Web Analytics

晴れブロ そわかの子育て・教育応援ブログ

子育てに悩むすべての方へ、元小学校教員:晴田そわかからのメッセージ💌

小学生にとってネイティブ講師は必要?オンライン英会話での効果と選び方を解説

※当ブログではプロモーションを利用しています

こんにちは。晴田そわかです。

今回の記事では《小学生にとってネイティブ講師は必要?オンライン英会話での効果と選び方を解説》について紹介させて頂きます。

 

 

 

1. 導入:ネイティブ講師って本当に必要?

小学生向けのオンライン英会話を探していると、必ずと言っていいほど目にするのが「ネイティブ講師」という言葉です。

「やっぱり英語はネイティブから習った方がいいのかな…?」
「うちの子にはまだ早いかも?」
「そもそもネイティブってそんなに違うの?」

こんなふうに迷っている保護者の方、多いのではないでしょうか。

確かに「ネイティブ講師」と聞くと、何だか特別で、より本格的な英語が学べそうなイメージがありますよね。でも、小学生にとって本当にネイティブ講師が“必要”かどうかは、子どもの性格や英語学習の段階によっても変わってきます。

この記事では、ネイティブ講師とは何か、どんなメリット・デメリットがあるのかをわかりやすく解説しながら、「小学生にとってネイティブ講師は必要か?」という問いにじっくり向き合っていきます。

 

✨関連記事はこちら⬇️

www.harutasowaka.com

 

 

 

 


2. ネイティブ講師とは?

まずはそもそも、「ネイティブ講師」ってどんな先生なのかを見ていきましょう。

◆ ネイティブ講師の定義とは?

「ネイティブ講師」とは、英語を第一言語母語)として話す国で育った人のことを指します。つまり、小さいころから自然と英語に囲まれて育ち、学校生活や日常会話のすべてが英語だった人たちですね。

◆ 主な国籍はどこ?

オンライン英会話でネイティブ講師として働いている人の多くは、以下のような国の出身です。

これらの国では英語が公用語であり、発音や語彙、イントネーションにも特徴があります。

◆ 非ネイティブ講師との違いは?

一方で、「非ネイティブ講師」とは、英語が母語ではないものの、流ちょうに英語を話せる第二言語話者です。例えばフィリピンやインドなどの講師が多く、英語教育が進んでいる国出身の先生が多いのが特徴です。

非ネイティブ講師は、英語を学ぶプロセスを自分でも経験しているため、「学ぶ側の気持ち」に寄り添えるというメリットがあります。発音が少しクセがあることもありますが、子どもにとっては話しやすく、親しみやすいという声もよく聞かれます。


3. 小学生にとってネイティブ講師のメリット

では、小学生がネイティブ講師から英語を学ぶことには、どんな良さがあるのでしょうか?ここでは保護者の方からよく聞かれる4つのメリットをご紹介します。

① 正確で自然な発音やイントネーションを学べる

ネイティブ講師の最大の魅力は、やはり「本場の英語」に触れられる点です。

日本語でいうと、東京のニュースキャスターのような発音と話し方を、小さいうちから耳にできるようなもの。細かなイントネーションやリズムまで、自然に吸収していける環境は、やはりネイティブならではです。

子どもの耳はとても柔らかく、音をまるごと覚えるのが得意。発音にこだわりたい方には大きなメリットになります。

② 生きた英語・文化に触れられる

ネイティブ講師のレッスンでは、教科書では学べないようなリアルな英語表現や、文化的な背景まで教えてもらえることがあります。

たとえば…

  • アメリカではどうやってハロウィンを祝うの?

  • カナダのクリスマスって、日本とどう違うの?

