
こんにちは。晴田そわかです。
今回の記事では《英語で楽しむハロウィン!小学生でも読める、やさしい英語絵本のおすすめ10選》について紹介させて頂きます。
- はじめに
- 失敗しない!英語ハロウィン絵本の選び方 3つのポイント
- 【レベル別】小学生におすすめ!英語ハロウィン絵本10選
はじめに
秋風が心地よくなり、街がオレンジと黒に彩られ始めると、子どもたちの心はハロウィンへの期待でいっぱいに膨らみます。「今年はどんな仮装をしよう?」「お菓子をたくさんもらえるかな?」そんなワクワクが最高潮に達するこの季節は、実は子どもの「英語に触れてみたい!」という気持ちを自然に引き出す絶好のチャンスです。
「英語の勉強」と聞くと少し身構えてしまうお子さんでも、大好きなハロウィンの絵本なら、夢中になってページをめくってくれるかもしれません。この記事では、まず小学生が安心して楽しめる「紙の英語絵本」を厳選して10冊ご紹介します。
さらに、ぴったりの一冊を見つけるための選び方のポイントや、絵本の世界を親子でもっと楽しむための活用アイデアもたっぷりお届けします。そして、新しい選択肢として、たくさんの英語絵本に触れられる便利なアプリについても詳しく解説します。
この秋は、英語絵本を片手に、お子さんと一緒にドキドキワクワクのハロウィンシーズンを過ごしてみませんか?
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失敗しない!英語ハロウィン絵本の選び方 3つのポイント

英語絵本と一口に言っても、その種類はさまざま。お子さんに「楽しい!」と感じてもらうためには、最初の「一冊選び」がとても重要です。ここでは、数ある絵本の中から、お子さんにぴったりの一冊を見つけるための3つのポイントをご紹介します。
ポイント1:お子さんの「英語レベル」と「年齢」に合わせよう
何よりも大切なのは、お子さんが「これなら読めそう」「内容がわかりそう」と感じられるレベルの本を選ぶことです。難しすぎると、英語への苦手意識が芽生えてしまう可能性があります。
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【英語初心者・小学校低学年向け】
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キーワードは「見てわかる」「耳で楽しめる」
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1ページあたりの単語数が少なく、カラフルな絵を見るだけでストーリーの大部分が理解できるものが最適です。
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"Five little pumpkins sitting on a gate." のように、同じフレーズやリズムが繰り返される絵本は、自然に英語の音を覚えるのに役立ちます。歌がベースになっている絵本も、メロディーに乗せて楽しく口ずさめるのでおすすめです。
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【英語に慣れてきた子・小学校中学年~高学年向け】
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キーワードは「ストーリーに浸る」「感情を読み取る」
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簡単な会話文や、少し長めの文章で構成されたストーリー性のある絵本に挑戦してみましょう。
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登場人物の気持ちの動きが描かれているものや、少しドキドキするような冒険物語は、子どもたちの知的好奇心を刺激し、「次が読みたい!」という意欲を引き出してくれます。
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ポイント2:お子さんの「好き」を大切に!絵のテイストで選ぼう
大人が「これが良さそう」と思う本と、子どもが「読みたい!」と感じる本は、必ずしも同じではありません。最終的にページをめくるのはお子さん自身。本人の「好き」という気持ちを最大限に尊重しましょう。
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ちょっぴり怖いものが好き?:おばけやモンスターが出てくるけれど、どこかコミカルで怖すぎないお話。
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絵をじっくり見るのが好き?:細部まで描き込まれた美しいイラストや、ユニークでアーティスティックな絵。
ぜひ、お子さんと一緒にオンライン書店のページを見たり、実際に書店に足を運んだりして、「どの絵が好き?」と尋ねてみてください。自分で選んだ一冊には特別な愛着が湧き、英語学習へのモチベーションもぐっと高まるはずです。
ポイント3:「プラスアルファ」の楽しみがあるかチェック
絵本は「読む」だけが楽しみのすべてではありません。特に英語絵本の場合、さまざまな「お楽しみ要素」が学習効果を高めてくれます。
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音源(CDやダウンロード)付き:ネイティブスピーカーの正しい発音や、感情のこもった読み聞かせを手軽に体験できます。
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仕掛け絵本:ページをめくるとキャラクターが飛び出したり、隠れた部分をめくったりする仕掛けは、子どもの好奇心を強く刺激します。
