こんにちは。
晴田そわかです。
今回の記事では《子どもの記憶力を高める五つの方法》についてご紹介させて頂きます。
記憶力は、
子どもの学力の基礎となる大事な力です。一生懸命、勉強をしているけれど、なかなか漢字が覚えられない、算数や数学の公式が覚えられない、とにかく暗記が苦手というお子さんもいらっしゃることと思います。
元々記憶力が良い子どもがいることも事実です。しかし、暗記することが苦手であっても、これからご紹介させて頂く《記憶力を高める五つの方法》を意識、実践することで、着実に記憶力は高まっていきます。努力をする事で、記憶力は高めていくことができるのです。
- 記憶力を高める方法①十分で上質な睡眠を取ること
- 記憶力を高める方法②アクティブラーニングをすること
- 記憶力を高める方法③アソシエーション(関連づけ)を使うこと
- 記憶力を高める方法④繰り返し学習すること
- 記憶力を高める方法⑤身体を使って学習すること
記憶力を高める方法①十分で上質な睡眠を取ること
お子さんの睡眠はしっかりととれていますか?
夜遅くまでテレビや動画を見ていたり、遊んでいりしていると、脳は疲れてしまい上質な睡眠が得られません。夜は早めに眠るように心がけましょう。低学年のうちはできるならば夜9時半までに、高学年も夜10時半までは眠ることがおすすめです。
十分な睡眠をとることで、脳が情報を整理し、長期的な記憶を形成しやすくなります。
記憶力を高める方法②アクティブラーニングをすること
アクティブラーニングとは…
先生や親から一方的にこうだよ、と教えられる勉強法ではなく、子ども自ら積極的に学習に参加し、自分で考え、自分でを発言することで、より深い学びを促す教育手法のことです。
具体的には、声に出して説明する、先生や友だち、親とディスカッションをする、などです。
たとえば、算数の問題であれば、単純に公式を暗記するだけでなく、自分で解き方を説明しながら問題を解く、漢字であれば成り立ちや部首、読み方、使い方を声に出して読んでみる、などの学習方法が考えられます。
単純な情報をただ覚えるだけではなく、アクティブに問題を解いたり、情報を整理したりすることで、脳がより深く理解しやすくなります。
記憶力を高める方法③アソシエーション(関連づけ)を使うこと
覚えたい情報を、既に知っていることや、イメージしやすいことと結び付けることで、脳が情報を覚えやすくなります。
たとえば、社会の都道府県。
大分県の名前と位置を覚えるとします。ただ、大分県という言葉と地図と位置を見て覚えるのは、子どもによってはなかなか難しかったりします。
しかし、温泉が有名、福岡県の隣にある、指原莉乃さんの出身地である、九州にある等、自分が知っている情報を組み合わせながら暗記すると、記憶が定着しやすくなります。
記憶力を高める方法④繰り返し学習すること
情報を何度も繰り返し学習することで、長期的な記憶を定着しやすくなります。
これは、記憶力を高める一番の基礎です。
学校では次々に新しいことを勉強しますから、以前学習した内容が定着しないまま新しいことを覚えにかかる、ということがあると思います。しかし、それでは以前学習した内容も、新しい内容もどちらも中途半端なまま定着しない、ということなりがちです。
少しずつで良いので、定着していない内容は繰り返し繰り返し復習していく姿勢が大切です。
記憶力を高める方法⑤身体を使って学習すること
身体を使って学習することで、脳がより深く覚えることができます。例えば、単純に「書く」ことが挙げられます。ただ、読むだけより、「書く」ことによって、より深く脳に記憶が刻まれます。英単語など、歌やリズムに合わせて身体を動かすことにより覚える方法もあります。
これらの方法を組み合わせて実践することで、記憶力を高めることができます。
ぜひ、実践してみてください。