こんにちは。晴田そわかです。
今回の記事では《月見団子の数や形に意味がある?小学生に伝えたい十五夜の風習》について紹介させて頂きます。
- 1. はじめに
- 2. 十五夜とは?小学生にわかりやすく解説
- 3. 月見団子の数に込められた意味
- 4. 月見団子の形の意味
- 5. 月見団子の飾り方と風習
- 6. 地域ごとの月見団子の違い
- 7. 小学生におすすめ!月見団子の簡単な作り方
- 8. まとめ
1. はじめに
秋になると夜空に浮かぶ美しい月を眺める「十五夜」が話題になります。特に子どもたちにとっては、まん丸のお月さまと一緒に並ぶ「月見団子」が印象的ですよね。白くて可愛らしい団子をお皿や台に積み上げて飾る光景は、秋の行事の中でもとても親しみやすいものです。
しかし、この月見団子には「ただ食べるためのお団子」という以上の意味があります。数や形、飾り方にそれぞれ由来や願いが込められているのです。小学生にとってもわかりやすいように、その背景を知れば「なぜ団子を15個飾るの?」「どうして丸いの?」といった疑問に答えられ、ただのお月見が一層特別な行事になります。
この記事では、大人も小学生も一緒に学べるように、十五夜と月見団子に関する風習を丁寧に解説します。家庭での会話や自由研究のテーマにも役立ちますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
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2. 十五夜とは?小学生にわかりやすく解説

十五夜はいつ?
十五夜は旧暦の8月15日にあたる日を指し、現代のカレンダーでは毎年日付が変わります。おおむね9月中旬から10月初めごろにあたり、この時期の月は特に明るく美しいとされてきました。そのため、古くから「中秋の名月」と呼ばれ、人々に愛されてきたのです。
なぜ月を眺めるの?
昔の人々は、自然の移り変わりに敏感でした。秋は稲や芋、豆などの収穫期にあたります。豊作を感謝したり、これからの収穫を祈ったりする気持ちをこめて、月を眺める習慣が広がりました。夜空に輝く月は農作物の成長にも深く関わる存在と考えられていたからです。
子どもにも伝えたい十五夜の意味
小学生に「十五夜って何?」と聞かれたら、次のように伝えるとわかりやすいでしょう。
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「一年の中で一番きれいに見える満月をみんなで楽しむ日」
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「秋の収穫を感謝するお祭りみたいな日」
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「お団子やススキを飾って、月にありがとうを伝える日」
このように説明すると、難しい歴史や暦の話をしなくても子どもたちがイメージしやすくなります。
3. 月見団子の数に込められた意味

十五夜といえば、台の上にきれいに並んだ月見団子。その数にはいくつかの説や地域差があり、家庭によっても違いがあります。ここでは代表的な数の意味を紹介します。
一般的には「15個」
最も広く知られているのが「15個」です。これは十五夜という名前のとおり、旧暦8月15日の夜を象徴する数字です。15個の団子を飾ることで、その年の月の美しさと豊作を願う意味が込められています。
「12個」や「13個」の場合もある
地域によっては15個ではなく、次のような数で飾ることもあります。
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12個:1年の12か月を表す
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13個:十五夜の次に楽しむ「十三夜」にちなんで
このように団子の数を変えることで、一年を通した月や自然のめぐりに感謝を示すことができるのです。
数字が持つ願い
日本では昔から「数」に特別な意味を見出す文化があります。月見団子も例外ではなく、単においしく食べるための団子ではなく「月と人の生活をつなぐもの」として飾られてきました。小学生に説明するなら「団子の数はカレンダーみたいな意味があるんだよ」と伝えると理解しやすいでしょう。
4. 月見団子の形の意味

十五夜に飾る団子は、ただの丸いお団子ではありません。その形には古くから大切な願いが込められてきました。
丸い形は「満月」の象徴
最も多いのが、真ん丸に作られた団子です。これは満月をかたどっており、「家族が円満で過ごせますように」「幸せが満ちていきますように」という祈りが込められています。団子を食べながら満月を眺めることで、心が落ち着き、自然と感謝の気持ちも湧いてきます。
小学生にも伝えるときは「丸い形はお月さまと同じ形なんだよ。だから丸く作るんだよ」と言えば、すぐに納得してくれるでしょう。
里芋の形(俵型)の団子
一方で、関西地方を中心に見られるのが「俵型」に丸めた団子です。これは里芋を表しており、十五夜が「芋名月」と呼ばれることに由来します。里芋は秋の収穫を象徴する作物で、五穀豊穣を願う気持ちが込められています。
団子にあんこをまぶす地域も
地域によっては白い団子ではなく、あんこをまぶしたり、中に甘い餡を入れたりする風習もあります。これは見た目を月や作物に重ねて、さらに豊かさを表現したものです。子どもと一緒に作るときも「形や味には意味があるんだよ」と話すと、ただの料理ではなく文化体験になります。
5. 月見団子の飾り方と風習

