こんにちは。
晴田そわかです。
今回の記事では【子どもの集中力を高めるための五つの方法】についてご紹介させて頂きます。
子どもの集中力と学力には密接な関係があると言われています。
集中して学習や作業に取り組むことができれば、成績や能率があがり、
学校生活もより楽しく生き生きとしたものになることでしょう。
その①学習環境を整える
静かで快適な学習環境を整えることで、集中力を高めることができます。
子ども部屋の状態はどうでしょうか。乱雑に散らかってしまってはいませんか。
部屋の状態は、心の状態とリンクしているとも言われます。
いつも整理された部屋の状態を保てるよう、毎日寝る前に部屋の片付けをする時間を作るなどし
整頓を「習慣化」させましょう。
周りの騒音や乱雑な状況を避け、集中できる場所を作りましょう。
その②目標を設定する
学習や作業において目標を設定することで、集中力が向上します。
目標に向かって取り組むことで、やる気が生まれ、集中力が維持されるからです。
目標には大きく「内的なもの」と「外的なもの」の二種類があります。
内的なものは、たとえば、テストで○点取れるようになりたい、上手にすらすらと音読できるようになりたい等の学習や作業そのものに対する「目標」です。
一方、外的なものは、漢字○ページ1週間頑張ったら美味しいものを食べに行く、テストで◯点以上取ったら何か欲しいものを買ってあげる等のいわゆる「ごほうび」に対する「目標」です。
理想としては、「内的なもの」を目標とすることです。
しかし、特に小学校低学年の子どもたちは、それだけではなかなかやる気を起こさせることが難しいです。
「内的なもの」を基本の目標としつつ、「外的なもの=ごほうび」も時々取り入れていくと良いと思います。しかし、ごほうびばかりを目標としてしまうと、子どもはだんだんごほうびが無ければ頑張らないようになってしまいます。その辺のバランスを気をつけて、子どもにやる気を持たせていく声かけをしていくことが大切です。
その③スケジュールを立てる
学習や作業のスケジュールを立てることで、その進捗状況を把握し、集中力を維持することができます。スケジュール通りに学習や作業を進めることで、余裕を持って取り組むできます。
家で学習に取り組む時間や順番を決めましょう。
何時から何時までは「宿題タイム」として、学習に取り組む習慣をつけさせるようにしましょう。
低学年のうちに学習に取り組む習慣をしっかりとつけておけば、高学年、中学生、高校生になっても
進んで学習に取り組むことができるようになります。
夏休み、冬休みなどの長期休暇の際は、時間に加えて学習の順番や範囲を決めるなど
細かくスケジュールを立てると良いです。
後半になって慌てて学習に取り組むようでは、大変になってしまいます。
毎日の積み重ねによって集中力は培われていきます。
その④集中するための習慣を身につける
作業に集中するための「習慣」を身につけることで、集中力を高めることができます。例えば、定期的にストレッチをしたり、深呼吸をすることで、リラックスして集中することができます。
小学校でも、授業前に30秒黙想をしたり、ゆっくり深呼吸をする時間を取ることがあります。短い時間ですが、そのような時間を取ることによって、心身が落ち着き、学習へと向かう気持ちを作りやすくなります。
黙想や深呼吸、ストレッチ等、自分がリラックスできると思うものを選び、作業前の習慣にしてしまいましょう。繰り返していくうちに、だんだんと学習や作業に集中しやすくなると思います。
その⑤集中力を保つための休憩を取る
長時間の作業は、集中力が散漫になりやすくなります。適度な休憩を取り、リフレッシュすることで、集中力を保つことができます。
以上のポイントに気を配り、集中力を高めるための環境や習慣を整えていきましょう!