで、相手を尊重することも傷つけることもできます。「名前」の大切さについて考えてみましょう。
7. 運動会や発表会で協力したこと クラス全員で一つの目標に向かって頑張った経験。苦手な子を応援したり、励まし合ったりしたエピソードは、団結と平等の象徴です。
8. 先生に叱られた理由と、その時感じたこと なぜ先生は叱ったのか。自分の行動が誰かを傷つけていなかったか。叱られた直後の反発心と、冷静になった後の気づきを書くと、心の成長が伝わります。
9. クラスのルールや係活動での気づき 「廊下を走らない」などのルールは、なぜあるのか。みんなが安全に過ごすための決まり事と、それを守る自分たちの意識について考えます。
10. 友達の「良いところ」を見つけた瞬間 普段は目立たない友達の、意外な特技や優しさを発見した話。人を見た目で判断せず、良い面を見つけようとする姿勢は素晴らしい人権感覚です。
【家族・兄弟】家の中の「ありがとう」を探すテーマ10選
家族は一番身近な他人です。近すぎて見えなくなっている感謝や尊敬を言葉にすることで、素晴らしい作文になります。
11. お父さん・お母さんの仕事に対する尊敬 家族のために働く親の姿を見てどう思うか。仕事の大変さや、社会での役割を知ることで、働く人への感謝の気持ちが生まれます。
12. おじいちゃん・おばあちゃんの知恵や優しさ 高齢者との触れ合いは、命のつながりや歴史を感じるきっかけになります。優しくされた思い出や、昔の話を聞いて感じたことを書きましょう。
13. 兄弟喧嘩と、やっぱり大切な兄弟の存在 物の取り合いや些細なことで喧嘩しても、結局は大切な存在。兄弟姉妹の中にあるライバル心と愛情について、素直な気持ちを書きます。
14. 家事の手伝いをして気づいた大変さ お皿洗いやお風呂掃除。実際にやってみて初めてわかる「家族を支える労働」の大変さ。誰かがやってくれていることへの感謝がつづれます。
15. 家族が病気になった時に感じたこと 家族が風邪を引いた時、心配でたまらなくなった気持ち。健康でいることのありがたさや、看病を通して感じた「命」の大切さ。
16. 赤ちゃんが生まれた時の喜び・命の重さ 弟や妹、あるいは親戚に赤ちゃんが生まれた時の感動。小さな手や泣き声から感じる、守られるべき命の尊さについて。
17. 反抗してしまった後の後悔 親にひどい言葉を言ってしまい、後で部屋で落ち込んだ経験。相手を傷つけてしまったという自覚と、そこからの修復は人権感覚を養います。
18. 家族と食べるご飯の美味しさ(食卓の団欒) 「いただきます」「ごちそうさま」の意味や、家族揃って食事をする時間の温かさ。当たり前の日常にある幸せについて。
19. 自分の名前の由来を聞いてみた 親がどんな思いで名前をつけてくれたのかインタビューしてみましょう。名前に込められた願いを知ることで、自分を大切にする気持ちが生まれます。
20. 親に「大好き」と言われた時の気持ち 愛されていると実感した時の安心感。言葉にして伝えることの大切さと、家庭という安心できる場所の重要性について。
【街・社会】生活の中で見つけた「気づき」テーマ10選
一歩外に出ると、社会には様々な人が暮らしていることに気づきます。中学年〜高学年におすすめの、視野を広げるテーマです。
21. 通学路にある点字ブロックの意味 黄色いデコボコは誰のためにあるのか。その上を自転車で塞いでいないか。視覚障害を持つ方の立場に立って考えるきっかけになります。
22. 電車やバスで席を譲った(譲られた)体験 優先席の意味や、勇気を出して席を譲った時のドキドキ感。譲られた人の笑顔を見てどう感じたか、心の交流を書きます。
23. 近所の人との挨拶・声かけ 「おはようございます」の一言で地域が明るくなること。挨拶が防犯や地域のつながり(コミュニティ)を作っているという気づき。
24. 公園のゴミ拾いとマナー 誰かが捨てたゴミを拾う体験。自分たちの使う場所を自分たちできれいにすることの気持ちよさと、公共心について。
25. 車椅子用スロープや多目的トイレ(バリアフリー) 街の中にある「段差」が、車椅子やベビーカーの人にとってどれだけ大変か。バリアフリー設備の重要性と、心のバリアフリーについて。
26. スーパーで見かける「介助犬」について 盲導犬や聴導犬が働いている姿を見て感じたこと。「仕事中だから触らない」というルールや、彼らの役割について調べたことを交えて書く。
27. 地域の行事・お祭りに参加して 地域の人たちが協力して作り上げるお祭り。伝統を守ることの大切さや、世代を超えた交流の楽しさについて。
28. 困っている外国人に道案内をしたこと 言葉が通じなくても、身振り手振りで伝えようとする姿勢。文化や言葉の壁を超えたコミュニケーションの喜び。
29. マスク生活で感じた相手への思いやり 感染症対策の中で学んだ、自分だけでなく周りの人を守る行動。制約がある中でも工夫して楽しく過ごす知恵など。
30. 募金活動を見て感じたこと コンビニのレジ横や街頭での募金。小さな金額でも、誰かの助けになりたいという気持ちが集まることの凄さについて。
【ネット・未来】高学年におすすめの社会派テーマ10選
現代ならではの課題や、これからの未来について考えるテーマです。ニュースで見たことと自分の意見を組み合わせると、説得力のある作文になります。
31. SNSやネットでの悪口・誹謗中傷 顔が見えないからといって何を言ってもいいわけではないこと。ネット社会での言葉の責任や、画面の向こうにいる「人」を想像すること。
32. スマホの使い方と友達との関係 メッセージアプリでの既読無視やトラブル。文字だけのやり取りの難しさと、直接会って話すことの大切さについて。
33. SDGs(持続可能な開発目標)と人権 「誰一人取り残さない」というSDGsの理念は、まさに人権そのもの。貧困や環境問題など、気になる目標と自分ができること。