団子はただ作って食べるのではなく、飾るところに意味があります。特に日本では「神さまや自然に感謝するためにお供えする」という習慣が根づいています。
三方(さんぽう)に積む
伝統的には「三方」という木製の台に団子をのせ、ピラミッドのように積み上げます。下段に9個、上段に4個、さらに一番上に2個で合計15個という積み方が一般的です。こうすることで高さが出て、空にいる月へ団子をささげる形になるのです。
小学生に伝えるときは「高いところに積むと月に届くように見えるからだよ」と言うとイメージしやすくなります。
ススキを一緒に飾る
団子と一緒にススキを飾るのも十五夜の特徴です。ススキは稲穂に似ていることから、収穫を願う意味が込められています。また、先がとがっている形から「魔除け」としての役割もあると考えられてきました。
子どもと楽しむ飾り方の工夫
現代の家庭では三方がなくても大丈夫です。お皿やトレイを使ってきれいに並べるだけでも立派なお供えになります。さらに、折り紙で三方を作ったり、紙コップを使って段を作ったりすると、小学生でも楽しく参加できます。
6. 地域ごとの月見団子の違い

日本は地域によって風習が少しずつ異なり、月見団子にも多様性があります。旅行先や祖父母の家で違う団子が出てきたときも、「あ、地域ごとに意味があるんだ」と思えると面白いですよね。
関東の月見団子
関東では、白い丸い団子をきれいに積み上げるのが主流です。見た目もシンプルで、月そのものをイメージしやすい形です。
関西の月見団子
関西では、里芋を表した俵型の団子を作ることが多いです。特に京都などでは、団子にあんこをまぶして供える風習も見られます。これは「芋名月」の呼び方が残っている地域らしい特徴です。
東北や北陸の月見団子
東北地方では、丸い団子だけでなく、季節の果物や餅を一緒に供える場合もあります。北陸では団子の粉を使い、少し大きめに作って飾るなどの工夫が見られます。
地方色を楽しむ
このように、同じ「月見団子」でも地域ごとに違いがあります。小学生に説明するときは「日本のいろんな場所で、ちょっとずつ違う団子を飾っているんだよ」と伝えると、日本文化の多様さを学ぶきっかけにもなります。自由研究として「地方ごとの月見団子を調べてみる」のもおすすめです。
7. 小学生におすすめ!月見団子の簡単な作り方

十五夜の行事を家庭で楽しむなら、実際に団子を作ってみるのがおすすめです。難しそうに感じるかもしれませんが、白玉粉を使えば小学生でも簡単に作ることができます。ここでは、親子で一緒に楽しめるレシピを紹介します。
材料(約15個分)
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白玉粉…150g
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水…約130ml(様子を見ながら調整)
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砂糖…大さじ1(好みで)
※市販のきな粉やあんこを添えるとさらに美味しくなります。
作り方
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生地をこねる
ボウルに白玉粉を入れ、少しずつ水を加えながら混ぜます。耳たぶくらいのやわらかさになるまでこねましょう。小学生でも手で触りながら調整できるので、感触遊びのように楽しめます。 -
丸める
直径2〜3cmくらいの大きさに丸めます。このとき「満月みたいにきれいな丸になるかな?」と声をかけると、自然に形の意味も伝わります。関西風にしたい場合は俵型にするとよいでしょう。 -
ゆでる
鍋にお湯を沸かし、団子をそっと入れます。団子が浮いてきたらさらに1〜2分ゆで、冷水にとって冷まします。 -
飾る
出来上がった団子を三方やお皿に並べます。ススキや果物を添えると雰囲気がぐっと出ます。 -
お月見しながら食べる
お供えをしたあとは、家族で月を眺めながらいただきます。「丸くてきれいな形にはどんな願いがあるのかな?」と会話しながら食べると、文化の学びにつながります。
子どもと作るときの工夫
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生地を分けて一人ずつ丸めると達成感が得られる
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小さな子には「数を数えながら団子を並べる」遊びを取り入れると算数の勉強にもなる
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出来上がった団子にきな粉や砂糖醤油をかけてアレンジすると飽きずに楽しめる
家庭で団子を作る時間は、料理体験だけでなく「日本の行事を学ぶきっかけ」として非常に価値があります。
8. まとめ

十五夜のお月見は、ただ夜空を眺めるだけではなく、自然への感謝や家族の幸せを願う行事です。その象徴として飾られる月見団子には、数や形、飾り方に深い意味が込められていました。
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団子の数は「十五夜」にちなんだ15個が基本。地域によっては12個や13個など、月や季節を意識した数にする場合もある。
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団子の形は満月を表す「丸」が中心で、関西では里芋に似せた俵型が伝統的。
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飾り方にも意味があり、ピラミッド型に積むことで月に届くように供える。ススキを添えるのは収穫祈願や魔除けの意味がある。
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地域によって団子の形や飾り方が違い、日本文化の多様性を感じられる。
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白玉粉を使えば小学生でも簡単に団子作りを楽しめ、自由研究や家庭学習にも活かせる。
小学生に伝えるなら「丸い形はお月さま」「数はカレンダーみたい」「積み上げるのは月に届くようにするため」といったシンプルな言葉が効果的です。大人にとっても、こうした行事の背景を知ることで、秋の夜をより豊かに味わうことができます。
今年の十五夜は、ぜひ親子で団子を作り、月に感謝しながら夜空を見上げてみてください。月見団子の数や形に込められた願いを意識すれば、ただの「おやつ作り」ではなく、古くから続く日本の風習を次の世代に受け継ぐ大切な時間になるでしょう。
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