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晴れブロ そわかの子育て・教育応援ブログ

子育てに悩むすべての方へ、元小学校教員:晴田そわかからのメッセージ💌

憲法記念日の意外な事実とは?小学生でもわかる雑学&豆知識集

※当ブログではプロモーションを利用しています

こんにちは。晴田そわかです。

今回の記事では《憲法記念日の意外な事実とは?小学生でもわかる雑学&豆知識集》について紹介させて頂きます。

 

 

 

① はじめに|憲法記念日ってなに?

5月3日と聞いて、すぐに「憲法記念日だ!」と思い浮かぶ小学生は、そう多くないかもしれません。でも実は、この日はとても大切な日。なぜなら、私たちのくらしや自由、安心を守ってくれている「日本国憲法(にほんこくけんぽう)」が、今のかたちで使われ始めた記念日だからです。

「記念日」とは、何か大切なできごとを忘れないようにするための日。たとえば誕生日はその人が生まれた日をお祝いする日ですよね。それと同じように、憲法記念日は、日本が新しいスタートを切った大事な日を覚えておくためにできた日です。

この記事では、小学生にもわかりやすく憲法記念日の意味を伝えながら、ちょっと意外な雑学やおもしろ豆知識をたっぷり紹介していきます。「へえ~そうだったんだ!」と思わず言いたくなるネタがきっと見つかりますよ!

 

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② 意外と知らない!憲法記念日の基本知識

まずは、憲法記念日についての「基本」を確認しておきましょう。

日本国憲法は、**1946年(昭和21年)11月3日に公布(こうふ)**されました。「公布」とは、国が「こういう新しいルールをつくりましたよ」と発表することです。でもこの日は「憲法記念日」ではありません。

実は、日本国憲法が本当に使われ始めた日=施行(しこう)日が、1947年(昭和22年)5月3日なんです。つまり「今日からこの憲法を使いますよ」というスタートの日。この日が憲法記念日になった理由です。

よくある勘違いとして、「11月3日が憲法記念日?」と思ってしまうことがありますが、それは「文化の日」。ちなみに、この文化の日が選ばれたのも、日本国憲法の公布日だったからなのです。なんと、一つの憲法に二つの祝日が関わっているという面白い事実もあります。

また、憲法記念日は、建国記念の日(2月11日)、文化の日(11月3日)と並ぶ、日本の三大「国のかたち」に関わる祝日のひとつとも言われています。


③ 小学生にも話したくなる!憲法記念日の雑学・豆知識10選

ここからは、「へえ、知らなかった!」「友だちに教えたい!」というような、ちょっとした豆知識や雑学をたっぷりご紹介します。大人が読んでも「なるほど!」と思える内容を厳選しました。


1. 日本国憲法は「世界一長い前文」を持っている⁉

日本国憲法には「前文(ぜんぶん)」という、考え方を説明する長い文章があります。内容は「国民が主役」「平和を大切にする」「人権を守る」といったもの。英語訳では約400語と、世界でもトップクラスの長さです。日本が目指す国の姿が、しっかり書かれているんです。


2. 世界でいちばん古くから使われている憲法はどこ?

日本国憲法よりもずっと前にできたのがアメリカ合衆国憲法です。1789年から使われていて、200年以上現役!しかも内容はとてもシンプルで、必要なことがあれば「修正条項」で少しずつ変えています。アメリカでは今でもこの憲法がとても大切にされています。


3. 「戦争はしません」をしっかり書いているのは日本だけ⁉

日本国憲法の第9条には「戦争をしません」「軍隊は持ちません」とはっきり書かれています。これほど強く平和主義を掲げている国は、世界でも珍しいんです。日本は戦後、この条文をもとに「戦争をしない国」として歩んできました。


4. 憲法記念日国民の祝日。休みは法律で決まっている!

5月3日の憲法記念日は、「国民の祝日」として法律で決められています。そのため、学校や会社もお休み。さらに、5月4日や5日も祝日なので、ゴールデンウィークとして長い休みになるんです。ただの休日ではなく、意味がある日なんですね。


5. 国会図書館では毎年「憲法展示」が開かれる

国立国会図書館では、憲法記念日に合わせて「日本国憲法」に関する展示が行われます。実際の資料や新聞、歴史的な本などが見られるほか、オンラインでも一部公開されることも。憲法を楽しく学べる機会として人気です。

 

 

 

 


6. 憲法記念日の新聞は「一面」が特別バージョン⁉

5月3日の朝刊には、新聞各社が「憲法特集」を組みます。一面(いちめん)には、日本国憲法の全文を載せたり、子ども向けの解説が載っていたりと、いつもとはちょっと違う紙面になるんです。新聞を開くのが楽しみになる日でもあります。


7. 日本国憲法の草案には「カタカナ」がいっぱい!

今の憲法は戦後に作られましたが、最初の草案(下書き)の文章はカタカナがたくさん使われていました。たとえば「コクミン」「シンケン」など。まだ常用漢字が決まっていなかったことや、読みやすさを考えていたためです。時代の違いが見えるおもしろいポイントです。


8. 憲法記念日は「自由について考える」きっかけにも

憲法には、私たちの自由や権利が書かれています。たとえば「言いたいことを言う自由」「好きな仕事を選ぶ自由」など。だからこそ、憲法記念日は「自分の自由ってなんだろう?」と考える日にもなります。ただ休むだけじゃもったいない日なんです。


9. 実は「改正のしかた」も憲法に書いてある!