こうした「英語圏の暮らし」や「現地の子どもたちの様子」を、会話の中で自然と聞けるのは、ネイティブ講師ならではの経験です。

英語に親しむだけでなく、異文化への関心や視野の広がりにもつながります。

③ 英語しか通じない環境での「慣れ」が身につく

ネイティブ講師とのレッスンでは、日本語での説明やフォローがないことがほとんど。そのため、**「英語でなんとか伝える力」や「英語を聞こうとする集中力」**が自然と育っていきます。

最初は戸惑うこともありますが、慣れてくると「通じた!」「伝わった!」という小さな成功体験が積み重なり、自信へとつながります。

「わからなくてもなんとかする力」は、まさに英語コミュニケーションに必要な“生きた力”。これを小学生のうちに育てられるのは大きな価値です。

④ 英検面接やリスニング対策にも◎

英検を受ける予定がある子にとっても、ネイティブ講師との会話はとても役立ちます。

特に英検3級以上の面接試験では、実際に外国人と話すような場面があるため、「英語で受け答えする経験」があるかどうかがカギになります。

また、リスニング対策としても、日常的にネイティブの英語に触れておくと、スピードや発音のクセに耳が慣れてきます。

 

 

 


4. 小学生にとってネイティブ講師のデメリット

ネイティブ講師にはたくさんの魅力がありますが、すべての小学生に合っているとは限りません。ここでは、ネイティブ講師ならではの「つまずきポイント」や注意点を見ていきましょう。

① 小学生には難易度が高いことも(理解できない=苦手意識に)

ネイティブ講師の話す英語は、スピードが速く、表現もナチュラルすぎることがあるため、英語に慣れていない小学生にとっては「何を言っているかわからない」と感じてしまうことも。

大人が「ナチュラルな英語でいいな」と感じる表現も、英語を始めたばかりの子どもには抽象的だったり、文の構造が複雑だったりして、逆に混乱のもとになってしまうことがあります。

「聞き取れない」→「通じない」→「なんか怖い…」
という流れで、英語に苦手意識が生まれてしまうこともあるので、慎重に判断したいポイントです。

② コミュニケーションが成立しにくいと感じる子も

ネイティブ講師は、子どもへの教え方に慣れている人も多いですが、すべての先生が「日本の小学生の感覚」や「子ども特有の反応」に慣れているとは限りません。

また、英語での指示や問いかけがうまく理解できず、子どもが黙ってしまったり、答えに詰まってしまうと、レッスンがぎこちなくなることもあります。

特に人見知りの子や、慣れるまでに時間がかかるタイプの子にとっては、「会話が成立しない」こと自体がストレスになってしまうケースも。

③ 日本語でのフォローがないため、不安になる保護者も

子どもがレッスンで困っていても、講師が日本語を話せないために、うまくサポートができなかったり、レッスン後にフィードバックがもらいにくいと感じる保護者も多いです。

「今日のレッスン、ちゃんと理解できたのかな?」
「困ってる様子だったけど、講師は気づいていたのかな…?」

そんなふうにモヤモヤしてしまう場合、英語が話せる保護者でないとフォローしにくく、不安が積もってしまうこともあります。

④ サービスによっては料金が割高になりがち

ネイティブ講師は人件費が高く、時差や待遇などの条件もあるため、非ネイティブ講師に比べて料金が高めに設定されていることがほとんどです。

例えば…

  • 非ネイティブ講師:月額3,000〜5,000円程度

  • ネイティブ講師:月額8,000〜15,000円以上

このくらいの差が出る場合もあります。

「とりあえず試してみたい」場合や、「兄弟で受講したい」といったケースでは、コスト面のハードルが上がってしまう可能性もあるので、慎重に選びたいところです。


5. ネイティブ講師が向いている小学生とは?

ここまでメリットとデメリットを見てきましたが、それでは実際にどんな小学生がネイティブ講師に向いているのでしょうか?以下に、よくある「向いているタイプ」の特徴をまとめてみました。

● 英語にある程度慣れている子(経験1年以上など)

英語歴が1年以上ある、英語の聞き取りに自信がある、という子どもには、ネイティブ講師との会話は「挑戦」としてちょうどいいレベルになります。

「英語でのやり取りが楽しい!」と感じられるレベルなら、ネイティブとの会話が子どものモチベーションにつながることも多いです。

● シャイではなく、自分から話すタイプ

ネイティブ講師とのレッスンは、受け身だとなかなか進みません。
「わからなくてもとりあえず話してみる」「聞き返す」など、コミュニケーションを楽しむ気持ちがある子には向いています。

