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晴れブロ そわかの子育て・教育応援ブログ

子育てに悩むすべての方へ、元小学校教員:晴田そわかからのメッセージ💌

水が怖い小1・小2のお子さんへ!お風呂から始める簡単な水慣れステップ

※当ブログではプロモーションを利用しています

こんにちは。晴田そわかです。

今回の記事では《水が怖い小1・小2のお子さんへ!お風呂から始める簡単な水慣れステップ》について紹介させて頂きます。

 

 

 

水が怖い小1・小2のお子さんへ!お風呂から始める簡単な水慣れステップ

小学校に入学し、いよいよ始まるプールの授業。保育園や幼稚園での水遊びとは違い、大きなプールに入ることに強い恐怖心を抱くお子さんは非常に多くいらっしゃいます。

これまで小学校教員として10年間、1年生や2年生のプール指導に関わってきた中で、水が怖いと感じてプールサイドで泣いてしまったり、見学を希望したりする子どもたちをたくさん見てきました。しかし、焦る必要はまったくありません。最初から水が得意な子ばかりではなく、一人ひとりのペースに合わせて少しずつ恐怖心を取り除いてあげることが最も大切です。

プールの授業を心から楽しんで参加できるようにするためには、家庭でのサポートが大きな鍵を握ります。今回の記事では、特別な道具を必要とせず、毎日の「お風呂」の時間を活用してできる、小1・小2向けの具体的な水慣れステップを詳しく解説していきます。読んだその日からすぐに実践できる内容になっていますので、ぜひお子さんと一緒に取り組んでみてください。

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なぜ「お風呂」での水慣れが効果的なのか?

学校のプールやスイミングスクールにいきなり通わせる前に、まずは家庭のお風呂で水慣れを始めることには、お子さんにとっても保護者の方にとっても絶大なメリットがあります。

  • 安心できるパーソナルスペース: 大勢の人がいるプールと違い、お風呂は完全にプライベートな空間です。大好きなお父さん・お母さんと1対1で向き合えるため、心理的な安全性が非常に高く、リラックスして挑戦できます。
  • 水温が高く、体が冷えない: プールの水温は冷たく感じることが多く、それが「プール=不快、怖い」というイメージに直結しがちです。温かいお風呂であれば、体がこわばることなく水に触れることができます。
  • 毎日の習慣に組み込める: わざわざプールに出かける準備をする必要がなく、毎日の入浴時間の中に5分〜10分組み込むだけで、継続的な練習が可能です。水慣れは「細く長く続けること」が成功の秘訣です。
  • 足が確実につく安心感: 大きなプールは深さがプレッシャーになりますが、お風呂なら確実に足とお尻が底につき、いつでも自分の意思で顔を上げられるという絶対的な安心感があります。

【実践編】お風呂でできる!水慣れ7つのステップ

ここからは、水への抵抗感をなくすための具体的なステップを7段階に分けてご紹介します。お子さんの様子を見ながら、絶対に無理をさせず、一つひとつのステップを数日〜数週間かけてゆっくりクリアしていきましょう。

ステップ1:手で水をすくって顔を洗う(頬・おでこ)

目標:顔の表面に水が触れることに慣れる

まずは、顔に水滴がつく感覚に慣れるところからスタートします。シャワーを頭からかけるのが怖いお子さんは、この段階から丁寧に進めましょう。

  1. お子さんに湯船のフチにつかまって座ってもらいます。
  2. 保護者の方が両手でお湯をすくい、「お顔にペタペタするよ〜」と声をかけます。
  3. お子さんの頬やおでこに、優しくお湯をつけます。
  4. 慣れてきたら、お子さん自身の手でお湯をすくい、自分で顔を洗うように促します。
保護者の声かけ例

「お湯が温かくて気持ちいいね!自分のおててで、お顔を優しく洗えるかな?」

指導のポイント

この時、絶対に目や鼻に無理やり水を入れないようにしてください。タオルをすぐ横に置いておき、「濡れてもすぐに拭けるから大丈夫だよ」という安心感を与えましょう。

ステップ2:あご・口を水につける(ブクブクの準備)

