Web Analytics

晴れブロ そわかの子育て・教育応援ブログ

子育てに悩むすべての方へ、元小学校教員:晴田そわかからのメッセージ💌

小学校の英語の授業ってどんな感じ?小学校外国語活動の実情と具体例

f:id:sowakaharuta:20211016160608j:plain


こんにちは😃

 

晴田そわかです。

 

今回の記事では

★小学校の英語の授業って実際にどんなことをしているの?

★低学年の英語の授業の内容を知りたい

★小学校の英語は中学校の英語とどう違うの?

などの疑問やお悩みをお持ちのおうちの方へ向けて

≪小学校外国語活動の実情と具体例≫を紹介させて頂きます。

 

 

 

 

❖小学校の外国語活動の目的

現在、小学校では「外国語活動」と呼ばれる時間に、英語教育が行われています。

 

さて、この小学校の英語教育って

実際にどんなことをしているの?

中学校の英語とはどう違うの?

と疑問に思っているおうちの方もたくさんいらっしゃることと思います。

 

小学校の英語教育の目的は簡単に言うと

コミュニケーション能力の素地を養うことです。

 

つまり、細かい文法とか、語法とか、単語が正確に書けるとか

そういうことは些末であり、

英語によるコミュニケーションが図れることに重きが置かれています。

ジェスチャー等も含めた英会話の能力の育成です。

 

一方、中学校になると

コミュニケーション能力に加え、

文法、語法、正確な英単語の書き取り等の能力が求めらるようになります。

コミュニケーションを図ることよりも、座学中心の勉強スタイルが主体となっていきます。

この単語を覚えたり、文法を覚えたりするのが苦手で中学校に入ると、急に英語嫌いの子どもたちが増えるのも事実です。

 

この英語嫌いを少しでも防ぐためにも、

小学校の英語学習では、子どもたちができるだけ楽しく、英語を使って会話や遊びができるような授業が工夫されています。

 

グローバル化、IT化が進んでいる現代では、

英語はもっとも重要な学習科目のひとつだと思います。

 

英語ができるできないで、将来の選択肢の幅が違ってくると思います。

小学校のうちに、英語が楽しいと思って思って中学校へあがるのと、英語はつまらないと思って中学校へあがるのでは、その後の英語の学習に対する意識が大きく違ってくると思います。

 

小学校で行われている学習を参考に、

おうちでも親子で楽しく英語と触れ合える時間があれば、英語に対する楽しさが増すのではないかと思っています(*^-^*)

 

❖小学校外国語活動の実情と実践例

f:id:sowakaharuta:20211016164050j:plain


【低学年1~2年生の外国語活動】

2021年現在、文部科学省が提示する学習指導要領では、

小学校の外国語活動は3年生以上と位置づけられています。

 

しかし、ほとんどの小学校が1年生から、英語の学習を取り入れています。

実際に、私が赴任させて頂いたすべての小学校で1年生の段階から英語の学習が行われていました。

 

1年生には英語は難しいのでは?

と思うおうちの方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、1、2年生の英語の学習は、英語を使った遊びやゲームがほとんどです。

どの子も簡単かつ楽しんで取り組めるので、ほとんどの子どもたちが英語が大好きです。

 

具体的な実践例は

〇英語のあいさつ

〇簡単な英語の歌

〇英語でビンゴ

〇英語でじゃんけん

〇英語で神経衰弱ゲーム

〇英語でダンス

〇英語でキーワードゲーム

 

などです(*^-^*)

 

このうち、英語の歌やダンスは、簡単にできておうちでも子どもと一緒に楽しむことができるので、おすすめです。

 

子どもが大好きで簡単なポピュラーな英語ソングは

Head, Shoulders, Knees and Toes あたま、かた、ひざ、つまさき

Seven Steps セブン・ステップス

London Bridge ロンドン橋

Hello Song こんにちは

 Bingo ビンゴ

 

などが挙げられます。

ユーチューブ等にもあがっていると思いますので、興味のある方は検索してみると良いと思います。

 

こちらのCDは、簡単で子どもが大好きな英語ソングが収録されているのでおすすめです👇

 

【中学年3~4年生の外国語活動】

中学年も、1~2年生の英語学習で取り組んできた歌やゲームなどの楽しい活動が主となります。

 

1~2年生の時よりも、難しい歌やルールをレベルアップしたゲームなどにも取り組みます。また、英語の絵本に触れたり、英語を作った創作活動や、簡単な英語劇などに取り組む学校もあります。

 

私が中学年で取り組んだ

具体的な実践例は

〇英語のあいさつ

〇英語でかるた

〇英語でじゃんけんゲーム

〇英語で買い物ゲーム

〇英語で道案内ゲーム

〇英語を使ってTシャツのデザイン

〇英語のキーワードゲーム

〇英語の歌

〇英語の読み聞かせ

〇英語の絵本

 

このうち、英語の読み聞かせや絵本は、おうちでも簡単にできるのでおすすめです(^^♪

2年生の国語の教科書にも出てくるスイミーは子どもたちも知っている話なので、人気が高かったです👇

 

【高学年5~6年生の外国語科】

5~6年生の英語学習は、中学年のときまでとは違い、基本的に英語の教科書に沿って進みます。

 

簡単な単語を覚えたりもしますが、

 

中学校の英語学習とはちがい

あくまでも、英語でコミュニーケーション出来ること(英会話能力)に重きが置かれた学習内容となっています。

 

しゃべれてなんぼです。

 

高学年になってくると、英語で道案内など、日常の簡単な英会話ができるような学習計画となっています。

難しいとは思いますが、おうちでもおうちの方と簡単な英語のやりとりができればより楽しいと思います(^^♪

 

具体的な実践例は

〇英語で道案内

〇英語で日本の良さを紹介

〇英語で自分の得意なスポーツを紹介

〇英語で自己紹介

〇英語で簡単な絵本をつくる

〇英語で行ってみたい観光地の紹介

〇英語で好きな食べ物を紹介

 

高学年では、

英語で自分のことを紹介する活動が増えてきます(^^♪

子どもと簡単な会話ができると楽しいと思います。

 

親子で英会話の本等もおすすめです👇

 

 

今回の記事はここまでにします。

 

最後までお読み頂きありがとうございました(#^.^#)