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晴れブロ そわかの子育て・教育応援ブログ

子育てに悩むすべての方へ、元小学校教員:晴田そわかからのメッセージ💌

子どもの計算ミスが多い原因と具体的な八つの対策【算数】

※当ブログではプロモーションを利用しています

こんにちは。晴田そわかです。

今回の記事では《子どもの計算ミスが多い原因と具体的な八つの対策【算数】》について紹介させて頂きます。

 

 

 

 

はじめに

 

算数や数学のテストでお悩みの多いもののひとつに「計算ミス」があります。

せっかく問題の解き方をきちんと理解していても、計算ミスが多いと残念な気持ちになってしまいます。

本当はわかっていたのに、と悔しい気持ちになるでしょう。

 

計算ミスは誰にでも起こりうるものですが、いくつか工夫することで減らすことができます。

特に、自分は人よりも計算ミスが多いんだ!と、自覚がある場合は、勉強法や意識を変えることでミスを減らすことができます。

小学生でも、計算ミスが多い子は、いつも決まって同じ子です。ミスが少ない子はやはり、いつでもミスが少ないです。それはやはり、ミスが多い子どもさんには、原因があるのです。

 

計算ミスが多い原因

計算ミスには、様々な原因が考えられます。

 

原因①基礎ができていない

足し算や引き算など、基本的な計算がまだ定着していない場合、複雑な計算になるとミスが増えてしまいます。計算力は、基礎の着実な定着により身についてくるものです。計算ミスが多い子どもさんは、着実に基礎が身についているかを今一度確認し、繰り返し基礎的な計算問題に取り組んでいくことが大切です。


原因②集中力が続かない

 

問題を解く際に集中力が途切れてしまい、数字を書き間違えたり、計算の順番を間違えたりすることがあります。特に、テストの最後のほうの問題になると計算ミスが増えてしまうという子どもさんの原因はこのタイプだと思います。


原因③焦りすぎている

 

時間に追われて焦ってしまうと、簡単な計算でもミスをしやすくなります。テスト等で残り時間が少なくなっても、焦らず落ち着いて一問一問解いていくことができるように、練習が必要です。

 


原因④丁寧に計算していない

 

 

 

 

数字を雑に書いたり、計算の過程を省いたりすると、ミスにつながりやすくなります。

普段の授業のなかでは、学習内容をよく理解できていて成績の良い子どもさんにも多いタイプの計算ミスがこのパターンです。

 

具体的な七つの対策

①基礎の徹底

計算ドリルなどを活用して、基礎的な計算を繰り返し練習しましょう。

新たに教材を購入する必要はありません。学校で使用しているもので充分です。

 

②集中力を高める

静かな場所で、タイマーなどを使い時間を区切って勉強するなど、集中できる環境を作りましょう。

ながら勉強はやめ、短い時間で良いので、静かな環境で集中して取り組むことが大切です。


③丁寧に計算する

数字を大きく、丁寧に書き、計算の過程をしっかりと書き出すようにしましょう。


④見直しを習慣化する

計算が終わったら、必ず見直しをする習慣をつけましょう。


⑤計算ミスしやすい部分を特定する

どの計算でよく間違えるのかを把握し、重点的に練習しましょう。


⑥暗算に頼りすぎない

暗算は便利ですが、ミスのもとになることもあります。特に複雑な計算は、筆算で丁寧に解くようにしましょう。


⑦十分な睡眠と休息

体を休ませ、リフレッシュすることで、集中力も高まります。

 

⑧間違えた問題をノートにまとめる

同じようなミスを繰り返さないために、間違えた問題をノートにまとめ、定期的に見直すようにしましょう。

 

計算ミスを減らすためのポイント

 

 

 

 

◉時間に追われず、一つ一つの計算を丁寧にこなしましょう。

より多く問題をこなすことよりも、一問一問を確実に解く姿勢と練習が大切です


◉ 周りの音を遮断し、集中できる環境で勉強しましょう。


◉復習を習慣化が大切です。定期的に復習する時間をつくり、定着を促しましょう。


◉計算ミスを恐れるのではなく、ミスから学び、成長の機会と捉えましょう。

 

さいごに

 

計算ミスを減らすためには、焦らず、丁寧に、そして継続して練習することが大切です。自分に合った学習方法を見つけて、少しずつでも改善していくようにしましょう。