目標:顔の下半分を水面に沈める感覚をつかむ

顔全体を水に入れる前の準備段階です。水面ギリギリに顔を近づけることの恐怖心をなくします。

  1. 湯船に浸かった状態で、お子さんに少し前かがみになってもらいます。
  2. 「あごまでお水につかれるかな?」と言って、あご先だけをお湯につけます。
  3. クリアできたら、次は口の半分(下唇くらい)までお湯につけてみます。
  4. 水面に向かって「あー」と声を出しながら水面を揺らして遊んでみましょう。
保護者の声かけ例

「お水とお口でチューできるかな?お水に向かって『あー』ってお話ししてみよう!」

指導のポイント

息を止める必要はありません。口にお湯が入らないように、唇をしっかり閉じる練習(または声を出し続ける練習)を兼ねています。

ステップ3:口から息を吐く(カニさんブクブク)

目標:水の中で息を吐く(呼吸の基本)を身につける

水泳において最も重要な「水の中で息を吐く」動作の練習です。これができると、鼻に水が入るのを防ぐことができます。

  1. 水面のすぐ上で、口をとがらせて「フーッ」と息を吹きかけ、水面を凹ませて遊びます。
  2. そのまま口だけをお湯につけ、「ブクブクブク〜」と泡を出します。
  3. 保護者の方が見本を見せて、「カニさんみたいに泡を出せるかな?」と誘います。
  4. ブクブクを3秒間続けられるか挑戦してみましょう。
保護者の声かけ例

「どっちが長くカニさんブクブクできるか競争だ!せーの、ブクブクブク〜!」

指導のポイント

息を吸うのではなく「吐く」ことに集中させます。もしお湯を飲んでしまっても慌てず、「上手にお水飲めちゃったね、次はフーって外に出すよ」と笑顔でフォローしてください。

ステップ4:鼻から息を吐く(ゾウさんブクブク)

目標:鼻に水がツンと入るのを防ぐ技術をマスターする

多くのお子さんが水を怖がる最大の理由は「鼻に水が入って痛い」からです。これを防ぐための鼻呼吸のコントロールを練習します。

  1. まずは水に入らず、陸(お風呂の洗い場など)で、鼻から「フンッ!」と息を強く出す練習をします。
  2. 湯船に入り、鼻の下までお湯につかります。
  3. 口をしっかり閉じたまま、鼻からお湯の中へ息を出してブクブクと泡を立てます。
  4. 「鼻歌」を歌いながら水に鼻をつけると、自然と鼻から息が出ます。
保護者の声かけ例

「お口をチャックして、お鼻からゾウさんの息を出してみよう!水の中でお歌を歌うと上手くいくよ♪」

指導のポイント

水の中に鼻を入れるのは、口を入れるよりもハードルが高いです。鼻から息を出し続けていれば、絶対に水は鼻の中に入ってこないという仕組みを体感させましょう。

ステップ5:ゴーグルをつけて水の中を見る(宝探し)

目標:目を開けて、水中の世界に対する恐怖心をなくす

顔全体をつける前に、まずは「目」の恐怖心をなくします。お風呂でも水泳用のゴーグルを大いに活用してください。

  1. お子さんにゴーグルを装着させます。(サイズ調整をしっかり行い、水が入らないようにします)
  2. 保護者の方が、お風呂の底に沈むおもちゃ(コインやスーパーボールなど)を沈めます。
  3. お子さんはゴーグルをつけたまま顔をお湯につけ、目を開けておもちゃを探します。
  4. おもちゃの色や数を当てっこして遊びます。
保護者の声かけ例

「ゴーグルをつければお目々が痛くないよ!水の中にある赤いボールを見つけられるかな?」

指導のポイント

視界がクリアになることで、水への恐怖心は一気に和らぎます。「水の中は怖い場所ではなく、楽しい世界だ」という認識を持たせることが非常に重要です。

ステップ6:耳まで水につける(ラッコさん浮き)

目標:頭の後ろや耳に水が入る感覚に慣れ、浮力に身を任せる

顔の前側だけでなく、頭の後ろや耳を水につけるステップです。これができると、学校での「だるま浮き」や「けのび」にスムーズに移行できます。

  1. 保護者の方が湯船の底に座り、膝を曲げます。
  2. お子さんは保護者の方に背中を向けて寄りかかり、保護者の太ももの上に後頭部を乗せます。
  3. 保護者の方が下から優しく支えながら、お子さんの体をゆっくり倒していき、耳が水に浸かるまで下げます。
  4. お子さんは全身の力を抜き、「ラッコさん」のようにプカプカ浮く感覚を楽しみます。
保護者の声かけ例

