こんにちは。
晴田そわかです。
今回の記事では【読書感想画はどうやって書けば良い?描写のアイデア4選と基本の手順】について紹介させて頂きます。
★読書感想画とは?
読書感想画は、読んだ本に対する感想や印象を絵画やイラストなどの視覚的な形で表現する手法です。文章だけでは表現しきれない感情やイメージを、絵を通じて表現することで、読書体験をより具体的に伝えることができます。
小学生の読書感想画では、本のキャラクターやシーン、テーマやメッセージなどを描くことが一般的です。読んだ本の印象的な場面や登場人物を絵に描いたり、テーマに合わせたシンボルや象徴的なイラストを使ったりすることで、読んだ本の雰囲気やストーリーの一部を表現します。
また、読書感想画には自由な表現方法があります。水彩画や鉛筆画、デジタルアートなど、自分が得意とする絵画の技法を使って表現することができます。また、文字や言葉を絵に組み合わせることもあります。
小学生の場合は、クレヨンと水彩絵の具を使用して描くのが一般的です。
★読書感想画の描写のアイデア
1️⃣シーンの描写
読んだ本の中で印象的なシーンを選び、それを絵に描きましょう。たとえば、美しい風景や感動的な場面をイメージして描くことができます。
2️⃣登場人物の描写
物語の登場人物を絵に描きながら、そのキャラクターについての感想を表現することもできます。彼らの表情や仕草、特徴的な服装などを描くことで、個々のキャラクターの魅力を伝えることができます。
3️⃣テーマやメッセージの描写
読んだ本のテーマやメッセージをイメージして描くこともできます。たとえば、希望や勇気、友情などのテーマを象徴する絵を描くことで、本の中で伝えられたメッセージを視覚的に表現することができます。
4️⃣感情や印象の描写
本を読んで感じた感情や印象を絵に描くこともできます。たとえば、喜び、悲しみ、驚きなどの感情を表情や色彩、形状などで表現することができます。
絵による読書感想は、言葉だけでは表現しきれない感情やイメージを視覚的に表現することができます。自分の感じたことや思ったことを絵に描くことで、他の人にも感じてもらいやすくなります。自由な発想で絵を描いてみてください
★読書感想画を書く基本の手順
1️⃣本の選択
まず、読書感想画を描くために、読んだ本を選びます。自分が感銘を受けた本や印象的なストーリーを持つ本を選ぶと、描く際により意欲的に取り組むことができます。小学生の場合は、大人が選んであげても良いでしょう。ストーリーが単純明快でわかりやすく、登場人物が魅力的な本がおすすめです。
2️⃣内容の整理
読んだ本の内容や感じたことを整理します。キャラクターや出来事、テーマやメッセージなど、自分が強く感じた要素をメモやブレインストーミングなどで整理しましょう。これにより、描く際のアイデアや表現方法が明確になります。
3️⃣スケッチ(下書き)
次に、感想やイメージを基にしてスケッチ(下書き)を行います。画用紙もしくは、A4サイズの白紙などでも構いません。イメージを具体化するために簡単なラフスケッチ(下書き)を描きます。この段階では細かい部分にはこだわらず、全体の構図や要素の配置を考えましょう。
4️⃣色彩やトーンの決定
スケッチ(下書き)が完成したら、色彩やトーンを決定します。水彩絵具やクレヨン、色鉛筆、マーカーなど、自分が使い慣れている道具を選びましょう。本の雰囲気や感じた印象に合わせて、色彩やトーンを選択します。小学生の場合は、描画をクレヨンで、彩色を水彩絵の具にするのがおすすめです。
5️⃣描画
色彩やトーンの決定ができたら、本格的に描画を行います。描く順番や手法は個人の好みやスタイルにより異なりますが、基本的には背景から描いていき、主要な要素やキャラクターを描くといったように進めることが一般的です。また、細部まで描かずに全体のバランスや雰囲気を重視すると、絵に深みや表現力が生まれます。
6️⃣彩色、仕上げ
描画が完成したら、彩色をします。主要な要素から彩色を始め、最後に背景を塗ります。水彩絵の具を使用する際は、初めから色を濃くしすぎないように注意しましょう。また、低学年の子どもさんは、黒を使わないようにすることがおすすめです。黒を使うと、にじんで絵が汚くなってしまうことが多いです。
また、必要に応じて仕上げを行います。細部の修正やトーンの調整、ハイライトやシャドウの追加など、絵に磨きをかける作業です。
以上が一般的な読書感想画を書く手順です。ただし、個人の創造力や表現方法によって異なる部分もありますので、自分自身のスタイルやアイデアを取り入れながら、楽しく描いてみてください。