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晴れブロ そわかの子育て・教育応援ブログ

子育てに悩むすべての方へ、元小学校教員:晴田そわかからのメッセージ💌

敬老の日に小学生と読みたい絵本10選|感謝を伝える読み聞かせガイド

※当ブログではプロモーションを利用しています

こんにちは。晴田そわかです。

今回の記事では《敬老の日に小学生と読みたい絵本10選|感謝を伝える読み聞かせガイド》について紹介させて頂きます。

 

 

 

1. はじめに

9月の第三月曜日は「敬老の日」。おじいちゃんやおばあちゃんに日頃の感謝を伝える特別な日です。普段はなかなか「ありがとう」と言葉にできない子どもたちにとって、この日は気持ちを形にする大切なチャンスでもあります。プレゼントや手紙を贈るのも素敵ですが、実は「絵本を読む」ことが敬老の日の過ごし方として注目されているのをご存じでしょうか。

小学生の子どもが絵本を読むことは、単なる読み物ではなく「気持ちを伝える手段」になります。読み聞かせを通して、感謝の思いを声に乗せて届けることができるからです。また、祖父母と一緒に絵本を読む時間は、家族の絆を深めるかけがえのない思い出になります。

この記事では、小学生におすすめの「敬老の日に読むべき絵本10選」を詳しくご紹介します。それぞれの絵本の特徴や選び方のポイント、読み聞かせのコツまで解説するので、ぜひご家庭での敬老の日の参考にしてください。

 

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2. 敬老の日に絵本を読む意味

敬老の日は「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」として制定されました。子どもにとっては「おじいちゃん・おばあちゃんにありがとうを伝える日」として身近に感じられる日です。そんな特別な日に絵本を読むことには、次のような大切な意味があります。

① 感謝の気持ちを自然に表現できる
小学生は「ありがとう」と言いたくても、言葉だけでは照れてしまうことも多いものです。絵本を通して「ありがとう」がテーマの物語を読むことで、気持ちを自然に表現できます。

② 世代を超えて共感できるテーマがある
祖父母の登場する絵本や、家族の温かさを描いた絵本は、大人も共感できる内容が多いです。一緒に読むことで会話が広がり、子どもと祖父母の距離が近づきます。

③ 読み聞かせが心を育てる
読み聞かせは小さい子のものと思われがちですが、小学生にとっても効果的です。声に出して読むことで表現力が育ち、祖父母の前で読むことで自己肯定感が高まります。

④ 家族の絆を深める特別な時間になる
敬老の日に絵本を読む時間は「一緒に過ごした思い出」として心に残ります。プレゼントのように形に残るものではありませんが、心の中に長く残る贈り物になります。

このように、絵本は「感謝の気持ち」と「家族の絆」を同時に育むアイテム。だからこそ敬老の日に読むことが特別な意味を持つのです。


3. 絵本の選び方のポイント

では、敬老の日に読む絵本はどのように選べば良いのでしょうか。小学生向けの絵本選びにはいくつかのコツがあります。

① テーマは「家族・ありがとう・思い出」
敬老の日にふさわしいのは、家族の絆や祖父母との関わりを描いた作品です。特に「ありがとう」という気持ちが伝わる絵本を選ぶと、読み終えた後に自然と感謝の言葉が出てきます。

② 小学生でも理解しやすい内容を選ぶ
低学年なら絵が多く、文章が短めのもの。高学年なら少し長い物語や心に響く深いテーマのものを選ぶと良いでしょう。同じ「祖父母が出てくる絵本」でも対象年齢によって読みやすさは異なります。

③ 読み聞かせ向きか、自分読み向きか
小学生が自分で読むのか、祖父母と一緒に読むのかで選び方も変わります。短めで感情を込めやすい絵本は読み聞かせ向き、長めで考えさせる内容は自分読み向きと考えると選びやすいです。

④ 贈り物としての側面も意識する
敬老の日のプレゼントに絵本を贈る場合、装丁がきれいで長く手元に置きたくなる本がおすすめです。読んだあとも本棚に飾って楽しめるデザインだと喜ばれます。

⑤ 子ども自身が「読みたい」と思える本を選ぶ
大人が良いと思っても、子どもが興味を持てなければ意味がありません。書店や図書館で子どもに表紙を見せて選んでもらうのも大切です。