「パパ(ママ)がしっかり支えているから絶対に沈まないよ。力を抜いて、ラッコさんみたいにプカプカしようね。」

指導のポイント

耳に水が入るのを嫌がるお子さんは多いですが、「お風呂から上がったらタオルでトントンすればすぐに出るよ」と事前に伝えておくと安心します。保護者の方への絶対的な信頼関係が必要です。

ステップ7:顔全体を水につける(3秒チャレンジ)

目標:息を止めて、顔の全パーツを水中に沈める

いよいよ最終ステップです。これまでのステップがすべてクリアできていれば、スムーズに挑戦できるはずです。

  1. 大きく息を吸って、口をしっかり閉じます。
  2. 保護者の方と一緒に手をつなぎ、「せーの!」の合図で一緒にお湯の中に顔を入れます。
  3. 最初は「1秒(パッ)」で顔を上げます。
  4. クリアできたら「1、2の、3!」と、水の中で3秒間顔をつけられるか挑戦します。
保護者の声かけ例

「一緒に潜るよ!お目々はギュッとつぶってもいいし、ゴーグルをつけてもいいよ。せーの、1、2、3、パッ!」

指導のポイント

顔を上げた瞬間に「パッ!」と息を大きく吐き出すように教えましょう。顔についた水を吹き飛ばす効果があり、息継ぎの基本動作にもなります。できた時は大げさなほど褒めてあげてください。

保護者の方が絶対にやってはいけないNG行動

水慣れを進める上で、お子さんの恐怖心をかえって増幅させてしまうNG行動があります。以下の点には十分に注意してください。

  • 無理やり頭からシャワーをかける: 「慣れさせなきゃ」と泣いているのに無理やり水をかけるのは逆効果です。水に対するトラウマを植え付けるだけになってしまいます。
  • 他の子と比べる: 「〇〇ちゃんはもう潜れるのに」「1年生なんだから恥ずかしいよ」といった言葉は、お子さんの自尊心を傷つけ、プールに対するモチベーションを奪います。
  • だまして水につける: 「顔にはかけないよ」と言っておきながら不意打ちで水をかけるなど、約束を破る行為は絶対にやめましょう。保護者への信頼がなくなり、お風呂に入ること自体を嫌がるようになってしまいます。

水慣れに関するQ&A(トラブルシューティング)

ご家庭で実践する中でよくあるお悩みとその解決策をまとめました。

シャンプーの時、顔に水が流れてくるだけで大泣きしてしまいます。
シャンプーハットを使ったり、美容院のように仰向けになってもらい保護者の方が下から支えて流したりして、まずは「不快な思い」をさせないようにしてください。顔に水がかかる練習は、湯船での「水遊び(ステップ1)」の中だけで楽しい雰囲気で行い、日常の作業(髪を洗う)と切り離すのが効果的です。
昨日はステップ3までできたのに、今日はステップ1から嫌がります。
子どもの成長は三歩進んで二歩下がるのが当たり前です。その日の体調や気分によって水への恐怖心は変動します。「今日は気分じゃないんだな」と割り切り、無理に昨日の続きをやらせず、お子さんが「できる」と言ったレベルまで戻って楽しく終わらせてください。
お風呂では潜れるのに、学校のプールになると怖がってしまいます。
プールの広さ、水の冷たさ、周りの友達の歓声など、環境の違いに圧倒されている状態です。お風呂で「顔をつける技術」は身についているので、学校の先生に「お風呂では顔がつけられるので、浅い場所で少しずつ慣れさせてほしい」と連絡帳などで相談してみてください。環境に慣れれば、必ずお風呂での成果が発揮されます。
 
 

まとめ:焦らず、お子さんの小さな成長を全力で褒めよう

小学校低学年の水慣れは、技術を教えることよりも「安心感を与え、水への恐怖心を取り除くこと」が一番の目的です。

昨日まであごしかつけられなかった子が、今日は鼻までつけられた。そんな小さなステップアップを見逃さず、「すごい!できたね!」と一緒に喜んであげてください。保護者の方の笑顔と褒め言葉が、お子さんにとって何よりの勇気に変わります。

毎日のお風呂タイムを親子の楽しいコミュニケーションの場にしながら、無理なく少しずつ水慣れを進めていきましょう。今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。お子さんが笑顔でプールの授業を楽しめるようになることを、心から応援しています。

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