
こんにちは。晴田そわかです
今回の記事では《スピーキング力を伸ばしたい小学生に最適!「会話量」で選ぶオンライン英会話スクール4選》について紹介させて頂きます。
- はじめに
- なぜ「会話量(発話量)」がスピーキング力向上に直結するのか?
- 「会話量が多い」スクールを見極める3つの着眼点
- 【徹底比較】「会話量」にコミットする!スピーキング特化スクール4選
- (コラム)そのレッスン、「会話量」ありますか?無料体験でのチェックポイント
- まとめ:スピーキング力は「話した量」に比例する。お子さんが主役になれるスクールを選ぼう
はじめに
「オンライン英会話を始めてみたものの、うちの子、なんだか先生の話を聞いているばかり…」 「レッスン中、お子さんが自分から話した回数(発話量)、こっそり数えてみたことはありますか?」 「結局、Yes と Hello 以外、まともに文章で話していない気がする…」
せっかく勇気を出して始めたオンライン英会話。優しい先生とゲームや歌を楽しむ時間はあっても、お子さんが「受け身」で聞いているだけだとしたら、非常にもったいないことです。なぜなら、肝心の「話す力」は、それだけではなかなか伸びていかないからです。
スピーキング力は、スポーツやピアノと全く同じ「技術」です。 素晴らしい選手の試合をたくさん「インプット(聞く)」するだけでは上達しません。実際にボールを蹴ったり、鍵盤を叩いたりという、圧倒的な量のアウトプット(話す)練習によってはじめて、その技術は体に定着します。
この記事では、「教材が優れている」「講師が優しい」といった一般的な視点を一度リセットします。そして、**「いかにしてお子さんの“発話量”を最大化できるか」**という一点だけに徹底的にフォーカスし、それを実現するための「仕組み(システム)」や「メソッド(教授法)」を持つオンライン英会話スクールを4社厳選。それぞれの「会話量を増やすアプローチ」の違いを、徹底的に比較・解説します。
「聞いているだけ」の傍観者のレッスンから、「自分が主役で話し続ける」レッスンへ。お子さんのスピーキング力を本気で伸ばすスクールは、ここにあります。
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なぜ「会話量(発話量)」がスピーキング力向上に直結するのか?

「質より量」と言うつもりはありませんが、スピーキングの初期段階においては、「量」こそが「質」転化する唯一の道です。その3つの明確な理由をご説明します。
理由1:「話す」ための「口の筋肉」が鍛えられるから
スピーキングは、頭の中にある知識を「音」に変える、極めてフィジカルな(肉体的な)運動です。 私たち日本語話者は、Th(舌を噛む)や L / R(舌を巻く・つける)、F / V(唇を噛む)といった音を出すための「口の筋肉」が、そもそも発達していません。
この筋肉は、知識として知っているだけでは動かず、スポーツのフォーム練習のように、何度も何度も正しい形で反復練習(口の筋トレ)を繰り返すことによって、初めて無意識に動くようになります。圧倒的な会話量こそが、この「口の筋トレ」の唯一の方法なのです。
理由2:「英語を話す」ことへの心理的ハードルが下がるから
大人の私たちが英語を話せない最大の理由。それは「文法が間違っていたらどうしよう」「発音が変だと思われたら恥ずかしい」という、強力なメンタルブロックです。
このブロックは、子どもでも同じです。特に高学年になり、自意識が芽生えてくると、この「恥ずかしさ」が発話のブレーキになります。
このブレーキを壊す最も有効な手段が、「強制的に発話量を増やす」ことです。「間違えたけど、通じた!」「変な発音でも、先生が笑ってくれた!」という小さな成功体験を、嵐のように浴び続けること。それによって、「なんだ、間違えても大丈夫なんだ」という感覚が「恥ずかしさ」を上回り、英語を話すことへの抵抗感が劇的に下がっていくのです。
理由3:「英語脳(英語で考え、英語で答える力)」の瞬発力が養われるから
スムーズな会話ができない原因の一つに、「脳内翻訳」があります。 「What did you eat today?」と聞かれ、 (えーっと、今日何食べたっけ?→朝ごはんにパンを食べました→パンはbread、食べるはeatの過去形でate…→I ate bread.) このプロセスを頭の中で行っている限り、会話のテンポは生まれません。
圧倒的な量の会話練習を浴びるということは、この「脳内翻訳」をする暇を与えず、英語の質問に英語で即座に反応する**「反射神経(英語脳)」**を鍛える訓練に他なりません。たくさんの会話量をこなすことで初めて、日本語を介さず英語で思考する回路が作られていくのです。
「会話量が多い」スクールを見極める3つの着眼点

