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晴れブロ そわかの子育て・教育応援ブログ

子育てに悩むすべての方へ、元小学校教員:晴田そわかからのメッセージ💌

【小学生低学年向け】建国記念の日の指導案3選|意味や由来をわかりやすく解説

※当ブログではプロモーションを利用しています

こんにちは。晴田そわかです。

今回の記事では《【小学生低学年向け】建国記念の日の指導案3選|意味や由来をわかりやすく解説》について紹介させて頂きます。

 

 

 

 

はじめに

建国記念の日」が近づくと、多くの先生方や保護者の方が頭を悩ませるのが、「まだ歴史を習っていない低学年の子どもたちに、どうやってこの日の意味を伝えるか」という点ではないでしょうか。

「国ができた日だよ」と言葉で説明しても、1年生や2年生にとってはピンとこないのが正直なところです。難しい言葉を並べるだけでは、子どもたちは退屈してしまいますし、何より「日本っていい国だな」という実感を持つことができません。

そこでこの記事では、座学で説明するだけでなく、子どもたちが実際に「作る」「話す」「動く」ことを通して学べる、活動メインの指導案を3つご紹介します。

現場ですぐに使えるよう、「導入の言葉がけ」から「まとめ」まで、45分授業の構成で作成しました。学級の実態や隙間時間に合わせて、ぜひ活用してください。

 

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低学年指導の鉄則!「意味・由来」をわかりやすく伝える2つのコツ

具体的な指導案に入る前に、低学年の子どもたちに「建国記念の日」を説明する際の、大切なポイント(マインドセット)を2つ共有します。ここを押さえておくだけで、子どもの食いつきが劇的に変わります。

1. 「日本の誕生日」と言い換える

「建国」という言葉は、低学年には難しすぎます。そこで、子どもたちにとって一番身近で、かつハッピーなイベントである**「お誕生日」**に置き換えて説明しましょう。

「みんなに一人ひとりお誕生日があるように、日本という国にもお誕生日があるんだよ」 「自分のお誕生日を祝ってもらうと嬉しいよね? それと同じで、日本におめでとうを言う日なんだよ」

このように導入することで、「自分ごと」として捉えさせることができます。

2. 由来は「昔話」として語る

「紀元前660年に…」「神武天皇が…」という史実は、低学年にはまだ必要ありません。これらは、あくまで**「昔話(ストーリー)」**として聞かせるのが正解です。

「むかーしむかし、あるところに…」という語り口で始めることで、子どもたちは「お勉強」ではなく「お話」として興味を持って聞いてくれます。 「日本で一番最初のリーダー(王様)が誕生した日なんだよ」と、シンプルに伝えることを心がけましょう。


【実践】活動がメイン!建国記念の日の指導案3選

ここからは、実際に教室やご家庭で行える3つの活動案をご紹介します。 クラスの雰囲気や、子どもたちの特性に合わせて選んでみてください。

【活動案1:制作】「日本のシンボル」を作ろう(図工・生活)

手を動かしながら視覚的に「日本」を感じる活動です。もっともスタンダードで、落ち着いて取り組める授業展開です。

  • ねらい: 国旗(日の丸)の色や形の意味を知り、親しみを持つ。

  • 準備物: 画用紙、赤の折り紙(またはクレヨン、絵の具)、割り箸、のり、セロハンテープ

  • 対象: 小学1年生・2年生

指導案の流れ(45分)

1. 導入(5分):日本のお誕生日はいつ? まず、子どもたちの興味を惹きつけます。

先生:「もうすぐ2月11日だね。カレンダーを見ると赤くなっているけれど、何の日か知ってるかな?」 児童:「お休みの日!」「建国記念の日!」 先生:「そう、建国記念の日だね。実はこの日は、**『日本の誕生日』**なんだよ。みんなもお友達のお誕生会の時、部屋を飾り付けたりするよね? お祝いには何が必要かな?」 児童:「ケーキ!」「プレゼント!」「飾り!」 先生:「そうだね。そして、運動会やお祭りの時にも使う、あれ…そう、『旗』があると盛り上がるよね。今日は日本のお祝いの旗を作ろう!」

2. 展開(10分):日の丸クイズ いきなり作り始めるのではなく、国旗の意味を少しだけ学びます。

先生:「日本の旗を『国旗(こっき)』と言います。形や色はどうなっているかな?」 児童:「四角い!」「白くて真ん中が赤い!」 先生:「正解! これを『日の丸(ひのまる)』と呼びます。じゃあクイズです。真ん中の『赤』は、何を表しているでしょうか? ヒントは、朝になると空に出てくるものだよ」 児童:「太陽!」 先生:「その通り! 赤は元気な太陽の色。そして周りの『白』は、嘘をつかない綺麗な心(清らかさ・正直さ)を表しているんだよ。日本人は昔から、お天道様(太陽)と、正直な心を大切にしてきたんだね」