憲法は「変えてはいけないもの」ではありません。どうやって変えるかも、実は憲法に書いてあるんです。国会での議決や、国民投票が必要など、とてもハードルが高くなっています。だからこそ、めったに改正されない大切なルールなんですね。


10. 昔の日本にも「五箇条のご誓文」や「大日本帝国憲法」があった!

明治時代、日本には「大日本帝国憲法(だいにっぽんていこくけんぽう)」という古い憲法がありました。それ以前には「五箇条のご誓文(ごかじょうのごせいもん)」という、国の方針を示す宣言も。今の憲法と比べると、考え方や言葉の使い方も全然ちがっていて、時代の変化がよくわかります。


④ 親子で話そう!憲法が守ってくれていることって何?

憲法って、なんだかむずかしそう…」と思っていませんか? でも、実は私たちの毎日にとても深く関わっているものなんです。
たとえば、毎日学校に行けること。これは「教育を受ける権利」が守られているからです。ほかにも、「言いたいことを自由に言える」「自分の好きな服を着て出かけられる」「好きな人と結婚できる」など、当たり前のように感じることが、じつは憲法に支えられています。

「自由」と「平等」って、どういうこと?

憲法のなかでも大切にされている考え方に、「自由」と「平等」があります。
「自由」とは、だれにもじゃまされず、自分で考え、自分で決めていいこと。ただし、他の人の自由をこわさないことも大切です。
「平等」とは、性別や国籍、考えのちがいがあっても、だれもが同じように大切にされること。お友だちを見た目だけで決めつけない、ちがいを認めあう。これが平等の第一歩です。

親子の会話のきっかけに!問いかけ例

  • 「どうして毎日、学校に行けるのかな?」

  • 「もし言いたいことが言えなかったら、どんな気持ちになる?」

  • 「男の子と女の子で、できることにちがいがあるのはいいと思う?」

  • 「『自由』って、どんなときに感じる?」

こんな問いかけをすると、お子さんの考えや気持ちを知るチャンスになります。難しく考える必要はありません。まずは、「日常のなかにある憲法」を見つけることから始めましょう。

 

 

 


⑤ おうちで楽しむ!憲法記念日の過ごし方アイデア

せっかくの祝日、ゴールデンウィーク中とはいえ「今日は憲法記念日だよ」と子どもに伝えるだけでも、立派な学びになります。ここでは、親子で楽しめる過ごし方をいくつかご紹介します。

子どもと一緒にできる「小さな自由について考えるワーク」

まずは、紙とペンを用意して、次のようなことを親子で考えてみましょう。

  • 「今日は何を着たい?」「なぜそれを選ぶの?」

  • 「好きな遊びを選べるのは、どんな理由から?」

  • 「自由って、どんなときに大切だと感じる?」

これらはすべて「自由を選ぶ」という行動です。
子どもが日ごろ何を大切に思っているのかが見えてきますし、「自由にするって、うれしいことなんだな」と自然と気づくことができます。

憲法記念日にまつわる絵本やアニメの紹介

子ども向けに「憲法」や「人権」「自由」をやさしく描いた絵本やアニメもたくさんあります。

  • 『14ひきのやまいも』(いわむらかずお)…みんなで力を合わせる「みんなの大切さ」を学べる

  • 『しあわせってなあに?』(レオ・バスカーリア)…自由と愛をテーマにした感動絵本

  • NHK for School「わたしたちのくらしとけんり」シリーズ(小学生向け映像教材)

楽しみながら「憲法が守っていること」へ興味を持てるよう工夫されています。

家族で「ぼく・わたしのミニ憲法」をつくってみよう!

画用紙やノートを使って、オリジナルの「家族憲法」や「自分憲法」を作ってみましょう。

例:

  • 第1条 家族は毎日「おはよう」と言いあいます。

  • 第2条 みんなの話を最後まで聞くようにします。

  • 第3条 自分の気持ちを正直に言ってもいいです。

こんなふうに、「自分や家族が大切にしたいルール」を作る体験を通して、憲法の意味がぐっと身近になりますよ。


⑥ まとめ|小学生にも伝えたい憲法記念日の大切さ

憲法記念日は、ただの祝日ではありません。
私たちが「自由に生きられる」「安心してくらせる」ためのルールが、しっかりあるということを考える、大切な日です。

この記事では、憲法記念日の意味や歴史、そして小学生にもわかる豆知識や雑学、親子での話し方のヒントをご紹介しました。

今日から使える雑学まとめ

  • 憲法の前文は、世界でもとても長い

  • 「戦争をしません」と書かれているのは世界的に珍しい

  • 憲法には、自由や平等など大切なことが詰まっている

  • 身近なことも、憲法があるからできている

難しい言葉も、身近な話に置きかえれば理解できる!

憲法」や「人権」というと難しく聞こえますが、「自分で決めていいこと」「みんな同じように大切」というふうに、やさしい言葉で話すことができます。学校のこと、家族のこと、遊びのこと…どんな話題にもつながっているのです。

憲法は、みんなを守るルール

憲法は、えらい人だけが使うルールではありません。子どもも、おとなも、みんなが安心してくらすためのもの。
ぜひこの憲法記念日をきっかけに、親子で「自由」「平等」「守られていること」について、楽しくおしゃべりしてみてくださいね。

 

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