では、「会話量が多い」スクールとは、具体的にどんなスクールでしょうか。以下の3つの着眼点でチェックしてみてください。
着眼点1:【メソッド】強制的に発話を促す「反復メソッド」があるか
一番わかりやすいのが、スクールの「メソッド(教授法)」です。 講師の裁量やその日の気分に任せたフリートークでは、会話量は安定しません。そうではなく、生徒が話し続けざるを得ないように、レッスン全体が厳密に設計された「メソッド」が導入されているかどうかが重要です。代表的なものに、カランメソッドやDMEメソッドといった、高速での反復練習を特徴とする教授法があります。
着眼点2:【システム】レッスンの「受講頻度」を極限まで高められるか
「週に1回、50分のレッスン」と、「毎日10分のレッスン」。どちらがスピーキング力向上に効果的でしょうか?答えは、間違いなく後者です。 スピーキング力は、英語を話さない日が空くほど錆びつきます。「毎日少しずつでも口を動かす」ことの方が、「会話慣れ」は圧倒的に早くなります。
これを実現するため、「レッスン回数無制限」や、予約不要で「今すぐレッスン」が可能など、発話の「機会」そのものを最大化できるシステムを持っているかは、非常に重要なポイントです。
着眼点3:【講師】「引き出す」スキルを持っているか
最悪なのは、「講師が一方的に話し続けて、レッスンが終わる」パターンです。講師がどれだけ流暢でも、お子さんのスピーキング力は1ミリも伸びません。
優れた講師は、自分が話すのを最小限にし、Why?(なんでそう思う?)、What do you think?(あなたはどう思う?)、Tell me more.(もっと詳しく教えて)といった**「オープンクエスチョン(Yes/Noで終わらない質問)」**を巧みに投げかけ、生徒の発話を「引き出す」トレーニングを受けています。講師の「質」とは、この「引き出す技術」のことです。
【徹底比較】「会話量」にコミットする!スピーキング特化スクール4選