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歌や手遊びがベース:マザーグース(わらべうた)などが元になっている絵本は、歌ったり踊ったりしながら体全体で英語のリズムを覚えられます。
【レベル別】小学生におすすめ!英語ハロウィン絵本10選

それでは、いよいよ具体的なおすすめ絵本をご紹介します。「英語初心者・低学年向け」と「英語に慣れてきた子・中学年向け」に分けて、定番から人気作まで10冊を厳選しました。
【英語初心者・低学年向け】まずはここから!親子で楽しめる定番5選
英語が初めてでも大丈夫。絵と音で直感的に楽しめる、シンプルで分かりやすい絵本を集めました。
1. "Go Away, Big Green Monster!" (Ed Emberley)
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あらすじ:ページをめくるごとに、黄色い目、青緑色の鼻、赤い口…と、大きな緑のモンスターのパーツが一つずつ現れます。そして後半は、「Go away!(あっちへ行け!)」という言葉と共に、パーツが一つずつ消えていくという、ユニークな仕掛け絵本です。
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おすすめポイント:顔のパーツ () や色 () の英単語を自然に覚えられるのが最大の魅力。ダイカット(型抜き)されたページをめくる楽しさと、「自分でモンスターを追い払う」という能動的な体験が、子どもの心を掴みます。「怖い」という感情をコントロールする喜びも味わえるため、おばけが苦手なお子さんの「怖いもの克服」の第一歩としても最適です。
2. "Five Little Pumpkins" (Dan Yaccarinoなど)
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あらすじ:「5つのかぼちゃが塀の上に座っていたよ」という有名なマザーグースを絵本にしたものです。いろいろな作家が絵を手がけていますが、シンプルで分かりやすいイラストのものがおすすめです。魔女が空を飛ぶのを見て、かぼちゃたちが転がって逃げていく様子がリズミカルに描かれます。
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おすすめポイント:詩がベースなので、文章が非常にリズミカルで歌うように読み聞かせができます。数字の から や、"The first one said..." といった序数表現に自然に触れることができます。YouTubeで "Five Little Pumpkins song" と検索すれば、たくさんの歌動画が見つかります。絵本を読んだ後に一緒に歌って踊れば、楽しさは何倍にも広がるでしょう。
3. "Spot's Halloween" (Eric Hill)
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あらすじ:世界中で愛されている、犬の男の子スポットのハロウィンのお話。お母さんと一緒に仮装の準備をしたり、友達と "Trick or Treating" に出かけたり。スポットは一体どんな仮装をするのでしょうか?
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おすすめポイント:このシリーズの魅力は、なんといっても「フラップ(めくり仕掛け)」。ドアの向こうには誰がいるかな?カボチャの中には何があるかな?と、フラップをめくりながら物語を進めることができます。ハロウィンの基本的な文化や単語 () を、遊びながら楽しく学べる入門書として最適な一冊です。
4. "Meg and Mog" (Helen Nicoll & Jan Pieńkowski)
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あらすじ:魔女のメグと、相棒の黒猫モグ、そしてフクロウ。ハロウィンの朝、友達をパーティに招待し、魔法の呪文でお料理を作ろうとしますが…?独特のユーモアと、予想外の展開が楽しい人気シリーズです。
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おすすめポイント:はっきりとしたコントラストの、少し変わったアーティスティックな絵が子どもの想像力をかき立てます。この絵本の特徴は、"BOOM!", "CRASH!", "SPLAT!" といった擬音語 () がふんだんに使われていること。読み聞かせの際に、ぜひ大げさに声に出して読んであげてください。シンプルな手書き風のフォントも、英語を学び始めたばかりの子どもにとって親しみやすく感じられるでしょう。
5. "Pete the Cat: Five Little Pumpkins" (James Dean)
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あらすじ:いつでもクールでマイペースな「ねこのピート」が、おなじみのマザーグース "Five Little Pumpkins" を紹介してくれます。ピートと一緒に、塀の上の5つのかぼちゃたちに何が起こるのかを見届けましょう。
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おすすめポイント:すでに「ねこのピート」シリーズのファンだというお子さんなら、大喜びすること間違いなし。ポップで現代的なイラストと、ピートののんびりしたキャラクターが、古典的なマザーグースに新しい魅力を与えています。歌がメインなので、英語に苦手意識がある子でもすんなりと物語の世界に入り込めます。
【英語に慣れてきた子・中学年向け】ストーリーに夢中になる5選
少し長めのお話も楽しめるようになったら、物語の奥深さや英語のリズムの美しさを味わえる絵本に挑戦してみましょう。