このようなポイントを押さえることで、敬老の日にぴったりの一冊を見つけやすくなります。


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4. 敬老の日に小学生が読むべき絵本10選

ここからは、実際に敬老の日に小学生が読むのにおすすめの絵本を10冊ご紹介します。それぞれの本について、内容の特徴やおすすめポイント、対象年齢、読み聞かせの工夫を合わせて解説します。


1. 『おじいちゃんがおばけになったわけ』(作:オレ・コンスタブル/絵:エルス・スピー/出版社:あすなろ書房


大好きなおじいちゃんが亡くなったあと、おばけとなって孫の前に現れるというユーモラスで温かいお話。死というテーマを扱いながらも、怖さではなく「愛情はずっと残る」という前向きなメッセージが込められています。

  • 対象:低学年〜中学年

  • ポイント:祖父母と孫の絆を感じられる

  • 読み聞かせの工夫:おばけのセリフを少し声色を変えて読むと楽しい


2. 『14ひきのおつきみ』(作:いわむらかずお/童心社


おじいさん・おばあさんと一緒に家族全員でお月見を楽しむ姿が描かれ、世代を超えた絆を感じられる一冊。

  • 対象:低学年

  • ポイント:自然や家族の大切さを伝えられる

  • 読み聞かせの工夫:絵の中の細かい描写を子どもと一緒に探すと盛り上がる


3. 『おじいちゃんの手』(マーガレット・H・メイソン/作、フロイド・クーパー/絵、偕成社

孫が見つめる「おじいちゃんの手」から、歴史や愛情を感じ取ることができる絵本。黒人文化を背景にしながら、普遍的な家族愛を描いています。

  • 対象:低学年〜高学年

  • ポイント:世代を超えて受け継がれるものを考えられる

  • 読み聞かせの工夫:絵をじっくり見せながら「おじいちゃんの手のしわ」などを一緒に観察してみましょう。


4. 『おじいちゃんのごくらくごくらく』(西本鶏介・作/鈴木びんこ・絵/ポプラ社


おじいちゃんと孫が一緒にお風呂に入り、会話を重ねる中で「ごくらくごくらく」と幸せを感じる物語。シンプルながら深い愛情を描いています。

  • 対象:低学年

  • ポイント:日常の中の小さな幸せを見つけられる

  • 読み聞かせの工夫:セリフをゆっくりと優しい声で読むと雰囲気が伝わる


5. 『ずーっとずっとだいすきだよ』(ハンス・ウィルヘルム作・絵/評論社)

主人公のぼくと、世界で一番素敵な犬のエルフィーとの日々、そしてその死を通して、愛情を言葉で伝えることの大切さを描いた名作。祖父母への「大好き」という気持ちを素直に伝えたくなる一冊です。

  • 対象:低学年

  • ポイント:「大好き」を言葉で伝えるきっかけになる

  • 読み聞かせの工夫:最後の一文「すきだっていってあげて、ほんとうによかった。」を、特に心を込めて読もう

 

 

 


6. 『ぼくのおじいちゃん』(カタリーナ・ソブラル/アノニマスタジオ)


ゆったりと自分の時間を楽しむおじいちゃんの日常を、孫の視点から描いた絵本。いつも忙しい隣人との対比を通して、「豊かな時間とは何か」を考えさせてくれます。おしゃれなイラストも魅力です。

  • 対象:低学年〜高学年

  • ポイント:人生の楽しみ方や、ゆったり過ごす時間の豊かさを感じられる

  • 読み聞かせの工夫:読んだ後、「おじいちゃんは毎日何してるのかな?」と想像を膨らませる会話も楽しい。


7. 『ばあばは、だいじょうぶ』(楠章子作/童心社


大好きだったおばあちゃんが認知症になり、少しずつ変わっていく姿に戸惑う主人公のつばさ。しかし、つばさは変わっていくおばあちゃんと向き合う中で、変わらない愛情があることに気づいていきます。認知症という難しいテーマを、子どもの視点から真摯に、そして温かく描いた名作です。