上記の着眼点に基づき、日本国内の主要スクールの中から、「会話量」の担保に特別な強みを持つ4社を厳選しました。それぞれアプローチが全く異なるので、お子さんの性格に合うものを選んでみてください。
① ネイティブキャンプ
会話量を増やすアプローチ:【システム】「レッスン回数無制限」という圧倒的な物量
なぜ会話量が増えるのか?
ネイティブキャンプの強みは、他のスクールが「月8回」や「月12回」といった回数制の中、**月額固定料金で「レッスンが受け放題」**である、という一点に尽きます。これがスピーキング練習において、どれほど強力な武器になるか想像してみてください。
予約不要の「今すぐレッスン」機能を使えば、お子さんの気分が乗った、まさにその瞬間を逃しません。 例えば、「学校から帰ってきて、おやつの前に10分だけ」「夕食後に10分だけ」「寝る前に10分だけ復習」…というように、1日に何度も「英語を話す」機会を細切れに作ることができます。
週に1回、緊張しながら25分話すのとは比較にならない「総発話量」を稼げる。この圧倒的な「量」で英語のシャワーを浴びせ、強制的に「話さざるを得ない」環境を作り出せるのが、ネイティブキャンプの最大の価値です。
【表】基本情報
こんな子におすすめ!
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決まった時間に縛られるのが苦手で、気分にムラがあるお子さん。
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とにかく「量」をこなし、英語を話す環境にどっぷりと浸からせたいご家庭。
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② QQキッズ
会話量を増やすアプローチ:【メソッド】強制発話メソッド「カラン for キッズ」
なぜ会話量が増えるのか?
「うちの子、恥ずかしがり屋だから、フリートークだと絶対に黙ってしまう…」そんなお子さんにこそ、QQキッズが採用する「カランメソッド」が劇的に効く可能性があります。
カランメソッドは、通常の4倍の速さで英語を習得すると言われる、スピーキング特化の教授法です。レッスンは、講師からの高速の質問に、生徒が即座にフルセンテンスで答える、という流れをひたすら繰り返します。
生徒には**「聞いている暇」も「日本語で考える暇」も与えられません。**英語のシャワーを浴びながら、瞬時に、強制的に話し続けるよう設計されています。 「フリートークで何を話していいかわからない」という状態が一切発生せず、25分間、アスリートの反復練習のように密度の濃い発話練習が保証されます。
【表】基本情報
こんな子におすすめ!
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③ DMM英会話
会話量を増やすアプローチ:【講師と教材】質の高い「会話のキャッチボール」を引き出す
なぜ会話量が増えるのか?
DMM英会話は、強制的なメソッドや物量ではなく、「会話の質」で発話量を引き出すアプローチです。 その核となるのが、世界標準テキストである**「Let's Go」や「Side by Side」**といった、追加料金なしで使える高品質な教材群です。
これらの教材は、単なる知識のインプットで終わりません。学んだ文法や語彙(例:「I like 〇〇.」「I can 〇〇.」)を使って、「では、あなた自身はどうですか?」と、生徒自身のことを話させるように巧みに設計されています。
さらに、DMM英会話の経験豊富な講師陣は、ただ教材をなぞるだけでなく、そこから What about you?(あなたはどう?)Why do you like it?(なんでそれが好きなの?)と、会話を広げ、生徒からの発話を引き出すトレーニングを受けています。
【表】基本情報
こんな子におすすめ!
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ただ繰り返すだけでなく、「自分の意見」や「自分のこと」を話す、中身のある会話練習をさせたいお子さん。
-
質の高い教材に沿って、着実にスピーキング力を伸ばしたいご家庭。
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④ ワールドアイキッズ (WorldiKids)
会話量を増やすアプローチ:【興味】子どもの「好き!」を起点に「自発的な発話」を促す
なぜ会話量が増えるのか?
決められたカリキュラムをきっちりこなすのが苦手な、自由奔放なお子さんには、このスクールが最適かもしれません。 ワールドアイキッズは、カリキュラム以上に、お子さんの「今、話したいこと」に寄り添うのが非常に上手いスクールです。
お子さんがレッスンに持ってきたおもちゃ、今日学校で描いた絵、大好きなゲームやアニメの話…そうした、お子さんの「大好き!」をレッスンのトピックにすることで、「これを先生に伝えたい!」という、内側から湧き上がる**「自発的な発話意欲」**を最大限に引き出します。
講師が一方的に教えるのではなく、子どもの話を「うんうん、それで?」と聞き、広げる「傾聴型」のレッスンです。結果として、お子さんが一番リラックスして、25分間、一番「自分から」話し続けていた、ということになりやすいのです。
【表】基本情報
こんな子におすすめ!
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カリキュラムに縛られるとすぐに飽きてしまう、好奇心旺盛なお子さん。
-
自分の好きなことなら、おしゃべりが止まらなくなるタイプのお子さん。
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英語を好きになる、最初のきっかけづくり【ワールドアイキッズ】 ![]()
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(コラム)そのレッスン、「会話量」ありますか?無料体験でのチェックポイント

無料体験レッスンを終えた後、「あ〜、楽しかった!」だけでスクールを決めてしまうのは、スピーキング力向上という点では危険です。 保護者の方が、こっそり以下の点をチェックしてみてください。
-
「25分間で、先生が話していた時間と、子どもが話していた時間の比率は、何対何でしたか?」 (先生が8割話していたら、それは「会話レッスン」ではなく「リスニングレッスン」です)
-
「子どもが
Yes/No以外で、自分の言葉で文章(単語でも可)を話した回数は何回でしたか?」 (スマートフォンのカウンターで、こっそり「正」の字で数えてみるのも非常に有効です) -
「子どもが黙ってしまった時、講師はすぐに別の話に移しましたか? それとも、辛抱強く、別の質問で答えを引き出そうと努力してくれましたか?」
この視点で見るだけで、スクールの「本気度」が透けて見えてきます。
まとめ:スピーキング力は「話した量」に比例する。お子さんが主役になれるスクールを選ぼう

スピーキング力は、レッスンを「聞いた時間」ではなく、**「お子さん自身が話した時間」**に正確に比例して伸びていきます。
「先生が主役」のレッスンではなく、**「お子さんが主役」**になって、25分間話し続けられるスクールを選んでください。
今回紹介した4社は、
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ネイティブキャンプは**「圧倒的な量」**で
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QQキッズは**「強制的なメソッド」**で
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DMM英会話は**「教材と講師の質」**で
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ワールドアイキッズは**「子どもの興味」**で
それぞれ異なるアプローチから、お子さんの「会話量」を最大化しようとしています。
ぜひ無料体験で、4社の違いを試し、「うちの子が一番、生き生きと、たくさん話していた」と感じるスクールを選んであげてください。
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