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晴れブロ そわかの子育て・教育応援ブログ

子育てに悩むすべての方へ、元小学校教員:晴田そわかからのメッセージ💌

宿題嫌いの子どもも褒めて伸ばそう!家庭学習を続ける3つのコツと伸びる子どもの3つの特徴

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こんにちは(*^-^*)

 

晴田そわかです。

 

今回の記事では、宿題が苦手で思うように捗らない等のお悩みをお持ちの子どもさんやおうちの方へ向けて≪家庭学習を続ける3つのコツと伸びる子どもの3つの特徴≫について紹介させて頂きます。

 

この記事は

★宿題が嫌い、長続きしない

★宿題が苦手で思うように捗らない

★宿題に取り組む意欲が欠けている

★子どもに継続的に宿題に取り組む習慣を付けさせたい

★成績が伸びる子どもの特徴について知りたい

等のお悩みをお持ちの方に特におすすめの記事となっています。

 

 

 

❖家庭学習を続ける3つのコツ

子どもが宿題嫌いで困る!

というおうちの方のお悩みは、よく聞くところです。

 

学年が変わり、4月の最初のうちは「よし、がんばるぞ」という意欲もみえ、いっしょうけんめい宿題に取り組んでいたのに、だんだんと日がたつにつれ、自分から進んで宿題をしなくなった、親に言われるまで宿題をしない、雑に適当に済ませてしまう等、子どもの意欲が感じられなくったという親御さんもけっこういるのではないでしょうか。

 

このような時、つい

「やりなさい、やりなさい!」と連呼してしまいたくなりますが、それではなかなか子どもの学習意欲は上がるものではありません。

 

親から宿題をしろ!しろ!と、言われれば言われるほど、どんどんやる気を失くしてしまう子も少なくありません。

 

家庭学習を続けさせるためのコツは

(1)ほめる (2)はげます (3)評価する

3つのサイクルが基本になります。

この3つを繰り返し行っていくことによって、子どものやる気を引き出し、家庭学習を継続していこうという意欲を高めていくことができます。

 

(1)ほめる、とにかく良いところをたくさん褒めよう

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子どものがんばっているところを、たくさんほめましょう

子どもはほめられることが大好きです。たくさんほめられることで、学習に自信を持って取り組めるようになり、継続の意欲が高まります。

ただ、やみくもにほめるのではなく、子どもががんばっているところを見つけてほめてあげることが大切です。

できない部分や苦手な部分も「がんばろうと取り組んでいる姿勢」をほめてあげると良いと思います。

 

どんな小さなことでも構いません。

たくさん良いところをみつけてあげて、ほめてあげることによって、子どもの自己肯定感はどんどん高まります。それが、継続して学習を続けようとする意欲に繋がっていくのです。

 

「字がていねいだね」

「姿勢がすごく良いね」

「漢字のこの文字がとても上手だね」

「日記のこの文章がすごくうまいね」

「毎日すぐに宿題にとりかかってえらいね」

「苦手な音読も、いつも諦めずに読んでがんばっているね」

「定規を使ってていねいにノートが書けているね」

 

ほめるときは、少しオーバーなくらいがちょうどよいです。

がんばりをおうちの人がきちんと認めてくれていると、実感してもらうことが大切です。

 

(2)はげます、がんばった結果がみえるようにしてあげよう

ほめることと同時に、励まし続けることもとても大切なことです。

「毎日がんばって学習を続けていくことが大切である」ということを子どもに伝え、やる気が感じられないというような時も、継続する大切さをしっかりと伝えていきましょう。

 

その際、がんばった結果が子どもにみえるようにしてあげると効果的です。

たとえば、4月のころの、文字や文章と比較して、

「前よりもこんなに上手になっているよ」と、声をかけ、継続して努力した結果であるということを伝えます。

 

計算であれば、どんどん早く計算できるようになっていることや、難しい問題もできるようになったことなどを、比較して示してあげると、子どもによく伝わります。

 

(3)評価する、日々の評価と毎月の評価も大事なポイント

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評価は子どもの学習継続意欲を高めるために、もっとも大切なポイントです。子どもがしっかりと毎日家庭学習に取り組めているか、おうちの人が確認をして評価してあげることが大切です。

 

宿題に取り組むのは当たり前のことですので、当たり前のことを評価するのではなく、どのくらい一生懸命に頑張っているかを評価してあげると良いと思います。

 

口頭で、

今日は文字も丁寧に書けていて、よく頑張ったね。この調子で明日も頑張ろうね。

あるいは、

今日はすこし文字が雑だね、つぎはもっと丁寧に書こうね。

などの単純な声かけを続けるだけでも違います。

あっさりと正直に、評価をしてあげることが大切です。

がんばっていないのに、がんばったと言ったり、がんばりが足りなかったことを執拗に責めるような評価はよくありません。

 

事実を淡々と正直に伝えることが大切です。

子どもは基本的に、がんばりたい意欲を持っているものです。できなかったときは、残念だった、次はかんばろうね、の一言だけで、次はがんばろうと思って取り組める子が多いです。

執拗に責めすぎると、かえってやる気を失くしてしまいがちです。

 

余裕があれば

毎週、あるいは毎月、一生懸命がんばれた日がどのくらいあったかなどを記録しておいて、子どもに伝えてあげるとさらに効果的です。

今月は10日花丸の日があったね、来月はもっとたくさん花丸の日があるとよいね。

などという声掛けもできます。

花丸が25日以上あった月は、ご褒美をあげるというのも良いと思います。

 

がんばりをしっかりと評価してあげることが、次もがんばろうという気持ちを養っていくのです。

 

❖伸びる子どもの3つの特徴

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伸びる子どもには3つの特徴があると言われています。

(1)チャレンジ精神がある  (2)最後まであきらめない  (3)丁寧に取り組む

 

この3つのうち、どれか1つでも持っていれば、

その子は伸びる可能性があるといわれています。

 

もしか、

どれも持っていないとしても、このうちのどれか1つをほめて伸ばしていけば良いのです。おうちで、宿題に取り組ませる際にも、そのことを意識して、ほめていくと効果的です。

 

❖最後に

家庭学習の習慣は、短期間で簡単につくものではありません。

しかし、低学年のうちにきちっと習慣化させておくことができれば、中学年、高学年になると、親に言われなくても自分から進んで家庭学習に取り組むようになります。継続する力は、大人になってからも役立つものです。

子どもが低学年のうちに、しっかりとおうちで習慣化させておくと良いと思います。

 

子どもといっしょに、おうちの人も声かけをがんばっていきましょう(#^.^#)

 

最後までお読みいただきありがとうございました。