6. "Room on the Broom" (Julia Donaldson)
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あらすじ:ほうきに乗って空を飛んでいた心やさしい魔女が、帽子やリボンを落としてしまいます。それを見つけてくれた犬や鳥、カエルを、魔女は次々とほうきに乗せてあげますが、とうとう重さでほうきは真っ二つに!恐ろしいドラゴンに食べられそうになった魔女を助けたのは、意外な仲間たちでした。
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おすすめポイント:世界的ベストセラー『グラファロ(The Gruffalo)』のコンビによる傑作。美しい韻を踏んだ () 文章が、まるで音楽のように心地よく耳に響きます。英語特有のリズム感を体感するのにこれ以上ない一冊です。「親切」と「友情」という普遍的なテーマが描かれており、読後感が非常に温かいのも魅力。読み応えがあるので、何度も繰り返し楽しめます。
7. "The Little Old Lady Who Was Not Afraid of Anything" (Linda Williams)
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あらすじ:ある晩、森の中を一人で歩いていた、少し年をとったおばあさん。後ろから、2つの靴が "CLOMP, CLOMP"、1本のズボンが "WIGGLE, WIGGLE" と、次々に追いかけてきます。でも、このおばあさんは全く動じません!最後にみんなが集まって、ある素敵な変身を遂げます。
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おすすめポイント:効果音と繰り返しのフレーズがこの絵本の最大の楽しさ。読み聞かせをする際は、ぜひお子さんと一緒に効果音を口にしたり、手足で動きを真似したりしてみてください。物語が進むにつれて、"CLOMP, WIGGLE, SHAKE, CLAP, NOD" と、どんどんフレーズが長くなっていくので、記憶力とリズム感のトレーニングにもなります。最後はかかし () になるという、ハロウィンにぴったりの結末も素敵です。
8. "Corduroy's Best Halloween Ever!" (Don Freeman)
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あらすじ:日本でも『くまのコールテンくん』として知られる、くまのコーデュロイのハロウィンのお話。パーティの準備で大忙しです。どんな仮装にするか悩んだり、カボチャをくり抜いてジャック・オー・ランタンを作ったり、リンゴすくいゲームをしたりと、アメリカのハロウィンパーティの様子が細やかに描かれています。
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おすすめポイント:派手さはありませんが、ほっこりと心温まる優しいストーリーが魅力です。お友達と協力して準備をする楽しさや、パーティのワクワク感が伝わってきます。ハロウィンパーティに関連する様々な英単語 () に、物語を通じて自然に触れることができる、良質な絵本です。
9. "Splat the Cat: What Was That?" (Rob Scotton)
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あらすじ:おっちょこちょいで表情豊かな黒猫スプラットが、ハロウィンの夜に友達のスパイクを怖がらせようと計画します。しかし、自分自身も不気味な物音にドキドキ…。果たしてスプラットの計画は成功するのでしょうか?
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おすすめポイント:スプラットのコミカルな動きと、大げさなほど豊かな表情がとにかく面白い一冊。子どもたちが大笑いすること間違いなしです。"What was that?", "Don't be scared." といった、日常会話で使えるシンプルなフレーズが多く登場します。ストーリーも比較的しっかりしているので、絵本から読み物への移行期にあるお子さんにもぴったりです。
10. "It's Pumpkin Day, Mouse!" (Laura Numeroff)
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あらすじ:大人気シリーズ『もしもねずみにクッキーをあげると (If You Give a Mouse a Cookie)』のねずみくんが登場するボードブックです。ねずみくんが7つのかぼちゃに、それぞれ違う表情の顔を描いていきます。
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おすすめポイント:嬉しい ()、悲しい ()、びっくり ()、おどけた () など、さまざまな感情を表す形容詞を、かぼちゃの表情とセットで視覚的に学べます。文章は非常にシンプルで短いので、英語に初めて触れる小さなお子さんから楽しめます。読んだ後に、自分でも画用紙にかぼちゃを描いて、いろいろな顔を描き込んでみるアクティビティにつなげやすいのも魅力です。
もっと楽しくなる!英語絵本の活用アイデア

お気に入りの一冊が見つかったら、次は親子でその世界を存分に味わい尽くしましょう。紙の絵本ならではの温かみを感じるアクティビティから、便利なデジタルツールの活用まで、幅広い楽しみ方をご紹介します。
読み聞かせのコツ
英語での読み聞かせに、完璧な発音は必要ありません。一番大切なのは、お父さんやお母さんが楽しんで読むこと。その楽しさが、お子さんにも必ず伝わります。
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登場人物になりきる:魔女なら少ししゃがれた声で、おばけなら「ヒュ~」という効果音を入れながら。