  • 対象:小学中学年〜高学年

  • ポイント:祖父母の老いや変化を、優しく受け止める心を育む。家族の愛情について深く考えさせられる一冊。

  • 読み聞かせの工夫:主人公つばさの心の声(嬉しい気持ち、悲しい気持ち、戸惑いなど)を、声のトーンや速さで丁寧に表現する。読んだ後、「もし自分のおばあちゃんだったらどう思うかな?」と、お子さんの気持ちを聞いてあげる時間を大切に。


8. 『おじいさんのランプ』(作:新美南吉/絵:かすや昌宏/あすなろ書房他)


文明開化の時代、ランプの美しさに魅せられ、ランプ屋として成功した巳之助。しかし、電気という新しい光の登場で時代から取り残されていきます。時代の変化と、一つの仕事を実直に続けた老人の生き様を描いた物語です。祖父母が生きてきた時代に思いを馳せるきっかけになります。

  • 対象:中学年〜高学年

  • ポイント:祖父母世代が生きてきた歴史や、働くことの尊さを感じられる。新美南吉の美しい日本語も魅力。

  • 読み聞かせの工夫:物語の時代背景(ランプが最新の光だったこと、電気が登場した衝撃など)を、読み始める前に少し話してあげると、物語に入り込みやすくなる。巳之助の職人としての誇りが感じられるセリフは、力強く、少し厳かな声で読むと心に響く。


9. 『おじいちゃんがのこしたものは…』(マイケル・モーパーゴ/作/評論社)


クリスマスの日、おばあちゃんの家で孫娘が見つけたのは、おじいちゃんが遺した一通の手紙。そこには、地球環境を破壊してしまったことへの謝罪と、未来を託す孫への切実な願いが綴られていました。壮大なテーマを、愛情あふれる祖父の言葉で描いた感動的な物語です。

  • 対象:中学年〜高学年

  • ポイント:環境問題という大きなテーマを、家族の愛情という身近な視点から考えるきっかけになる。未来をどう生きるかを問いかける、メッセージ性の強い一冊。

  • 読み聞かせの工夫:これは単なる物語ではなく、未来を生きる子どもたちへの「手紙」です。おじいちゃんの愛情と後悔、そして希望が伝わるように、一言一言を大切に、語りかけるように読んであげてください。


10. 『おじいちゃんのゆめのしま』(ベンジー・デイヴィス/作/評論社)


シドとおじいちゃんは、秘密のドアを通って、たくさんの思い出がつまった「ゆめのしま」で一緒に過ごしていました。しかし、おじいちゃんは島を去る時が来たとシドに告げます。祖父と孫の深い愛情と、避けられない別れ、そして残される者の心の成長を、鮮やかな色彩で描いた感動の物語です。

  • 対象:低学年〜中学年

  • ポイント:大切な人との別れというテーマを扱いながらも、温かい思い出はずっと心に残り続けるという希望を感じさせてくれる。色彩の美しさが、物語の世界観を際立たせている。

  • 読み聞かせの工夫:前半の二人で過ごす楽しい場面は明るく弾むように、後半のお別れの場面は少しゆっくりと、優しい声で読んであげましょう。言葉にしなくても、絵が雄弁にシドの気持ちを語っています。読後は、絵をじっくりと見ながら、親子で島の思い出について話すのも素敵です。 

 

 


5. 読み聞かせのコツ

  • 声に感情を込める:登場人物の気持ちを考えながら、声に抑揚をつけて読むと臨場感が増します。

  • 祖父母と一緒に読む:ただ読むだけでなく「こういうことあるよね」と会話を挟むと心が近づきます。

  • 読み終わったあとに感想を伝える:「この本を読んで、ありがとうって思ったよ」と一言添えるだけで気持ちがぐっと伝わります。


6. 絵本と一緒に贈りたいアイデア

  • 手作りのしおりを絵本に挟んでプレゼント

  • 絵本と一緒に似顔絵や写真を添える

  • 読み聞かせ後に「ありがとうカード」を手渡す


7. まとめ

敬老の日に小学生が絵本を読むことは、単なる読書ではなく「感謝の気持ちを伝える特別な時間」です。紹介した10冊はどれも祖父母への思いやりを表現できる名作ばかり。読み聞かせを通じて、心に残るひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

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