34. ジェンダー(男らしさ・女らしさ)への違和感 「男の子だから泣くな」「女の子だからピンク」といった決めつけに対する疑問。自分らしく生きることの素晴らしさについて。
35. 戦争と平和について 修学旅行で被爆地を訪れたり、ニュースで戦争の映像を見たりして感じた「平和の尊さ」。争いのない世界を作るために自分ができること。
36. 食品ロスと世界の飢餓 給食を残さず食べることの意味。世界の子どもたちの現状を知り、今の生活を見つめ直す。
37. ランドセルの色(多様性)について 昔は赤と黒が定番だったランドセルが、今はカラフルになっていること。個性を認め合う社会の変化について。
38. パラスポーツの体験・観戦 ボッチャや車椅子バスケなどを体験、またはテレビで観戦して感じた選手の凄さ。「障害」ではなく「個性」や「能力」として捉える視点。
39. AIやロボットと人間の未来 便利なAIが増える中で、人間にしかできない「思いやり」や「心の交流」とは何かを考える。
40. ユニセフなどの国際支援活動 世界の子どもたちの現状を知り、自分たちと同じ年齢の子が働いたり学校に行けなかったりすることについて考える。
【自分自身】自分の心と向き合うテーマ10選
人権作文は、実は自分自身を見つめ直す作文でもあります。「自分を大切にする」という視点は、とても評価されるポイントです。
41. 自分の「好きなところ」と「嫌いなところ」 自分の長所も短所も含めて、自分という人間を認めること。自己肯定感を高める過程を書きます。
42. 将来の夢と、そのためにできること なりたい職業や、どんな大人になりたいか。夢を持つことの自由と、それに向かって努力する権利について。
43. 勇気を出して言えたこと・言えなかったこと 正しいことを正しいと言えた時の誇らしさ、あるいは言えずに後悔した苦しさ。自分の心に正直であることの難しさと大切さ。
44. 「普通」ってなんだろう?と考えたこと 「普通はこうでしょ」という言葉に傷ついたり、違和感を持ったりした経験。人それぞれの「普通」があることに気づく。
45. 嘘をついてしまった時の苦しい気持ち 正直に言えなくて嘘をついた時の、胸の痛み。信頼を失う怖さと、正直であることの清々しさについて。
46. 苦手なことを克服した努力 逆上がりができなかった、計算が苦手だった。それを努力して乗り越えた経験は、自分を信じる力(自信)になります。
47. 一人でいる時間の心地よさと寂しさ みんなと遊ぶのも楽しいけれど、一人で本を読んだり考え事をしたりする時間も大切。孤独と自立の違いについて。
48. 動物(ペット)と自分・命のつながり ペットとの触れ合いを通して感じる、言葉を持たない命への責任と愛情。動物愛護の視点から人権(命の権利)を考える。
49. 本や映画で感動して泣いたこと 物語の登場人物に感情移入して涙を流した体験。他人の喜びや悲しみを自分のことのように感じる「共感力」について。
50. これからの自分はどう生きたいか これまでの経験を踏まえて、どんな中学生、高校生、大人になりたいか。人に優しく、自分を大切に生きる決意表明。
人権作文がスラスラ書ける!おすすめの構成テンプレート

テーマが決まったら、次は書き方です。 作文が苦手な子でも、以下の**「サンドイッチ構成」**を使えば、論理的で読みやすい文章になります。
1. はじめ(体験・きっかけ)
書き出しは、テーマに選んだ出来事や体験から始めます。
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「私は先日、通学路で〇〇を見ました。」
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「『ありがとう』。これは、私が言われて一番嬉しい言葉です。」
このように、具体的なエピソードから入ることで、読む人を惹きつけます。
2. なか(感情・思考・理由)
ここが作文の中心部分です。体験を通してどう感じたか、なぜそう思ったのかを詳しく書きます。
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「その時、私はとても胸が痛くなりました。なぜなら、〇〇だったからです。」
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「今まで私は〇〇だと思っていましたが、この経験をして考えが変わりました。」
事実だけでなく、**「心の動き」**を書くのがポイントです。
3. むすび(変化・未来・決意)
最後は、これからの自分はどうしたいかで締めくくります。
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「これからは、勇気を出して声をかけられる自分になりたいです。」
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「〇〇という気持ちを、ずっと忘れないようにしたいです。」
まとめ:人権作文は「優しさ」に気づくチャンス

50個のテーマを紹介してきましたが、書きたいものは見つかりましたか?
コンクールや課題で出される人権作文は、単に文章を書く練習ではありません。 忙しい毎日の中で少し立ち止まり、周りの人への感謝や、自分の心の声に耳を傾ける貴重な時間です。
「立派なことを書かなきゃ」と気負う必要はありません。 あなたが生活の中で感じた「小さな気づき」や「素直な気持ち」こそが、世界に一つだけの素晴らしい人権作文になります。
このリストが、あなた(お子さん)の素敵な作文のヒントになりますように。応援しています。
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