3. 【主活動】(25分):「オリジナル日の丸・手旗づくり」 ただ国旗を作るだけでなく、**「感謝のメッセージ」**を加えるのがポイントです。

  • 手順①: 画用紙(B5またはA4の半分)の中央に、赤の折り紙を丸く切って貼る(またはクレヨンで塗る)。

  • 手順②: 割り箸を左端につけて、手旗にする。

  • 手順③: ここが重要! 旗の裏面、または余白に、「日本の好きなところ」や「日本へのメッセージ」を書く時間を設けます。

    • 例:「おすしがおいしい」「さくらがきれい」「ありがとう」「おめでとう」など。

    • 文字が書けない子は絵でもOKです。

先生:「旗の裏側に、日本への『おめでとう』の気持ちや、みんなが好きな日本のものを書いてみよう。お寿司でも、アニメでも、富士山でもいいよ!」

4. まとめ(5分):お祝いの言葉 最後に、全員で完成した旗を振ります。

先生:「素敵な旗ができたね。それじゃあみんなで、日本におめでとうを言おうか。せーの!」全員:「日本、お誕生日おめでとう!」 先生:「みんなが心を込めて作った旗、ぜひお家に飾ってね」


【活動案2:話し合い】日本の「すてき」発見ゲーム(生活・学活)

「自分たちが住んでいる国には、どんないいところがあるか」を再発見する活動です。ポジティブな思考を育て、自己肯定感(自分が住む場所への愛着)を高めます。

  • ねらい: 身近な生活の中から日本の良さ(四季、食べ物、治安など)に気づき、国を大切にする心を育てる。

  • 準備物: 黒板、大きめの付箋(またはカード)、模造紙(グループ活動の場合)、マグネット

  • 対象: 小学1年生後半〜2年生

指導案の流れ(45分)

1. 導入(5分):外国のお友達に教えてあげよう 架空の設定を作ることで、子どもたちが話しやすくなります。

先生:「今日はみんなにお願いがあります。先生の知り合いに、外国から日本に遊びに来たいと言っているお友達がいます。でもその人は、日本のことを全然知りません」 先生:「そこで、みんなに**『日本のすてきなところ』**を教えてほしいんだ。日本ってどんな国? 何がおいしいの? 何が楽しいの?」

2. 展開(10分):先生の例示とヒント いきなり「考えて」と言うと難しいので、ヒントを出します。

先生:「例えば先生はね、『水道のお水がそのまま飲めること』がすごいと思うな。世界には、お水を買わないといけない国もたくさんあるんだよ」 先生:「あとは『四季』があるね。春は桜、冬は雪。季節が変わるのって素敵だよね」 先生:「みんなも、食べ物、遊び、場所、何でもいいから探してみて!」

3. 【主活動】(25分):「日本のすてきなところ探し(宝探し)」 ここでは、グループワークまたはペアワークを行います。

  • ステップ①(思考): 一人一枚以上、付箋に「日本のすてき」を書く。(5分)

    • 低学年ならテーマを絞るのも有効です。

    • 1班:たべもの(お寿司、ラーメン、給食)

    • 2班:あそび・アニメ(ポケモン、折り紙、あやとり)

    • 3班:景色・自然(富士山、温泉、海)

    • 4班:くらし(きれいなトイレ、電車が時間通り、落とし物が戻ってくる)

  • ステップ②(共有): グループで出し合う。(5分)

  • ステップ③(発表): 代表者が発表し、先生が黒板に貼っていく。(15分)

    • 黒板に大きな日本地図を描いておき、そこに関連する付箋を貼っていくと**「日本の宝物地図」**ができあがります。

先生:「すごい!『給食がおいしい』って書いた人がいるね。そうだね、毎日おいしいご飯が食べられるって幸せだね」 先生:「『夜でも明るい』、これも大事なことだね。日本は安全な国なんだね」

4. まとめ(5分):愛国心の芽生え 黒板いっぱいの「すてき」を見ながらまとめます。

先生:「見てください。日本にはこんなにたくさんの『宝物』がありました。この素敵な日本を作ってくれたのは、昔から頑張ってくれたおじいちゃん、おばあちゃんたちだね」 先生:「こんないい国に住んでるみんなも、日本の宝物だよ。これからも日本を大切にしていこうね」

 

 

 

 


【活動案3:クイズ】神話と歴史のタイムトラベル(社会科の芽)

体を動かしてクイズに答えることで、歴史への興味関心を高める活動です。座学になりがちな「由来」の話も、ゲーム形式なら楽しめます。

  • ねらい: 日本の成り立ち(神話)に触れ、建国の由来を物語として楽しむ。

  • 準備物: 神武天皇天照大神のイラスト(絵本や紙芝居があればベスト)、◯✕クイズの札、床に貼るビニールテープ(◯エリアと✕エリアを分ける用)

  • 対象: 小学1年生〜2年生

指導案の流れ(45分)

1. 導入(5分):数当てゲーム 数字のインパクトで掴みます。

先生:「突然ですが、日本は何歳くらいだと思いますか? 先生は〇〇歳だけど、日本はもっと年上かな?」 児童:「100歳!」「1000歳!」 先生:「正解は…なんと2600歳以上です! すっごく長生きなおじいちゃんだね!」