特に、英語に対して「間違えてもいいから話してみたい」という前向きな気持ちを持っている子どもなら、レッスンがどんどん実践的になります。

● 英語の音に強くなりたい/英検など目標がある子

発音やリスニングの強化、または英検のような明確な目標がある場合、ネイティブ講師とのやり取りがとても効果的です。

「ネイティブのスピードにもついていけるようになりたい」
「本物の発音を真似したい」

そんな意識がある子なら、ネイティブ講師とのレッスンが確実に実力アップに繋がるでしょう。


6. 逆に、日本人・非ネイティブ講師が向いているケース

 

 

ネイティブ講師が合う子がいれば、もちろん「今はまだ非ネイティブ講師の方が安心」というケースもあります。以下のようなタイプのお子さんには、まず日本人または非ネイティブ講師とのレッスンから始めるのがおすすめです。

● 英語学習が初めての子

まったくの初心者の場合、いきなりネイティブ講師とのレッスンを受けると、内容が理解できずに混乱することも。

まずは「英語を話す楽しさ」「先生と通じ合えた嬉しさ」など、ポジティブな経験を重ねることが大切です。

日本人講師や、やさしい英語で話してくれる非ネイティブ講師とのレッスンで「英語って楽しい!」という気持ちを育ててあげましょう。

● 慣れるまで日本語サポートが必要な子

わからない時に日本語で説明してもらえる安心感は、子どもにとってとても大きいもの。特に、学校の勉強や家庭での英語サポートがまだ十分でない場合、日本語フォローがある講師がベストです。

理解が追いつかないと、子どもは無意識に「つまらない」と感じてしまいがちなので、最初はサポートありの環境が安心です。

● 学校英語の補完がしたい場合

学校で習っている英語の復習や、テスト対策として英会話を活用したい場合は、非ネイティブ講師や日本人講師の方が向いています。

英語の文法や表現を、日本語でわかりやすく説明してもらえるため、「学校の授業の理解が深まった!」という声もよく聞きます。

● 人見知り・緊張しやすいタイプ

初対面の人と話すのが苦手、反応がゆっくりなタイプの子には、フレンドリーでゆっくり話してくれる先生がおすすめです。

非ネイティブ講師の多くは、子どもに寄り添ったペースで会話を進めてくれるため、人見知りの子どもでも少しずつ心を開きやすくなります。


7. ハイブリッド型の提案(ネイティブ+非ネイティブの併用)

ここまで「ネイティブ講師」と「非ネイティブ講師」それぞれの特徴を見てきましたが、最近では両方の良さを取り入れた“ハイブリッド型”の学習スタイルも増えています。

● たとえばこんな組み合わせが人気です:

  • 【週1回】日本人または非ネイティブ講師のレッスン(文法や理解のサポート)

  • 【月1回〜隔週】ネイティブ講師との実践会話レッスン

このように、理解を深める日と、実際に使ってみる日を分けることで、無理なく英語の4技能(聞く・話す・読む・書く)をバランスよく育てることができます。

● こんな人におすすめ:

  • 英語を始めたばかりだけど、将来的に話せるようになりたい

  • 日本語サポートも必要だけど、ネイティブの発音にも慣れておきたい

  • 英検などの資格取得+会話力アップを両立させたい

オンライン英会話でも、こういった組み合わせが可能なサービスが増えているので、お子さんの様子を見ながら柔軟に組み合わせていくのもひとつの方法です。


8. まとめ|ネイティブ講師が合うかどうかは「お子さん次第」

ネイティブ講師は、本物の英語に触れられる貴重な存在であり、子どもの耳や感覚を育てるには理想的な環境です。

しかし一方で、小学生にとっては「理解が追いつかない」「不安を感じる」といった側面もあり、すべての子にとって“絶対に良い”というわけではありません。

最終的に大切なのは…

  • お子さんの英語レベルや性格

  • 学習の目的(楽しむ?試験対策?)

  • 保護者としてのサポートのしやすさ

などをふまえて、「この子にはどんな先生が合うかな?」と考えることです。

途中で合わなければ、講師を変更したり、学習スタイルを見直したりすることもできます。
一番大事なのは、「英語が好き!」という気持ちを大切に育ててあげること。

ネイティブ講師を選ぶかどうかで迷ったときは、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

 

✨関連記事はこちら⬇️

www.harutasowaka.com

www.harutasowaka.com

www.harutasowaka.com

www.harutasowaka.com