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効果音やジェスチャーを大げさに:"The Little Old Lady..." のように効果音が多い絵本なら、一緒に足踏みしたり体を揺らしたり。
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ゆっくり、はっきりと:焦らず、一つ一つの単語を大切に発音してあげましょう。指でイラストを指しながら、「This is a pumpkin.」のように言うと、絵と言葉が結びつきやすくなります。
読んだ後のアクティビティ
絵本を読み終えた後、「おしまい」ではもったいない!簡単なアクティビティで、物語の世界をさらに広げてみましょう。
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絵本で英単語カルタ:絵本に出てきた "witch", "ghost", "cat" などの単語で、簡単な絵カードを作り、カルタ遊びをします。
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お気に入りのシーンをお絵かき・工作:「どのページが一番好きだった?」と聞いて、そのシーンを自由に描いてもらいましょう。
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なりきりハロウィンごっこ:"Room on the Broom" を読んだ後なら、ほうきにまたがって魔女ごっこ。「Trick or Treat!」ごっこも楽しいですね。
【新しい選択肢】アプリで「多読多聴」を実践!『絵本ナビえいご』
紙の絵本には、ページをめくる質感や親子で寄り添う温かさという、かけがえのない魅力があります。一方で、「もっとたくさんの英語絵本に触れさせたい」「ネイティブの正しい発音で聞かせてあげたい」「アウトプットの練習もさせたい」といったニーズに応える、新しい選択肢として**英語脳が育つアプリ【絵本ナビえいご】**をご紹介します。
なぜ効果的?「多読」が育む本当の英語力
たくさんの英語を浴びるようにインプットする学習法、それが「多読」です。大切なのは、辞書を引かずに、わからない部分があっても絵をヒントに「なんとなく」で読み進めること。面白くなければ、気軽に次の本へ移ってOK。この繰り返しが、英語を日本語に訳さず、英語のまま理解できる「英語脳」の基礎を育てていきます。 【絵本ナビえいご】は、まさにこの「多読」を家庭で手軽に実践するために作られたアプリです。
『絵本ナビえいご』の主な特徴
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人気英語絵本1,000冊以上が読み放題 欧米の人気絵本や日本の絵本の英語版、童謡、物語、写真絵本など、子どもが夢中になるラインナップが揃っています。これだけの冊数を物理的に揃えるのは大変ですが、アプリならいつでもどこでも膨大なライブラリーにアクセスできます。
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全冊にネイティブによる読み聞かせ機能 保護者の方の英語力に自信がなくても全く問題ありません。全ての絵本にネイティブスピーカーによる自然で正しい音声が収録されているので、いつでも最高の読み聞かせが可能です。お子さん一人でも、正しい英語の音に触れながら絵本を楽しめます。
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AIが採点!ゲーム感覚の発音練習 アプリ内のキャラクター「ヨモニャ」と一緒に、発音ゲームに挑戦できます。ネイティブ音声の真似をして発声すると、AIが発音の正確さ・イントネーション・流暢さなどを採点。単語ごとに結果が色分けで表示されるので、どこが苦手なのかが一目でわかり、話す力(スピーキング)の向上につながります。
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動画やゲーミフィケーションで楽しく続く! 絵本の読み聞かせ動画や英語の歌など、120本以上のお楽しみ動画も収録。さらに、頑張ったご褒美のコインでガチャを回し、デジタルカードを集めるといったゲーム感覚の仕掛けも満載。子どもが飽きずに楽しく続けられる工夫が凝らされています。
家族みんなで使えるアカウント
メインのターゲットは小学生ですが、未就学児から英語を学びなおしたい大人まで、1つのアカウントを家族で共有できるのも嬉しいポイントです。ハロウィンの絵本をきっかけに、親子で、兄弟で、家族みんなで英語に親しむ新しい習慣を始めてみてはいかがでしょうか。
まとめ

ハロウィンという、子どもにとって一年で最も心躍るイベントの一つ。その特別なワクワク感を、英語の世界への扉を開く鍵にしてみませんか?
今回ご紹介した10冊の絵本は、お子さんの知的好奇心をくすぐり、「英語って楽しいかも!」と感じさせてくれる魅力的なものばかりです。選び方のポイントを参考に、まずはお子さんが「これ、読んでみたい!」と目を輝かせる**「紙の絵本」**から始めてみるのは、素晴らしい第一歩です。
そして、ページをめくる温かさを大切にしながら、**【絵本ナビえいご】**のような便利なアプリも活用することで、英語に触れる機会を飛躍的に増やすことができます。たくさんのネイティブの音声を聞くこと、自分で声に出してみること。そのすべてが、お子さんにとって英語を大好きになる、かけがえのない原体験となるはずです。
この秋が、あなたのご家庭にとって、英語絵本を通じた笑顔あふれる素敵な思い出になりますように。Happy Halloween!
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