2. 展開(15分):読み聞かせ「日本ができた日」 ここで、建国記念の日の由来となる神話を話します。 ※YouTubeなどの教育用短編動画(NHK for Schoolなど)を活用しても良いですが、先生の語りでも十分です。

先生:「むかーしむかし、まだ日本という国がきちんと決まっていなかった頃のお話です」 先生:「太陽の神様の子孫である『カムヤマトイワレビコ(後の神武天皇)』という人がいました。この人は、みんなが仲良く暮らせる国を作りたいと思い、東の方へ旅に出ました」 先生:「途中、強い敵がいたり、道に迷ったりして大変でしたが、不思議な3本足のカラス(八咫烏)が道案内をしてくれました」 先生:「そして長い旅の終わり、今の奈良県という場所で、日本で最初の天皇(リーダー)になりました。その日が、今のカレンダーでいう2月11日。これが日本のお誕生日になったと言われています」

3. 【主活動】(20分):「建国記念の日マスターは誰だ!◯✕クイズ大会」 教室を広く使い、問題を読んだら「◯のエリア」か「✕のエリア」に移動させます。

  • 第1問: 日本で最初の天皇(リーダー)の名前は、「神武天皇(じんむてんのう)」である。

    • 答え:◯(さっきのお話に出てきたね!)

  • 第2問: 神武天皇を案内してくれたのは、「3本足のネコ」である。

    • 答え:✕(正解は3本足のカラス! 日本サッカーのマークにもなってるよ)

  • 第3問: 建国記念の日は、学校がお休みになる。

  • 第4問: 昔の人が決めたこの日は、「おめでとう」とお祝いする日である。

    • 答え:◯(日本ができたことを喜ぶ日だよ)

  • 第5問: 日本の国旗の赤い丸は、「梅干し」を表している。

    • 答え:✕(太陽だったね!)

4. まとめ(5分):歴史への感謝 盛り上がった後に、少しだけ静かな時間を作ります。

先生:「みんな、たくさん正解できたね! 今日は昔のお話をしましたが、2600年もの間、日本が続いてきたのはすごいことです」 先生:「昔の人たちが一生懸命国を守って、つないでくれたから、今の私たちがいます。『ありがとう』の気持ちで、2月11日を過ごしてくださいね」


先生が知っておきたい「建国記念の日」Q&A

授業中、子どもたちは大人が予想もしない質問をしてくることがあります。 先生が答えに詰まらないよう、また、正確な知識を持っておくためのQ&Aをまとめました。

Q1:「日本は何歳なの?」と聞かれたら?

【子どもへの回答】 「2600歳以上のおじいちゃんだよ。世界中の国の中でも、一番長生きしている国の一つなんだよ」

【先生用の補足知識】日本書紀』の記述に基づくと、初代神武天皇が即位したのは紀元前660年です。そこから数えると2680年以上(皇紀)になります。現存する国家の中で、神話の時代から皇統が続いている世界最古の国としてギネス認定もされています。低学年には「ものすごく昔からある」ことが伝われば十分です。

Q2:「どうして2月11日なの?」と聞かれたら?

【子どもへの回答】 「昔のカレンダーで決まった日を、今のカレンダーに直すと、ちょうどこの日になるんだよ」

【先生用の補足知識】 旧暦(太陰太陽暦)の1月1日(神武天皇即位の日)を、明治時代に太陽暦グレゴリオ暦)に換算した際、2月11日と定められました。かつては「紀元節」と呼ばれていましたが、戦後に一度廃止され、その後「建国記念の日」として再制定されました。

Q3:「建国記念日」ではなく、どうして「の」が入るの?

【子どもへの回答】 (※低学年にはこの質問はあまり出ないかもしれませんが、もし出たら) 「日本ができたことをお祝いする日、という意味だよ」

【先生用の補足知識】 これは大人にとって非常に重要なポイントです。 アメリカの独立記念日のように「歴史的事実として明確な日付」があるわけではありません(神話に基づくため)。そのため、「建国された日そのもの(建国記念日)」ではなく、「建国されたという事柄そのものを記念する日」というニュアンスを含めるために「の」が入っています。 法律(祝日法)でも、**「建国をしのび、国を愛する心を養う」**と定義されています。


まとめ

低学年の子どもたちにとって、建国記念の日は「難しい歴史の日」ではなく、**「大好きな日本のお誕生日」**であるべきです。

今回ご紹介した3つの指導案は、どれも難しい準備は必要ありません。 画用紙一枚、付箋一枚あれば、明日からでも実践できる内容です。

  • 制作で、日本のシンボルに愛着を持つ。

  • 話し合いで、日本の良さを再発見する。

  • クイズで、日本の物語を楽しむ。

どの活動を選んだとしても、最終的なゴールは同じです。それは、子どもたちが帰り道に**「日本に生まれてよかったな」「日本っていいな」**と、温かい気持ちになれること。

ぜひ、先生方のクラスに合った方法で、素敵な「日本の誕生日会」を開いてあげてください。子どもたちの「日本大好き!」の笑顔が、何よりの未来への希望になるはずです。

 

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